御徒町でガチ中華。

2023/08/19 - 2023/08/19

知り合い4人で御徒町でガチ中華を食べてきました。せっかくなので、中国の朝ご飯、中国茶、ガチ中華と一日中「中国ずくし」で過ごしてみました。なかなかこんだけの麻辣料理を日本では食べる事はないので、体がびっくりしてました。
「夏バテ予防には辛いものが効くというイメージがありますが、実は逆効果」の記事を読んでがっくり。「夏は、できるだけ辛いものは避けましょう」え！そうなの。今年の夏をのりきれるか心配になってきました。

エリア 上野・御徒町(東京)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JRローカル 徒歩

「ガチ中華」とはを「日本人の好みに寄せていない、中国語圏の人たちによる中国語圏の人たちための料理」のことです。関東では池袋、上野、西川口あたりが有名です。

散歩がてらに根津の中国茶のカフェにも寄って来ました。

今日はガチ中華を食べに「御徒町」へやってきました。

御徒町にちょっと薄汚れていますが、かわいいパンダがいました。

丁度公園では「ふくしま」関連のイベントの準備中でした。やぐらが立っているので盆踊りぽい事でもやるしょうかね。まわりには福島関連食材の屋台が沢山出ていました。

せっかく「御徒町」まで来たので朝食から中華にします。
北京本場の朝食が食べれる「老酒舗 （ロウシュホ）」 へ。「南口」徒歩2分のガード下のお店です。中国の昔の大衆酒場をイメージした趣のある店内との事。（昔の中国の大衆酒場はぜんぜん知らんけど。。）

店内はほぼ中国人で一杯です。2階席もあるようです。
店員さんはとりあえず日本語で話してかけて中国語で返すと以降中国語で接客するシステムに様に見えます。ここは勇気をもって中国語で「一个人」と言って見ましたが、瞬殺でばれました。「奥へどうぞ」と日本語で返ってきました。

「早餐セット」は、A～Eセットまで。Dセット(豆腐脳＋焼き餅）を注文しましたが「今天没有」との事。隣の人が食べていた「揚げパン（油条）」が結構な量だったのでここは冒険をせず「包子＋白粥」のAセットに。

手書きのメニューが壁に沢山貼ってあります。見るからに美味しそうです。ついでに「茶蛋(ゆでたまご）」をトッピング。（中国語で言ってみたら伝わったみたい。これは素直に嬉しい。）

来ました。Ａセットです。肉まんとお粥と高菜の漬物。いたって普通。

肉まんを割って見ました。お肉が沢山埋まっており、コンビニの肉まんとはまた違う香りがする「肉包子」です。醤油を垂らして頂きました。

「茶蛋(ゆでたまご）」は「まあ普通」ですね。

お粥は塩っけがなく、付け合わせの高菜をのせても味が薄い。健康にはいいですけどね。

刺激もなく安心して食べる事ができました。ご馳走様でした。

ここは朝食よりは夜の方が楽しそうな感じがします。今度、中国の知り合いを連れてまたチャレンジしたいと思います。

約束の時間までかなり時間があるので「アメ横」をブラブラ。

いろんな国の店が立ち並び、年末テレビで見るマグロやカニを売っている店が沢山あるイメージの「アメ横」ではありませんした。魚の生臭い匂いはなく異国情緒の匂いが漂う街になっていました。

とても暑くブラブラなんかしていれません。カフェで休憩です。せっかくなので今日は「中国」にこだわりたいと思います。「コーヒーでなく中国茶」とネットで中国茶をいただけるところを探します。上の公園を通り抜けて、

清水坂を超えて、根津あたりまで歩いていくと、

住宅街のなかに中国茶がのめる「カフェ 間茶」へ。（間の字が違います）

なかなか入りにく入り口ですがここは勇気をもって入店です。

おしゃれな小物が並ぶこじんまりとした店内。(少し場違いだったかと後悔)

