大相撲大阪場所2023　＋とある休日の出来事　関西編Ver.51

2023/03/12 - 2023/03/16

関西に戻ってきてから、大相撲観戦にのめりこんでいる私達夫婦ですが、なんと、2021年7月の名古屋に始まり、9月の両国、12月の博多、そして2022年3月の大阪と観戦してきました。

この間は、COVID-19の影響で、観客数に上限が設けられたり、声出し応援禁止等、多くの規制がありましたが、ようやく大勢の声援が力士に届けられるようになってきました。

今場所は、倉吉出身の落合君が、昭和以降で最短となる2場所で十両昇進を果たした事もあって、初日を椅子席、5日目は昨年名古屋場所を一緒に観戦した、奥様の友人が大阪に来るというので、桝席で観戦しました。

TVも良いですが、会場で直接聞こえる力士のぶつかる音や、大声援の迫力はやはり凄いですね。

数秒の勝負結果は既に分かっていますし、「太った男の裸写真を誰が見るの？」と言う多数の意見に配慮して、相撲の写真は控えめに、観戦前後の街歩き＆食事等が多めの備忘録となりました。

・2021年7月名古屋場所↓
https://4travel.jp/travelogue/11700552
・2021年9月場所↓
https://4travel.jp/travelogue/11723122
・2021年12月九州場所↓
https://4travel.jp/travelogue/11734666
・2022年7月名古屋場所↓
https://4travel.jp/travelogue/11777122
・2022年3月大阪場所↓
https://4travel.jp/travelogue/11745678

エリア 心斎橋・淀屋橋(大阪)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 私鉄 自家用車 徒歩

先ずは2023年3月12日の初日編です。

車を難波神社近くの予約駐車場に預け、徒歩5分一寸で会場の大阪府立体育館（エディオンアリーナ大阪）に到着です。

場所入りするお相撲さんや、はためく幟を見ると、相撲観戦に来たなと、気持ちが高まってきます。（私が何する訳でも無いのですが・・）

会場入りする前に、ランチタイムといたします。

今回は、会場のすぐ前にあった、お洒落な蕎麦屋さん「hanako first」で頂きました。
私は温かい蕎麦、奥様は冷たい蕎麦を食べたいという事で、私の発注した牛すき丼温玉のせ＆ミニざる蕎麦の蕎麦と、奥様のおまかせ天ぷら蕎麦（温）＆日替わりだし御飯の蕎麦交換が成立しました。

細い蕎麦で、想像していた以上に美味しかったです。

開場には賜杯を始め、3賞や各国・自治体からの優勝トロフィーや副賞等が、数多く展示されています。

優勝力士を出せば、部屋も潤いそうですね。

エディオンアリーナ大阪 (大阪府立体育会館) 名所・史跡

国技館以外は、基本仕様は体育館等の会場です。

アリーナー部分に建築工事の足場を立てて、桝席を作っています。
それにしても2階の椅子席までの空間を上手に組み上げていますねぇ。

私達の相撲観戦は、大体昼過ぎに会場入りし、三段目上位から幕下の取り組みから観戦しています。

今回、私達夫婦の話題は落合君です。
追記：2023年5月の大相撲夏場所、14勝1敗で7月場所の新入幕を機に伯桜鵬に改名）

倉吉では、いち早く後援会も立ち上がり、地元の新聞の号外も出る位、熱気は凄いようです。
落合君は、奥様の実家のご近所で、倉吉の旧市内出身ですが、第53代横綱 琴櫻以来61年振りの倉吉市出身の関取です。

2021年12月に、元横綱 白鵬（宮城野親方）の宮城野部屋へ入門、 幕下15枚目格付け出しでデビューした1月の初場所で7戦全勝の幕下優勝を遂げ、昭和以降で初となる1場所での十両昇進となりました。

