梅雨の上高地、鮮やかな緑を満喫 - その1

2023/06/10 - 2023/06/12

梅雨のはじまり、一度は行ってみたかった上高地を旅行してきました。雑誌やテレビの情報で長いこと憧れていましたが、やっとホテルを押さえて今回行けることに！２泊３日の旅程を最大限活かそうと、前夜茅野まで行って前泊。翌朝沢渡からバスに乗り、午前中に上高地に入りました。上高地ではモデルコースの２つをハイキング。1日目は河童橋～大正池～ホテル、２日目は河童橋～明神池～ホテルを歩いてきました。ホテルは２月の販売開始日に予約した上高地帝国ホテル。毎年取れずに何年も経っていました。評判に違わず恐ろしく高かったけど、美味しかったし楽しかったなあ。一度きりだからもう、いい、大奮発っ！興奮が新しいうちに旅行記にします。

６月９日（金）　夜茅野で前泊
６月１０日（土）沢渡～上高地　上高地泊
６月１１日（日）上高地　　　　上高地泊
６月１２日（月）帰宅

エリア 上高地(長野)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

２０２３年６月１０日（土）


昨晩深夜に茅野に到着。カンデオホテルズ茅野でいただく朝ご飯はなんと７時前。少しでも長く上高地にいようと早起きしたけど、結構食堂は混んでました。みんな早いのね。ちなみにここ、安くて清潔、いいホテルでした。

カンデオホテルズ 茅野 宿・ホテル

茅野から沢渡までは、松本IC経由で７０キロ、１時間半。今日はまずまず晴れてます。

９時半前に沢渡に到着。さわんどバスターミナル隣接市営第三駐車場の宿泊者エリアに停めましたが、土曜にもかかわらずガラガラでした。ちなみに日帰り用と宿泊者用と場所が分かれていたけど、日帰り用もまだ空きが多かった。夏はすぐに一杯になるんだろうね。

