2023年初夏のポルトガル縦断（１０：歴史地区と橋・ポルトの世界遺産巡り）

2023/07/15 - 2023/07/15

ポルト滞在2日目。今日はポルト観光の目玉、世界遺産を巡ります。ボルサ宮やサンフランシスコ教会がある歴史地区、ドウロ川にかかるドン・ルイス1世橋はポルトのシンボルですね。観光の前には少し買い物も楽しみながら、ポルトの街を歩き回りました。

【今回の行程】
○7月6日（木）：パリ→（航空機）リスボン
○7月7日（金）：リスボン・ベレン地区街歩き
○7月8日（土）：リスボン・旧市街街歩き
○7月9日（日）：カスカイス、ロカ岬
○7月10日（月）：リスボン→（鉄道）コインブラ
○7月11日（火）：コインブラ市内街歩き
○7月12日（水）：コインブラ市内街歩き
○7月13日（木）：コインブラ→（鉄道）ポルト
○7月14日（金）：ポルト市内街歩き
●7月15日（土）：ポルト市内街歩き
○7月16日（日）：ポルト市内街歩き
○7月17日（月）：ポルト→（航空機）パリ

【7月15日】
総移動距離26.1km（徒歩7.7km、メトロ18.4km）
総歩数16537歩

エリア ポルト(ポルトガル)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: TAPポルトガル航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

11:05、ホテル出発。

メトロに乗って→Trindadeで乗り換えて→Aliadosで降りて、という一連の流れは前日とまったく同じなので省略！クレリゴス教会の脇を通り過ぎてさらに南の路地を進みます。

今回の旅行で初めての猫発見！車のボンネットで居眠り中。こちらから近づいても気づいているのかいないのか、マジ寝を決め込んでいます。

フェラス通り Ferraz の石畳を降りていきましょう。正面に見えるのはポルト大聖堂。

ショップが立ち並ぶフローレス通り Flores。観光客の姿も多いですね！

12:50、ここまで歩いてきた最初の目的、石鹸メーカー Claus Porto のお店。

クラウス ポルト 専門店

おしゃれな包み紙で包装された石鹸が並びます！ガラスの容器に様々な香りの石鹸がおさめられていて、1つ1つ香りを確かめることができます。

購入したのは薄い石鹸が15個セットになったパッケージ24ユーロ。レジの女性に「Obrigadoの発音上手ね！」と褒められました。

お店の上のフロアはちょっとしたミュージアムになっていて、石鹸を製造する機械などが展示されていました。

クラウス ポルト 専門店

さらに南へ進んでいきましょう。

目的地2つ目、キャステルベル Castelbel のお店。これまた石鹸！クラウスよりは小さなお店ですが、こちらにもファンシーな石鹸がたくさん並んでいました。石鹸のセット23ユーロをお買い上げ。

さらに坂を下ると・・・

13:15、エンリケ航海王子公園に着きました。公園中央の銅像はもちろんエンリケ航海王子。

このすぐ西側にあるのが、ポルト観光の目玉のひとつボルサ宮。見学にはポルトガル語・英語・フランス語・スペイン語いずれかのツアーに参加する必要があります。ここはぜひとも見学したかったので、ツアーのチケットを買う列に並びました。待つこと35分、14時少し前に購入できたのは16時スタートの英語ツアーでした。それまで約2時間あるので、少し観光と食事ができそうですね。

エンリケ航海王子公園 広場・公園

というわけで、ボルサ宮のさらに西にあるサンフランシスコ教会。見学は1人9ユーロ。残念ながら内部の撮影は禁止だったので、もしガイドブック等に写真があればそれを見ていただきたいのですが、どこを見ても内装が金、金、金。彫刻も見事です。

サン フランシスコ教会 (ポルト) 寺院・教会

サンフランシスコ教会前の広場から。目の前を流れるのはドウロ川、その手前にはレンガ造りのマクドナルドが見えますね。

この後はボルサ宮の見学でこの場所を離れる必要もなかったので、今日の昼食はマクドナルドでいただくことにしました。観光地ど真ん中でありながら店内は空いていて、しばしゆったり。

