スイス旅①いつも心にハイジがいる

2023/09/18 - 2023/09/24

アニメのハイジや、弟の歯医者についていくときの待ち時間のために買ってもらった「アルプスの少女」の本を繰り返し読んでスイスを夢見た少女が数十年後に夢をかなえた旅のお話です。

とはいえハイジゆかりの地以外も見ないともったいないので、電車に乗ったり、山に（乗り物で）登ったり、いろいろぎゅうぎゅう詰めの旅です。

エリア スイス

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 鉄道
• 航空会社: スイスインターナショナルエアラインズ
• 旅行の手配内容: 個別手配

社会情勢を鑑み、直行便で行ける永世中立国のスイスを選びました。
スイスといえばハイジでしょ、というわけで１ヶ月前からサブスクでアニメのハイジを見て準備しました。
ANAとスイスエアーのコードシェア便、機材はスイスエアー 777-300ERで出発！

機内食　ビーフを選びました。
食べきれなかったのでハイジになりきり、心の中のスイスで待っているおばあさんにパンを持っていくことにしました。

２度目の機内食
間にアイスクリームも出ました。
降りる間際にチョコレートももらえました。
全てがおいしくて、スイスエアー最高です。

１４時間の飛行の後、チューリッヒ空港に到着しました。
そこから電車でチューリッヒ中央駅へ向かい、本日のお宿セントラルプラザホテルへ。
ホテルの方のご厚意で花びらが撒き散らされたお部屋に荷物を置き、よろよろと夕食に向かいました。

こちらはもとは武器庫だったというツォイクハウスケラーというレストランです。
大人気のようでとても賑わっています。
日本から電話で予約をしていたのですんなり入ることができました。

本日５食目となることや、日本時間は深夜で眠いこともあり、軽く済ませたかったのでスイス伝統料理アルペンマカロニにしました。
明日はベルニナ特急に乗るために早起きをしなくてはならないのです！

早起きできるかの心配は無用で、時差の関係で早く起きられました。
ルガーノへ向かって出発！

朝食は電車の中で。
心の中のおばあさんのためにスイスエアーからもらってきたパン（写真左）を自分で食べます。
乾燥してちょっと固いです。

もともと食堂車に行きたくて予約を試みたけれどだめだった私たち。
食堂車から「コーヒー、エスプレッソいかがっすか」と御用聞き的な人が来たので、「席は空いていますか」と聞いたら「空いていますよ」とのことだったので、行ってみることにしました。
白ワイン、ピーナッツとともに。

ほかのお客さんは誰もいなくて、写真撮り放題でした。
なぜ予約できなかったのか今となってはわかりませんが、諦めなくてよかったです。

イタリア国境に近い南スイスの町ルガーノに到着しました。
イタリア語圏のおしゃれなリゾート地です。

ここからバスに乗ってイタリアのティラーノへ向かいます。

バスの車窓から見たコモ湖と湖畔の町

３時間ほどバスに揺られ、ティラーノに到着。
こちらがティラーノ駅

電車の時間まで１時間ちょっとあるので昼食です。
Merizziというお店でピザ！

シーザーサラダ

いよいよ世界遺産に登録されているベルニナ特急に乗車します。

出発して間も無く最大の見所であるループ橋にやってきました。
線路がぐるっと１周回っているので前の方の車両が見えます。
この電車を撮るためにループの中にいる人たちと「お互いにいい写真を撮ろう」という気持ちがひとつになる瞬間、尊いです。

通り過ぎて改めて後方を見ると線路も円形になっています。

美しい湖と美しい街並み

パリュ氷河かな。

ビアンコ湖
氷河が削った有機物モレーンが混ざっているので湖水が白いです。

黒い湖
この辺りが一番標高が高いそうで、森林限界とのことで木は生えていません。

モルテラッチ氷河

ランドヴァッサー橋
高さ65メートルの石橋です。
乗っている電車から振り返って撮るのはこれが限界、もっと見たい人はガイドブック、またはNHKBS４Kなどでお楽しみください。

