2023年夏スイス旅行1　台風が来る前に出発

2023/08/04 - 2023/08/04

台風6号が、沖縄を過ぎてそのまま西へ進むと思ったら戻ってきます…。夏の旅行は出発まで台風情報に気をもみます。

「出発当日はパリ泊にして翌日スイス入りにした方が良かったか」とか「台風の進路次第で関空前泊案も考えるか」とか心配しましたが、結局台風が沖縄近辺で停滞している間に出発当日となりました。

関空のwebサイトやエールフランスのアプリの予定も定刻になっていて、無事出発できそうです。

8/4(金)
自宅～関空
AF291　　KIX10:35ーCDG18:30
ターミナル2Eから2Fへ移動
AF1414　 CDG20:45ーZRH22:05
チューリヒ空港周辺 ホテル泊

エリア チューリッヒ(スイス)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 徒歩
• 航空会社: エールフランス
• 旅行の手配内容: 個別手配

旅行記0(準備)で迷っていた荷物について

・モンベル　アルパイン フォールディングポールS(総重量231g)
結局1本持っていきました。折りたたむと39cm。機内持ち込みサイズのスーツケースにも収まります。空港の保安検査でもひっかかりませんでした。
持って行ってよかったです。傾斜のきつい下り等で助かりました。歩いたコースは前とほぼ同じですが、もう10年も経つので体力低下は否めず。輪っかを手首に通しておくとスマホで写真を撮る時もそれほど邪魔になりませんでした。

・ガイドブック
「地球の歩き方」は地域ごとに切り分けて持っていくか悩んでいましたが方向転換。事前の情報収集がほぼ終わった時点で紙の本は売って、電子書籍版を念のため購入。(結局、現地でほぼ見ることはありませんでしたが）
「るるぶ」も購入し、小冊子のハイキングマップのみ持っていきました。

・スマホ用ネックストラップ
「スマホを落としそうだから買ってみよう」と言われ100均で買ってみました。落としたり置き忘れたりすることがなくて便利でした。

・ハイキングシューズ
「スーツケースの中で場所をとるので履いていく」と言われましたが、機内でスリッパに履きかえるとはいえ絶対面倒だからと説得し、スーツケース内へ。
ミッドカット、軽量でそれほど本格的なものではありません。
一般的なハイキングコースばかりですし、スーツケースにも入れられて、私達にはちょうど良い感じ。

リムジンバス　神戸三宮～関空

1人片道2000円、往復(乗車日から30日間有効)で買うと3300円。三宮の券売機は現金のみ。交通系ICカードでも乗れるけど割引なしなのが残念。
関空第1ターミナルまで約65分。ほぼ満席？

6：50か7：00発のリムジンバスに乗って8時前後に関空到着で飛行機出発の約2時間半前という計画。オンラインチェックインもしているし荷物は持ち込みのみ、そして何より今回はビジネスクラスでファストレーンが使えるのであまり慣れていない関空ですが大丈夫でしょう。

南港を過ぎたあたりからうとうとしていて気づいたらちょうど関空への橋を渡るところでした。リムジンバスは毎回渋滞もなく到着する印象。

KIXエアサイドラウンジ

アプリでオンラインチェックインをしましたがとりあえずカウンターには行きます。紙の搭乗券が記念に欲しいのと、席や荷物のことなど色々日本語で聞いておけるチャンスなので。ついでに荷物も計量してもらいます。今回は二人とも約6.5kgでした。

コロナ前に乗ってた飛行機では乗継がある時は別々の搭乗券が出てたけど、エールフランスでは以前からなのか最近変わったのか分かりませんが、1枚の搭乗券にKIX―CDGとCDG―ZRHが2段に分けて印刷されてました。これいいですね。
ファストレーンとラウンジのチケットも渡されました。

このラウンジは初めて。窓に沿って細長くそんなに広くはないですが、それほど混雑してなくて飛行機も見えるのがうれしいです。でもラウンジはやはり羽田や成田が良いですね！関空ももっとラウンジに力入れてほしいです。

