2023/06/10 - 2023/06/12
511位(同エリア2137件中)
文ぴーさん
梅雨のはじまり、一度は行ってみたかった上高地を旅行してきました。雑誌やテレビの情報で長いこと憧れていましたが、やっとホテルを押さえて今回行けることに!2泊3日の旅程を最大限活かそうと、前夜茅野まで行って前泊。翌朝沢渡からバスに乗り、午前中に上高地に入りました。上高地ではモデルコースの2つをハイキング。1日目は河童橋~大正池~ホテル、2日目は河童橋~明神池~ホテルを歩いてきました。ホテルは2月の販売開始日に予約した上高地帝国ホテル。毎年取れずに何年も経っていました。評判に違わず恐ろしく高かったけど、美味しかったし楽しかったなあ。一度きりだからもう、いい、大奮発っ!興奮が新しいうちに旅行記にします。
6月9日(金) 夜茅野で前泊
6月10日(土)沢渡~上高地 上高地泊
6月11日(日)上高地 上高地泊
6月12日(月)帰宅
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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午後3時前。ちょっと早いけど、今朝早起きしたしうんと歩いたから、ホテルに引きあげることにしました。
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予約できた部屋はベランダ付ツイン。2月の予約開始直後、瞬く間に埋まってしまい、やっと確保した1部屋です。ベルマンの方が案内してくれたのは2階の107。穂高側です。
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シンプルな山荘風の佇まい。
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水廻りはリフォームしたそうです。
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新しくてピカピカ。2つの水栓のうち、右は上高地の湧き水がでます。アメニティはミキモト、歯ブラシや櫛などは竹製。ミキモトのシャンプー・リンスは使い心地がよかったな。
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部屋はまあ十分な広さかな。2人がけのソファが1つ。1人がけの椅子が1つ。1輪差しにドライフラワー?が1本。
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う~ん。シンプル。奥の茶色い箱はヒーター。
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しょっちゅう雨がぱらつくので、ベランダの椅子はプラだった。でも、座るとごつい木柵がちょうど視線を遮り、座りながらの景色はよくなかったなあ。ベランダで、雄大な景色を見ながら飲むビールを楽しみにしてたんだけど。。フロントに電話して缶ビールを持ってきてもらい、乾杯しました。
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これがベランダからの眺め。常連客だと、3階ツインとか建物の右側のツインとかあててくれるのでしょう。そちらの方が景色はいい筈。なお、右に見えているのは共用ベランダで、ロビーの上から入れます。
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前の砂利道はホテルの裏手で、たまに人が歩いてます。シーズンで人が多いと落ち着かないかな。
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アメニティを撮っておこう。
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こちらも。ちょっと使うとバシバシ補充してくれました。
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ちょっと探検。これは廊下で、穂高側と道路側に部屋が並んでいます。3階も同じ感じだった。
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エレベーターホールの近くにはカモシカの剥製が。
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ラウンジは吹き抜けになっている。
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奥が部屋から見えた共用ベランダ。
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ラウンジの奥がバーですね。
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ふうん。梁、手すりなど、とても重厚な造り。マントルピースは超巨大。
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ぶら下がっている毛皮は熊とカモシカ。
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共用ベランダにも出てみました。奥穂高がよく見えていい気持ち。
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1階に下りてきました。今日はここで夕食です。
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この奥がダイニングルーム。夕食時にはこのドアが開き、スタッフがずらっとお迎えに並んでました。入り口では古いオルゴールが鳴らされ、ちょっと物々しい雰囲気。びっくりしちゃいました。
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フロントにあった模型。これは正面で、泊った奥穂高側の部屋は裏側。
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読書室。
上高地帝国ホテル 宿・ホテル
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隣には和食のあずさ庵があります。朝食はここで食べました。
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これが水汲み場。上高地の六百山の湧き水を引き込んであるとか。汲んでいってハイキング中に飲んだけど、美味しい水でした。いったん部屋に戻って休養。
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さて、待ちに待った夕食の時間。ダイニングルームは5時半と7時半の2交代制で、5時半を予約。入り口にずらっと並ぶお出迎えのスタッフは壮観でした。
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レストランの中はそこまで広くない。スタッフ多くテンパってました。ああ、お腹空いた、。
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まずは乾杯。自撮りしてたらスタッフが撮ってくれました。ワインのセレクションはどれも高いし迷ったので、ペアリングにしました。
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う・つ・く・し・い。。けど、これでお腹いっぱいになるかなあ。
ダイニングルーム グルメ・レストラン
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そっちの方が美味しそうだ。
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私の魚。ちょっとだけど美味しい。
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そしてお肉です。厚切りで柔らかく、とてもジューシーでした。お腹がいっぱいになるか心配でしたが、大丈夫そう。
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おや、何やら始まるぞ。
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アイスクリームをフランベしてる。
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チェリーソースをフランベしてたのか。これで今日のメインイベント終了です。ほどほどの満腹感とほろ酔いを考慮して、メニューを組み立てているようです。
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今日のメニュー。違うコースにしてみました。これとワインのペアリングを注文。
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夕食前には時間がなかったので、ラウンジは食後に行きました。
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火を眺めながらキョロキョロして、
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カクテルなんか飲んだりして、やってみたかった事をしました。カクテルは口当たりがよくとても美味しく、もう一杯飲みたいところでしたが、やめておいて正解でした。結構まわる。明日も晴れるといいんだけどな。
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2023年6月11日(日)
今日は徳沢までハイキングするつもりで、朝食を7時からにしました。これがあずさ庵の朝定食。こちらもほどよく満腹を狙ってます。 -
でも無念、朝からあいにくの雨。空は暗く、やむ気配なし。11時半ごろまで部屋でうだうだしてましたが、意を決して出かけることに。
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昨日はあんなにいい天気だったのにぃ、、。
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でも梅雨らしくていいか、、日曜なのに観光客も少ないし。
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ホテルで傘と合羽を貸し出していました。あんまり遠くまで行くつもりはなかったので、傘だけ借りて出てきました。
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梓川。雨音だけが聞こえる。
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雨の散歩もだんだん気に入ってきました。
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昨日はあんなに人がいた田代橋。
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これだけ降っているとさすがに歩く気にならないか。
