2023/06/24 - 2023/06/24
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miharashiさん
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2023年の海外旅行第二弾は、念願の中央アジア、カザフスタン・ウズベキスタン・キルギス3か国への旅。その中で一番の目的地はキルギス。旅行時期もキルギスの一番いい季節に合わせた。しかし、その結果カザフスタンのアルマトイ、ウズベキスタンのタシケントやサマルカンドは、猛暑の中の観光となっが、それでも何とか無事観光を終えることが出来た。その後、ウズベキスタンからキルギスへの入国でミスをしてしまったが、無事にキルギス入国を果たし、約二週間のキルギスの旅が始まることになった。
本編(その8)では、サリモゴルから宿のおじいさんが運転する車で標高3500mのTulpar kul lake(テュルパーレイク)まで日帰りでドライブし、軽いハイキングをしたときの旅行記です。二人ともすでに後期高齢者に入ったばかりで、へなちょこトレッカーなので、花や景色を撮影するだけでした。肝心のレーニン峰は、頂上付近に雲が湧いていて、辛うじて稜線が見え隠れする程度で、残念ながら不完全燃焼に終わってしまいました(表紙写真)。
<本旅行の大まかな日程(予定)>
6/16 成田ー>アルマトイ(カザフスタン)
6/18 アルマトイー>タシケント(ウズベキスタン)
6/19 タシケントー>サマルカンド
6/20 サマルカンドー>タシケント
6/21 タシケントー>アンディジャンー>オシ(キルギス)
( 6/22~7/5 キルギス滞在 )
7/6 ビシュケク(キルギス)ー>アルマトイ(カザフスタン)
7/7 アルマトイー>成田(7/8)2
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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Tulpar Kul lake(テュルパーレイク)は、サリモゴルの村から南に20キロ強離れたところにあり、標高は約3500m。標高7134mのレーニン峰のベースキャンプへの基点にあり、湖の近くには、私達がサリモゴルで泊まったTilek guest houseのユルトやCBTのユルトも建っていて、湖畔近くに宿泊することも可能になっている。夏には湖畔に花が咲き乱れる絶景を期待して、サリモゴルから日帰りで訪れることにしたのだった。(写真は、Tulpar Kul lakeとお花畑)
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6月24日。宿の朝食を食べ、9時過ぎに宿のおじいさん?(私達よりも10歳も若いことが後で判明)が運転する車で出発(Tulpar kul lakeまでの往復料金は3000ソム)。サリモゴル村を出るとすぐに、恐ろしい勢いで流れる赤茶けた川にかかる橋を渡った。なんとも心もとない橋でひやひや。
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辺りの土が赤茶けているせいかも。
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未舗装道路なので、がたがた揺れて、乗り心地がよくない。おじいさんは慎重に低速で走る。
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標識によると、Tulpar Kul lakeまでは23キロと書かれてあった。
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走り出して40分くらいたつと、前方に山が見えだした。
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何もない広々とした草原には一列にきれいに整列した家畜たち(画像をクリックしてください)。
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時刻は9時56分。草原から山間部へと入る。
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周囲は黄色い花が咲いていたので、車を停めて撮影させてもらう。
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名前はわからないが、よく見る花。
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この花は道中咲いており、ひときわ目立っていた。
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ここらは一面タンポポ。
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紫色のこの花も。
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他にもこんな花も。
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花を撮影していたとき、こんなところを少年が自転車で駆け下りて来たのにはぴっくり。
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花の撮影に夢中な主人。
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山間部に入ってきた。いまにも落ちそうな岩を発見。下の岩は上から落ちたものか?Tulpar kul lakeは前方の山の越えたところにある。
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川沿いの道は悪路。
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出発して一時間経過したとき、前方にこんな山が現れた。
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10時13分。出発してから1時間ちょっとで、ようやく美しい山上の湖に到着。おじいさんによると、これがTulpar Kul lakeだという。
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車を停車してくれたので、少し小高いところに登って撮影。
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パノラマで(画像をクリックしてください)。湖の周りにも黄色い花の絨毯。
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少し花を拡大して。
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さらに拡大。
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湖の背後の斜面には勿忘草の群生。
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勿忘草と別の花。
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キンポウゲのような花の絨毯。
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同上。
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黄色の花の周りはまだ咲いていないがエーデルワイスのよう?
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湖の周囲で咲いていた花の一覧。
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私達の車と私。奥にはレーニン峰?
