バスツアーで四万温泉へ＜4＞　敷島公園で桜のお花見

2023/03/31 - 2023/03/31

榛名神社へお参りした後は伊香保温泉へ移動し、水沢うどんの昼食を取りました。
午後からは地球屋でお買い物、そして敷島公園という所でお花見をしました。

バスツアーのもとの旅程では、二日目の午後は箕郷（みさと）梅林へ行くはずでした。
でも今年は梅の開花が早く、梅は終わってしまっています。
梅のお花見は無理だなと諦めていたら、旅行社が急きょ「桜のお花見」に変えてくれていました。
臨機応変、こういう対応は助かります。


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＜旅のスケジュール＞
　　　★印がこの旅行記で取り上げた場所です。

一日目　3/30（木）　 9:00 西船橋集合
　　　　　　　　　 　 上州牛すき焼きの昼食
　　　　　　　　　 　 上毛野（かみつけの）はにわの里公園
　　　　　　　　　 　【四万グランドホテル泊】
　　　　　　　　　 　 ホテル到着後、湯巡り

二日目　3/31（金） 　 ホテル周辺の散策
　　　　　　　　 9：00ホテル発
　　　　　　　 　 榛名湖の眺望
　　　　　　　　　 榛名神社
　 　　　　　　　　★ 水沢うどん膳の昼食
　　　　　　　　　 ★ 地球屋
　　　　　　　　　 ★ 敷島公園で桜のお花見
　　　 西船橋で解散

エリア 前橋(群馬)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円

榛名（はるな）神社にお参りした後、昼食のため渋川市へ向かいます。

最後にもう一度、車窓から榛名富士を見て。

昼食は渋川市伊香保温泉の「万葉亭」というお店で水沢うどんの定食です。
団体用の部屋が複数ある大きなお店でした。

うどんと言えば、讃岐うどん、稲庭うどんが有名ですが、水沢うどんは日本三大うどんの一つなのだとか。

うどん茶屋水沢 万葉亭 グルメ・レストラン

ここの食事がとても気に入りました。

太い麺はつるつるで、おつゆも美味しい～。
それに、からっと揚がった舞茸の天ぷらがジューシー。
キノコ好きな私ですが、これまで舞茸はそれほど好きではありませんでした。
でも、ここの舞茸の天ぷらを食べて以来、舞茸ファンになりました。

昼食後は「地球屋」というガラス細工や和雑貨のお店に寄りました。
テレビでも紹介されたお店なのだそうです。
パン工房も併設されています。

地球屋 (榛名店) 専門店

「地球屋」の中。
ここは13,556個のつるし飾りが有名で、ギネスにも世界記録として登録されているそうです。

つるし飾りと鯉の飾りだけは撮影OK。
SNSへのアップも許可されていました。

巨大な鯉のつるし飾り。
重量級です。

こんな感じで、梁も超えて天井からぶら下がっています。
つるし飾りの中に入り、記念撮影ができるようになっていました。

私は「地球屋」でスマホストラップを買いました。

ピンクの石がローズクォーツ。
あとは水晶とガーネットです。

とても気に入って使っています。

「地球屋」には他にも、ガラス工房やガラス工芸品のお店が併設されていました。
ガラス工房の前にはスイセンが花盛り。

きれいなガラスのコップやガラスのティーカップには惹かれました。
でも、うちにはガラスコップがたくさんあるので、買うのはやめておきました。
現実的な私です。(^-^;

和雑貨やガラス製品の手作り体験もできるようです。

最後の訪問地は、前橋市の敷島公園という所です。
ここで桜のお花見をします。

花の開花に合わせ急きょ訪問地を変更したため、添乗員さんが事務所に電話してバスツアーで桜を見に立ち寄りたいと告げると、「桜のお花見ですか？」びっくりされたそうです。
ここはむしろバラ園で有名なのだそうです。

敷島公園 公園・植物園

敷島公園の中にある「門倉テクノばら園」
温室やあずまやもあって、美しく整地された広大なバラ園です。

敷島公園ばら園 公園・植物園

一面にバラが咲いたら、さぞかし見事だろうと思います。

私は毎年近くのバラ園を訪れるバラ好きなんですが、この時は３月末ということで、バラはまだまだ。
私たちは広大なバラ園の横を通って、敷島公園の松林の方に抜けて行きます。