バスターミナルはこっち。

この先にあるって。

ここで切符を買って、

バスを待ちます。９時半のがちょうど行っちゃったから１０時のバス。３０分おきに出ています。

さわんどバスターミナル 乗り物

上高地にいる動物たちだって。

バスが来てやっと出発。６月はシーズン前なんでしょうか、土曜なのに乗客はバス半分くらいかな。

バスの車窓から。梓川はここでもすでに水がきれい。

釜トンネルをぬけて、この先の上高地トンネルもぬけて、

見えた、上高地！ 大正池の手前あたり。なんてきれいな色だろう、、

見とれてしまいます。すごく澄んだ色です。

そうこうするうち、帝国ホテル前に到着。約３０分、あっという間でした。

森の中にぽつんと赤い屋根。中はどんな感じだろう。ワクワクするなあ。

ああ、雑誌などで見た景色が眼前に！奥穂高もはっきり見え、感激ひとしお。何年も予約を取れなかったからね！！早速チェックインして荷物を預かってもらいました。

上高地帝国ホテル 宿・ホテル

ホテルで上高地の水汲み場がありました。水筒に汲んで、ハイキングへ出発。まず河童橋を目指します。

ちょっと歩くとホテルは木々に隠れてしまった。

ホテルを出るとこんな木道。でも景色に気をとられていると超危険！あたりには猿の落とし物が多数散乱。。

ちょっとしか歩いてないけど、そろそろ上高地バスターミナルです。

上高地バスターミナルに到着。ずらっとバスが並んでる。山並みもきれいに見えてる。

晴れてるなんて、梅雨なのになんてラッキーでしょう。

そこまで混んでいないし。

外国人が結構います。上高地って有名なんだね。

予約しておいた河童のひるめし弁当を、アルピコショップで受け取り、

上高地バスターミナル 乗り物

ハイキングに戻ります。

目指す河童橋が見えてきた。

よくテレビで見た絵！実際見れてもう感激、。金曜日だけど、そこまで混んでいないみたい。

梓川は透明で大変美しい。

あれ、近くまで行ってみると結構人がいるね。

この角度、いいな。

河童橋は、バスターミナルから近くて道も整備されているので、簡単に来られますね。シーズンはさぞ激混みだろうな。

河童橋 名所・史跡

橋の上から一枚。見えているのは焼岳。

こちらは反対側、奥穂高の勇姿。岳沢も見えます。

とにかくきれいで、写真を撮りまくりました。

橋を渡り、対岸から一枚。う～ん、離れがたい、、

梓川沿いをウェストン碑まで歩きます。気持ちいい。

西糸屋山荘でしょうか。風情あり。

大きなシダが自生。

こんな花も。ベニバナイチヤクソウというらしい。

手を入れてみましたが、水が冷たくてびっくりします。

川沿いから一本中に入って、

ウェストン園地でお弁当にしました。さっき買った河童の昼めし弁当。水はホテルで汲んだ上高地の湧き水。お弁当は揚げ物が大きく、がっつり系かな。

ちょっと休んでウェストン碑を見学。

ウェストン碑(長野県松本市) 名所・史跡

ウエストン碑には記念撮影の人だかりがありました。

穂高橋・田代橋を目指して、また川沿いを進みます。見えているのは左から六百山、三本鎗、霞沢岳。

ルミエスタホテル。さっきの河童の昼めし弁当はここのです。

上高地ルミエスタホテル 宿・ホテル

隣には上高地温泉ホテル。ここら辺は静かそうだけど、荷物を持って歩いて来るにはちょっと距離があるかな。

上高地温泉ホテル 宿・ホテル

案内の標識がありました。

どれどれ。ああ、本当だ。

これは反対、奥穂高側。

あ、橋が見えてきた。

穂高橋。奥が田代橋。

穂高橋 名所・史跡

橋からの眺めは素晴らしい。

瀬のようになっていて藻があるところもあります。

橋を渡りきり、田代池を目指して川沿いの梓川コースを歩いて行きます。

こんな感じの林が続く。

おや、日光キスゲか、野カンゾウか。

これは青い花。ラショウモンカズラだって。

梓川が増水して運ばれた砂が、すぐそばまで来ている所にさしかかって。

この梓川コースは雨量が多いと通行できないようです。まるで海岸のような眺め。

あれ、鴨のご夫妻が上がってきた。

ちょこちょこと目の前を平気で横切ります。

横の水たまりへ入って行きました。

ちょっと川から離れて、さらに道は進みます。

鬱蒼とした林。

川の横には水たまりのような池のような場所が所々あり、よく見ると魚が泳いでる。

ここら辺の水は赤いな。

ハート型のかわいい葉。マイヅル草っていうらしい。あちこちにありました。

木道部分は歩きやすい。

景色が開けて、田代湿原に到着。

田代湿原 自然・景勝地

ちょうどツツジが満開でした。

あちこちに看板があり、山の名前が確認できます。

こんなのもあり。

小さい湿原だけど、とてもよかった。

大正池を目指して進んでいきます。なだらかな下り。

河原のようになってきました。霞沢岳から押し出された砂礫だそう。

霞沢岳押し出しってグーグルマップにはあった。

河原のキャンプ場のような雰囲気。

ガレキがごろごろ。

ちょっと雲が出てきたかな。

川には立ち枯れた木が1本。

正面は焼岳。

開けていていい景色でした。ちょっと雲が出てきたので、大正池へ急ぎます。

こっちこっち。あと少し。

木道に出ました。

歩きやすい。

湿地みたいです。

水面が見えてきた。

大正池。ここも水が澄んでいてきれい。

大正池(長野県松本市) 自然・景勝地

エメラルド色。

湖面は静かで鏡のよう。

奥穂高の山並みも素晴しい。

川からの土砂でだんだん小さくなっているんだって。枯れ木ももっとたくさんあったらしい。

それにしても神秘的な色だなあ。

バスで手軽に来れるので、軽装の人も目立ちます。

大正池の湖畔にたたずむ大正池ホテル。

上高地 大正池ホテル 宿・ホテル

ホテル近辺からみるとこんな感じ。朝靄のかかったところを見たいものです。

見納め。コースに戻ろう。

さっき通った木道を引き返して、

林の中に戻ってきました。

行きに寄らなかった田代池を見ることに。

田代池は小さな池です。

田代池 自然・景勝地

水は澄んでいるけど、浅いのかな。なんか底が茶色く見える。

でも自然の風景そのもの。やはりきれいです。

田代湿原のツツジをもう1枚。

行きは梓川コースでしたが、今度は林間コースを田代橋方面へ進んでいきます。

ゴゼンタチバナ。

シダもあります。下を見て歩かないと踏み外しそうで危ない。

所々に熊出没の看板。結構でるらしい。

梓川のところにに戻ってきました。

立派なシダだ。

田代橋を通り越し、中ノ瀬園地のあたり、梓川沿いに進みます。

これは野いちごかな。

この辺りも気持ちいいコースです。あまり人がいないし。

梓川もきれいに見える。

お天気がもってよかったです。

川沿いの道をそれてホテルへ戻ります。

ここを行くとホテル。熊でもでそう。

木立の中に見えてきた上高地帝国ホテル。

こっちは裏手。でも素敵だなあ。今日は1万6千歩も歩きヘトヘトになりました。部屋に引き上げて休憩します。その2に続きます。