2023年初夏のポルトガル縦断（１１：ポルト滞在最終日・大聖堂からケーブルカーまで）

2023/07/16 - 2023/07/16

旅行11日目。ポルトガルに1日中いられるのは今日が最後ですね。これまでのポルト2日間、メジャーどころで行けていないのはポルト大聖堂。なので今日はポルト大聖堂に行くとして、これまで行けていなかったボリャンBolhao周辺や、前日ドン・ルイス1世橋から見えたケーブルカーなどを楽しみながら、ポルト最終日を過ごしました。

【今回の行程】
○7月6日（木）：パリ→（航空機）リスボン
○7月7日（金）：リスボン・ベレン地区街歩き
○7月8日（土）：リスボン・旧市街街歩き
○7月9日（日）：カスカイス、ロカ岬
○7月10日（月）：リスボン→（鉄道）コインブラ
○7月11日（火）：コインブラ市内街歩き
○7月12日（水）：コインブラ市内街歩き
○7月13日（木）：コインブラ→（鉄道）ポルト
○7月14日（金）：ポルト市内街歩き
○7月15日（土）：ポルト市内街歩き
●7月16日（日）：ポルト市内街歩き
○7月17日（月）：ポルト→（航空機）パリ

【7月16日】
総移動距離24.8km（メトロ18.4km、徒歩6.4km）
総歩数14250歩

エリア ポルト(ポルトガル)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: TAPポルトガル航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

今日はMatosinhos SurからメトロA線に乗ってTrindadeを越え、ボリャン駅 Bolhao で下車。

ボルハオ駅 駅

都心部にあるメトロの地下駅にはおおむねトイレがあるようでした。ただその扉がオープンになっていたのはTrindade駅のみで、それ以外のトイレは駅員さんにチケットを見せて開けてもらう方式。トイレのドアにも「駅員さんを呼んでね」と書いてあります。ここの駅では使いませんでしたが、Aliados駅とSao Bento駅では開けてもらいました。どちらもきれいでしたね。逆にTrindade駅のトイレはまぁ・・・なかなかな有様でした。

ボルハオ駅 駅

12:30、アルマス礼拝堂。真っ青なアズレージョが印象的です。

アルマス礼拝堂 寺院・教会

礼拝堂前からはサンタ・カタリナ通り Santa Catarinaが南へ伸びています。

ヴィア・カタリナ Via Catarina というショッピングモールがありました。ちょっと覗いてみましょう。

ヴィア・カタリーナ ショッピングセンター

通りからみるとそこまでの大きさは感じませんでしたが、入ってみると思いのほか奥行きがあります。下のフロアにはスーパーのコンチネンテ Continente、最上階はフードコートになっていてそこそこ賑わっていました。トイレもありましたよ。

ヴィア・カタリーナ ショッピングセンター

で、今日の昼食はと言えば、またもやFabrica da Nata。Via Catarinaのすぐ向かい側にありました。

シックな店内。私は前々日と同じくサンドイッチとナタのランチセット、妻は本日のスープとキッシュのセット。合わせて10ユーロ程度。空いている店内でのんびりしました。

サンタ・カタリナ通りをさらに南に進んでみましょう。

振り返ると賑わいのある通りであることが分かりますね。

14:20、サント・イルデフォンソ教会。白味の強いアズレージョが特徴的ですね。

この日の公開は残念ながら午前中で終わり。午後は貸し切りイベントがあるようでした。

サント イルデフォンソ教会 寺院・教会

14:35、ポルト大聖堂にやってきました。前日とは異なり今日は人だかりもありませんね。入場は左の鐘楼の下からではなく、右側の白っぽい建物の中央から。中に少しだけ列がありましたが数分で入場できました。

ポルト大聖堂 寺院・教会

大聖堂の回廊。中央に緑がなく、一面石で硬い印象がありますね。デザインもどこか威圧的と言いますか、迫力があります。

ポルト大聖堂 寺院・教会

こちらにも手の込んだアズレージョが随所に。

ポルト大聖堂 寺院・教会

宝石のようにも見える天井。

ポルト大聖堂 寺院・教会

ドン・ルイス1世橋が見えますね。

ポルト大聖堂 寺院・教会

ポルト歴史地区全景。右奥に見えるのがクレリゴス教会の塔。

ポルト大聖堂 寺院・教会

太い柱が迫りくるような迫力を感じる聖堂。

ポルト大聖堂 寺院・教会

祭壇の両脇には聖歌隊の人たちが座る椅子（だったかな）。きらびやかです。

ポルト大聖堂 寺院・教会

15:30、前日にドン・ルイス1世橋の上から見たケーブルカー。ちょうど乗り場の近くに来たので、せっかくなので乗ってみましょう！乗り場は大聖堂から東に1ブロック、地下に続く階段が入口です。

