2023/05/16 - 2023/05/16
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呑ん兵衛ヴァガボン(ド)さん
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先日、ある寄り合いが、イタリアの魚醤の作り方の、食に携わる方の通訳を伴う見学を画策していたのですが、それに参加する機会を得ました。
この旅行記は、それ+その前後の一連のものの記録です。
ゲートウェイであるナポリに続いて、アマルフィ海岸の漁村・チェターラをすでに紹介していますが、この旅行記はチェターラからナポリに戻った夜の様子です。
いつものごとく、いわゆる観光名所には訪れておらず、旅行ガイド的要素は極少です。
この点、予めお知らせするとともに、ゆえにそれらを欲する皆さんにとっては、超ー面 白くないものであることを記しておきます。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.0
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
チェターラからバスでサレルノ駅に着きました。
いきなりそう言われても何のこと? と思われた方は、
「【赤犬の尻尾】チェターラ、再び!」
https://4travel.jp/travelogue/11830593
をご覧ください。この旅行記は、その続きです。サレルノ駅 駅
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定刻に到着した列車の車内は、すんごくきれいでした。
走行中も軽やかで、なんか今までのFSの電車列車とは違いました。
欧州メーカもやればできるんだよなぁー、と思っていたのですが.... -
ナポリ中央駅に着きました。
ナポリ中央駅 駅
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到着時に、扉が外吊り(戸袋が無い)でない引き戸式で「あれっ」と思い、頭を見たら「HITACHI」の文字が。
日立製作所製のハコだったのですねぇー?!
イギリスで大きな商売してるのは知ってましたが、イタリアにあるとは知りませんでした。 -
駅の改札内通路です。
「改札」と書きましたが、日本のそれとは異なり、入鋏による乗車券の「使用開始済」をするものではなく、単に駅ホーム内に入って良いかどうかのチェックのみで、区間、列車種別に依って必要なヴァリデートは別途する必要があります。
この方法は、駅構内で犯罪が多発した大きな駅で施行されています。 -
駅構内のスーパーで。
日本メーカのカップラーメン/焼きそばです。
日本にないスタイルで、さらには日本で見ない味の素製のものは、ドイツのそれともパッケージや名前が違います。 -
中央駅隣接の地下鉄1号線、ガリバルディ駅です。
夕方多客時の17時でしたが、十分以上待ちました。 -
駅案内図。
この路線は環状(厳密には8の字か?!)になる予定で、さすれば空港にも駅ができます。早くそうなることを望みます。 -
ムニチピオ駅。
右手には、なんやら年季が入った「駅」とはおよそ関係なさそうな構造物が。 -
ヌオーヴォ城です。
この塔のひとつの土台部が、上のコマの構造物です。ヌオーヴォ城 城・宮殿
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ムニチピオ広場とサン ジァコモ宮殿です。
ムニチービオ広場 広場・公園
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上述広場直近のホテル、「Domus Vista Castello」です。
便利な場所 by 呑ん兵衛ヴァガボン(ド)さんDomus Vista Castello ホテル
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部屋。
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部屋(寝室)には浴槽があってびっくり。
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洗面所。
シャワーもあります。 -
トイレと欧州ホテルお約束のビデ。
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トレド通り。
たくさんのブランド店が並んでいて、この通りから東側に延びる小路には、たくさんの食堂が犇めいています。トレド通り 散歩・街歩き
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ここは、500年の歴史を持つパスタの名産地、グラニャーノにあるパスタメーカ、「ディ マルティーノ」の直営店です。
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そのメーカ製のスパゲッティ。
500gひとパックが1,50、ナポリ空港内の直営店では2,-エウロでした。現地では1,45エウロのようです。
味は....、普通に美味いですが、あたしゃブイトー二(今はデルヴェールデ)の方が上だと思います。(バリッリャよりは良い!) -
外に向けた缶のディスプレー。
この(いずれかの)缶に、6個のお好みパスタを入れて22エウロ。
値段を聞くまでは買おうと思っていましたが、缶だけで13エウロは高いので、やめました。 -
上階にはパスタ専門食堂もあります。
(店マネージャが名刺を差し出し、ソーシャルメディアでの公開を希望していたので、従業員の目隠しはしません。) -
品書きは、QRコード付きのカードを寄越し、それからネット上のそれを表示して見ます。今どきの食堂。
年寄りの私は、紙のクラシックメニューを頼みましたが。 -
注文したのは、上のコマに掲げた定食、「伝統」。ワイン3杯なしの40エウロの方ですが。
先ずはお通しが供されました。ワインは別料金です。 -
グリッシーニとタラーッリ(の拡大)。
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パンとオリーヴオイル(の拡大)。
このオリーヴオイルは旨かった。 -
実は今回のチェターラ行きに合わせて、グラニャーノにも行き、パスタ工場を見せてもらって、いくつかの食堂でパスタを味わおうと思っていたのですが、工場訪問の日程すり合わせと、パスタをウリにする食堂が見つからず、グラニャーノにも行きを諦めていたのです。
でも、前から知っていた、ディ マルティーノの直営食堂がナポリにあると知り、ここを訪れたのでした。 -
パスタをまとめて、パイのように焼いたもの。
パスティチオ(pasticcio)??