朝は食べずに出てきたのでラウンジで朝食

少し両替したいと言われ、早めにラウンジを出ます。まだ100%元通りでないからか南ウィング寄りの両替所は開いておらず北側へ。
「KIXカード提示で少し割引ありますよ」と言われ提示。両替所ほぼ利用しないので知りませんでした。

今、円安なので、円高の頃に両替したドルやユーロ、JAL Global WALLETにチャージしたままになっているユーロなども利用していくつもりですが、この両替所でドルからスイスフランにかえる場合は、ドル→円→スイスフランとなり手数料がもったいないとのことだったので、ドルはスイスに着いてから両替の予定。

ここで5000円だけ両替。30CHF程度にしかならなくて悲しい…。
私は両替せず、前回のスイス旅行で残っていた5CHFコインだけ財布に入れています。

しかし今回の旅では現金の必要な場面はゼロでした。

AF291便　関空→パリ　機材はA350-900

A350に初めて乗ったのはカタール航空のビジネスクラスQスイートなので良い印象があります。
機外カメラの映像を個人用モニターから見られるので窓側席でなくても外の景色を眺めることができてうれしいです。

座席指定料

コロナの少し前頃からでしょうか、LCCでなくても座席指定料がかかる航空会社が増えてきてツライ…。

ステータス会員は無料の場合等もありますが、今回はJALマイルで取ったAFの特典航空券です。スカイチームはステータス会員どころか今回初めてフライング・ブルーの会員になったばかり。

座席指定できるかログインしてみると、大阪パリ間は1人1区間89ユーロ！ 2人で約28,000円、往復指定すると5万円超…。
既にほぼ埋まっており今更有料で指定したい席は残ってません。どうしても並びで座りたいわけでもなし(笑)、指定せずにチェックイン時になるべく近い席を取ることにしました。
皆さん早々に指定されていてすごい。円安だし私達はあちこちでケチりました。
欧州内の区間は無料でしたので指定しておきました。

オンラインチェックインは30時間前からと出ており、アプリではチェックイン開始まであと何日と何時間みたいなカウントダウンがされていて分かりやすかったです。

アメニティポーチは後でCAさんが配って下さいました。紺とベージュと選べたので一色ずつ。帰りの便では、席にはじめから置いてあり周辺皆ベージュだったような？私達もベージュでした。

中身は何だったっけ？
歯ブラシの柄の部分がプラスチックでなく木製？だったり、筆記具もプラスチックっぽくない素材だったりSDGsへの取組みが感じられる内容でした。
あと、疑問なんですが、外国の航空会社ってこのポーチの中にソックス入ってることが多くないですか？どう使うんですかね？

ウェルカムドリンクはオレンジジュース、シャンパン。水もあったのかな。

いよいよ出発　ゲートは南ウィング31

エールフランスのCAさんに対しては、そっけなくてコワい感じかもなどと偏見を持ってたんですが、みなさん親切で笑顔でした。欧州内路線のCAさんも少人数でもてきぱき動かれてて愛想も良くて、AFの印象アップです。

上：神戸空港、下：伊丹空港

関空から南へ向けて離陸して、和歌山の先端辺りで淡路島側へ旋回して北に進路を取り、神戸空港、伊丹空港を下に見ながら東へ。以前なら欧州便はそのまま日本海へ抜けてロシア上空へ向かうのでしょうが、今はロシア迂回なので、富士山を見て福島辺りで太平洋に抜けアラスカ方面へ向かいます。
富士山が見えた時には機長さんからアナウンスもありヨーロッパからの乗客？の方々も写真を撮っておられました。
このルートは初めてなのでずっと機外カメラやマップを見ていました。

