2023/04/27 - 2023/04/27
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柏原城下町歩きの続きです。
黎明館は元小学校の建物で、木造りのレトロな建物です。卒業した小学校が実はこのような建物だったので、とても懐かしい気持ちになりました。
木の根橋もその名前のとおり、樹齢1000年といわれる大きなケヤキの樹の根が伸びて、橋のようになっており、その生命力に感嘆します。柏原八幡宮も歴史が古く、三重の塔もとても美しかったです。
彫物師の一族の技術の高さを感じます。なんとも優美で、それでいて、豪快な三重塔。
丹波篠山も大好きですが、こちらの柏原の城下町も風情があって大好きになりました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス JR特急 JRローカル 自家用車 徒歩
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柏原藩の陣屋跡に来ました。
柏原歴史民俗資料館の道を隔てた場所にあります。 -
まずは、表御門から入ります。
正式名は柏原藩主織田家旧邸長屋門。
1714年のものが現存しています。 -
門をくぐると、正面、立派な建物。表御殿です。1820年に再建されたもの。
藩主が藩士や来客と対面する公式儀式の場所として利用されたところ、、、とパンフレットにもありました。
柏原藩は織田信長の弟信包が初代藩主となり始まりますが、三代目の信勝に子供がなく廃絶してしまいますが、その後信長の次男信雄の子孫信休が藩主を務めることとなります。 -
門や建物の説明もあります。
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とてもキリリとしたたたずまいの建物です。
柏原藩へ国替えとなった織田信休が1714年に長屋を造営し、玄関や大書院は1818年の焼失後に再建されています。 -
正面にある玄関は唐破風と千鳥破風と呼ばれる桧皮葺だそうです。
とても立派な装飾でした。 -
こちらにもお知らせ。
資料館と合わせて見学できます。 -
中を見学できます。
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豪快な屏風がありました。
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中井権次一統と呼ばれる神社や仏閣などの彫物師としての一族の説明がありました。
柏原藩の宮大工の中井道源が初代で、現在は11代の光夫氏が活躍されているとのことです。
柏原八幡宮の三重の塔の再建のために、京都から初代中井道源が宮大工として派遣され、そのまま柏原に居住したとのことです。 -
彫刻のきめ細かな説明があります。
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使者の間。
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書院次の間。
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書院上の間。
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上段の間。
いずれも、質素で、落ち着く雰囲気の部屋です。 -
美しい木彫りがあります。
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こちらは藩校であったところの虹梁。
これも七代目中井権次正次の作だそうです。 -
中井権次一統の技術の説明があります。
伝統の技術ですね。 -
細やかな彫。
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中井権次の記名が残っています。
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伝統の彫りの技術は継承されいるのですね、このコーナーは中井権次一統について詳しいパネルでの展示がありました。
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書院造、畳敷きは161帖半で、屋内の面積が約613㎡です。
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江戸時代にタイムスリップしたようでした。
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玄関から外へ。
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玄関もとても広いです。
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玄関屋根の裏側から。複雑な重厚な模様です。
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堂々たる風格。
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イチオシ
木の彫りをまじまじと見つめます。
強い力強さとともに、その彫が繊細でとても綺麗でした。 -
周りから見てみます。
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約20000㎡の敷地の中に、表御殿、中御殿、奥御殿の主屋、台所、幕末には藩校の崇広館も建てられたそうです。
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所々にかつてあった建物の説明があります。
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井戸や、
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カマド跡。
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このように、かつてあった建物が明示されています。
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かつては御殿の大きな建物や周囲にも多くの建物があったことが偲ばれます。
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木造りの建物の緻密さ。
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時間が止まったように感じます。
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長屋門の門。
さびて緑青になったのに、味わいがある色になっていました。 -
資料館とぜひ、一緒に見学お勧めです。
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長屋門の説明も近くにありました。
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陣屋の跡の説明もあります。
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柏原の町、まだまだ歴史の遺蹟があちこちに。
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陣屋のお隣には、西洋式なレトロな建物。
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説明にもありますが、明治期に建てられた小学校でした。
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イチオシ
いまは、たんば黎明館。
中を見学できます。 -
イチオシ
白の基調のエレガントな建物。
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入口には説明がありました。
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イチオシ
中はリノベーションされています。
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階段も雰囲気があります。
中は見学できます。 -
校舎の図。
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二階へ。