入場時のお客さんの入りは、これ位です。
今日は椅子席ですが、これからの5時間程、熱戦を楽しみたいと思います。

十両昇進を祝って、出身校の鳥取城北高校から、化粧まわしが贈られるようです。
（後援会からも化粧まわしの話が出ているようですね。）

私達が鳥取を離れてからですが、地元のTVでは、高校時代から注目されていたようです。↓
https://www.youtube.com/watch?v=IRqLm6tvEnI
https://www.youtube.com/watch?v=Hbc1wAxyfls
https://www.youtube.com/watch?v=VR0SGJFYXKA

ちなみに、この行司さんも倉吉市出身です。

式守 輝乃典さんで、佐渡ヶ嶽部屋所属の幕下格行司さんです。
佐渡ヶ嶽部屋と言えば、先代の親方が横綱 琴櫻、今場所西小結の琴ノ若関の祖父に当たり、倉吉に所縁のある3人の活躍が楽しみです。

新十両の落合君は、西十両14枚目、対する東十両14枚目は、再十両に昇進した、我らの徳ちゃん、徳勝龍関です。

落合君は、メディアでは「令和の怪物」と称されていますが、これからの道は簡単ではないと思います。
相撲の世界は、番付、星一つが左右する厳しい実力世界ですが、一番一番を大切に、頑張って欲しいです。

落合君の十両最初の土俵入り↓
https://youtu.be/u3YQ5hmgFPc

新十両の落合君には、まだ応援グッズが出来ていません。
という事で、奥様は手作りの応援タオルを製作し、倉吉の友人にも送っていました。
（文字はフォントマニアの娘夫婦の協力で、なんとかというフォントで作って貰っていました。）

初日の相手は、東幕下筆頭の塚原。
幕下と言っても名門 埼玉栄高校の出身で、同級生には琴勝峰、王鵬らがいて1年から団体戦のレギュラーとして、高校総体や国体少年の部等で団体優勝した実力者です。

見事に押し出しで勝利。
初めての勝ち名乗りと、水をつける姿を見ることが出来ました。

十両の取り組みが進み、初日という事で協会ご挨拶があり、中入り休憩に入ります。

私達も、会場内をウロウロと探検に出発です。
とはいっても、目新しい物は無く、幕内土俵入りまでに席に戻ります。

幕内力士の土俵入りです。
初日ですので東方から、基本 平幕力士は取り組み順、役力士は番付順に土俵に上がって行きます。
土俵入りは、神事としての意味合いもあり、地の邪気を払い清める儀式でもあるようです。

幕内、西方力士の土俵入りです。

最後は大関 貴景勝関、先場所優勝し今場所の成績次第で、横綱昇進が期待されています。

左が奥様推しの、元大関 正代、初日は大関 豊昇龍と対戦し、突き出しで黒星スタートとなりました。
先々場所に負け越し、13場所守った大関から関脇に陥落したのですが、先場所も6勝9敗と負け越して大関特例復帰が消滅。。。。
東前頭2枚目となり、また一から出直しですね。

右は貴景勝、この身体で、本当に頑張っていると思います。
初日は西小結 北勝富士に押し出しで勝利、何とか横綱を射止めて欲しいと期待していますが・・・・。

弓取式を終え、明日の取り組み準備の仕切り線のペイント作業を始めてみました。

これも呼び出しさんのお仕事なんですね。

駐車場に向かう時には、観戦に集中しすぎて心身共にクタクタとなっていました。

途中の定食屋、やよい軒難波中2丁目店で夕食です。
奥様は銀鮭の塩焼き定食の貝汁変更。
私はとり天とだんご汁の定食を頂いて、無事帰宅いたしました。

さぁ、次は16日4日目、倉吉から来る友人も、凄く楽しみにしているようです。

ここからは3月16日、大相撲大阪場所5日目の観戦です。

大阪駅の「Seattle's BEST Coffee」でモーニングを頂きながら、友人の到着を待ちます。
倉吉からの特急スーパーはくと5号で向かっているようですが、8時過ぎにJR神戸線で踏切確認と架線の確認の影響で、今も若干の遅れが出ているようです。

