滋賀県を一望、近江富士（三上山）と御上神社

2023/04/09 - 2023/04/09

新緑の季節は京都・滋賀の山がきれいです。
対岸からもよく見える、三角形の山、三上山に行ってきました。
紫式部の時代から、土地の人に愛されたランドマーク的なお山とのことです。

エリア 野洲・竜王(滋賀)

三上山に近づいてきました。今日はあの山を経由して丸亀正麺でうどんを食べに行きますよ。
三上山は対岸から見るときれいな三角ですが、近づくと小山が連なっていました。富士山ちゃうやん。
紫式部さんの一句、（来年の大河ですよね、早くも滋賀県は盛り上がりぎみですよ）「打ち出でて　三上の山を　詠れば　雪こそなけれ　富士のあけぼの」

麓の御上神社の駐車場に駐車させていただきます。山道を運転しなくて済むのでとってもお手軽な登山口。
この山は小山を経由する裏ルートといきなり三上山を直登する表ルートがあるとのこと。
楽をしたい我が家は登り裏ルート、下り表ルートで攻めました。
楽なはずですがまぁまぁきつい。
きついのですが、山道は古道の雰囲気あり、巨大岩あり、こんな町の真ん中にある山とは思えないくらい自然豊かでした。

1時間程度で山頂到着です。比叡山が見えるかな。
今日はトレランの大会もやっていて賑やかでした。

山頂にある鳥居井。
織田信長の時代には木々が伐採され、信長さんが街道から見えないところだけ伐採せよ、と命じたとかなんとか。
さらに徳川の将軍様もこの山の植林を指示したらしいです。
松尾芭蕉も一句詠んでるとのことで、今更えらい山だったことが分かりました。
今後関西の山に登るときは歴史を調べてから登ろう。

この山は麓の御上神社の神体山とのこと。

ちょっと奥まったところに三上山山頂発見。４３２ｍだって。低いですが大きな建物がない琵琶湖沿岸からはどこからでも見えますよね。

山頂の下に展望スペースがあり、琵琶湖・比叡山を一望できました。

では下山します。下山は表側から。
急登と階段が続いて、登ってくる人たちはひぃひぃ言ってました。
それにこの時期、滋賀県はもう暑い。
この山に登れるのもあと1か月と言ったところじゃないでしょうか。

私たちは咲き乱れるヤマツヅジを愛でながら余裕の下山。

とてもいい色ですね！
桜も終わったこの時期の登山はツツジがいいですね。
ソウルでは薄いピンク、日当山ではサーモンピンク、ここ三上山では紫がかかったピンクのつつじを見ることができました。

日が当たって、なんとも華やか！

あ、だれかキンキンに冷えたやつ忘れてる・・・
頂上で飲むのを楽しみにしているはず・・・

表側のルートは展望スポットもありました。

琵琶湖
竜王のアウトレットに行くときも、三上山が見えますよね。

思っていたよりちゃんと山でした。ぜひ軽トレッキングシューズでお越しください。

割岩を通れるか通れないかで肥満具合をチェックできるらしいです。
夫、拒否。

きれいな八重桜がまだ残っていました！

登山客が通過するだけの小さな広場で、ひっそりとたたずむ桜の木。

麓は民家でした。

お疲れ様です。本日の目的地に到着いたしました。
暑い日だったので今年最初のざるうどんをいただきました。
桜エビのかき揚げがおいしかったです。
そしてうどんもどんどん高くなりますね・・・

最後は御上神社にお参り。
交通安全でも有名らしいです。

滋賀の神社仏閣はどこにいっても立派です。滋賀のいいところ。

こんな舞台が多く残るのも滋賀の特徴ではないでしょうか。
関東では見た記憶がありません。

夏になるとくっそ暑い滋賀県、今がベストシーズンです。ぜひお越しくださいませ。

三上山駐車場から。
お向かいのコンビニでデザーツとコーヒーを楽しんでから帰宅しました。
いい休日でした。