出張ついでの…＃43-6 (^^ゞ　⑥特別公開の熊本城と桜の馬場城彩苑

2023/05/24 - 2023/05/27

熊本市内観光と言えば日本三名城の熊本城。
今回で人生2回目の訪問ですが、前回はフォートラ活動前のため、久しぶり。
復興中の熊本城と桜の馬場城彩苑を訪れてみました。

日本三名城の熊本城は、加藤清正が1601（慶長6）年から7年の歳月をかけ築城した江戸城にも匹敵する巨大な名城です。
今回は2016年4月の熊本地震被災後、2019年10月からの特別公開での訪問です。
テレビでも大きく取り上げられた熊本地震では大小天守、宇土櫓や多くの石垣が崩落し、被災そのままの場所、復興に向けて工事中である景色を眺めながら特別公開用に整備された今しか味わえない特別見学通路の空中回廊から入城するという経験できないものも味わえました。


熊本城
https://castle.kumamoto-guide.jp/
https://www.youtube.com/watch?v=jCLJv8QAKJE

エリア 熊本市(熊本)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• 交通: 4.0

• 交通手段: 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

『水前寺公園』から路面電車で『熊本城・市役所前停留場』まで移動。

熊本城・市役所前停留場 駅

停留場を降りると道路向かいに案内看板あった。

『城見櫓』前を歩きます。

城見櫓 グルメ・レストラン

結構まっすぐで長いですわ。

そこにあったのは感じたままの『長塀』でした (^^ゞ

石垣をコンクリートで覆った被災の痕跡。

『加藤清正公』の銅像あった。

加藤清正公像 名所・史跡

『明治神宮』の中にも『清正の井』がありますね。

城内の案内板。

ここも石垣がコンクリートで固められている。

これは？

『飯田丸五階櫓』があった場所でした。

そんな被災状況を見ながら『行幸坂』を進み入口に向かいます。

行幸坂 名所・史跡

復興城主募集、1万円以上の寄付が条件になってます。

道路横も石垣とは別で人工的に積み上げたとみられる石の塀に金網フェンスが張られてます。

こちらは石垣を鉄骨で補強、昔の技術を現代の技術で支えます。

そしてこちらが入口。

特別公開の空中回廊や見学コースの案内板です。

今回、『熊本城』に来た目的にはこれも・・・

会社の人から『スタンプ貰ってきてくれ』と言われ、冊子を預かっていたんです。
本来、自分で行って押すのが価値ありなんですけど・・・(^▽^;)
如何なもんかと・・・（笑）

仕事以外のスタンプミッション完了してLINEで報告後、入城します。

入口方面を振り返る、天守ヘは通常の地面ではなく、この通路から向かいます。

早速、被災状況が目の前に・・・

歪んで漆喰の壁にもヒビが入ってますが、かろうじて耐えてますね。

こんな状態が見られるのも今だけかも・・・

これが現在の『数寄屋丸』です。

これが空中回廊、本来なら地面を歩いて入城ですが、被災時のままの箇所もあり、石垣など崩壊の恐れもあるための大規模な措置かと・・・

『本丸御殿』も外壁に損傷が見られます。

熊本城本丸御殿～秋夜の宴～ 祭り・イベント

7年経過しているのにこんな感じで手つかず状態。

『日本三名城』の『熊本城』にこのような大規模な空中回廊を歩いて入城すること自体異例の体験です。

こんな感じでず～っと高架橋状態です。
都市部の駅前みたいな感じ。

天守と『本丸御殿』の説明。

武者返し急傾斜の石垣カーブも美しいですわ。

石垣の上を通り越すルートは階段とエレベーターで上昇していきます。
坂道になっていないのも疲労や転倒軽減などの措置かと・・・

正面に見えてきたトンネル『本丸御殿大広間（闇り通路）』へ・・・

内部被害は殆ど無いですが、立入禁止柵が・・・
しかし、全国的には珍しい地下通路が見られました。

『闇がり通路』を抜けるといよいよ『天守閣』

熊本城 名所・史跡

こちらは小天守。
そういえば帰ってきて思い出したが、小天守には登ってないわ (*´▽｀*)

小天守の被災前後の違い説明。

大天守前にあった撮影ポイント『蘇る熊本城』

大天守内部にも入れます。

天守閣の被災説明。

それでは天守閣内部へ入ります。

この辺りも石垣が崩落してますね。

被災後初の入城。

石垣も芸術的です。

いきなり耐震補強がありました。

フロア案内は名城らしくない近代的なもの。

模型の大小天守展示物。

これも・・・

石落しです。

これは雪隠（便所）ですね (^^ゞ

空中回廊ならず『空中雪隠』(^▽^;) とあります（笑）

天守内部に石垣の階段があるのは珍しい。

こちらは近代的な階段。

1958年に天守再建。

1960年に天守は蘇ったんですね。

そして2016年被災以降の天守閣の復旧。

近代的な階段で大天守最上階に到達！

天守前広間のエエ眺め。

市内も一望できます。

こうやってみますと高い建物はあまりないですね。

阿蘇連山も望めました。

ビルにくまモン。

さきほど歩いてきた空中回廊も・・・

こちらは石垣や瓦が崩壊したままですわ。

最上階は真新しい木で新鮮な感じ。

普通の城なら天守並みの大きさの櫓も熊本城の特徴。

大天守から見下ろす小天守。

繁華街や熊本駅方面の眺望。

石垣復旧、1日に4個くらいしか積めないとか地元の人が言ったました。
そりゃー年数掛かるわ。

見終えて出口へ・・・

摩擦ダンパー？

揺れを吸収する機構ですね。

石垣に補強や金網、新旧折衷状態ですわ。

外に出て記念撮影スポットで1枚。

おもろい！このボトルお城の形してるわ。

外国人にも人気の甲冑。
改めて見ると昔の人は小柄だったと実感する。

天守の周りを歩いてみる。

ここも崩落まんま。

天守から見た崩壊した建物。

城内にある『加藤神社』へはバリケードで行けなくなってました。

この立派な櫓もこれから復旧工事に入ります。

下部分は損壊してますしね。

復旧はこれからって感じ、7年経過してこのレベルだから2040年まで掛かるというのもわかるような気がした。

今しか見れない熊本城を見た後は・・・

桜の馬場城彩苑へ行ってみます。

ここですわ。

桜の馬場 城彩苑 名所・史跡

城下町の町並みを再現したイメージ。

土曜の朝ですが、10時過ぎなのでまだ空いてますわ。

人も入らず写真撮影。

お土産も買えますよ。

自販機も熊本城ラッピング。

ここも被災後の新たな観光地になってます。

くまもと酒蔵 グルメ・レストラン

小腹もお土産も満たせそう。

『桜の小路』ここにもくまモン。

熊本城 桜の馬場 桜の小路 市場・商店街

『熊本城ミュージアムわくわく座』もあります。

熊本城ミュージアム わくわく座 名所・史跡

ここからすぐ近くなのに桜町バスターミナルまでコミュニティバスに乗ってしまいました。

『桜町バスターミナル』での最後の旅行記に続きます。