袋入りがおかきで、箱入りはチーズ味のサクサクのお菓子でした。

手前のはミズ アン ブッシュ。
って何？前菜の前菜的な？
生ハムとマンゴーの串

前菜
カモのペーストのクネル、サケのマリネのブリニと黒胡椒クリーム

メインコース
牛ヒレ肉のワインソース焼き
ジャガイモとブロッコリーとしめじのソテー

搭乗の何日か前に「機内食の事前オーダーできますよ」とメールがきたので注文しました。メインが3種類から選べましたが、二人同時に希望を言い合うと食べたいものが同じでした。なので機内食の写真は1種類だけです。
往路のメインの他の選択肢は鶏もも肉、鮭の味噌焼きでした。

食事前にCAさんがタブレット見ながらウロウロされてたのは事前オーダーしてる人とかこれから注文取る人とかの確認でしょうか。

チーズ

デザート
抹茶のエクレア、リンゴとクランベリーのクランブル、パイナップルケーキ
フルーツ

ルートマップ

いつもと違う航路なのでほとんどマップと機外カメラとを見て過ごしました。見たい映画もそれほどなかったので。「アバター ウェイ・オブ・ウォーター」は映画館の上映時間のタイミングが悪くて見逃していたので見ました。

機外カメラ

グリーンランドの上！
これ氷河ですかね？すごいなぁ。

冬に乗ったらオーロラ見れるのかな？
ロシアとウクライナの戦争はすぐ終わるかと思っていたのですが、最近は、十年単位とかで遠回りのままかも…と諦め気味。

アイスランド上空

インドリダソンなどアイスランドの作家のミステリーも翻訳され始めたりして行ってみたい国の1つ。でも雲で下は見えませんでした。残念。

2回目の食事
メインコース　シーフードのクリーム煮、サフラン・ライスとホウレンソウ
野菜のラザニア
デザート　シュークリーム
お口直し　調理したフルーツ

こちらはトレーで配られました。
もう一つの選択肢は野菜のラザニアでしたが、今回も二人とも同じ選択で写真は同じ。

そろそろ到着

現地でデータ通信に使用予定のahamoについて。
私達の日本での携帯電話契約はdocomoで、外出時の動画視聴等はほぼないので、データ量月1GBの「はじめてスマホプラン」を使い続けています。調べるとdocomoからahamoへの契約変更手数料は不要のようなので、最初は8月だけ変更しようと考えました。
でも「はじめてスマホプラン」は名前の通り「はじめて」の人向けの安いプランなので、契約を変更してしまうと元に戻そうとしてももう初めてではなく2回目になるわけで再契約はできないようです。
それで、docomoの契約はそのままで、8月だけahamoを新しく契約することにしました。(dアカウントをまた別に作らないといけないとかが少々面倒でした…)

使い方は簡単で現地に着いたらデータローミングをONにするだけ。
ahamoのサイトに対応エリアが載っており、スイスも入っています。国名が書いてあるだけなので、事業者名はdocomoのサイトでチェックしました。
二人ともスイスではSunrise、Salt、Swisscomのどれかに繋がるようです。
結果、山の上の展望台やハイキングコースでもしっかりデータ通信できました。

雨あがりのシャルル・ド・ゴール空港

ターミナル2EのホールMに到着。滑走路からゲートへ移動してくる時にJAL機が見えました。日本の飛行機が見えると嬉しくなります。(後で連れ合いの撮った写真で見ただけなんですがね)

空港広すぎて地図はあまり把握してないのですが、空港内の案内は大きく分かりやすく表示されているので自分の行きたいゲートを電光掲示板で確認して表示に従って進めば大丈夫。
到着したホールMからシャトルでホールKへ移動してそこから徒歩で2Fへ移動。

エールフランス　ターミナル2Fのラウンジ

広いし窓が大きくて明るく曲線の多い優雅な空間でした。

新パスポートの顔認証ですが、関空では出入国時ともにスムーズに読み取れました。CDGではどうだったか振り返ってみたのですがすっかり忘れています…(心配してたくせに)。パスポートを見るとスタンプが押されているので有人窓口を通ったのでしょう。行列もなく質問もなかったんだと思います。全然記憶にありません(笑)

