世界遺産の街並み"シュトラールズント"日帰り旅行

2023/03/16 - 2023/03/16

春休みに暇している友達が水族館に行きたいと言ったので、一緒にシュトラールズントへ日帰り旅行をしました。

エリア シュトラールズント(ドイツ)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

シュトラールズントに到着。シュトラールズントはドイツに住んでいなければ絶対に名前を聞くことのない超マイナーな都市。バルト海に面したドイツ北東岸にあって、旧市街は世界遺産に登録されています。

市内の中心部に向かって歩いていきます。メルヘンチックな街並みで北ドイツらしい雰囲気です。

旅のメインである水族館に行く前にシュトラールズントをぶらぶら散策。まず初めに、聖マリア教会にやって来ました。

聖マリア教会 寺院・教会

開放感のある美しい教会です。

パイプオルガンも豪華！

教会に来たらやる事は一つ、塔を上っていきます。音楽をやっているなどと受付の人と世間話をしたら、なんと無料で入場させてくれました。

古い階段なので狭くてキシキシ鳴ってちょっと不安になりますが、無事に頂上まで上れました。

天気も良くて、とっても綺麗に景色を見れました。

奥に見える陸地はリューゲン島。シュトラールズントとは橋で繋がっています。

教会を出たあとは中心部にある市庁舎周辺を観光。市庁舎はけっこう特徴的な外観です。かつてはスウェーデン領だったという印もありました。

市庁舎 (シュトラールズント) 建造物

チケットの予約時間までまだちょっとあったので、海の方まで行ってみました。釣りをしている人が結構いたのでいいスポットなのかも。優雅に泳いでいる白鳥をのんびり眺めました。

それではメインのOZEANEUMという水族館に着きました。

先に結果から言うと、ここは水族館ではなく水族館もある海洋博物館といった施設でした。名前もオーシャンとミュージアムをかけていますね。水族館だと思ってたので、いつまで博物館なの？と疑問に思いながらずっと見学してました。半分以上進んでいくと水族館になるので、博物館の気持ちで来るとがっかりしません。

オツェアノイム 博物館・美術館・ギャラリー

館内に入ると最初の方はこのような海に関する展示がしてあります。

教育的な展示も多くあり、家族で訪れている人が多かったです。標本などを通してバルト海について学ぶことができます。

途中からはたくさんの海の動物の標本があります。

ペンギンの標本

シロクマの標本

潜水艦

インパクト抜群！これはサメかな？

ようやく水族館らしくなってきました。

クラゲは海で見ると嫌な気持ちなのに、水族館で見るととっても綺麗で、ずっと見ていたくなるので不思議です。

ヒトデ

フグかな？

バルト海の魚を中心に展示しているので、どうしてもカラフルな魚は少なくなってしまいます。

改めて日本の水族館は素晴らしいなと思いました。一緒に行った友達も少しがっかりしていたので、日本の水族館に招待してあげたいです。

最後にメインの水槽に到着。

沈没船の周りをたくさんの魚が回遊していて幻想的です。

屋上にはペンギンがいました。ペンギンと世界遺産の街並みを同時に楽しめるのはここだけ！

こんなに鳴いてるペンギンは初めてってくらいワーワー言ってました。

ペンギンで終わりかなと思いきや、クジラやシャチの模型が展示してある大きな部屋がありました。

ここでは寝転がりながら環境に関するシアターを見ることができます。心地よい証明と音楽なのでついつい寝ちゃいそうになりました。

最初の方の展示を全部読まなかったので、2時間ちょっとの滞在でした。想像よりは微妙でしたが、環境保護や乱獲などの問題提起をするドイツらしい展示も多くて、ドイツ人の海に対する考え方をより詳しく知れました。

水族館のあとは電車の時間までカフェで休憩。

シュトラールズントはコンパクトな都市なので、ササッと観光できます。海に面した街なので、夏に来たらまた雰囲気を楽しめそうです。