2023/06/20 - 2023/06/21
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miharashiさん
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2023年の海外旅行第二弾は、念願の中央アジア、カザフスタン・ウズベキスタン・キルギス3か国への旅。その中で一番の目的地はキルギス。旅行時期をキルギスの一番いい季節に合わせたので、ウズベキスタンは猛暑が予想されたため、タシケントとサマルカンドに限定。出発してみると、予想通りカザフスタンのアルマトイは日中の温度が30度越えで、タシケントは40度近い気温。日中の観光をひかえて、主に朝と夕方以降に観光するはめになった。
本編(その6)では、ウズベキスタンからキルギスのオシへ陸路で入るまでの一部始終を記した旅行記です。キルギスでは、最初の目的地を7000mを越えるレーニン峰が間近かに望める村(サリモゴル)にしたので、ビシュケクではなく、オシからの入国となりました。はたして何事もなくすんなりと入れたのでしょうか?(表紙写真は、オシのスレイマン山)
<本旅行の大まかな日程(予定)>
6/16 成田ー>アルマトイ(カザフスタン)
6/18 アルマトイー>タシケント(ウズベキスタン)
6/19 タシケントー>サマルカンド
6/20 サマルカンドー>タシケント
6/21 タシケントー>アンディジャンー>オシ(キルギス)
( 6/22~7/5 キルギス滞在 )
7/6 ビシュケク(キルギス)ー>アルマトイ(カザフスタン)
7/7 アルマトイー>成田(7/8)
- 旅行の満足度
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 鉄道 タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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6月20日、早朝6時半にタシケントのホステルをチェックアウト。前日泊ったサマルカンドの宿で滞在証明書を渡され、その時ウズベキスタンの出国にはホテルの滞在証明が必要なことを実感させられたので、このホステルにも要求すると、早朝にもかかわらず滞在証明書を出してくれた。タシケント中央駅からは、7時55分発の列車で、キルギスとの国境近くの町・アンディジャンに向かった。
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列車の中。空調が効いてきれいな車内だった。
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出発してすぐにお茶のサービスも。
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車窓の風景(その1)。
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その2.しばらく田園風景が続く。
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その後徐々に山の中に入って行き、ダム湖のそばを走っていく(その1)。
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その2.
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その3.
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その4.
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その5.
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ダム湖を過ぎてからも、さらに山の中へと走っていく。
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その後は渓流沿いを走っていく(その1)。
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その2.
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その3.
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二回目のサービス。無料かと思ったのでもらって飲んだが、あとで集金にきて有料とわかり、二人で10,000ソム(120円位)支払う。
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貨物列車とのすれ違いも。旅客列車よりも本数は多いようだった。
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同上。かなり古い車両も。
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かなり長い間山間部を走ったあとに、長いトンネルをくぐる。砂漠のようなところを自動車道が走っていた。
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トンネルを出ると、広々とした平野に出てきた。
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上記までは順調な列車旅だったが、列車はアンディジャンのかなり手前で停車し、同じ車両に乗っていて、オシに行くと聞いていた乗客がほとんど降りる準備を仕出し、周ってきた車掌が私にコーカンと言ったので、列車を”交換”するのかと思い、私達もつられて降りてしまった。実際には、下りたのはほとんどが団体ツアー客で、列車の交換もなく、列車はそのまますぐに出発してしまった。この駅は、アンディジャンから120Kmぐらい手前のコーカンドという町の駅だった。
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列車が出発した後になってミスに気づき、上記のドイツ人団体客のガイドさんに尋ねたらタクシーでボーダーまでむかうしかないといわれ、彼らは駅で待っていたミニバスに乗りこんでいった。駅員にチケットを見せても、首をふるばかり。もう後の祭り。次の列車は夕方までないので、下りた駅からはタクシーで国境まで向かう他はなかった。幸いにも、まわりにいたタクシーの運転手に声を掛けられ、オシとの国境までUS$50(約7000円)で行ってくれる(最初は25ドルと言っていたがアンディジャンまでの値段だったようだ。)という。ほかに手段はないので、この運転手に運を任せることにした。タクシーは、アンディジャンを経由して国境まで170kmを3時間かけて走り続け、ようやくオシとの国境に到着。最初の言い値通りの50ドル札を渡して、国境検問所へと向かった。親切な運転手で本当に助かった。
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ウズベキスタンとキルギスの国境は、物々しい雰囲気は全くなく(外務省の海外安全情報では、この地域はレベル2となっている)、スムーズに通過。ウズベキスタン出国の際、ホテルの滞在証明もちらっと見ただけで何も言われなかった。キルギスに入ってすぐにウズベキスタンの通貨をキルギスゾムに交換。何か冷たいものを飲みたいと思ったが、入りたいと思うお店が見当たらなかった。そんなとき多くのタクシーが待ち受けていて、400ソム(600円)で行くと声をかけてきたので、それに乗ろうとする直前に、107番のマルシュルートカ(ミニバス)が待機しているのを発見したので、タクシーはやめて、このマルシュートカに乗ることにした(料金は1人で15キルギスソム(以下ソム)、25円弱)。
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107番のマルシュルートカ。すぐに満席。
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オシ市内中心部にはキルギスのマナス王像?。
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途中は大渋滞(後日ここがバザールだと知った)。
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オシの宿が知らせてきたバス停で下車。近くに勢いよく流れる川があり、その先には遊園地。入って冷たいものを買って飲むことに。
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遊園地には日本ではお目にかからないユニークな乗り物が満載。どれも危険極まりないアトラクションだらけ。
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お腹もすいたので、ケバブのようなものを買って食べた。なかなかおいしかった。
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オシのホテル(Lovery Home for You)。ユニークな名前だが、部屋はバストイレ付で、2泊でUS$50弱。ただしエアコンはなく扇風機だけ。宿の女主人は英語が堪能で、何かと助かった。
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ホテルの中庭の植栽。
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6月21日。朝食は8時に中庭の一画でいただく(別料金で一人US$3)。
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レーニン峰が間近にみえるサリモゴルの村へは明日(23日)入るので、今日は1日オシに滞在。午前中は、ATMでキルギスソムを引き出すため、オシの街中まで歩くことに。宿を出るとすぐに、スレイマン山がきれいに見えた。
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拡大して。思ったより険しい山容だ。この暑さでは、全く登る気にもならない。
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しばらく歩くと、スレイマン山の形が変わって見えた。
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街中は車の洪水。ATMは、この道路の向かい側にあり、横断歩道が極端に少なく、かなり遠回りをして、ようやくATMにたどり着いた。ATMにカードを入れて引き出そうとしたが、最後で拒否。銀行の警備員に聞いたら、金額の上限(8000ソム)を超えたためと言われ、金額を8000ソム(日本円で約13000円)にしたらようやく引き出すことが出来た。
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街中から遠望したスレイマン山。
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宿に帰る途中、レストランを見つけたので入り、はじめてのラグマンを食べる。牛肉が柔らかくて、見た目以上においしかった。レストランの隣にカフェがあり、おいしそうなパンを売っていたので、今日の夜と明日の昼用に購入。宿に戻った後は、明日以降に備えて、部屋でゆっくり休養となった。キルギス入国は、アンディジャンまで列車で行き、そこから国境までバスかタクシーで行くはずだった。しかし、思わぬハプニング(勘違い)で、長い距離をタクシーで走ることになったが、終点のアンディジャンでバスを探したりしていたら、同じくらい時間がかかったかもしれないので、結果オーライだったかもしれない。(その7に続く)
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