ターミナル2F

アプリでゲート55から52へ変更の通知がきました。
広そうに見えますが、両サイドにゲートがたくさんあり、どこも多くの搭乗客が待っています。奥の方のゲートまで行くにはこの吹き抜けのおかげで狭い場所もあって意外と不便かも。

チューリヒに向かう機内から見えたCDGターミナル2Aと2B。この後、円形のターミナル1も見えました。

友人から頼まれたミッションはポケモンGO(正確には友人の子供さんから）
到着してプレイしてみるとターミナル2Fの2本の角みたいな特徴のある形の部分が背景地図だったのでスクリーンショットを取っておきました。
この角みたいな部分の片方がゲート20～30番台、もう片方の角が40～50番台という感じになっていました。

ヤフージャパン

コロナ禍中にヨーロッパでヤフーニュースなどが見られなくなるという記事を見ました。データ保護などの規制強化についてコスト面で割に合わないから対応しないというような理由だったと思います。

そして今回のヨーロッパ旅行です。たしかに帰国前CDG空港近くのホテルで見てみるとこんな画面になって見られませんでした。(ただしこの時はホテルのWiFiに接続していたからかも？今回の旅行中はほぼホテル等のWiFiに接続せずモバイルデータ通信をONにしていました。このフランス1泊時もホテルのWiFi利用でなければ見ることはできたのかな？)

ただし、スイスはヨーロッパ内でけっこう独自の立ち位置です。EUやEEAに不参加でヤフージャパンが見られない国に該当しませんので、スイス滞在中は普通に見ることができ、日本の台風情報やスポーツ結果などを見ていました。

出発日の乗継空港のパリではラインの利用程度でヤフーは見ておらず、チューリヒに着いた夜遅くか翌朝に見て「羽生結弦さん結婚」のニュースに驚きました。この時の日本のニュース番組の様子がどんなだったか見てみたいです。

ドロミテ ハイキング旅行の時は、同じくフィギュアスケート選手のデニス・テンくん死亡のニュースが入り、悲しかったのを思い出しました。今回は良いニュースでよかったです。

そういえば、ヨーロッパではサマータイム廃止案とかも出てた気がしますが、あれはどうなったんでしょうか。

AF1414便　パリ→チューリヒ

搭乗してからしばらく待ちました。アジア系の人達が何人か乗ってきました。中国か韓国からのパリ便の到着が遅れて待ったのかな？

座席は3－3配列。ビジネスクラスはエコノミーとシートは同じで3席の真ん中をあけて2－2配列で使用というパターン。

機内食出てきたけど飛行時間が短いので食べる時間全然なし。しかもチキンがかたくてなかなか切れない！どれも少しずつ食べただけ。

チューリヒ空港へは10分ほど遅れて到着。

ザ・サークルへの通路

THE CIRCLEは2020年にオープンしたチューリヒ空港の複合商業施設。空港内からこういう通路で屋内を歩いていけるので便利。前回チューリヒ空港を利用したのはオープン前。翌日サン・モリッツへ移動ですがそちらの天気が悪そうであればこの中をぶらぶらしてから移動してもいいかなと計画していました。

ここからホテルの建物まで少し屋外を通りました。

Hyatt Place Zurich Airport the Circle　ホテルのロビー

空港からもう少し離れていて安いホテルと迷いましたが、空港そばにしておいてよかったです。ビジネスクラスでも一日移動してくると疲れます。

翌朝撮ったホテルのロビー

ラバーダックがかわいい。

お部屋

ブルー系のアクセントカラーがかわいい。
まだ新しいホテルのようできれいでした。

明日の天気予報を見ると終日雨というわけでもなさそうなので朝から移動予定。朝食はつけていません。起きれた時間で行動開始しようと明日の電車の時刻は検索せず就寝。