お城
電車を降りる前にハーブティーとチョコレートをもらいました。

４時間ほど電車に揺られ、ベルニナ特急終着駅で本日の宿泊地クールにやってきました。
ホテルロマンティックシュテルン

お部屋は最上階のベッドの配置がユニークな屋根裏部屋のようなお部屋。
エレベーターのドアも手動で開けるタイプで面白かったです。

夕食
前菜　
このランチョンマットは有名な画家さんの作品だそうです。
写真を撮ればよかった…

スイス伝統料理　ゲシュネッツェルテス　仔牛肉のクリーム煮
昨夜行ったチューリッヒのお店のおすすめ料理を違う街の違う店で食す。

朝食
今日はハイジのふるさとマイエンフェルトへ行きます。

クール駅のロッカーにスーツケースを預け、電車で10 分少々、マイエンフェルトに到着しました。

朝早いからでしょうか、あまり人がいませんが、こちらがハイジの聖地マイエンフェルトです。
ハイジショップの看板
日本のハイジです！

ハイジショップ横の水飲み場
「おーいヤギの大将」と言ってみたくなります。

ハイジ第一話でデーテおばさんに連れられてきたハイジが水を飲んでいたところにそっくり。

マイエンフェルトの街並み
アニメでは尖塔があるように描かれていましたが、これも素敵。

「この看板を見ながら進めば迷いません」とガイドブックに書いてあったのに迷いました。

世界ネコ歩き　マイエンフェルト編スタート
いいこだね。
ちょいおこですか。

マイエンフェルトはハイジの聖地でもありますが、ワインの聖地でもあります。
たわわに実った葡萄畑と美しいお山

木をくり抜いて作った水飲み場
ハイジのおうちにもこんなのがありましたね。

牛！
カランコロンとカウベルが鳴っています。

ヤギの水飲み場
こちらはアニメに何度も出てきました。
朝ペーターがヤギを牧場に連れていくときの集合場所で、ペーターが縁の上に乗っていましたっけ。
この辺がデルフリ村という設定でよろしいでしょうか。

迷った上に最後はかなりの坂を登ってハイジの村に到着です。

ヨハンナ・シュピリ博物館
日本のハイジが一番初めに紹介されていました。

ハイジの家
本当はもっと山の上にある設定です。

ここから２時間以上山道を登るとハイジアルプという、より設定に近いおうちに行けるようです。
「水曜どうでしょう」ではハイジアルプまで行っていたと思いますが、私たちは諦めました。

かまど
おじいさんがここでチーズを作るんですね。

ヤギ小屋
この扉をあけると…

ハイジのうちのヤギ、しろとくまがいます。

ハイジたちとおうち（笑）

ハイジの学校

本物のヤギもいます。
この子はアトリに似ています。

ペーターの家のヤギみたいです。

ハイジドルフに別れを告げ、マイエンフェルト駅近くのショップに戻ってきました。お昼休みで買い物はできませんでしたが、原作者ヨハンナ・シュピリさんに会えました。
ロッテンマイヤーさんかと思いました。

世界ネコ歩き　マイエンフェルト編
駅のそばにいた黒いねこちゃん、いいこだね！

さーて、クールへ戻ります。

スーツケースを持って、チューリッヒへ。
そこからインターラーケンを目指します。

大急ぎで買った昼食

チューリッヒから首都ベルンに向けて２階建電車でgo!
ベルンに到着すると、先頭と最後尾が入れ替わってインターラーケンを目指します。

車窓から見たベルン
2日後に寄るはずだったベルン…

インターラーケンで乗り換えてグリンデルワルトに来ました。
今日のお宿はクロイツアンドポストという素敵なホテルです。

素敵なお部屋ですね。

一番の素敵はお部屋の窓を開けてバルコニーに出るとこの景色！
アイガーです！

この景色！(２回目）
奥に見えるのはメンヒ？

今夜はチキンのソテーにしました。
生野菜を添えて
明日はいよいよユングフラウヨッホに行きます。

つづく