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別の山をバックに記念撮影。右横が運転してきた宿のおじいさん。
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撮影を終えて戻ると、おじいさんが一緒に撮ろうと言ったので、記念撮影。
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これはTulpar kul lakeとは違う湖。
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Tulpar Kul lakeのパノラマ(画像をクリックしてください)。
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上記の反対側、レーニン峰の方角のパノラマ(画像をクリックしてください)。
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再び車を走らせ、写真前方に見えるユルトキャンプへ向かう。
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さらに近づいてから撮影(画像をクリックしてください)。
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最初はCBTのユルトキャンプ。
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次のユルトが宿(Tilek guest house)のユルトキャンプ。
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こちらがそのトイレ。サリモゴルの宿と同様に水洗だった。
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朝は簡単に済ませてきたら、こちらのユルトに連絡が入っていたらしく、朝食が準備されていた。せっかくなので、食べることに。ジャガイモと野菜の炒め物で、食べやすくおいしかった。
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休憩後さっそくちょっとだけ先へ歩いてみることにして、ユルトキャンプの先の坂道を登っていった。写真は、坂道の途中から見えた宿のユルトキャンプとTulpar kul lake(写真右後方)。
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同上。パノラマで(画像をクリックしてください)。
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坂道沿いの斜面はお花畑になっていて、ピンク色の桜草が目立った。
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坂道を登り切ると、さらにお花畑が続いていた。写真は、その途中で振り返って撮影。お花畑の向こうにはTulpar kul lake。
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一面に咲く黄色い花を拡大して。
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坂道を登り終わると、次第に主人との距離が開いてきた。どうやら空気が薄いので胸がいたくなったらしい(気管支喘息のため)。
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ここは、車が走れる道があり、レーニン峰のベースキャンプに行くトレッカーを乗せた車が時々通り過ぎた。
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車道の終点には、写真の看板が立っていた。ここから右の川沿いの道を下り、橋を渡ると、レーニン峰のベースキャンプまで行くことが出来るが、片道6時間の行程(宿の人の話では4時間)。左へ行くとレーニン峰のビューポイントへ行けるが、これも4時間の行程だという。どちらも熟年の私達にはとても往復できるコースではなかった。
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この道がベースキャンプへの道。いったん急坂を下り、橋を渡ってから、再び急な道を登らなければならない。私だけなら橋の少し先までは行けそうだったが、無理はできないので断念。写真を撮っていたら、一人で戻ってきた人がいた。なんと、オシから一緒の車できたイギリス人だった。
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彼はベースキャンプへは行かず、途中で引き返してきたという。少しは元気になったようで、安心した(オシでは、彼は食中毒症状で、ダウンしていた)。せっかくなので、記念撮影。後ろの車はここまでカップルを乗せてきた車。カップルはここからベースキャンプまで歩くという。
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上記写真を撮ったところから引き返し、その途中で昼食休憩。写真は、そこでレーニン峰を眺めている私。
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休んだところは、黄色い花の群生地だった。遠方にはTulpar kul lake。
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同じ方角を拡大して(画像をクリックしてください)。手前は黄色の花の絨毯。
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上記の右側。背後にはきれいな色の山肌。
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辺りの花。
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レーニン峰の方角を見ると、頭上は黒い雲が湧いてきた。辛うじて山の上は青空。
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レーニン峰のピーク?が見え隠れ。
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雲が山の稜線の上を移動。
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同上。
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残念ながらこれ以上は期待できないようなので、レーニン峰の撮影は終了。
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湖方面は青空が広がるいい天気なのに、残念だ。
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下りは快調な主人。
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ユルトキャンプに戻る途中の斜面には真っ白な桜草を発見。
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勿忘草や桜草やいろいろの花が咲いていて、きれいだ。
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ユルトキャンプは7月からがシーズン。そのため新しいユルトの組み立てに忙しそう。
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宿のご一家と記念撮影。おじいさんの孫たちと息子さん。息子さんは少し英語が話せる。三人の子持ちで、子供たちは6月から8月まで3か月休みがあるという。彼からおじいさんの年齢を聞いて、驚いた。私達より10歳も年下とは?単に私達が年齢を自覚していないだけなのかも。
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12時40分すぎにはユルトキャンプを出発。再び、落ちそうで落ちない岩の下を通過。
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再び黄色い花の絨毯の中を走る(画像をクリックしてください)。
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カップル?のロバ。
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13時35分。サリモゴルの村が見えてきた(画像をクリックしてください)。約1時間で山から下りてきたことになる。
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再び赤茶けた川の上を走る(画像をクリックしてください)。木製の橋だ。
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相変わらず激しく波立つ川。
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一方、不思議なことに、こちらの川は清流。普通のきれいな流れだった。
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この日の夕食は肉じゃが?。日本の肉じゃがに似ている。日本ほどは甘さはないが、しょうゆのようなもので味付けしてあった。明日は、サリモゴルからオシへと戻る。なお、レーニン峰のベースキャンプを訪れるツアーは、7月からしか挙行されず、しかもかなり高額。私達は、6月後半に訪れたので、現地ツアーは使わずに、個人で訪れることにしたのだった。結果的には、手前で引き返すことになってしまったが、まずまずの天気に恵まれ、お花畑も見ることが出来、行って良かったと思える旅となった。ただ、レーニン峰がクリアに見えなかったのが、唯一の心残りだった。(その8に続く)
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