2023年ウズベキスタン旅行　３日目：ブハラ

2023/05/22 - 2023/05/23

約３年ぶりの海外旅行！ウズベキスタンに行ってきました。
３日目はタシケントからブハラに移動後、ブハラの旧市街を観光しました。

１日目　福岡→ソウル
２日目　ソウル→タシケント
３日目　タシケント→ブハラ
４日目　ブハラ
５日目　ブハラ→サマルカンド
６日目　シャフリサーブス
７日目　サマルカンド
８日目　サマルカンド→タシケント→ソウル
９日目　ソウル→福岡

エリア ブハラ(ウズベキスタン)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

ホテルの朝食ビュッフェです。
種類が多く充実しています。

パン類も充実していました。

ブハラ行きの電車に乗るためにタクシーでタシケント北駅まで向かいます。
ブハラまではアフリシャーブ号で４時間半です。

アフリシャーブ号は大人気ですぐに予約が埋まってしまうので、事前に現地の旅行会社Advantourにチケット手配を依頼しました。メールでのやり取りでしたが返信が早く対応も丁寧で良い会社でした。
ブハラ→サマルカンド、サマルカンド→タシケントの移動も電車を使いましたが、急行電車のシャーク号にしました。シャーク号はすぐには売り切れないのでウズベキスタン鉄道の公式サイトから自分で予約しました。

こちらがアフリシャーブ号です。見た目は新幹線に似ています。

出発して間も無く軽食が配られました。クロワッサン、パン、コーヒーでした。

こんな感じの砂漠の景色がずっと続きます。

途中、サマルカンド駅とナボイ駅に停車後にブハラ駅に到着しました。
ホテルは旧市街にあるので、そこまでバスとタクシーで向かいます。
（バスは大変だったので最初からタクシーで行くのをお勧めします。）

旧市街に到着しました。
マリカ・ブハラというホテルにしました。
荷物を置いて、観光に向かいます。

タクシーで15分ほどでスィトライ マヒ ホサ宮殿に到着しました。

東洋と西洋の建築が混合している珍しい宮殿です。
この部屋はヨーロッパの宮殿でよく見るスタイルですね。

その隣の部屋はイスラムの幾何学模様になっており同じ宮殿とは思えません。

西洋のシャンデリアとイスラムのモザイクが混在しています。

この部屋は博物館のようになっていて、様々なコレクションが展示されています。

日本の陶磁器も置いてありました。

ガイドブックでよく見るのがこの建物です。池があって涼しげです。

内部ではウズベキスタンの絨毯が展示してありました。

城内の庭にはクジャクがいました。

ベンチで休んでいるクジャクもいます。結構大きいです。

園内にはクジャクを飼う檻がありました。
庭にいたのも飼われていたのですね。

観光が終わり、旧市街の方面へタクシーで戻り、お昼ご飯にしました。

旧市街からタクシーで10分くらいのところにあるShamというお店に来ました。
ゲルの中でウズベキスタンの伝統料理が食べられるお店です。
店員さんは英語が通じました。

キャラバンの像があったり、奥は昔の城壁のレプリカがあったりと、テーマパークのようです。

ナンが出てきました。ウズベキスタンは地方によってナンのタイプが違っており、こちらはブハラのナンです。

シャシリクです。スパイスが効いた羊肉で、臭みがなくて美味しいです。付け合わせのタマネギと一緒に食べます。

最後はラグマン。うどんみたいな感じですが麺はかなり太いです。スープは羊肉の出汁とスパイスの味がしました。パクチーが入っていて美味しかったです。

飲み物はチャイを頼みました。大きいポットになみなみ入っており、なくなるとお湯を足してくれます。

レストランからタクシーでアルク城まできました。
評判通り、巨大な城です。

横から見た様子。
これだけ城壁が高いと、侵入するのも大変ですね。

城の前の広場にはラクダがいて、200円(値切り前)で乗せてくれます。

内部はこのようになっていて、城壁のクラシカルな雰囲気とギャップがあります。

増築と改修を繰り返したのか、スタイルが違う建物が城内にあるのが面白いです。

立派な柱です。

立体的に入り組んでいて迷路のようになっています。

一番高いところから見た眺め。遠くにカラーンミナレットが見えます。
手前は荒野ではなく、アルク城の城壁の上です。荒地に見えますが、まだ発掘が済んでないのかもしれません。

玉座の間です。
謁見の際は王様に背を向けぬようにしていたとのことです。

城壁の上からの眺めです。

アルク城を出て、ホテルの方へ歩いて戻ります。
ブハラの旧市街はコンパクトにまとまっているので、先ほどのスィトライ マヒ ホサ宮殿以外は徒歩で移動可能です。

途中、カラーンミナレットの広場に寄りました。

カラーンミナレットとカラーンモスクです。
バランスが良いですね。

反対側はミルアラブメドレッセです。
メドレッセなのでタシケントで見たものと構造が似ています。

入場料を払ってカラーンモスクに入りました。
中は広場になっています。

中庭の奥からの景色です。

広場から近いところに有名なメドレッセが２つあるので寄りました。
アブドゥラジハーンメドレッセとウルグベクメドレッセです。
向かい合うように立っています。

まずアブドゥラジハーンメドレッセに入りました。

中は他のメドレッセと同じ構造で、中庭を取り囲むように小さな教室が多数配置されています。

ドームの模様が綺麗です。
このように立体的な幾何学模様はどのようにして作っているのか不思議です。

所々タイルが剥がれておりました。
相当古い建物なのでメンテナンスが大変そうです。

続いて向かい側になるウルグベクメドレッセに入りました。
有名な天文学者のウルグベクが作ったメドレッセです。

中庭の構造は他のメドレッセと同じですが、こちらはお土産屋さんが並んでいます。

メドレッセ観光を終えて、ホテルに向かいます。
各所にこのようにアーケードのような建物があり、タキと呼ばれています。
人通りが多い旧市街の交差点は大体タキがあります。

中はこんな感じで、ひたすらお土産屋さんが並んでいます。
人通りが多いところにピンポイントで全天候型のお店（現在はお土産屋さん）
を構えるというのがタキの本質のように感じました。商売根性たくましいシルクロードの商人の知恵でしょうか。

こちらは別のタキですが、多種多様な品物を売っており、通るだけでも面白いです。

旧市街の中心部はこのように観光地化されており、前述のタキ以外にもお店が立ち並んでいます。

ホテルの前の広場には水路があり、砂漠の真ん中のオアシスの街であることを実感しました。