2023/06/05 - 2023/06/06
43位(同エリア290件中)
愛吉さん
古代からの勾玉の生産地、又神の湯として知られる玉造温泉に1泊。
天平5年に書かれた出雲風土記に登場する古い温泉、神の湯の守り神玉造湯神社を中心に街を散策しました。
街は玉湯川を中心に両岸に湯宿がならび、その中央に宮橋、そして玉造湯神社となります。
鳥居の扁額は時の総理大臣若槻礼次郎の揮毫です。
表紙は街の中央を流れる玉湯川
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- JALグループ
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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-
温泉街の中央を流れる玉湯川。
温泉宿はこの川の両岸に軒を連ねます。 -
温泉街の中央に一畠薬師があり、小さな公園になっています。
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薬師堂。
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薬師堂の脇にお地蔵さん。
傍に地蔵建立趣旨の石碑。
読むと戦時中、この玉造温泉の陸軍病院に広島原爆の被災軍人が大勢送り込まれ、十分な手当てを受けないまま亡くなったそうです。
それを悼み建てられた地蔵像でした。 -
薬師堂の対岸、湯薬師広場にある”たらい湯”。
玉造温泉は古来美肌の湯として知られ、入浴すると肌が綺麗になるといわれます。
特にこの”たらい湯”は効果抜群で化粧水代わりに持ち帰る人が多いそうです。 -
その為の容器を納めているのが白木の箱。(おやしろ本舗)
現金を投入すると取り出す事が出来ます。 -
その上流に湯閼伽の井戸。
対岸の薬師堂に供える神聖な井戸で昭和30年代まで使用されていました。
現在は恋人の聖地となり、恋来井戸と呼ばれます。 -
上流に赤い橋が見えて来ました。
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赤い宮橋を渡ると、この土地の守り神玉造湯神社。
天平5年の出雲風土記に登場する古い社です。 -
鳥居の扁額は時の総理大臣若槻礼次郎の揮毫。
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境内には弥生時代の玉造の跡が残り、古代の住居形埴輪に模した出土品保存庫が建っています。
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拝殿。
祭神は湯山主命(温泉が湧く裏山)です。 -
拝殿を覗くと本殿は階段で一段高く造られています。
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本殿の屋根、出雲大社と同じ大社造り。
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本殿の裏側山際に建つ御祭神・湯山を示す石碑。
山そのものが御祭神なのです。 -
湯山遥拝殿。
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壁面には祭神湯山の全体図。
古歌 ”湧き出ずる湯山の主の神湯こそ、病を癒す恵なりけり”。 -
遥拝殿の奥に真玉の泉。
”願い石”(注連縄が張られた丸い石)。
玉造温泉一番のパワースポット。
願いを込めて真玉に触れ、玉を伝って落ちる湯山の霊泉に手を浸すと願いが叶うそうです。 -
稲荷別社。
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勾玉橋に戻って来ました。
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勾玉の下は散策路。
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足湯が有ります、温泉の温度は30℃。
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岸を上がり温泉街に戻ります。
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橋の両岸には記紀の世界、神話の物語像が点在します。
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今晩お世話になる旅宿、大きな露天風呂が有りました。
終
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この旅行記へのコメント (2)
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- Zebraさん 2023/07/02 04:05:17
- 懐かしい玉造温泉
- はじめまして。
今週、松江に出張してきまして。今回は会議だけで別の街に移ったのですが、松江の会議場を使うことがこれまでも何度かあり、十数年前には会議に家族を同伴して、玉造温泉に宿泊しました。
夜遅く浴衣で散策して、足湯に入ったの思い出しました。綺麗な街なので、もう少し時間の猶予のある旅程を組みたいなあ、と、毎回思います。
- 愛吉さん からの返信 2023/07/10 22:25:45
- RE: 懐かしい玉造温泉
- >Zebraさん こんばんわ。
玉造温泉 50年振り位の訪問です。
確かに歴史を感じる良い温泉です、前回と同じ宿に宿泊しましたが、露天風呂の記憶しかなく、初めてと全く一緒でした。
現役時代、会社の寮が大山升水高原にあったので、当時仲間達と好く出掛けましたが、直行直帰が多く、家族旅行は1回のみ、今回は2度目の家族との山陰旅行でした。
これからも折を見て旅を続けたいと思っていますが、何時まで続けられるか、体力との勝負です。
今後とも宜しくお願い致します。
愛吉
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