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まあ、ゆっくり行こう。風がないので傘をさしていても歩きづらくないし、
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雨に霞む水や木々がとてもきれいだし。
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上高地は周囲が山なので、風がないのかも。
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でも足元は要注意。うっかりしてると水溜りに足を突っ込んじゃう。
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もうちょっとで河童橋。
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河童橋の前に、昨日寄らなかったビジターセンターを見ていこう。
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吹き抜けには鳥が多数。
上高地インフォメーションセンター 名所・史跡
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2階には、上高地に関する各種展示がありました。
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ビジターセンターを後にして、雨の河童橋。ここにはさすがに人がいます。
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昨日はあんなによく見えていた奥穂高なのに、今日はこの有様。
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すれ違ってみると、この辺りは外人の団体客(アジア系)が多いようです。それなら雨でも頑張って見て回るよね。
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でも、やっぱり少ない。日曜なのに。人が少ない所を狙って1枚。
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雨止まないかなあ。ちょっと雲が取れてきた気はするけれど。
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本来この奥を徳沢まで歩くつもりだったけど、雨なのでどこまで行けることか。とりあえず明神を目指すことにしよう。河童橋から小梨平キャンプ場に向かう梓川左岸道~明神~梓川右岸道~岳沢湿原と回ってくることに。
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ちょっと行った清水橋。
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さっき寄った上高地ビジターセンターを通り過ぎ、
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小梨平キャンプ場に来ました。
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この雨じゃさすがにキャンパーはいないだろうなあ。
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これは展示のキャンプでしょうか、それとも人が中にいるのか、。
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所々に屋根付きの炊事場のような建物がありました。でも人影なし。
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横には小さな流れが。
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奥小梨橋までやってきました。
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超える辺りから、なだらかな砂利道の上りになった。
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ラショウモンカズラの紫が雨に映える。
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無風なので傘でも苦にならないけど、ここまで来るならホテルで合羽を借りてくれば良かった。。
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人はそこそこ歩いてます。
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誰もいなかったら怖いだろうね。
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晴れてたらさぞ気持ちがいいだろうけど、雨も静かでいいです。
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大きな木。目立ってる。
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昨日歩いた田代池の方とは雰囲気が違うなあ。木が大きい。
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岩がゴロゴロの場所に来ました。ここでも水は澄んでいるね。
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やっと川が見えてきたぞ。
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なんか開けてきたし。
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梓川です。そろそろ明神かな。
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梅雨らしい。緑がとてもきれい。
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ちょっと雨が上がりました。
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シダが天に向かって登っていきそう。
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このまま曇りになるといいなあ。
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山頂も顔を出しました。
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ここら辺も砂浜のようですね。
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これは何だ?カミコウチテンナンショウっていうらしい。
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やっと明神橋が見えてきた。
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あともう少し。
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橋の手前、明神館に到着。結構長かった。
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明神池まで600メートルだって。
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穂高神社奥宮もこの先です。
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ちょっとここで腹ごしらえとしよう。雨のなか歩いて疲れたし。
上高地 明神館 宿・ホテル
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お蕎麦とおにぎりで一休み。雨でなければ、この先の嘉門次小屋でイワナ食の予定だったのに、残念。
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また雨の中をとぼとぼ進みます。
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やっと明神橋が見えてきた。
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結構人がいます。外国人みたい。
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ちょっと揺れる吊り橋。
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掛け替えられたのは平成のようです。
明神橋 名所・史跡
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ここら辺の梓川は少し細いかな。
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でも相変わらず水は澄んできれいだなあ。
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渡りきったところ。明神池はまだ先。
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靄が立ち込めてる。
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進んでいくと奥宮が見えてきた。
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どっしりとした木の鳥居。
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嘉門次小屋。ほんとはここでイワナの塩焼を食べるつもりだったのになあ。
嘉門次小屋 グルメ・レストラン
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上條嘉門次の碑もあります。
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今度晴れたときに絶対食べるぞ、と念じつつ。
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奥宮に向かいました。
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これが穂高神社奥宮。お参りして、
穂高神社 上高地明神池 奥宮 寺・神社・教会
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横の社務所で明神池の拝観料を払います。これって狛犬かな。
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なんとも不思議なお顔をしているな。