ギリシャ料理にこれに近いものがあって、ドイツにもヌーデルアウフラウフというものがありますが、これはかなり中まで硬めで味も単調でした。まぁ、そういう喰いもんなんでしょうね。
【追記】
イタリア出身のイタリア人に、この写真を示して聞いてみたら、はっきりとは分からないが、一般的に「Pasta al forno」(焼きパスタ)という、とのことでした。 -
パスタを揚げたチップス。
ナンとか、バジルとナンとか味。
説明を覚えられない(泣)。
このふたコマのものが、品書きの「Amuse-Bouche del Sea Front」なんですかね? -
今日のシェフ。
-
麺は、鍋でなく日本の立ち蕎麦屋なんかで使われているような、左下のザル付きの器具で茹でられます。
これじゃあ麺は泳げないと思うのですが、どうなんでしょう?
それに、興醒め! -
始めの麺は、チェターラ産コラトゥーラのリングイーネ(Linguine con aglio, olio evo e colatura di alici di cetara)。
給仕に「なんでスパゲーッティやスパゲットーニじゃなくてリングイーネなの?」と聞いたら、「コラトゥーラのパスタは、リングイーネが一番」とのこと。
でも、これより先日にチェターラで食べたものの方が旨かった。それは言わなかったけどね。
なお、単品では22エウロ。(量は多いかも?) -
パスタのふた皿目は、えんどう豆、タマネギ灰油、ミントとカヴァーッロチーズの混合ソース添え破砕スパゲッティ(Spaghetti spezzati all'assoluto di piselli, olio alla cenere di cipollotto, menta e caciocavallo)。単品24エウロ(同)。
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鍋の中の拡大。
これは多機能携帯電話で撮ったのですが、この写真機機能は被写界深度が浅いので、フォーク上と底双方の焦点は合いません。なので、2枚の写真を合成しました。
ところで、「チーズ」のイタリア語は一般的に「formaggio(フォルマッジォ)」ですが、南イタリアでは「cacio(カーチョ)」とも言います。
「カーチョカヴァーッロ(caciocavallo)」は、ソレント起源の南イタリアで水牛の乳から作られるチーズで、ヒョウタンに似た(洋ナシ?)形をしています。 -
【参考】そーいや前にソレントに行ったときに、駐車場の料金所に正体不明なものが多数ぶら下がっていたのですが、それはこれだったのですねぇー?!
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トマトソースのスパゲッティ(La devozione)。
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これが一番旨かった。
単品だと22エウロ(同)です。 -
これはデザート。品書きの「Momento Napoletano」みたい。
給仕曰く、持って帰って朝メシにしても良いよとのこと。確かに、イタリア版クロワッサンの「スフォリャテッラ(sfogliatella)」もあるし、イタリアでは朝食に甘いもの喰うし。
旨かったよ。 -
隣の客の皿には、魚の骨を模したものが乗っていました。
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伊麺晩餐を終えると外は雨。
サン ジァコモ宮前公園の宮のライトアップもキレイに反射していました(ブレブレ御免)。
お 仕 舞 !
さらには、
「【赤犬の尻尾】見たからいつでも死ねる! ナポリ!!(3)」
https://4travel.jp/travelogue/11830602
に続きます。
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Domus Vista Castello
3.25
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