2026/07/22 - 2026/07/22
402位(同エリア1194件中)
杏仁豆腐さん
タイトルの『NORA』は傑作古典と名高い『人形の家』(原題:The Doll's House 作:ヘンリック・イプセン)の主人公「ノラ」の名前に由来しています。
19世紀末の初演から今日まで世界各国で上演されている『人形の家』を、大胆に現代風にアレンジした演出です。演出は、ヨーロッパで最も注目を集める演出家のティモフェイ・クリャービン。
現代語で再構築された古典
イプセン『人形の家』を現代の言葉で描く
セリフの約8割はスマートフォン
会話の多くが画面越しに交わされる
リアルタイム映像演出
そのメッセージが舞台上に映し出される
新しい試みの新しい舞台。とても新鮮に感じ、興味深く観ることができました。
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 私鉄
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「NORA」のポスターの隣には、「リア王」。内野聖陽主演です。
9月21日から東京芸術劇場で上演されます。私も観に来ます。 -
東京芸術劇場のガラスの天井。建物内の巨大アトリウム(屋内広場)を覆う、自然光を取り込む開放的な吹き抜けの大空間です。
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12時開演です。
その前に、軽く食事をしておきます。
東京芸術劇場内の「手造りおにぎり 吾ん田」でおにぎりをいただきます。 -
十五穀 紅さけと玉子焼き。
出来立て手造りのおにぎりです。ホカホカで湯気が立っています。
ボリュームもあります。 -
イプセンの『人形の家』は「父権的な家庭からの脱却」や「女性の自立」を描いた先駆的な作品で、現代のトロフィーワイフ的な扱いを受けるノラがあることをきっかけに夫・ヘルメルの元から離れていく物語です。
トロフィーワイフとは、社会的、経済的に成功した男性が自らのステータスを誇示するために結婚した若く容姿端麗な女性を指すそうです。 -
古典と呼ばれる会話劇をティモフェイ・クリャービンは大胆にメッセンジャーやフェイスタイムというSNSでテキストを送り合う“今ならでは”のコミュニケーションで表現します。
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劇場内には、カメラが設置されていました。
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携帯電話機能抑制装置が稼働
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原作:ヘンリック・イプセン「人形の家」
演出:ティモフェイ・クリャービン
出演 黒木華 / 勝地涼 / 瀧内公美 / 鈴木浩介
石村みか 今井公平 越後静月 大滝樹 小幡貴史 木山廉彬 中野風音
天野叶愛 木根渕凛音 佐々木直輝 滝澤このみ 福元愛悠 師岡結月
子役はダブルキャスト出演で、この時は、天野叶愛・福元愛悠・佐々木直輝 -
舞台の上の方にはスクリーンがあり、最大4台分のスマホ画面が表示されていました。舞台の下半分はマジックミラーになっていて役者が2か所ないしは3か所に分かれて演技をしています。
8割くらいは、スマホ画面を通したやりとりです。2列目の席だったので、首が疲れます。
下半分がマジックミラーとなっています。場面転換では客席が映し出されています。
今までに経験のない舞台です。 -
ノラ:黒木華
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ヘルメル:勝地涼
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クリスティーン:瀧内公美
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クログスタ:鈴木浩介
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物語の進行がスマホ画面に依存しているので、観客はステージ上のスクリーンに映し出された大きなスマホ画面の字を読むことになります。
文字を追うのは大変ですが、私は途中から文字を完全に追うことなく、舞台上の役者たちの演技や動きにも注目しました。
すべてを理解しなくても、楽しめるのが舞台です。自分なりの楽しみ方を模索するのも必要だなと感じました。 -
会場には、高齢の方々も多くいました。
スマホを使った演劇表現に、かなり戸惑った方も多くいたのではないでしょうか。
ラインで言葉を発する方と、受ける方では、同じ言葉でも異なる感情を抱くこともあるなあ、と感じました。
スマホ画面の向こうの感情に戸惑い、スマホに依存することの恐ろしさ虚しさも感じました。
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