<Dom St.Peter聖ペーター大聖堂>
10月27日(日)15:30〜16:30
この町で観光に一つを選ぶと...
続きを読むすれば、聖ペーター大聖堂となろう。
旧市街の大聖堂傍にパークハウスがあり、ここに駐車し、聖ペーター大聖堂のみを見学することにした。
ドイツ・シュパイヤー大聖堂やマインツ大聖堂と共に、華麗なロマネスク建築の教会の一つに数えられ、4つの円柱塔と2つの大きなドーム部分をもった大聖堂は正面から見ると、さすがに大きく、壮麗な佇まいである。
内部にも高名な建築家ヨハン・バルタザール・ノイマン(ヴュルツブルクのレジデンスを始め、ドイツの世界遺産になっている建築作品も多い。)作の大聖壇が中央にあり、聖母子像、バラ窓、ステンドグラスと壮麗さでは負けていない。
また、洗礼堂には15世紀後期に製作された石のレリーフ像が5体あって、目を引く存在だった。
?Wurzel Jesseエッサイの樹・・・イエズス・キリストは「エッサイの樹」に連なる。)
?キリストの復活
?キリスト降架
?キリスト生誕
?受胎告知の5体である。(イエスの生涯からすると順序は逆ですけど・・・)
http://www.wormser-dom.de/cms/website.php
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≪Wormsヴォルムス≫
この町はラインラント・プファルツ州(Land Rheinland-Pfalz)の人口82千人の中核都市である。
ニーベルンゲン伝説の町としても知られ、見どころはDom St.Peter大聖堂、聖母教会、ルター記念像などがある。
ヴォルムスはRheinhessenラインヘッセンワインの産地であり、ワインのリープフラウミルヒLiebfraumilchが知られている。
大量に世界に輸出されている「リープフラウミルヒLiebfraumilch」を最初に造った聖母教会(Liebfrauenkirche リープフラウエンキルヒェ)の地であるだけでなく、数多い醸造所を擁するラインヘッセン最大のワインの町である。
と同時に、歴史の町でもある。ローマ帝国の駐屯地が置かれたことに始まり、ラインの中流域にあることから、早くから交易の町として栄え、中世初期に司教座も置かれた。
神聖ローマ帝国の重要な政治・宗教の会議である「帝国会議」が数多くこの地で開かれているが、ヴォルムスが交通の要所にあったからであろう。
「ヴォルムスの協約」と呼ばれる、皇帝とローマ教皇が激しく争った「叙任権闘争」の解決を定めた会議(1122年)や、宗教改革のマルティン・ルターの追放決定会議(1521年)は、ヴォルムスで開かれた有名な会議である。
http://www.worms.de/
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投稿日:2014/08/16