2023/03/23 - 2023/03/23
79位(同エリア238件中)
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ゆうさん
ドイツに留学してからずっと行ってみたかったライプツィヒについに行ってきました。バッハとメンデルスゾーンの音楽に触れ、東ドイツの文化を知ることができました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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春休み最後の旅行はライプツィヒへ。ドイツにはいくつも有名な都市がありますが、音楽家としてここを訪れないわけにはいきません。シューマン、グリーグ、マーラーなどの様々な音楽家が活躍した街で行きたい場所がたくさんあります。しかし日帰り旅行で時間が限られているのでバッハとメンデルスゾーンに絞って観光しました!
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まずはメンデルスゾーンハウスへ。ここはメンデルスゾーンが亡くなるまで住んでいた家で、現在は博物館になっています。
日本語のオーディオガイドを借りられ、部屋数は少ないですが充実した内容です。メンデルスゾーンハウス 建造物
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メンデルスゾーンは1809年にユダヤ系の裕福な家庭に生まれました。彼の音楽は温かみがあり、耳馴染みの良いメロディが特徴的です。
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オラトリオ「エリア」の自筆譜。この曲は昔演奏したことある曲なので、実際に見れて嬉しかったです。
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廊下はこんな感じです。裕福な暮らしをしていたことが窺え、メンデルスゾーンの幸せそうな音楽の原点が感じられます。
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リビング
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作曲部屋
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メンデルスゾーンが生活していた様子を鮮明に想像できます。
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デスマスク
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かつてはシューマン夫妻やワーグナーを招いてコンサートをしていたこのホールでは、今も定期的にコンサートをしているそうです。
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指揮を体験できるコーナーもありました。指揮のテンポによって、音楽に速さもしっかり変化します。
1時間半ほどの滞在で見学し終えました。幸運なことにお客さんがほとんどいなかったので、スムーズに回れました。メンデルスゾーンの人生を学び、生活の様子を知ることができ、貴重な体験をすることができました。 -
続いてはニコライ教会へ。ここは東西分裂時代のドイツで統一のきっかけになった「月曜デモ」が始まった歴史的な場所です。
ニコライ教会 (ライプツィヒ) 寺院・教会
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ピンクと緑でカラフルな内装です。この教会を最初に見たとき、なんでヤシの木が柱になっているのか不思議に思いましたが、これは平和の象徴であるシュロの木をモチーフにした柱でした。
そして今回はたまたまオルガンの演奏もしていてラッキーでした。少し座ってゆっくり過ごしました。 -
トーマス教会へ向かっていると、ゲーテ像がありました。ゲーテはライプツィヒ大学卒業なので納得です。
ゲーテ像 モニュメント・記念碑
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そして旧市庁舎も見えてきます。メルヘンチックで可愛らしい建物です。
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ついにトーマス教会へ。ここはノイシュヴァンシュタイン城に次いでドイツで訪れたかった音楽家の聖地。
バッハはここで長い間カントルとして働いていました。そして彼はトーマス教会少年合唱団を率いて週1回礼拝でカンタータを演奏していました。聖トーマス教会 寺院・教会
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教会の横にはバッハの像があります。
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写真では外観しか見たことがなかったので、明るい内装には少し驚きました。白を基調とした壁面で整然としています。
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正面にはバッハのお墓。音楽の父と呼ばれるバッハのおかげで今のクラシック音楽があります。感謝と尊敬の念を持ってお墓参りをしました。
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お腹空いたのでお昼ご飯へ。特にこだわりもなく近くにあるピザ屋さんに行きました。
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次の予定まで少し時間が空いたので、現代史フォーラム・ライプツィヒを訪れました。
ここは無料で見学でき、東ドイツを中心としたドイツの現代史を学ぶことができます。思ったよりも中は広く、後半は駆け足でしか見れなかったので残念でした。現代史博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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レトロな雰囲気の展示がたくさんあるので、文字を読まなくても十分楽しめます。
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カール=マルクス=シュタットは東ドイツの間だけ使われた名称で、現代のケムニッツのこと。その他にも東ドイツ独特の文化を勉強できます。
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近代のライプツィヒで1番大事なのは「自由」。自由な西ドイツとの統一を目指して活動した形跡を見ることができました。
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トーマス教会少年合唱団のミサを聴くために再びトーマス教会に戻ってきました。
比べるのは良くないかもしれませんが、個人的にはウィーン少年合唱団よりも感動しました。クオリティも高く、エネルギー溢れる演奏でした。合唱団の姿を見ることはできませんが、天使のような歌声で鳥肌が止まりません。ソリストの歌唱も素晴らしく、パワーをたくさんもらえました。 -
余韻が抜けないまま、トーマス教会のすぐ近くにあるバッハ博物館へ。ここも日本語のオーディオガイドを借りられます。ライプツィヒは日本人観光客に優しい街です。
バッハ博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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バッハの肖像画。他にも似たような肖像画があと2枚ありました。
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バッハが実際に使用していたオルガン。こんなに身近にバッハを感じられるなんてとても感慨深いです。
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バッハの胸像
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古楽器も展示してあります。ここでは実際に楽器の録音を聴くことができます。
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自筆譜
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これはバッハの捺印みたいなもの。
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バッハの様々な音楽を聴きながら、バッハに関する展示を見学でき、大満足の時間でした。
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ライプツィヒ旅行の最後はビールの飲み比べ。ビアホールの"Ratskeller der Stadt Leipzig"に来ました。
ライプツィヒで有名なのはゴーゼビール。原料に塩を使っていて、乳酸菌によって発酵させています。苦味はそんなになく、他のビールではあまりない酸味を強く感じます。飲んだことはないですがビールのカルピス割りのダブルカルチャードはこのような味なのでしょうか?
ゴーゼビール以外もそれぞれ特徴があって、楽しんで飲みました。やっぱりヴァイツェンが一番好きです。 -
バッハとメンデルスゾーンの曲を演奏したくなる1日でした。ライプツィヒは1日では周りきれないほど多くの観光名所があり、絶対にまた訪れたいと思いました。
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