Seattle's Best Coffee DDハウス店 グルメ・レストラン

友人と、10分少し遅れで無事合流でき、一旦ホテルに荷物を預けてから、友人が「大阪は久し振り」という事で、心斎橋駅で降りて軽く街並みを散策してきました。

定番のグリコの看板を見て、高島屋で簡単なお弁当を購入して、会場に向かいます。

1時前に会場に到着です。

華やかな幟が、気分を盛り立ててくれますね。

エディオンアリーナ大阪 (大阪府立体育会館) 名所・史跡

今日の席は、東の桝席A。
幕下の取り組みで、まだ観客の姿も少ないです。

土俵を見ると、勝負審判に第72代横綱 稀勢の里、二所ノ関親方の姿がありました。
2022年5月場所から審判部所属でとなり、勝負審判を務められていますが、TVの解説が面白かっただけに、また復活して欲しいな、と思います。

入場時に配られた、本日の取り組み表です。

今場所も十両に実力者・人気力士が多く、面白いです。
今日も東筆頭の朝乃山vs西十両2枚目の栃ノ心という、元大関対決が組まれていますし、湘南乃海、熱海富士という売り出し中の若手や、私が好きな炎鵬、徳勝龍、島津海という、見ていて楽しい取り組みが多くありました。

幕内は、残念ながら横綱不在で、2大関も序盤から2敗してしまい、優勝争いは序盤から混沌としているように思います。

十両土俵入りです。

奥様手作りの応援タオル、落合君、気付いたかな・・・。

今日の対戦相手は、実力者 友風関でしたが、押し出しで勝利、4勝目をあげました。
大はしゃぎでタオルを振る奥様達。。。
この姿が、NHKで全国放送されているとは、知る由もありませんが・・。

落合君の仕切り↓
https://youtu.be/4lIX6uV3BVE

初日と5日目、どちらも勝った取り組みを見ることが出来ました。

「落合君勝って良かったねぇ。」等とのんびり話している奥様方に、倉吉の友人からLineが入りました。

「TVでしっかりと3人抜かれているよ。」「それもアナウンサーのコメントまで付いて。」との事でした。
帰ってから、録画していた画面を確認すると、こんな感じで結構長く紹介されていました。
まぁ新十両で、応援タオルも市販されていない落合君、「このタオルは手作りですかねぇ。」という感じでしょうか。

今場所の私達は、落合君を集中して見ていた感じでしたが、予想以上の成績だったと思います。

ただ、7日目終了時点で6勝1敗でしたが、7日目の取組後に土俵下で左肘を抑える仕草を見せる等、古傷の左肩の状況も気になりますし、怪我には十二分に注意して欲しいです。
最終的には10勝5敗の成績で、新十両の場所を終えました。

横綱不在で大関 貴景勝も7日目から休場となった今場所でしたが、連日の満員御礼でした。

幕内優勝　関脇 霧馬山　12勝3敗で初優勝。

三賞は、殊勲賞は該当なし、敢闘賞が11勝4敗の金峰山。
技能賞は、優勝した霧馬山と、12勝3敗の小結 大栄翔が、共に2回目の受賞となりました。

また十両は、逸ノ城が14勝1敗で優勝しましたが、翌場所の番付発表後の5月4日で引退となりましたので、結果的にこの場所が最後の場所となってしまいました。

現役終盤は、アルコール依存症や師匠との確執等が取り沙汰されたましたが、鳥取城北高校出身で、鳥取県体協で社会人横綱となり、幕下付け出しデビュー、2場所で十両昇進、デビューから新関脇まで歴代1位の5場所等、数多くの記録を持ち、私達が観戦に行った、2022年7月場所では幕の内最高優勝を飾る等、本当に逸材だっただけに引退は残念でした。

