熊本地震震災遺構を訪ねる＠300km爆走の熊本の旅　その2

2023/09/08 - 2023/09/08

9月8日。1泊2日の熊本旅の2日目。

一人旅の際はおいちゃんのお参りをするので、観光に充てられるのは1日のみ。せっかくに平日なので土日祝で人が多く訪れそうなところを巡ります。

まずは熊本地震震災ミュージアムKIOKUへ。ただ、その後の予定もあるため有料ゾーンの見学はせず、お目立てのロビン像と震災遺構を鑑賞します。

12年ほど天草へ足繁く通っていましたので、地震が起こる時も牛深ハイヤ祭りを鑑賞しようと熊本へ行く予定でした。いわゆる前震だけであれば熊本へ行っていたと思いますが、その後、本震が起こり新幹線が脱線してしまったので当然熊本へは行けませんでした。その後のGWはようやくSL人吉の予約が取れ、いさぶろうしんぺい、はやとの風を乗り継いで肥薩本線で鹿児島へ行く予定でした。これも行けないなと思っていたのですが、各JRの作業員の方々のおかげで新幹線も徐行区間があれど開通したので、熊本へ行くことが出来、肥薩本線の旅も行くことが出来ました。GWでしたが観光列車がガラガラでしたけども。

訪れた場所
熊本地震震災ミュージアムKIOKU
（旧東海大学阿蘇キャンパス、ロビン像）

南阿蘇鉄道立野駅　サニー号

カフェプルニエ

中岳火口

道の駅阿蘇（ウソップ像）

南阿蘇鉄道立野駅 サニー号

と、基本はワンピース目当て

阿蘇くまもと空港

エリア 阿蘇(熊本)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: レンタカー

9月8日です。郵便局に設置してある機械でQR決済へ入金しに行きます。土日祝か夜しか利用したことがないため、奥はいつもシャッターが下りていますので「郵便局ってどこにあんねん？」なんて思っていたのですが、本日は平日なので営業している郵便局を初めてみました。

熊本駅在来線構内。あの看板の下に手作りのSL人吉の看板が置いてあったが、どこへ移動されたのかな？

本日は阿蘇を巡ります。

新阿蘇大橋。

まだ訪れたことがない熊本地震震災遺構である旧東海大学阿蘇キャンパスへ向かいます。

熊本地震で被害の大きかった場所です。

雄大な風景が広がります。

こちらを訪れたのはロビン像目当てでもあります。

ロビン像は旧東海大学阿蘇校舎の前にいます。私の前を走っていた車の方もロビン像目当て。
ボランティアの説明を受けていた団体ツアー客がやってきて、ロビン像にわらわら寄ってきてしまったのでそれらが去るまで待ちます。

