2023/07/21 - 2023/07/22
56位(同エリア441件中)
玄白さん
乗鞍岳の銀嶺荘での宿泊翌日は、午前中は、畳平周辺で昨日に続いて高山植物、雲海、ご来光の写真撮影、昼のシャトルバスで乗鞍高原に下り、信州そばのランチ後、乗鞍高原一ノ瀬園地の一部を散策、この日の夜の星空撮影を予定している「まいめの池」のロケハンして、2泊目の宿「グーテベーレ」に投宿。
2日目の夜は、快晴で、今回の旅行の最大の目的である夏の天の川撮影チャンスが訪れた。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 高速・路線バス 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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乗鞍での2日目の最初のイベントは、朝食前の早朝のご来光の撮影である。午前4時起床、撮影ポイントは大黒岳頂上だ。鶴ケ池の右側を回り込んで大黒岳に向かう途中、池の彼方の朱色に染まった空に北アルプスの山並みのシルエットが浮かび上がっている。
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大黒岳頂上には20分ほどで登れる。すでにご来光目当ての人達が集まっている。
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見事な雲海が眼下に広がっている。南東方向の遠くの雲が朱色に染まっている。
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イチオシ
北東方向には名だたる北アルプスの山々が聳えている。
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日の出とは反対方向の空を見ると、青黒い空の上がほんのりとピンクに色づいている。青黒い帯は、地球影、まさしく日の出直前に見られる地球の影であり、ピンクの帯はビーナスベルトと呼ばれる、朱色の朝日の光が反対方向まで回り込み空の青と混じってピンクになる大気光学現象である。
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イチオシ
南東方向の上空の雲が鮮やかに朝焼けしてきた。
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アップで。
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ご来光!
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イチオシ
昇ったばかりの朝光が雲海を照らす。
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北アルプスの山並みはまだシルエットのままだ。
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日が昇り、朝焼けの朱色は、徐々に褪せていく。
ご来光の撮影を終え、朝食のために宿に戻ろう。 -
途中、朝日を浴びたコマクサをパチリ。
朝食は山小屋風の地味なメニュー。記録撮影するのを忘れた。 -
朝食後、一休みした後は剣が峰方面に行ってみる。剣が峰に登るかどうかは???
鶴ケ池の横のハイマツ帯で、ふたたび、ホシガラスに遭遇。 -
望遠レンズがないので、そっと近づくと、さっと逃げられる。その一瞬をパチリ。
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富士見岳には登らず、麓を回り込んで肩の小屋方面に向かう。
富士見岳の山腹もコマクサの群生地になっている。 -
鶴ケ池には、早くもガスがかかってきた。
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富士見岳頂上を見上げる。
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オンタデ、ハイマツそして奥には鶴ケ池
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不動岳、里見岳と連なる山並み。右端にお花畑の遊歩道が見える。
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岩陰に咲くミヤマダイコンソウ
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不肖ケ池。真夏だが大きな雪渓が残っている
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ミヤマヤマガラシ??