敷島公園の松林の間では桜が満開になっていました。

これはドンピシャじゃないですか。

旅行前まで関東地方は雨ばかりでした。
お天気のせいもあり、今年はまだ桜のお花見ができていなかったので、これは嬉しい♪

カエデにも赤い花がいっぱいついていました。
カエデの花のシーズンでもあるのですね。

この日は平日でしたが、春休み中ということで家族連れもたくさん来ていました。

満開の桜。
一番いい時に来たのではないでしょうか？

地面には散り始めた花びら。
こういうのも風情がありますね。

人がいない所をねらって写真を撮ったので人が少なそうに見えますが、結構な人が来ていました。

天気がいいので、お弁当持ちで来ている人も多かったです。

ボート池までやって来ました。
暖かくて良いお天気だから、スワンボートも出ています。

池のほとりにはしだれ桜。
しだれ桜っていいですよね。

青空に映えるしだれ桜。

明るいピンクの花がいっぱいです。

公園の地図を見ても、この辺りは松林となっていて、桜並木の文字はどこにも見当たりません。
事務所の人も「桜を見にバスツアーで立ち寄りたい」という添乗員さんの問い合わせに「桜ですか？ボート池の側に少しはありますけどね」と驚いたようだったということですが、とんでもない、これだけの桜はみごと。
隠れた桜の名所ですよね。

ボート池まで歩いて、また戻って来ました。

こちらは白い桜。
オオシマザクラでしょうか？
こんなみごとなオオシマザクラは初めて見ました。

地元でお花見ができていなかったので、ここで思いがけず桜が見られて良かったです。

「梅」を見る予定が「桜」に。
こんな変更は大歓迎です。

敷島公園のはずれの方（バラ園に近い辺り）。

クリスマスローズがたくさん咲いていました。
クリスマスローズはこぼれ日のこんな環境に合うのでしょう。
私もマンション花壇で育てているので、大いに関心あり。

こちらは「花桃」でしょうか？
一つの木から白い花とピンクの花の両方が咲いていました。
こういうの、源平咲きというのですよね。

早春の雰囲気ですよね～♪

群馬は花のきれいな所が多いですねと添乗員さんとおしゃべり。
以前、春に妙義山へ行ったことがあり、まるで中国の桂林のような山をバックに一面花盛りで素晴らしかったという話をしました。
妙義山へは添乗員さんも行ったことがあって、あそこには珍しい黄緑色の桜の花があると。
そうそう、私も見ました～。

さ、全員集合し、これにて観光は終わり。
千葉へ向けて出発です。

初日に集合時間の勘違いをやらかして皆さんを待たせて以来、私たちは出発時間の５分前にはバスに戻るようにしていましたが、それでもすでにほとんどの人がバスに戻っていました。
皆さん、早い！
人に迷惑をかけてはいけない、最後の一人にはなりたくないという協調意識の高さを感じました。
常に出発時間の５分前には全員集合して早めに出発。

ただバスツアーのスケジュールはタイトで、それでなくても短い見学時間なのに、皆さん思う存分見学できたのでしょうか？

今回のツアーは食事が二日目の夕食までついていました。
夕食はお弁当ですが、コロナ対策で車内は飲食禁止なので、家に持ち帰って食べることになります。
まあとにかく、帰宅後、夕食の心配をしなくていいので助かります。

途中どこかに一旦バスが停まり、高崎の駅弁「だるま弁当」がバスに届きました。

途中、トイレ休憩で立ち寄った三芳パーキングエリア（上り）で食べたソフトクリーム。

皆さんの早め早めの集合のおかげもあり、この後、予定より50分も早く千葉に着きました。

家に帰ってから「だるま弁当」の夕食です。
即席みそ汁をつけました。

容器のふたを開けてみたら、まるで「峠の釜めし」みたい。
色とりどり、いっぱい入っていてとても美味しかったです。

だるまのプラスチック容器は貯金箱や目を入れて壁掛けにもなります。
このご時世、いずれプラスチックから紙容器に代わるのでしょうが、このお弁当、お勧めです。

ウサギの折り紙は添乗員さんの手作りです。

今回のお土産。
ほとんど「愛郷ぐんま全国割」のクーポン（2,000円×２人分）で買うことができました。

群馬県の上州牛、こんにゃくと舞茸。
カレーひもかわうどんはついこの間テレビで紹介しているのを見たばかり。
食べるのが楽しみです。

ところで私たちが行った数日後、群馬県の地域クーポンは上限に達して打ち切りになりました。
私たちはぎりぎりセーフでした。
ありがとうございました。

四万温泉のホテル滞在17時間と湯巡りを楽しむ今回の夫婦限定のゆったりツアー。
ゆっくりできたかというと、湯巡りはその都度着替えなくてはならず、結構忙しかったです。
それに夫婦で温泉めぐりって、ちょっと微妙でした。
男湯と女湯に分かれて入り、待ち合わせては次へ移動する繰り返しですから。

ともかく、こうして３月末の二日間、私たちのお疲れ様旅行が終わりました。
また４月から頑張ろうと思いました。


（「バスツアーで四万温泉へ」終わり）