後ろの風景とともに素晴らしい像です。

綺麗です。

凛として素敵な女性ですね。

ニコ・ロビンは考古学者です。

ナイスバディ

旧東海大学阿蘇キャンパスを見守っているようです。

ワンピースは、TVアニメで一時観ていた時はありましたが、その時はいなかったような。。。

どこから見ても美しいです。

ロビン像は10体あるワンピースの像の中で唯一見学時間の設定があります。

こちらは旧東海大学阿蘇校舎が当時のまま残されており、熊本地震の大きさがよくわかる場所です。

あちら側はさほど被害がないようです。

旧東海大学阿蘇キャンパス1号館。

こちらの校舎のダメージはとても大きいです。

地表地震断層があります。

すごい地割れ！

地震のすごさがわかります。

地表地震断層はキャンパス全域を貫いて長さは1kmにも及んだとのことです。断層は複数列に分かれ1号館のほぼ中央部を通過したとのことです。

断層の延長線上の校舎。

熊本地震震災ミュージアム（旧東海大学阿蘇キャンパス） 美術館・博物館

このような凄まじい力がキャンパスを貫いたんですね。
本震と言われる地震が起こった時はうちのほうまでゆ～～らゆ～～ら揺れました（東日本大震災時も）。

1号館の両端は耐震補強が施されていたので、大きな被害はなかったとのこと。

ガイドツアーもあるので、それに参加をしてお話を聞くのがいいのですが、今回も時間がないので横から小耳に挟んで断片的に聞いていました。

立野火口瀬では美しい柱状節理が見られるそうですが、どこにあるのでしょう？

1階は職員室

中も当時のままです。

鉄骨は震災後に補強されたそうです。

ロッカーも当時のままです。

本震ではマグニチュード7.3ですが、それは役場に置いてある地震計に出た数値なので、このあたりはもっと大きかったと言われているとガイドさんの話。

夜中だったの人がおらず人的災害はなかったが、昼間だったら、とガイドさんの話。

こちらはエントランスです。

エントランスの被害。

玄関前はいくつもの亀裂や段差が発生。

アスファルトが波を打ったようになり、停めてあったスクールバスはタイヤが埋まって自走出来ない状態になりました。

壁も崩壊。

左側が断層が通過したところです。

断層が通過した箇所です。

凄まじい威力。

教科書よりも実際目にすることで、どれだけ凄まじい地震だったかがわかります。ぜひ訪れてみてください。

九州東海大学

駐車場と旧東海大学阿蘇キャンパスの間には熊本地震震災ミュージアムKIOKUがあります。

こちらは有料ゾーンです。

「あの時1号館の中にいたらあなたはどうしていただろう」

KIOKUから旧東海大学阿蘇キャンパスを望む。

今回は時間がありませんので見学しませんでしたが、またゆっくり訪れたいと思います。

車の窓の虫が。どうでもいいか。

駐車場。
さて、次は立野駅へ向かいます。

写真は4月末に行った時に撮影。この時はまだ工事中でした。
ココへきた目的は。。。

そう。サニー号です！
ひゃー！屋根まで！

めっちゃいいですやん。

南阿蘇鉄道立野～中松が不通でしたが、2023年7月14日に全線開通しました。それに合わせてサニー号の運行も開始。


次の週の旅サラダでは中丸くんが立野駅に来ていましたよね。

立野駅 (熊本県) 駅

サニー号は12:07に発車するので、立野駅近くの立野ダム展望台へ移動します。

一人先客がいました。どうみても撮り鉄くん。
「すいません、どのあたりで撮られます？映り込んだら悪いんで」と彼に声をかけてみると「このあたりで」と端の方を指して言っていたので、互いに邪魔にならずでよかったよかった。

国土交通省、なかなかイキなことするじゃねぇか。

立野橋梁です。後ろはダム建設中です。

発車時刻になりましたが、ココまでちょっと距離があります。

きました。

動画
https://www.youtube.com/watch?v=tUqa3QceWgg

本当ならさきほどの枠込みで映せばいいんですけどね。

サニー号です。

クオリティ高いわぁ～

以前はトロッコのゆうずげに乗車したことがあります。また乗車したいと思っています。

立野ダム展望所 自然・景勝地

本日は平日だし乗客も少ないだろうから本来は乗車したいところなのですが、自分の旅の予定と照らし合わせるとなかなか時間が難しいんですよね。誰かよその駅まで車で迎えにきてくれるなら乗りたいんですが…。
ココから見たかったし。

ちなみに9月の頭は高森駅で見ていました。

高森駅へいってらっしゃい。

今回の相棒のエヌボのカスタム。

次の目的地です。
黒川地区の地表地震断層。

数鹿流崩れの展望台の対岸側です。

山がごっそり崩れた場所です。

そう、ここは以前、阿蘇大橋があった場所です。

阿蘇方面と南阿蘇方面と、この橋で分かれていました。
阿蘇大橋も何度も通過していました。

標識が残されています。そしてこの道の先にあった崩れた橋も現存しています。

こちらは別の日に訪れた数鹿流展望所からみた阿蘇大橋。このように残されています。

私が今いるのは写真の奥です。

山のあの色が変わったところがごっそり地震で崩れました。

向こう側の橋が新阿蘇大橋です。新阿蘇大橋はここから阿蘇大橋から600mほど下流側に架けられました。

本日は平日。カフェへ行っても混んでなさそうなので、南阿蘇にあるカフェへ行きます。
特にココと決めてきたワケではなく、時間的に寄ることが可能なカフェをチョイス。でも、南阿蘇なのでどこへ行っても素敵だと思う。

お目当てのカフェはあれのようです。

雰囲気のいいカフェですね。

カフェプルニエ

いいですね～～

多肉腫

テラス席が1席空いていたので、一人ですがテラス席に案内してくださいました。

ここでも私の前を走っていた車はこちらのカフェへ訪れていました。

南阿蘇の風景はほーーんといいですよね～～。

メニュー

こちらカフェですので、食事メニューは3種類しかないです。

焼きカレーにしました。

カフェ プルニエ グルメ・レストラン

おいしそ～～

案の定めっちゃうまい！

ちょっくらゆっくりしましたが、まだまだ回りたいところがあるので、そろそろ次へ行きます。
ごちそうさまでした。

道路からこちらのカフェへ通じる通路が狭いんですよ。

対向車が来たら通れないので、譲り合い精神が試される道です。

横、川なので落ちないようにね。

あかうし発見

のどか～～

と、次へ行く前に、本来行きたかったカフェがほどなく行ったところにあるので、ちょっと寄り道します。

9月初めに姉と熊本へ訪れた時に行けばよかったのですが、土曜は他で食べる予定だったし日曜は定休日。。。
そして本日金曜日も定休日。。

こちらのカフェ。伊藤沙莉ちゃんの某車のCMのロケ地。あのCMの野菜か何かを買っているバージョンを見た時に「なんだか南阿蘇っぽいな～～」と思っていたんですよね。

では、次の目的地へ向けてGO~