梅田に戻り、夕食を頂き別れました。

夕食は、島パスタMIKE、淡路島の島パスタ専門店とのことでしたが、美味しかったです。

島パスタ MIKE グルメ・レストラン

私は、淡路玉ねぎとベーコンの島トリチャーナを頂きました。

淡路の玉ねぎは本当に美味しいですねぇ。

2023年、大相撲 大阪場所観戦記、これまで。

ここからは「とある休日の出来事」シリーズ。。。

2月から3月にかけて、週末ランチ等で立ち寄って、美味しく頂いたお店を、記録しておこうと思います。

先ずは、R176を宝塚方面に進むと、山本交差点近くにある「遊食三昧花やしき」です。
近くを通るたびに、気にはなっていたのですが、今回初めての訪問となりました。

私はこの季節、メニューにあれば確実に頼むという、牡蛎フライ（御膳）、奥様は鶏の黒酢あんかけ御膳を頂きました。

落ち着いた雰囲気の店内、ゆっくりと食事する事が出来ました。

遊食三昧 花やしき グルメ・レストラン

2軒目は、こちらも宝塚、長尾通り沿いにある「すし一流 宝塚点｣です。

土曜日限定のランチもあり、和みセットは寿司に天ぷら茶碗蒸しと言う、結構お得なセットです。

齢を重ねてくると、特に寿司が美味しくなってきた感じがします。

すし一流 宝塚店 グルメ・レストラン

こちらは豊中市、小路にあるスープカレーのお店「香樹」です。

お気に入りのお店で、数か月に一度位ですが無性に食べたくなる時があります。

奥様は、ベーシックな野菜とチキン、私はトマトとナスとポークに生卵をトッピングです。
唐辛子も1本だけ入れて貰って、少し辛さをプラスして、美味しく頂きました。

香樹 グルメ・レストラン

こちらも初めてのお店です。

偶に、道の駅いながわに買い物に来るのですが、向かい合った場所にある喫茶店が気になっていました。
以前訪問した時は、ランチタイムが終わっていたのですが、今回はランチタイムに合わせて訪問、「Cafe manna」です。

ランチは、シチューハンバーグと焼きカレーランチにデザート2種+ドリンクのセレクトセットを長椅子。。。。

「ジャパンカップテイスターズチャンピオンシップ」2013年で、準優勝されたバリスタさんが抽出する珈琲と共に、美味しく頂きました。
美味しく頂きました。

多田にお店のある「いちご」のキッチンカーが出ていましたので、最後にパフェを持ち帰り、食べる事だけの休日を締めたいと思います。

今回、これまで。

道の駅 いながわ 道の駅

この旅行記へのコメント （2）

• てんとう虫さん 2024/01/19 12:27:56

  地元の応援良いですね

  地元出身の力士に応援も凄いですね。
  落合(伯桜鵬)は、将来大関・横綱に上がっていくと思います。
  私の住んでいる静岡県も翠富士や熱海富士(2力士とも伊勢ケ浜部屋)が前頭上位で頑張っています。地元のNHKローカルでは夕方2力士の取り組みをニュースの中で放送しています。
  暗いニュースが多いので、相撲で明るいニュースを期待したいです。

  まつじゅんさん からの返信 2024/01/22 11:31:56

  Re: 地元の応援良いですね

  てんとう虫さん
  
  いつも拙い私の備忘録への訪問＆コメントありがとうございます。
  相撲大好きの私たち夫婦、落合君と琴ノ若関は、やはり地元がらみで応援にも力が入りますが、大関貴景勝や宇良関、翠富士関、熱海富士関、島津海関も好きで、奥様も正代関を加えて、今場所も一喜一憂しています。
  鳥取では「今日の落合君」と言うNHKローカルニュースのコーナーがあるようですから、やはり地元と言うのは格別な思いがあるのかもしれません。
  落合君の後援会から送られてきた手紙によると、地元の応援での熱量が凄く感じられて、中途半端な状況では申し訳ないという事で、左肩の手術を決断したという事が書かれていました。
  今場所前にも、上を目指して頑張りますという決意文が番付表と共に送付されてきました。
  倉吉の人にとって、琴ノ若が大関に昇進し二代目琴櫻を襲名し、伯桜鵬が先ずは十両復帰し、幕内に戻り三役、大関へと怪我無く取り組みを続けてくれることを祈っています。
  横砂　琴桜を顕彰して始まった、桜相撲出身の二人が、倉吉打吹公園の桜を由来とする四股名で頑張って欲しいな、と願っております。
  
  matujyunn