2020/02/02 - 2020/02/03
122位(同エリア1492件中)
玄白さん
写真好き仲間8人で信州の冬景色撮影のため、八千穂高原、横谷峡、霧ヶ峰を巡る一泊二日の撮影旅を楽しんできた。
初日は、八ヶ岳東側に位置する八千穂高原の白樺林、フロストフラワーや横谷峡の氷柱撮影のあと、ビーナスラインをドライブして霧ヶ峰の撮影ポイントのロケハン後、宿にチェックインし夕食前に霧ケ峰の夕景、翌日は朝食前に霧ヶ峰の朝景撮影。二日目の早朝撮影では、雲海の上に輝く虹色の幻日に遭遇。
霧ヶ峰は一昨年の冬にも訪れているが、同じ場所でも、来るたびに違う光景に出会える。まさに一期一会である。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
横谷峡の氷柱撮影を終えて、霧ヶ峰へ。ビーナスラインを行ったり来たりして今回の撮影ポイントのロケハン。
富士山をバックに手前にカラマツの林。カラマツに霧氷がついていれば、絵になる有名な撮影ポイントだが、昼過ぎには霧氷がついているわけもない。雪の少なさが目立っている。霧ヶ峰富士見台にて。 -
富士山の左側には八ヶ岳の岩峰群。
-
富士山の右側には南アルプスの山々。手前には茅野市の市街地が広がっている。
-
陽が傾いてカラマツ林の上の部分だけに陽の光が当たって、冬枯れの枝が輝いている。霧氷のように見えなくもないが・・・
明朝の霧氷に期待が膨らむ。 -
午後4時前に今宵の宿「ヒュッテ霧ヶ峰」にチェックイン。ここは源泉かけ流しの温泉がある。
夕方の撮影に出掛ける前に、ビール片手に歓談のひと時。もちろん、運転手のKさんには我慢してもらう。 -
夕食の時間を通常より遅らせてもらい、5時前にふたたびビーナスライン沿いの撮影ポイントに出掛ける。
陽が傾き、八ヶ岳がほんのりオレンジ色に染まって来た。 -
手前の阿弥陀岳の影が横岳に架かっている。
-
西南西の方向を向けば、間もなく日の入りの太陽で、あたりはオレンジ色の光に包まれている。
-
上空高く広がっている巻雲もほんのり朱に染まって来た。
-
山陰に沈まんとする夕日
-
反対側の蓼科山も朱に染まった。
夕方の撮影終了。宿に戻り、夕食、温泉、そして早めの就寝。
一旦12時半に起きて星空撮影のため、外に出たが、雲が広がり撮影できず。ふたたび、暖かい布団に潜り込む。 -
早朝5時起床、朝食は8時に遅らせてもらって、撮影にいざ出発。
よい感じで、雲海が広がっている。 -
朝焼けの空に蓼科山
-
足元の草の実には霧氷がびっしりついている。
-
カラマツ林に架かる雲海。これが晴れれば霧氷をまとったカラマツ林が出現するはず。
-
イチオシ
八ヶ岳上空の吊るし雲がマゼンタ色に染まる。
-
雲海に動きが出てきた。
-
間もなく日の出。写真左端付近に太陽が顔を出すはず。
-
近くの松にも霧氷がびっしりついている。
-
アップで一枚。
-
日の出。思いがけず、太陽の右側に虹色になった幻日が現れた。
-
幻日は上空の雲の様子で、濃くなったり、淡くなったりしているが、長時間見えていた。
-
八ヶ岳上空の幻日と富士山。
-
イチオシ
雲海の動きも活発になってきた。
-
富士山をアップで。
-
朝日に照らされた雲海
-
イチオシ
場所を移動し、雲海が過ぎ去ったあたりにて。
期待通り霧氷がついたカラマツ林が出現。 -
霧氷のカラマツ林遠望。
-
背後には消えかかった雲海の霧がもやっている。
-
アップで一枚。
-
さらに近づいて。
-
360度、どちらにカメラを向けても絵になる。
-
萱の穂の霧氷とカラマツの霧氷
-
もう一枚。
-
萱についた霧氷をアップで。
-
イチオシ
まだ幻日が見えている。今度は右側の幻日は淡くなったが、左側が濃くなっている。太陽を貫くような垂直の光、太陽柱(サンピラー)も現れている
-
相変わらず、幻日は濃くなったり淡くなったりと変化しているが、消えることはない。
幻日は、雲の中の氷の結晶が六角形の板状になり、地面とほぼ平行に浮遊しているとき、氷晶がプリズムの働きをするために現れる大気光学現象の一種である。その発生メカニズムにより、幻日は必ず太陽の高度が低いとき、太陽と同じ高さで左右22度の方角に現れると決まっている。 -
縦構図で、萱の霧氷と幻日。
思いがけず、雲海に幻日という現象に遭遇し、たっぷりと撮影を堪能して宿に引き上げ、朝食。(写真を撮るほどの朝食ではなかったので、今回は料理の写真は無し) -
朝食後は朝風呂派と再撮影派に分かれ別行動。玄白ら3人は八島湿原方面に撮影に出掛けた。
-
イチオシ
湿原内部はあまり絵になるような景色はなかったが、駐車場付近の山腹には、まだ鮮やかな霧氷が溶けずに残っていた。
-
もう一枚
-
雪原には枯れた花が顔を出していた。シシウドかな?
-
9時半ごろ、のんびりチェックアウトし、帰路に就く。途中、ところどころで、メンバーの誰かが撮りたいと言えばその都度車を停めてミニ撮影タイムだ。
白樺湖に近づいたあたりの展望台で、富士山とお別れ。 -
蓼科山上空に現れた吊るし雲。
今回の信州冬景色撮影旅の収穫は二つ、八千穂高原駒出池の霜の花(フロストフラワー)と霧ヶ峰の雲海と幻日である。ともにいつでも見られる現象ではないところに価値がある。十分満足できた撮影旅であった。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
信州撮影旅
-
前の旅行記
信州の冬景色撮影旅(1) 八千穂高原の氷上のお花畑&横谷峡の氷柱
2020/02/02~
南牧・小海
-
次の旅行記
写真好き仲間9人での撮影旅 ~栂池自然園の紅葉~
2020/10/03~
栂池・白馬乗鞍
-
信州の冬景色撮影旅(1) 八千穂高原の氷上のお花畑&横谷峡の氷柱
2020/02/02~
南牧・小海
-
信州の冬景色撮影旅(2) 霧ヶ峰で雲海上に輝く幻日に遭遇
2020/02/02~
白樺湖・蓼科・車山
-
写真好き仲間9人での撮影旅 ~栂池自然園の紅葉~
2020/10/03~
栂池・白馬乗鞍
-
写真好き仲間9人での撮影旅 ~アルプス平の紅葉~
2020/10/04~
五竜
-
八ヶ岳の山麓をぐるり一周するドライブ旅行
2022/07/29~
清里・八ヶ岳
-
夏の乗鞍岳で高山植物、雲海の撮影三昧 その1
2023/07/20~
乗鞍
-
夏の乗鞍岳で高山植物、雲海の撮影三昧 その2 そして乗鞍高原に遊ぶ
2023/07/21~
乗鞍
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
白樺湖・蓼科・車山(長野) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 信州撮影旅
0
44