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龍と鷁。これらをつけた二艘のお舟が明神池を一周する御船神事が行われるそうです。
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明神池が見えてきた。パワースポットだそう。
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明神池はふたつあり、まず手前の一之池。桟橋に浮かぶ赤い小舟がとても印象的。
明神池(長野県松本市) 自然・景勝地
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なんとも幻想的な眺めだなあ。
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今度は二之池へ。
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すぐ隣。
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一之池に比べると木々や岩が多いかな。
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でも、なんとも静か。
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二之池から見た一之池と桟橋。いいですねえ。
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素敵な眺めを満喫。いい運気が宿るといいな。
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所要時間は15分くらいでした。
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嘉門次小屋を横目で見つつ、
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帰りは梓川右岸道を通ります。
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左岸道とは違った趣。
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岳沢湿原を目指して歩いていきます。
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いっこうに止まない雨で緑がきれい。
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あちこちに水の流れあり。
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岳沢湿原はまだかなあ。
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一瞬道路になりました。歩きやすくて助かるわ。
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河童橋まであと2.6キロか、、。ふうう。
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そろそろ疲れてきたよ。。
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また梓川に出た。
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倒木がたくさん。流されたのかな。
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ここらは岩っぽい。
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おや、キノコ。美味しそう。
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なんて見てたら、猿!
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それもすごい数。15、6匹はいたでしょうか。集団になってすごく近くにいる。わりと小柄。
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雨と暗いのでうまく撮れず残念!小猿もたくさんいました。
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ここの猿は人間に興味がないようで、逃げもせず、こちらに来ることもなく、静かに横を通り過ぎていきました。ホッとしました。
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やっと着いた、岳沢湿原。立ち枯れた木がたくさんあるな。
岳沢湿原 自然・景勝地
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3時半というのに暗くって。つつじの赤がよく目立つ。
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ここら辺は開けていていいけど、さっきまで林の中をずっと歩いていて、熊でも出たらどうしよう、とちょっと怖かった。
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人が少ない時に歩くのも考えものです。
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あんなにいた観光客がここら辺はほとんどいない。
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早く戻ることにしましょう。
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岳沢湿原を過ぎれば河童橋はすぐ。雨も弱くなり、奥穂高がまた顔を出し始めた。
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この看板の通りの山並みが見える。
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ここまで来ればもう熊の心配はなし。よかったよかった。
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昨日あんなに人がいた田代橋・穂高橋が今日は閑散としています。
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やれやれ疲れた。明神池まで行けて大満足です。猿も見たし。
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早く部屋でゆっくりしよう。1万9千歩も歩いたからね。
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さて、部屋で休んで今5時前。毎日5時の火入れ式を見に急いでラウンジにやってきました。
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上には立派なマントルピース。
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ベルマンが口上の最中です。
上高地帝国ホテル 宿・ホテル
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口上によると炉の灰文字は、前夜の夜勤担当がそれぞれ好きに描くそうです。
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床の丸太には、乾燥しないように毎晩水をかけるんだとか。
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始まりました!
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ふいごで扇いで!!
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後半はお客さんも参加。
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15分くらいでお開きに。
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そして夕食。今日はメインがローストビーフだったので、二人とも神河内コースにしました。
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年配の方が多いかな。皆さんよく来られるのでしょうか。うちは最後の晩餐だ。
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相変わらずのう・つ・く・し・さ、、
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美味しかったし。
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でも疲れすぎてて、楽しみにしていたローストビーフ、相方に半分あげました(涙)。
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余ったのか、おかわりはいかがですかなんて来ましたよ。もらわなかったけど。
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デザートは冷たくて甘くて。とっても美味しいフルコースを堪能しました。
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2023年6月12日(月)
あずさ庵での朝食。 -
2日続きの美食に疲れ、今朝はお粥にしました。今日の魚はカレイです。
あずさ庵 グルメ・レストラン
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今日は曇。でもなんか降り出しそう。最後に穂高が見たかったな。
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ロビーラウンジにはもうお客さんがいました。
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これでお別れ。一度来てみたかった上高地と帝国ホテルを満喫しました。上高地は来るかもしれないけど、ここに泊ることはもうないかな。
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バスに乗って沢渡まで戻ります。
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帰路、松本の手前辺りでしょうか。レースカーテンのような雲海?に遭遇。山から滝のように流れ落ちていて壮観でした。
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辺りは麦秋。梅雨の上高地、とてもよかったです。
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