【赤犬の尻尾】見て死ね！ ナポリを!!

2023/05/15 - 2023/05/15

先日、ある寄り合いが、イタリアの魚醤の作り方の、食に携わる方の通訳を伴う見学を画策していたのですが、それに参加する機会を得ました。

この旅行記は、それ＋その前後の一連のものの記録です。

まずは、ゲートウェイたるナポリの様子です。

いつものごとく、いわゆる観光名所には訪れておらず、旅行ガイド的要素は極少です。
この点、予めお知らせするとともに、ゆえにそれらを欲する皆さんにとっては、超ー面 白くないものであることを記しておきます。

エリア ナポリ(イタリア)

• 旅行の満足度: 3.5
• グルメ: 3.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

ナポリへは、フランクフルトから飛びます。

離陸して数分、右舷にヴォルムスの街が見えました。
大聖堂と、それに隣接する日本でも有名なワイン「リープフラウエンミルヒ」を産するぶどう畑も。

大聖堂（ヴォルムス） 寺院・教会

機内食。
冷たいメシはキラい、日本人としてはね。味盲のドイツ人には良いんだろうが。

何回越えても、期待のアルプス。
でも、この日は雲が掛かって残念。
インターラーケンの東上空で、雲がなければアイガーの北壁が見えたのに！

機は南下するにつれ、雲が晴れて来ました。
ここは、アルプスの南端、ルガノの上空です。

イタリア国内に入り、ここはフィレンツェです。
かなりブレちゃってますが。

フィレンツェ歴史地区 旧市街・古い町並み

ナポリにアプローチ。
ニシダ島です。

ニシダ島 自然･景勝地

サッカー場も見えました。
「スタディオ ディエゴ アルマンド マラドーナ」です。

スタッジオ サンパオロ カジノ・ギャンブル

お城、「カステル サンﾄ エルモ」の奥（左）には港が。

サン テルモ城 城・宮殿

街の中心と港。

ナポリ湾 ビーチ・海

左下になんかヘンな建物（群）。

ナポリ空港に着陸。

ナポリ カポディチーノ国際空港 (NAP) 空港

街へのバス、「Alibus」。
ナポリ中央駅と港を結びます。運賃５エウロ。

渋滞。
単なる「滞り」ではなく、右から左から隙あらば割り込もうとする車に、蝿のようにうるさくククッと車の前を横切りながら動き回る単車。
今回は自分で運転していないから、肩がこらなくていいけど。
混沌としたこれはナポリ名物？

中央駅に到着。

ナポリ中央駅 駅

隣接の地下鉄駅脇の商店街。

ナポリ ガリバルディ駅 駅

中央駅近くの路地。

地元のサッカーチームの優勝が決まっているので、すでにこの様子。

ここがこの日の昼メシ屋。

トリブナリ通り 散歩・街歩き

ピッツェリア ディ マッテーオ。

ピッツェリア ディ マッテオ 地元の料理

店内。

品書きの一部。

フリッタティーナとアランチーノ、とビール。

中身。
どっちも旨かった！

さらにピッツァ、「ナポリの四季」。
ホントは上のコマのものだけを、と思っていましたが、給仕に「それだけか？」と言われて、やっぱり非常識かなと思い直して、これも注文しました。
四季＝４種盛りのソースは、
上： マリナーラ
右： 腸詰めとフリｧリｪッリ
下： マルゲリータ
左： リコッタ、プローヴォラチーズとチコリ
です。
なお、上述のメニューの記載に反して、９エウロでした。

食べ終えた皿には、店の絵が現れました（ちょっと大げさな表現）。
肝心な味は....
味自体は悪くないですが、生地がすぐに湿ったのか、元々湿っていたのか、ナイフで切るのも大変で、「銚子電鉄のぬれ煎餅」ならぬ「マッテーオのぬれピッツァ」って感じ。
この点、大きなマイナスです。が、仕方ないのかなぁ??
違う言い方をすると、ミケーレの方が安くて旨いです。

先の理由で、ピッツァはなるべく早く食べた方が良いと思い、そうしたのですが、そのあと、残っていたフリッタティーナとアランチーノがもう食べられず、半分ずつを持ち帰りました。
ちなみに、勘定には15％の奉仕料が別途加えられていました。

このあと、ナポリ中央駅からサレルノに列車で向かいました。

ナポリの前編はここまでです。

ナポリ中央駅 駅

かなりの雨の中、ヴェスビオ山の上方も雲に覆われ見えませんでした。

この列車時刻表です（右から４番目）。(C) FS
信じられないことに、この列車はナポリ中央駅を14分遅れて出発したにも拘わらず、サレルノには１分早着しました。
この区間はふたつのルートがあるのですが、運転線路を長い方から短い方に変えたのでしょうか??

サレルノに到着。

このあとは、
「【赤犬の尻尾】チェターラ、再び！」
https://4travel.jp/travelogue/11830593
に続きます。

サレルノ駅 駅