サン フランシスコ教会 (ポルト) 寺院・教会

15:45、サンフランシスコ教会を横目に見ながらボルサ宮に向かいましょう。

サン フランシスコ教会 (ポルト) 寺院・教会

チケット売り場の出口側から入って、チケットチェックを受けて建物の中へ。ここでツアー参加者とガイドさんを待ちます。

ボルサ宮 城・宮殿

16時、ツアー開始。総勢50人ほどでしょうか。ガイドさんの名前は忘れてしまいましたが、26歳の男性ってことははっきり覚えてます。ノリノリで解説してくれる楽しいガイドさんです。

ボルサ宮 城・宮殿

ガイドさんの説明に聞き入る参加者。

ボルサ宮 城・宮殿

近々貸し切りのイベントがあるようで、ずらりと椅子が並べられていました。

ボルサ宮 城・宮殿

法廷の間。最近まで実際に裁判が行われていたそうです。

ボルサ宮 城・宮殿

こちらは木と金でまとめられた重厚な空間。

ボルサ宮 城・宮殿

ガイドさん「次の部屋はポルトガルで一番美しい部屋です」
参加者の一人「本当に？私もポルトガル一美しい部屋を知っているわ」

ボルサ宮 城・宮殿

ボルサ宮で一番の見どころであろう「アラブの間」。白を基調としたアラブ模様のタイルで囲まれ、華やかそのもの。見事です。まぶしさを感じます。

ボルサ宮 城・宮殿

参加者「あなたの言うとおりね、美しい」
ガイドさん「僕はジョークは言うけど嘘はつかないんだ」

ボルサ宮 城・宮殿

今でもパーティが開かれることがあるそうです。

45分があっという間の楽しいツアーでした。ガイドさんありがとう！

ボルサ宮 城・宮殿

改めて川沿いまで下りてきました。起伏の大きいポルトの街、橋も高いところにかかっていますね。

一番手前に見えるのがドン・ルイス1世橋。ロカ岬と並んで、ポルトガルに来たら行ってみたいと思っていたところです。

橋まで行くにはまたもや坂を登らなければなりません・・・

途中に立ち寄ったポルト大聖堂。この日は何かのイベントをやっていたようで、聖堂前の広場には人だかり。ここの見学はまた改めてとしましょう。

ポルト大聖堂 寺院・教会

ドン・ルイス1世橋の北側のたもとまでやってきました！

通りの下からはメトロD線が顔を出します。

ドン ルイス1世橋 現代・近代建築

17:30、ドン・ルイス1世橋。開通から130年以上経つ歴史ある橋で、これ自体が世界遺産に登録されています。

見どころは何といってもトラムと歩行者が共存しているという点。かつては自動車も走れたようですが、現在は走れません。

ドン ルイス1世橋 現代・近代建築

トラムが来ました！歩行者はちゃんとよけて歩いています。

ドン ルイス1世橋 現代・近代建築

もういっちょトラム。

ドン ルイス1世橋 現代・近代建築

崖に張り付くようなケーブルカー。見ているだけで怖いです。。。

（次の日に乗りました！）

ドン ルイス1世橋 現代・近代建築

そしてこの橋のもう一つの見どころ、この眺め！左側がポルトの市街地で右側はその対岸。高さは45mあるそうです。橋自体が大きいのでさほど怖さは感じませんが、それでも迫力ある眺めを楽しめます。

ドン ルイス1世橋 現代・近代建築

橋の東側。川で言うなら上流側。

ドン ルイス1世橋 現代・近代建築

ポルトの市街地全体をよく見渡せます。

ドン ルイス1世橋 現代・近代建築

だいぶ日も傾いてきました。水面に浮かぶ船がきれいです。

ドン ルイス1世橋 現代・近代建築

橋を南側まで渡り切ったら目的達成！まさに今見てきたトラムに乗ってホテルに帰りましょう。

当たり前ですが、トラムから見える景色もほぼ同じ。

18:45、ホテル帰着。

ドン ルイス1世橋 現代・近代建築

さて夕食の時間なのですが、歩き疲れと食べ疲れがたまってきたこともあって、今夜はカップラーメンにすることに。近所の大型スーパーメルカドーナ Mercadona に行ったら、売ってましたチキン風味のカップラーメン。そして海苔のおつまみ！こんなものがあるとは思いませんでした。ポルトガル料理もよいですが、たまーにこういうライトなものを挟みたくなります。