柏市の高田・高田台牧野馬土手・高田谷中上公園

2023/04/22 - 2023/04/22

小金牧は、江戸幕府が現在の千葉県北西部の下総台地に軍馬育成のため設置した放牧場である。野馬除土手は馬が逃げ田畑を荒らし集落への侵入を防ぐための、牧の周囲と集落の周辺の土手で、通常、二重のため、間は堀状で、野馬堀とも呼ばれた。現在は都市開発で殆んど残っていませんが、住宅の角に一部が残っています。高さ１ｍ程で言われなければ解りません。柏市の殆んどが牧場でした。現在は宅地開発で野馬土手はほとんど残っていませんが高田の野馬土手は一部ですが残す方向になって欲しい。柏市が買い取ったのか借用したのか不明。高田山から満徳寺まで住宅街に残っています。江戸期は高田村。2村に分けて上高田村・下高田村としていた時期も。高田村の北は台地で小金牧の高田台牧があった。明治初年に開墾されて十余ニ村になり、高田原（たかたっはら）と呼ばれた地区である。村と高田台牧との間に野馬除土手が多く、1500間（2.7キロ）もあったという。満徳寺手前の住宅街の中の公園に跡が見られます。

エリア 柏・流山(千葉)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

参考資料
http://www.matsugasakijo.net/kai/katsudou2012/shikoda_takata.pdf
柏市篠籠田・高田の歴史散歩　手賀沼と松ヶ崎城の歴史を考える会
日程：２０１１年１０月２３日（日）
４、高田の野馬土手　高田台牧の南端の野馬土手で大堀川を境に高田台牧と上野牧が隣り合っていた。高田の野馬土手は、西側流山市の成顕寺のほうから断続的に続いており、北へ湾曲して梅林の居酒屋麗を経て聖徳寺の裏手を通り、聖徳寺からは南下して東へ熊野神社の裏手に出る。熊野神社裏手の土手はかなり低くなっているが、残存しており、それは道路を越えて、東側の山林へと続き、野鳥公園の南側の道沿いにも、明確な土手として数十メートルが残存している。その先には、浄土宗の浄善寺が堂宇のみ残っているが、野鳥公園の中の和尚溜という池は名前からして浄善寺の和尚に関係ありそうである。野鳥公園を越えると、市街地と畑が広がるが、浄土真宗の満徳寺の手前の旧家の屋敷森との境の道沿い（一部は駐車場になっている）に野馬土手が残っている。これは柏市の文化財地図には、途中でカギ状になり、南の低地に降りる道沿いの土手につながっていることになっているが、南下する土手は見つからず、既に撤去されたように思われる。今回、実際にまわったのは熊野神社裏から浄善寺跡附近であるが、十分に野馬土手の続く様子が確認できた。

高田と篠籠田の野馬土手跡。

満徳寺手前の松ヶ崎第九公園。

住宅の間の路地を入ります。住宅の中へ入って行くようです。

綺麗に花が咲いています。

住宅の塀の前の土が少し盛り上がっています。野馬土手の後です。

住宅の塀の前の土が少し盛り上がっています。野馬土手の後です。

住宅の塀の前の土が少し盛り上がっています。野馬土手の後です。

高田谷中上公園。小さな公園です。

前後の土手は住宅に成りました。

前後の土手は住宅に成りました。