2023/03/31 - 2023/03/31
142位(同エリア260件中)
ニッキーさん
二日目の午前は榛名湖と榛名神社へ行きました。
榛名湖へ行ったと言っても、そこはバスツアー、ボートに乗った訳でもハイキングをした訳でもなくて、榛名湖越しに榛名富士という山の眺望を見るだけの15分観光です。
一方、榛名神社では80分の自由時間があり、巨岩奇岩の境内を一番奥の本殿まで歩いてお参り、御朱印ももらうことができました。
榛名神社は関東屈指のパワースポットとして知られているのだとか。
寝不足で調子の悪かった夫もパワーをもらえたのか、榛名山の参道を登っているうちにすっかり元気を取り戻しました。
ご利益があったのだと信じたいです。
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<旅のスケジュール>
★印がこの旅行記で取り上げた場所です。
一日目 3/30(木) 9:00 西船橋集合
上州牛すき焼きの昼食
上毛野(かみつけの)はにわの里公園
【四万グランドホテル泊】
ホテル到着後、湯巡り
二日目 3/31(金) ホテル周辺の散策
9:00ホテル発
★ 榛名湖の眺望
★ 榛名神社
水沢うどん膳の昼食
地球屋
敷島公園で桜のお花見
西船橋で解散
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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-
朝はゆっくり。
四万温泉のグランドホテルを午前9時に出発です。
早めに全員揃ったので、実は9時少し前に出発しました。
まったく同じ行程で東京発のバスツアーが一来ていた(私たちは千葉発)ため、少しでも先んじたいというベテラン添乗員さんの判断です。 -
バスの座席は移動がありました。
私たちの席は、昨日は前の方の席を夫婦で隣同士2つでした。
今日は席が後方になった代わり、夫婦で横一列4席使えます。
夫と両方の窓際に座りました。 -
四万温泉からバスで50分ほど、榛名(はるな)湖に到着しました。
駐車場から湖畔へ下りて行くと、すばらしい眺めが待っていました。
右が榛名富士(1391メートル)、左が烏帽子岳(えぼしだけ)(1363メートル)。
波が少なく、山が湖に映り込んでいます。
「こんなこと滅多にないんですよ~。お天気が悪かったら何にも見えないんですから~」と添乗員さんが一番はしゃいでました。榛名湖 自然・景勝地
-
榛名富士という名に恥じない美しい形の山です。
後から到着した東京組は駐車場から上の方へ登って行きました。
高い所からの眺望を楽しむようです。
うちの添乗員さんは下からの眺めを推す派。
「あら、東京組は上へ行くんだ~」と驚いていました。
人によって案内する絶景スポットが違うのですね。 -
榛名湖からバスですぐ、榛名(はるな)神社に到着しました。
創建は6世紀末。
1400年の歴史を持つ神社です。
巨岩奇岩に囲まれた境内は近年パワースポットとしても人気らしく、実は私も訪れるのを楽しみにしていました。
土産物店の駐車場で一旦解散。
ここから80分間の自由行動になります。
観光少なめの今回のバスツアーの中で、おそらく一番の観光になるはず。
さあ、行きますよ~♪榛名神社 寺・神社・教会
-
国指定重要文化財の随神門(ずいしんもん)。
パンフレットによると、もともと仁王門だったそうですが、神仏分離により仁王像を取り去り、随神像が置かれるようになったとのこと。
事前の予習で、ここの随伸像は修復が済んだばかりだと知っていたので、興味を持って眺めました。 -
向かって右側の歳を取った方の随神像。
ズボン(?)それとも、ももひき(?)が市松模様です~。 -
左側の若い方の随神像。
-
随神門の天井と扁額。
随神門は1847年に再建されたものですが、風格がありますね。 -
随神門から本殿まではかなり道のりがあるようです。
添乗員さんは「本宮まで215段の階段があります。覚悟して行ってください」って言ってましたが、最初はまだ平坦です。 -
みそぎ橋のたもとに七福神の像があるのを見つけました。
これは長寿の神様、寿老人(じゅろうじん)。
なぜこのような像がここにあるのかわかりませんが、もしかしたら他にも七福神の像があるのかもしれません。 -
気持ちのいい道が続きます。
参道右側の石垣の下には・・・ -
清らかな水の流れがあります。
榛名川というらしい。
せせらぎがとても気持ちいいです。 -
やがて道の左右に杉の巨木が立ち並ぶようになりました。
-
とりわけ大きい杉の横に「千本杉」との立て看板が立っていました。
この辺り一帯に樹齢100年から400年の杉が1000本植わっているとのことから「千本杉」と呼ばれているそうです。
写真を撮ろうとカメラを縦に構えましたが、無理。
高すぎて画角に入りませんでした。 -
またまた七福神像がありました。
これは私も知っている布袋(ほてい)様です。
七福神の写真をわざわざ撮らなくてもいいかなとも思ったけれど、前にいた女性が熱心に撮っていたので、私も釣られて写真を撮りました。
ここまで来たら、残りも探してみようと思います。 -
またありました。
福禄寿(ふくろくじゅ)。
長い頭が特徴です。
子どもの頃、座敷の床の間に銅製の布袋さんと福禄寿の大きな置物がありました。
母が訪問営業の人から衝動買いしたものです(笑)。
ご利益あったでしょうかねぇ。 -
添乗員さんが言っていたとおり、階段が始まりました。
問題ありの私の脚は大丈夫かな?
