北海道&東日本パスで行く乗り鉄の旅! <Day3_網走~川湯温泉> 釧網本線 知床の海

2022/09/12 - 2022/09/18

毎度ご覧いただきありがとうございます。ろーかるんです。
前回は札幌駅から旭川、遠軽を通って網走まで来ました。
今回は網走から今宵の宿がある川湯温泉を目指します。
いつもよりかなり短い旅行記ですので，是非最後までよろしくお願いします。


☆旅行ルート
1日目：上野→青森
2日目：青森→札幌
3日目：札幌→川湯温泉，石北本線周り
4日目：川湯温泉→根室→新得
5日目：新得→五稜郭，津軽海峡フェリー(夜行)
6日目：青森→一ノ関，三陸海岸経由
7日目：一ノ関→上野

ルートの詳細は本編でのお楽しみ，ってことで．


☆見出しの見方
乗車した各列車の紹介の先頭ページに，以下のような見出しがあります．

① ××本線 (普通・快速)□□行き，(○○→△△，乗車区間)，車窓おすすめ：(絶対or強いて言えば)・(左or右)

ここで注意していただきたいのが，車窓おすすめ欄です．ここでいう左右は，○○駅から△△駅へ進んだ場合のお話です．
もしこの欄に「右」と書いてあった場合，○○駅から△△駅へ向かう場合は進行方向右側がおすすめですが，△△駅から○○駅へ向かう場合は進行方向左側にお座りください．

________________________________________________________

3日目前編　網走→川湯温泉

エリア 北海道

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

30.釧網本線 普通 釧路行き　(網走→川湯温泉)　車窓おすすめ：絶対に左

それでは乗り込んでいきます。
15分程度の乗り継ぎで接続する遠軽・北見から来た普通列車には5,6人しか乗っていなかったので、まぁそんなには混んでいないと思ったのですが...

こちらには40人近い人が乗っていました。乗車率にして約6割。みんな一体どこから湧いたんですかね？　(網走で観光してねぇのはお前くらいだぞ？？)
それでも運よく海側の席が空いていました。ラッキー。

なお、この写真に出ているキハ54は窓と座席配置が合っておらず、窓無し席も存在します...くれぐれもご注意を．

網走駅 駅

出発すると、早速海が見えてきます。

鱒浦駅。

荒波のオホーツク海。函館本線の噴火湾とは迫力が違います。かっこいい。

北浜駅周辺．

この辺りで地元の学生さんがどっと乗り込んできて立ち客もたくさん出るほどの盛況に。海側でない方の席にも座って楽しそうにおしゃべりをしていました。
普段からこの景色を見て、どんな風に思うんだろう。

原生花園駅に臨時停車。

浜小清水駅。
そろそろ海ともお別れ。

知床斜里駅。この路線の途中駅としては最も賑やかな駅の一つです。ここで10分停車。
地元の学生さんも観光客もほとんど降りてしまい、車内には地元の方らしき人10人くらいが残りました。時間が遅いからでしょうか。鉄道ファンらしき人も乗っていません。

夕焼け。

なかなか幻想的でした．

オホーツク管内最後の停車駅、緑駅。駅舎に書かれた文字もちゃんと緑色です。
なお駅名の由来は「四面緑に囲まれて静かな土地であることから」。
え、それだけ！？

そして本日のラストスパート、オホーツクと釧路の境界線、野上峠越えです。
乗っていて分かるくらいの勾配はありますが、キハ54は40とは違いスピードをほぼ落とすことなく軽快に走り抜けていきます。

なおこの峠は分水嶺にもなっていて、これより先に降った雨はオホーツク海ではなく太平洋に流れ着くそうですよ。

そして本日の目的地、川湯温泉です。
降りましょう。

川湯温泉駅 駅

絵にかいたローカル線の雰囲気。

駅前には川湯温泉の中心地へ向かうバス。
さっきの列車から降りたもう一人の方はこちらに吸い込まれていきました。

私の今宵の宿は駅前の道路をまっすぐ行ったところにある、HOTEL PARKWAYさん。唯一駅から歩いて行けるホテルです。
それではチェックインしましょう。

川湯温泉 HOTEL PARKWAY (ホテルパークウェイ) 宿・ホテル

お部屋。トイレ、洗面台は共用でした。お部屋の鍵はちゃんとかかります。きれいで快適でした。

ちなみに私、明日は早朝出発になるのを見越して素泊まりプランを予約したのですが、ここに来て歩いて行ける範囲にコンビニが1つも無いことが判明。
しかし、翌朝釧路に着くまで何も食べられない、みたいなことになると思いきや、チェックイン時にこちらのメニューからでしたらご用意できますと救いの手が。(^_^;)

というわけで、ホテル自慢の摩周鯛のお刺身定食を戴きました。
(部屋にカメラを置いてきてしまったので、写真はありません。ごめんネ)

あっさりしていておいしゅうございました。
気になる人は公式ホームページを覗いてみてくださいな。

なお、温泉は男女別の内湯1,露天1.それとは別に混浴の露天(冬季閉鎖)が1つあります。男性用の浴室は常に5人くらいいたように感じますが、混浴は終始誰も来ませんでした。
どちらも気持ちよかったです。

夕飯を食べ終わったので、川湯温泉駅まで戻り、駅舎併設の足湯に行きました。

ＪＲ川湯温泉駅の足湯 温泉

真っ暗な窓の外からは虫の声だけが聞こえてきます。とっても心地よい。
一応22:00(5~10月)で足湯は終了、ということになっていますが、ここは無人駅。誰かが戸締りに来るのかは謎です。

なお、冬季は18:00で終わるらしい

駅を出たところには蛇口があり、「おいしい湧水」と案内が。

少し口に含んでみると...
うわぁ、苦っ。
滅多にここで水を飲む人がいないのか、水道管が錆びていたようです。

ほぼ何も無い駅前。空を見上げると星がきれいでした。

それでは次回の記事でまたお会いしましょう。

(つづく)