窓口できっぷを購入。往復1人6ユーロで、現金のみの取り扱い。山下側の乗り場のチケット窓口には「おつりが出ないのでぴったりの金額を」と書かれていましたが、山上側の窓口ではおつりをくれました。

フニクラ 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

我々2人だけの貸し切り状態でケーブルカーは発車！前半はトンネルの中で、ほぼ水平移動です。ちょうど中央のあたりで登ってきたケーブルカーとすれ違い・・・

フニクラ 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

ドン・ルイス1世橋を目の前に見ながら下る下る！恐らくここまで急なケーブルカーは日本にはないですね。滑り台のような傾斜です。

フニクラ 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

振り返ると通ってきた線路があんなに上に・・・

フニクラ 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

ケーブルカーを降りると目の前にドン・ルイス1世橋。
前日とは異なり、今度は下から見上げます。

ドン ルイス1世橋 現代・近代建築

この橋は昨日通った上層と今いる下層の2層建て。上層は歩行者とトラム、下層は自動車と歩行者が通ります。

ドン ルイス1世橋 現代・近代建築

川沿いのレストランやカフェも賑わっていますね！いい天気になりました。

ドン ルイス1世橋 現代・近代建築

ドウロ川と市街地がよく見えますね。写真右上の白い建物は大聖堂脇の宮殿。

ドン ルイス1世橋 現代・近代建築

橋を南側から。今日は遊覧船日和ですねぇ。

ドン ルイス1世橋 現代・近代建築

橋をもう一度わたって、今度はケーブルカーを登ります。下りとは違って登りは待っている人が多数。車内はいっぱいになりました。景色もあまり見えなかったので怖くなかったのは良かったのかどうなのか。。。

山上駅に着いて乗り場をパチリ。

フニクラ 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

さて、ホテルに戻りましょう。いつものようにメトロに乗ってもよかったのですが、サン・ベント駅近くの乗り場からホテルのあるマトジーニョスまで、市バス500番が運行されています。手持ちのAndante Tourでも利用可能。

乗り場はサン・ベント駅の南側にありました。タイミングが悪かったのか20分ほど待って、16:35にようやくバスが来ました。2階建てですね！多少の例外はあるようですが、この500番には2階建てが入ることが多いようです。

最前列ではないですが2階の席をゲット。マトジーニョス方面へ行くなら、進行方向左側にドウロ川や大西洋が見えます。

ここのバス停からドウロ川沿いに出るまでに工事の渋滞につかまってしまいました。Ferrovialと書いてあるから鉄道の工事でしょうか？バス停2つで車内はほぼ満席に。

ドウロ川沿いに出て、ようやくバスにもスピードが戻ってきました。

サン・ベント駅から1時間弱、ようやくマトジーニョスの南、シーライフセンターあたりまでやってきました。通常ならば30分程度でやってこられる距離です。

17:37、ようやくホテル近くのバス停に到着。いったんホテルに戻ります。

18:25、ポルトガル旅行最後の夕食。日曜日は多くのレストランが閉まっています。ポルト到着日にも来たA Tendinhaというタパス料理屋にやってきました。「また来てくれたの！」と女将さん大喜び。

今日はスープから。人参スープでしょうか？濃厚。美味しい。

そして今日もエビ、イカ、アサリなどの海鮮と、やっぱりはずせない野菜炒め。飲み物とあわせて51ユーロ。

「またポルトに来る機会があったら寄ってね！」退店するときに一抹のさみしさを覚えてしまうような、とても楽しく居心地の良いタパス料理屋でした。

20時過ぎにホテルに戻ったのですが、そろそろ日の入じゃない？ということに気が付いて、慌ててホテルを飛び出したのが20:55。

ビーチまで急いでみたら・・・間に合った！大西洋に沈む夕日、というよりは岸壁に沈む夕日。でもポルトガル最後の夜がいい天気になってくれて満足です。

ピザのおこぼれを狙うカモメたち（笑）
ここのビーチは白い砂がふかふかでした。

21:15、ホテル帰着。