「あしかがフラワパーク」の夏の花手水_2023(2)_少しずつ変化しています（足利市）

2023/08/22 - 2023/08/22

足利市の「あしかがフラワパーク」で、夏の花手水を見てきました。今年(2023)は、7月15日に展示が始まり、8月27日(日)に終了の予定です。

テーマは「植物博物館」で、５種類が展示されています。ホームページには「毎週金曜日に入れ替え」と書かれていますが、他の曜日にも随時メンテナンスされているので、いつも綺麗に保たれています。更に、メンテナンスによって、花手水は少しずつ変わるので、再訪を重ねても楽しめます。

エリア 足利(栃木)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 自家用車

足利市の「あしかがフラワパーク」、写真は、正面ゲートがある「ショッピングハウス」です。中には、花卉や土産物の売店（常設）と、ちびっこ縁日（夏季限定）があります。

入園して左（南）へ歩き、「フラワーステージ」を右に見て、突き当りまで進みます。南の山の麓に小さな水路があり、そこに床とテント屋根が並んでいます。

テント屋根の下に「夏の花手水」が展示されています。

花を浮かべた水鉢の周りには、それぞれの花手水のテーマに沿って、花が展示されています。

この花手水のテーマは「花の零れる夏に」、ということで、以下のような解説がありました。

「燦燦と降りそそぐ太陽の下　花を紡ぐ、光を紡ぐ、　　私たちが花を愛でる理由」

こちらは「夏めく瑞風」だそうです。

「一日を通し　くるくる表情を変える空から生まれた夏の頃　　吉兆をよぶ　めでたい風」と書かれています。

赤を基調とした花たちを浮かべた水鉢が、とても綺麗でした。

背景も凝った造りで、後方から陽が当たると、とても綺麗に輝きます。できれば、その向こうの木々の緑が、木陰になって暗くなっていると、もっともっと映えるような気がします。

こちらは「想花薫る夏ぐれ」です。

解説は「光の粒のように　優しい響きを纏う　　夏の匂いを連れてくる花雨」と書かれています。

水鉢の周りに置かれた花が、とても活きています。

以前は水鉢が置かれてるだけだったと思いますが、今はとても華やかになりました。

背景はハーバリウム、植物学では”植物標本集”のことをハーバリウムというそうです。

こちらのテーマは「夏の調合師」、解説は「夏のきらめき成分だけを　すくいとるように　世界中で採取した　　祈りにも似た花の標本」と書かれていました。

背景には、ビーカーやフラスコの中に入れたお花が、飾られています。

白と緑と黄緑で飾られた水鉢は、漬物の詰め合わせに見えませんか。

これは「天色の夏繋」、←読み方が分りません。

解説は「色濃く煮詰めて抽出した夏の色を、光と混ぜれば　　夏の手触りがしてきた」とのことでした。

背景はハーバリウムです。

横から見ると、隣の展示場が見えます。

雲が多めですが、夏らしい晴天です。

この後、隣の「フラワーステージ」で、熱帯性スイレンを眺めます。

（　つづく　）