ここで中国茶を飲んで、心を整えたいと思います。

お茶の種類が多くどれを飲んだらいいかわかりません。ここは素直に「どれがいいですか」お尋ねし「すみどり」を勧められました。「ハイ、これにします」

これが台湾烏龍茶「すみどり」です。これで５、６杯飲めるそうです。

もちろん淹れ方がわかるわけもなく一杯目は手本を見せて頂きました。

お茶セットにはお茶菓子が付いています。
カステラ、ナッツ、ドライフルーツ、あずき、酸っぱい物（真ん中にある３粒・・・何かわからず）

傍でお湯が沸いているのであたたかいお茶が飲む事ができます。

これで心が整いました。ガチ中華に挑戦です。

根津から御徒町へ戻ってきました。

本日のガチ中華は御徒町にある「撒椒小酒館」です。四川・重慶の辛い本場の中国料理が食べれる店との事です。

７Ｆのエレベータを降りると、

飛び交う中国語、八角の匂い、ぎらぎらの店内、もうここはは中国。

店内は中国映画(ドラマ？）が映し出されており、音楽も中国の曲。

四川や重慶に行った事はありませんが、こんな感じなでしょうかね。

注文はタブレットで、日本語ＯＫです。
今回注文したのは、4名で
「撒椒黄烤魚」「ザリガニのピリ辛甘酢」「細切りジャガイモの香り炒め」「空心菜の炒め」「茶香排骨」「パイン入り揚げコーン」の7品。

ここから写真はみんな同じ色、配色になります。赤とオレンジ、茶色、一色になります。

きました「撒椒黄烤魚」です。麻辣のスープで煮込んだ重慶の名物料理「烤魚(カオユィ)」です。「烤魚料理」にはいろいろ種類があり、どれを注文したらいいかわかず、お店の人に「あんまり辛くないのはどれか」と確認して注文した「烤魚」です。

四角い鍋に赤いスープ(麻辣）がタプタプしており、その中にお魚(ナマズではない川魚と言っていた）が泳いでいます。その他にもパクチー、山椒、ジャガイモ、レンコン等が浮かんでいます。見るだけで辛そうです。
お魚に上に「入口即化」の旗がたなびいています。（口に入れればすく溶ける）

これは「ザリガニのピリ辛甘酢」。アメリカザリガニの大きさを想定していましたが、意外に小さく。ビニールの手袋を食べて頂きます。

これは「茶香排骨」。台湾の茶香排骨（豚ばらのウーロン煮込み）とは全く違う料理です。

赤唐辛子、青唐辛子、ニンニク、山椒の中にスペアリブがあります。食べるところが少ないですがこれが意外に旨い。

食べてる最中にスマートウォッチから心拍数が上がっている警告が出ました。運動中はありますが、食べてる時に出るには初めて。テンション上がっているのか、麻辣の影響か？（絶対に麻辣のせいだと思います）

心拍数を抑えるために「王老吉（ワンラオジー）」を飲みます。辛い料理と一緒に飲むと相性が良いいといいますが、何回飲んでもこれの美味しさがわかりません。（周りの人はみんな飲んでますね）

口直しには「酸梅湯」だ。甘くすぎて口直しにはなりませんでした。

今回注文したなかで一番辛ったのは「細切りジャガイモの香り炒め」。一番辛くないと思った料理でしたが、パクチーの匂い、麻辣、最強でした。

食べ終わった四角鍋には「真っ赤な麻辣スープ」がてかてかに残ります。残った料理はお持ち帰りする事ができます。
最後食べ終わると、かわいい絵を見る事が出来ます。（もちろん食べる前に見る事もできます）

口直しに「パイン入り揚げコーン」（玉米烙、ユィミーラオ）。コーンに砂糖がまぶしてあり、練乳をかけて食べる、とうもろこしのかき揚げです。これが意外にシンプルで美味しいですよ。

丁度ランチタイム中で、おかずが食べ放題でした。ランチタイムが終わると店員も休憩タイム。椅子に寝転んで携帯を始めます。日本ではなかなか見れない光景でした。

店を出る頃には唇がたらこの様に腫れ上がり、変な汗も少々出ている様な気がします。でも中国気分を味わえ、本場重慶の料理を体験できとても楽しかったです。今度は寒い時期に挑戦したいと思います。