2023/08/11 - 2023/08/13
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myopiaさん
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8月の三連休を利用して奈良の古跡巡りに行ってきました。
台風は気になりますが、天気予報ではなんとかもちそうなので折り畳み自転車をもって出かけてみました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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壺阪山駅
旅行2日目。
今日は飛鳥の古跡を巡る予定。壺阪山駅 駅
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まずはキトラ古墳へ向かいます。
今日もいい天気ですが、気温も上がりそう。
無理をせず休み休み巡ることにします。 -
キトラ古墳
高台にあって景色もいい。キトラ古墳 名所・史跡
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キトラ古墳壁画体験館 四神の館
訪問時たまたま壁画公開期間だったのですが、受付で聞いてみると1時間半待ちだとのこと。後の予定もあったので泣く泣くあきらめ一般公開されている石室復元模型を見学しました。キトラ古墳壁画体験館 四神の館 美術館・博物館
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レプリカとはいえ、壁画が描かれている石室の漆喰の汚れ具合までかなり精密に再現されていて面白い。
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玄武と白虎はまだ判別できますが
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青龍は壁のしみに何か色がついてるようにしか見えません。
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興味深く拝見しました。
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高松塚古墳
高松塚古墳 名所・史跡
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高松塚壁画館
高松塚古墳の壁画のレプリカはこちらで拝見できます。高松塚壁画館 美術館・博物館
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こちらが壁画。
とても1300年前に書かれたとは思えない。 -
鬼の雪隠
山と畑に挟まれた農道のような道を登っていくと畑側に明らかに人の手で加工された大石があります。これが鬼の雪隠。鬼の爼 鬼の雪隠 名所・史跡
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反対側の山を少し上ったところには鬼の俎があります。
封土を失った古墳の石室の蓋石が鬼の雪隠、残った底石が鬼の俎ということらしい。 -
古墳はもともと双墓でもう一つの石室は割られて庭石にされていて、現在は橿原考古学研究所附属博物館で屋外展示されているとのことだったので、前日博物館で確認してきました。
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蘇我氏の邸宅があった甘樫丘も近いので乙巳の変で誅殺された蘇我蝦夷・入鹿親子の墓が暴かれた跡ではないか、という人もいるそうで歴史のロマンを感じます。
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亀石
石舞台古墳へ行く途中でちょっと寄り道。
農道のような道を自転車で進むとトタン屋根の売店の隣の空き地に亀石はありました。亀石 名所・史跡
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亀石と呼ばれていますが何時どういった目的で作られたのかはわかっていないそうで、亀ではなくカエルなのではないかという説もあるそう。
確かによく見ると顔つきがカエルっぽい気もしなくはありません。
亀石が西を向くと大和盆地が水没すると言う伝承もあるそうで、なかなかロマンがあります。 -
夢市茶屋
石舞台古墳へ向かう前にちょっと早めの昼食。夢市茶屋 グルメ・レストラン
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古代米御膳とお店の方に勧められた飛鳥産トマトジュースをいただきました。
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煮物和え物酢の物と地元産にこだわっているお惣菜は優しい味付けで美味しい。
赤米と小豆のご飯もどこか懐かしい味わい。
酸味控えめのトマトジュースも料理によく合います。 -
石舞台古墳
のどかな風景の中、岡を登っていくと巨石が積み上げられた遺跡が見えてきます。
石舞台の名の通り石室上部がまるで舞の舞台のように地面からせり出しています。石舞台古墳 名所・史跡
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玄室内にも入ることができて、内部から見上げると石室の巨大さが実感できます。
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ボランティアガイドさんがいらっしゃったので色々話を伺いました。
付近で蘇我馬子の邸宅跡が発掘されたので埋葬されていたのは馬子でほぼ確定のようで、室町時代の農地開拓で石室を覆っていた封土が取り除かれ現在のような姿になったそう。
ちなみに乙巳の変で蘇我氏滅亡の際に馬子の墓が暴かれたと言う説があるので聞いてみると、室町時代まで封土があった記録があるのでそれは俗説だろうとのこと。 -