寝不足で調子の悪い夫は大丈夫かな?
先に三重塔が見えます。 -
行き過ぎてから振り返って見た三重塔。
参道から近すぎて、少し離れないと全体像が見えなかったのです。
現在のものは1869年(明治2年)に再建されたもので、神仏習合の名残りをとどめる貴重な建物なのだそうです。 -
この辺りから大きな奇岩が目につくようになりました。
ここの岩はその昔、榛名山の噴火によりできた火山岩なのだそうです。 -
恵比寿(えびす)様。
鯛を抱えているからすぐにわかりました。
漁業の神様、商いの神様ですよね。 -
通るのも怖そうな奇岩が張り出した道。
ここだけは屋根で保護されています。 -
ひと際目立つ巨岩のすきま。
「行者渓」と名前がついていました。
かつて修験者が修行をした場所だそうです。 -
次々に巨岩奇岩が現れます。
この雰囲気ですから、関東屈指のパワースポットなどど人気を集めているのもうなずけます。 -
弁才天。
音楽と知恵と財運の神様。
羽衣をまとい、琵琶を抱えています。 -
榛名神社の境内に入ってから約20分。
本殿はまだ先のようですが、御水屋(おみずや)がありました。
ひしゃくを使わないタイプ。
榛名山麓の天然水がしたたり落ちています。 -
ここで右手に細い滝が見えました。
瓶子の滝(みすずのたき)です。
滝の両側の岩をお神酒を入れる容器「瓶子(みすず)」に見立てているそうですが、私には龍が天へ昇るように見えます。 -
神幸殿(みゆきでん)。
榛名神社にある6棟の国指定重要文化財の一つです。
千社札がいっぱい貼ってあり、凄みを増しています。
中へは入れません。 -
ここからはもう一息。
杉と岩の間の細い階段を上って行きます。
気づくと、朝から不調だった夫がすっかり元気を取り戻し、さっさと階段を上って行くようになっていました(注:写真の人は夫ではありません)。
もう大丈夫。
やっぱりパワーをもらえたのでしょうか? -
階段を少し上ったところで振り返ると、御水屋と瓶子の滝が一緒に眺められました。
-
開けた所に出ました。
ここに社務所があります。
私は御朱印をもらい、夫は勾玉のついたスマホストラップを購入しました。 -
荷物になるため朱印帳を持って行っていなかったので、御朱印は書き置きのをいただきました。
-
ここにもありました。
大黒天です。
打ち出の小槌を持っています。
結局、最後の一人、毘沙門天は見つけられませんでした。
どこかで見過ごしたようです。
(調べてみたら、最初にくぐった髄神門の近くにあったようです) -
残念なことに本殿は修復中。
前日添乗員さんから聞いてはいましたが、やはりがっかりです。 -
ただ、本殿へ至る双龍門はすでに修復が終わっていました。
これは凄い光景です。
奇岩を背にした建物。
こんな神社、他にはありませんよね。 -
双龍門は国指定重要文化財です。
1855年(安政2年)の建築で、総ケヤキ造り。
天井や扉の彫刻に龍が多いことから双龍門と呼ばれています。 -
右側羽目板の透かし彫り。
透かし彫りは三国志にちなんだものだと言われています。
これ、三国志に出て来る関羽でしょうか?
私たち、以前はかなり熱心な三国志ファンでしたから、こういうのは嬉しいです。 -
左側。
こちらは張飛でしょうか?
すごい迫力です。 -
双龍門をくぐった後も階段でくねくね行きます。
-
行きと帰りで順路が分けられています。
神社にそぐわない光景ですけど、逆に工事中の時期にしか見られない眺めなので、写真に撮っておきました。 -
左手に神楽殿(かぐらでん)。
神楽を奏上するための舞台です。
1764年(明和元年)の再建で国指定重要文化財。 -
本殿には覆いがかけてあります。
ただ、修復中でもお参りだけはできるようになっていました。 -
こちらが拝殿。
この部分はすでに修復を終えているようです。
豪華な造り。
色鮮やかな彩色。
ここでお賽銭を投げ、お参りしました。 -
本殿の後ろにそそり立つ御姿岩(みすがたいわ)。
御姿岩の洞窟の中にご神体が祀られているのだそうです。
こんな眺めを見ると、やっぱり工事中でない時に来たかった~。 -
では、帰ります。
-
双龍門と後ろの岩を見上げて写真を撮ってみました。
後で見たら、木の新芽が膨らんで、早春の雰囲気が出た写真が撮れたように思います。 -
帰り道、行きには気づかなかった「矢立て杉」が見えました。
武田信玄が戦勝を祈願して矢を射立てたという言い伝えの杉。
高さ55メートル、樹齢は推定600年だそうです。
右の建物は行きにも見た神幸殿、左に御水屋があります。 -
榛名神社、良かったですよ~。
奇岩に囲まれたこんな雰囲気の神社、なかなかありません。
坂や階段を上った奥にあるためお参りするには少し骨が折れますが、ありがたみも倍増です。
夫も(パワーをもらって?)元気になったことだし、ちょっと苦労してでも行った甲斐がありました。 -
榛名神社からすぐの土産物店「みやもと」の駐車場に集合です。
この後、伊香保温泉へ移動して水沢うどんの昼食を取り、午後から桜のお花見に行きます。
その様子は次の旅行記へ。
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