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富士見岳頂上に向かうハイカーとコマクサの群生
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イチオシ
見事なコマクサの群生。大黒岳よりこちらの方が見ごたえがあるかな。
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イチオシ
大雪渓が見えてきた。
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乗鞍エコーラインを眼下に見下ろす
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シャトルバスや観光バスが連なって上ってくる。乗鞍岳は夏の観光地として人気があるのだな。
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剣が峰遠望
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コロナ観測所を裏側から眺める。近くで見るとドームに錆が発生していたりして、設備の老朽化が進んでいるのが分かる。
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肩の小屋まで来た。
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剣が峰登山道は、大勢の登山客で賑わっている。連れ合いは、「剣が峰には登らないから、行くなら一人で行ったら。私はここで休んでいる」という。
途中で写真撮影に時間を使い過ぎて、剣が峰往復するとなると帰りのバスの時間に間に合うか厳しそうだし、写欲が湧くような風景があるかどうか? 途中まで登ってみて、状況によっては、引き返すつもりで登り始めた。
やはり、何が何でも頂上を目指そうという気持ちがないので、半分ほど登ったところで、気力が萎えて途中下山した。 -
予定通り11時のシャトルバスで乗鞍高原に下って、まずは昼食。
このところ、連れ合いが蕎麦に嵌っていて、どこかに出かけると必ずランチは、地元の評判の蕎麦屋というのが定番になっている。 -
更科系の10割蕎麦をオーダー。10割でもボソボソした感じではなく、良い味でした。しいていえば、上品ではあるが、藪系より香りは弱いかなという印象。
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夜、晴れれば乗鞍高原一ノ瀬園地の偲ぶの池、まいめの池付近で天の川撮影を予定しているので、まずは、そのロケハンだ。写真は偲ぶの池
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昨年秋に牛留の池の乗鞍岳の写り込みを撮ろうとしたが、乗鞍岳が雲の中に隠れてしまったので、再挑戦。ところが、池の手前に水草が繁茂していて映り込みは見えず。
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深緑の森の中は気持ちが良い。
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昨年の秋にも見たネジネジの木。面白い形に成長したものだ。
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少し早いが2時半に今宵の宿「グーテベーレ」にチェックイン。
昨年秋にも泊ったお気に入りの宿である。 -
温泉大好き人間の我が家のこと、なんといってもこの硫黄臭が心地良い白濁の湯が最高なのである。
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夕食は、前回とほぼ同じメニュー。夜、星空撮影に車で一ノ瀬園地まで行くので、ビールはノンアルコールである。連れ合いは、星撮りに同行しないので、グラスワインを楽しんでいる。
右下は、このホテルの名物料理「岩魚のパイ包み焼き」 -
昨夜は星撮りが出来なかったが、今夜はたっぷり撮影を楽しめそうだ。
この写真は、偲ぶの池の畔での撮影。辺りは真っ暗闇で、誰もいないのでいささか心細いが、熊鈴を鳴らしながらの撮影である。 -
まいめの池に移動。ここは、松本や高山の星景写真家たちの星空撮影のメッカになっている。
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イチオシ
手前の草がないところに移動してもう一枚。
なんと明るい星だけでなく、淡い天の川まで池の水面に映り込んでいる。
一時間ほどで撮影を切り上げホテルに戻る。 -
翌朝は、ゆっくり起きて遅めの朝食。和食と洋食がチョイスできるが、二人とも洋食をオーダー。
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この日は家に帰るだけなのだが、時間はたっぷりあるので、安曇野市の大王わさび農場に立ち寄ってみた。ただ、夏場はわさびが直射日光にあたるのを防ぐため、黒いシートがわさび田にかかっていて、わさびは見えない。
NHKの番組「ブラタモリ」のロケもあったようだ。 -
黒澤明監督の映画「夢」のロケに使われた水車小屋がそのまま残されている。
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反対側から見た水車小屋。
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園内のところどころに道祖伸や
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石仏が置かれている
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北アルプスからの伏流水が集まって流れる蓼川は、驚くほど清らかである。
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もともとは雑草が生い茂る湿地帯だったこの場所を、創設者の深澤勇市氏が1915年から20年かけて開拓し、大規模ワサビ農場を開いたという歴史がある。
今では年間120万人が訪れるという安曇野市随一の観光農場になっている。 -
園内の一角には、蓼川の水とは別に清水が湧き出る池があり、ヤマメが優雅に泳いでいる。
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忘れな草の蜜を吸うモンシロチョウ
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シートの下のワサビが見える場所があった。まだ植えたばかりのようだ。ワサビは通年栽培、通年収穫できるという。
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カーブした蓼川に延々と続くワサビ田。黒いシートがなければ絵になるんだが・・・
1時間ほど、園内を散策。
観光農場なのでレストランや土産店も充実している。連れ合いは、友人に配る土産やら、自宅の食卓に出すワサビ漬けなどを買って、帰路についた。
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