当時の蘇我氏の権力の大きさが実感できる遺跡でした。
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飛鳥宮跡(伝飛鳥板蓋宮跡)
飛鳥板蓋宮は皇極天皇の宮とされ、蘇我入鹿が誅殺された乙巳の変の舞台なのだそう。飛鳥宮跡(伝飛鳥板蓋宮跡) 名所・史跡
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山裾の広場に自転車を止め、竹林を登っていきます。
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酒船石
観光客もあまり来ないような山の中にひっそりとありました。
いまだに使用目的がわからないそうですが、実物を見ると飾りの文様などではなく何か実用的な目的があって溝が彫られているように感じられます。酒船石 名所・史跡
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飛鳥寺
大昔学校で蘇我馬子と物部守屋が本朝への仏教導入をめぐって争い、物部氏が滅び以降仏教が隆盛したと習いましたが、その蘇我馬子が蘇我氏の氏寺として建立したのが飛鳥寺。安居院(飛鳥寺) 寺・神社・教会
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かつては広大な寺域があったが、何度か火災にあい廃寺同様となっていた寺を江戸時代に再興して現在の形になったということらしい。
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本尊の日本最古ともいわれる飛鳥大仏も火災や風雨にさらされた中、修繕に修繕を重ね鞍作鳥作のオリジナルは一部しか残っていないとのこと。
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とはいえ1,400年の間この地で日本の歴史を見守っていたことは確か。
門前にある住職による案内板?の気合の入りようもわかる気がします。 -
蘇我入鹿首塚
飛鳥寺の西門を出てすぐ。
奥に見える丘陵は蘇我親子が屋敷を構えていたという甘樫丘。蘇我入鹿首塚 名所・史跡
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奈良文化財研究 所飛鳥資料館
飛鳥資料館 美術館・博物館
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共に奈良の文化財、埋蔵文化財の研究や発掘調査をする機関ですが、橿原考古学研究所が奈良県立なのに対し奈良文化財研究所は国立(独法)の研究所。
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展示品数は前日訪れた橿原考古学研究所附属博物館ほど多くは無いですが
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キトラ古墳や高松塚古墳の壁画の精密な複製や
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和同開珎より古いとされる富本銭など興味深いものばかり。
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また無料で入れる広い庭園には亀石や酒船石、猿石などが屋外展示されているので、古代史に興味が無い方も庭園だけ散歩してみても楽しめそう。
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前日訪れた橿原考古学研究所附属博物館が研究所の成果の公開に力を入れているのに対し、飛鳥資料館はより見学者への歴史解説に力を入れているような印象を持ちました。
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飛鳥彩瑠璃の丘 天極堂テラス
奈良の和菓子屋井上天極堂さんが経営するカフェレストランです。
飛鳥資料館見学帰りに少し休憩。飛鳥彩瑠璃の丘 天極堂テラス グルメ・レストラン
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暑い日だったのでパフェやかき氷もそそられますが、せっかくなので葛餅と抹茶のセットを注文。
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こちらの葛餅は吉野本葛を使用した本物の葛餅。
少し待って提供された葛餅は出来立てトロトロ。
黒蜜ときな粉の甘味ととろりとした食感が疲れた身体に心地いい。
おかげでリフレッシュ出来ました。 -
藤原京跡
藤原京朱雀大路跡 名所・史跡
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大極殿跡にコンクリートの柱と簡単な案内板があるほかは、ほぼだたの広場。
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橿原市藤原京資料室
藤原京跡隣のJAの2階を間借りしている感じの小規模な資料館。橿原市藤原京資料室 美術館・博物館
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資料館は藤原京の大きなジオラマがあるほかは特に目を引く展示はありませんでしたが、ボランティアガイドの方がいらっしゃって親切にいろいろ解説していただきました。
藤原宮跡見学の前に訪問したほうが良かったかも。 -
さて本日の予定は終わり。
大和八木駅前に戻り今日の夕食。
ただ八木は観光地というより大阪通勤圏の住宅地で、駅前の繁華街も郷土料理を出すような観光客向けの店はあまりない様子。 -
ということで、今日の夕食は鉄板焼き。
ビールも飲んで英気を養い明日に備えます。名代お好み焼き 田舎鉄板炉ばた 花舎 グルメ・レストラン
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