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会議室のようになっていました。
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可愛いです。
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こんな木の彫刻も素敵でした。
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柏原に関係のある人々の写真や説明のパネルがありました。
田ステ女や織田信包もありました。 -
イチオシ
入口もこんな雰囲気。
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ステンドグラスもシンプルでかわいいです。
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イチオシ
明治期に建てられた学校はおしゃれですね。
私の卒業した小学校も明治期に建てられた、とても古い校舎でした。
新校舎建設で取り壊されてしまいましたけど、今おもえば、もったいない、、、
なんとか保存できていたら良かったなぁ~とぼんやりと思い出します。
廊下を歩くとギシギシと音がしていました。懐かしいです。 -
イチオシ
横から見ても、窓も優雅です。
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小さなお庭にはテーブルやいすもあって、ここでも休憩できそうです。
建物の中にレストランがあると聞いていたのですが、今は休止しているようでした。 -
黎明館の道を隔てたところにあった、歌碑。
懐かしい歌、、、思わず口ずさみます。
でも、この歌がどこか寂しい気持ちになるのはなぜか、、、、
それが、下の説明で納得しました。 -
説明がありました。
とても意味深い説明でした。
作詞は犬養球渓。
かつてこの柏原で教鞭をとっていたようでしたが、1年足らずで失意のうちに、学校を去っています。病も得ていたようです。
その後新潟の学校に赴任し、この歌詞をつくったようです。
柏原の学校での苦悩や挫折、そして熊本にいる両親への思い、
複雑な胸の内を歌詞に託しています。 -
このあたりにも、田ステ女の像や碑がありました。
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丹波に関係のある人々の歌碑のようです。
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緑がまぶしいです。
それにしても、人もほとんどいなくて、静か。 -
古い土塀もあります。
次は木の根橋へ向かいます。 -
赤い橋があって、そのそばに大木。
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説明板がありました。
樹齢1000年といわれる大きなケヤキです。 -
とても生命力が豊かな樹のように感じました。
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このケヤキの樹の根っこが、約6mの川を超えて自然の橋のようになっていることから、木の根橋と呼ばれています。
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この樹の根っこが木の根橋と呼ばれているのに、わたしときたら、手前の赤い橋を木の根橋と勘違いしてしまい、、、、(-_-;)
根っこの写真を撮っていません。 -
織田神社がすぐそばにあります。
説明にあるとおり、三代目の信勝を祭神とした神社。 -
信勝は28歳で亡くなり、後継ぎがいなかったため、一時、お家は断絶となります。
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近くにおみやげ物屋さんがありました。
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さらに近くの柏原八幡宮へ。
1024年に建立された由緒ある八幡宮です。 -
登り始めます。
思ったよりも高いところまで登りました。ちょっとバテ気味。 -
珍しい植物もながめつつ、
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さらにさらに登って、門が見えてきました。
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社務所でした。
さらに上に登っていきます。 -
やっと鳥居が見えました。
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由緒があります。
1588年に豊臣秀吉が再再建した社殿があります。
本殿拝殿とも修理中でした。
本殿は三間社流造、拝殿は入母屋造の複合社殿。
厄除けに多くの人々がお参りする神社です。 -
狛犬も特徴のあるものでした。
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いくつかの小さなお社があります。
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こちらにも。
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イチオシ
奥には三重の塔がそびえています。
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説明板があります。
彫物師の中井権治の創始者やその一統が中心となり、1815年に再建。 -
なんとも美しい彫刻。
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きめ細かさと大胆さ。
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緑と朱色が映えます。
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昔の技術にただただ感嘆。
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伝統工芸、技術、建築にしばし見とれます。
大きな蜂もいたので、気をつけつつ、、。 -
本殿、拝殿も修理中。
ちらり。。 -
八幡宮から降りてきて、ケヤキをさらに眺めます。
1000年もの間、人々の暮らしを見つめてきたはず。 -
帰りにお目当てのお店へ。
中島大祥堂。 -
お庭も素敵。
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古民家意を改装したレストラン、カフェ、スイーツのお店。
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スイーツやお土産も種類が豊富。
ちょうどお昼時でしたので、けっこう人で混んでいました。
楽しみにしていたランチですけれど、ちょっと今回はパスします。 -
代わりに丹波栗を使ったバウムクーヘンをお土産に買います。
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栗の香りがいっぱいのバウムクーヘンでした。
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そして、お腹もすいていたので、パン屋さんへ。
可愛いお店です。 -
外には可愛いパンの自動販売機。
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甘いパンと、このピザパンを買いました。
とても美味しパンでした。 -
駅に戻ってきました。
食事をする場所もあります。
私はここで、飲み物で休憩。 -
食事もできて、
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ケーキもいろいろ。
やはり丹波の名産、栗を使ったものが多い・・ -
途中、おみやげ物屋さんで買ったもの。
おにぎりをよく作るので、重宝しました。 -
帰りもローカルを乗り次いで、、、と意気込んでいましたが、簡単に特急に乗ってかえることにしました。
途中、川べりにあった恐竜模様。
丹波は恐竜の化石 丹波竜が見つかったところ。
電車からも、恐竜の像も見えました。
今度は孫を車で連れてこようかな~とぼんやりと考えて帰りました。
長い旅行記を最後までお読みいただきありがとうございmす。(^^)
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