2021/08/25 - 2021/08/25
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ケロケロマニアさん
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2021年夏の18きっぷ(は初日だけ)&北海道東日本パス(以下、北東パス)を利用した旅の、本編が最終稿となります。
実はこの日、別のことをかんガエルていたのですが、お天気も芳しくないことや、前日に訪問した峠下駅に忘れ物をしてしまったことに気付き、基本的にはそれを取りに行くだけ、のしょーもない一日となりました。
ただ、こういうあほらしい旅程も、今となっては懐かしく(これを記しているのは2023年1月下旬)、もう廃線まで残り少ない日々の中では、この駅を目的に訪問することも恐らくはないでしょうから、駅としての今生の別れが、忘れ物を取りに行くだけの一日だった、ということになってしまったのも、ある意味貴重かも???、と、言い訳しておきましょう。
とても素敵な駅でした。留萌本線を代表する途中駅として、一生心に刻んで生きていきます。大袈裟か…。
尚、本旅行記に関しては、あまりにも内容がなさすぎるので、せっかくSTBも済ませた後の旅程ということもありましたので、間もなく五十路をむカエル私の、各種ビバークについてのこれまでの醜態(?)に関しても、旅行記画像5枚毎に、備忘録的に綴らせて頂きました。本編とは全く関係のない内容、となっておりますので、余程暇を持て余した方のみ、ご閲覧頂けましたら幸いです。
(表紙:間もなく廃止となる留萌本線上の交換可能駅、峠下駅。)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- JRローカル 徒歩 バイク
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
8月25日。
この日は和寒神社のお祭りの日でもあります。
コロナ禍で心配されておりましたが、一応、神輿の巡行はするみたいですね。(確か、沿道でのお出迎えは自粛が要請されていたような…。)
雨模様の生憎の天候でしたので、ビニルが被せられていますね。和寒神社 寺・神社・教会
-
で、私の北東パス旅程としても、本日が最終日の7日目となります。
この頃になると、大体、この便に乗るとH100回避できる、ということがわかるようになったので…。 -
ハイ、宗谷南線では特に貴重な存在となってしまった54ちゃんで移動します。
雨が本降りにならないことを祈りつつ…。和寒駅 駅
-
翻車魚(まん防やろ!)期間中でしたので、比較的空いている車内です。
-
本日は502ちゃんでした。
<ビバークの思い出1>
という訳で、ここから本稿を始めさせて頂きます。
個人的にはビバークといえば、やはりテントやツェルト(簡易テント)を持参して、適当な場所で野営する行為のイメージが強いのですが、どうやら、駅や空港・フェリーターミナル・バス停で夜を明かすような行為も、実はビバークの範疇なのだ、ということを教えられたのは、実はこのサイトだったのかもしれません。
という訳で、本稿では、また備忘録的に、私の年次的なビバークスタイルの経緯や、地理的なビバーク経験の思い出などを順次綴らせて頂きたいと思います。 -
で、実はこの車内において、昨日士別でお別れしたTさんと奇遇にも再会。
本日は旭川観光をされるとのことで、色々と昨晩も私なりのお勧めを紹介させて頂いたのですが、例えば、北鎮記念館などは翻車魚休館(←翻車魚が言いたいだけやろ!)とのことで、ご覧になれないのが残念な期間でもありました。
こういう、富裕層向けのトレインも走っておりますな。
全く興味も、お世話になる可能性もないけど…。旭川駅 駅
-
で、Tさんは、富裕層らしく、本日も旭川の高級宿にご宿泊予定とのことで、事前に荷物を預けていかれるそうでしたので、そこまでご一緒します。
準地元民でありながら、こんなホテル泊ったことないな~(;´Д`)。ホテルルートインGrand旭川駅前 宿・ホテル
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で、休館でも取り敢えず北鎮記念館を観ておきたい、というTさんに、そちら方面のバス停をお伝えしつつお見送り。
さいなら~。
良い旅をお続け下さいね~。 -
で、私の方は、本日は別のこともかんガエルていたのですが、雨模様の天候で、観光にはやる気がありません。
なので、峠下駅への忘れ物を取りに行くことが最優先で、留萌本線を目指すべく、滝川行き普通列車に乗車します。 -
旭川駅構内のキリンコンビニにて、5%キリンポイント積算食材(キリンコンビニは5%しか引いてくれないのがけち臭い)を数点購入。
<ビバークの思い出2>
私の人生初ビバーク、という意味では、高校1年の夏休みに、購入したテントを持参して、関西本線と草津線との接続駅である柘植駅傍で野営した時だったかな、と思います。
当時の自分は、まだ駅で寝る(STB)という発想が全くなく、どこかでテントを張ろうと、当時、個人的にハマっていた東海自然歩道ウォーキング旅の途上で、と考えた訳でして、今思えば、テントを張った場所も凄く非常識な(キャンプ場とかでなく、どっかの会社の敷地みたいなとこ)、若気の至りとしか言いようのない失態だったのだと思いますが、この日の夜のゾクゾク感は今も鮮明に覚えております。
テントを張った場所が悪かったようで、変な工場の低周波音みたいなのがずっと流れているような感じで、まともに眠れないまま朝を迎えたように記憶しています。 -
確かこの時は更に、おにぎりとか、惣菜とか、2点購入で100キリンポイントボーナス、なんてキャンペーンをやってたのよね。
という訳で586円もの大枚をはたいて、227キリンポイントをゲット。
実質、350円程のお買い物ということになります。 -
ちょっくら駅裏の北彩都ガーデンで一服。
雨は今のところ降っていないみたいです。あさひかわ北彩都ガーデン 自然・景勝地
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では、乗りましょう。
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おおっ、宗谷本線では定期絶滅(?)してしまった40ちゃんではないか!
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ちゃんと、サボも入ってるぞ!
1818(いやいや)、なんて言わないでケロ~♪
何のこっちゃ…。
<ビバークの思い出3>
16歳の夏に初体験だったビバークですが、流石に高校時代はそこまで本格的(?)にビバーク旅をするでもなく、その次のビバークといえば、大学受験に失敗し、浪人が決まった際に、友人と共に出かけたサイクリング旅だったかなと思います。
この時はまだまだビバークという概念は乏しくて、YHのような普通の安めの宿に投宿することが多かったのですが、いつだったか友人達とイレギュラーで逸れてしまったことがあり、鳥取の米子駅周辺で夜を明かすことになりました。
勿論、米子クラスの大きな駅は、当時でも施錠されていましたので、駅の中で寝ることは出来ず、その前にある電話ボックスとかで立ち寝(寝られなかったけど…)していましたね。ビバーク用語(?)的に言えば、TBB(テレフォンボックスビバーク)と言えるのかもしれませんが…。 -
函館本線上では通常ワンマン運行ではありませんので、こんな表記がされていますね。
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車内の様子。
片側が小さいボックス席の変則的な子ですね。 -
因みに2両編成で、もう一両はこちら。
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Tさんから譲り受けた新聞に目を通していると、この年の春に廃駅となった宗谷本線上の某駅のお引越し作業のことが載っていました。
幌延は駅に対してやる気がある町なので、今後も応援したいものです。 -
で、深川からは、この子にお乗りカエルです。
<ビバークの思い出4>
で、本格的(?)なビバーク活動に励むようになったのは、やはり大学時代以降なのだと思いますが、当時の旅のスタイルは、基本的に山旅&自転車旅、でしたので、特に山旅の際はテントORツェルトでの本来的な意味でのビバークが多く、自転車旅の際は、時々STBやFTB、BSBを混ぜるようになった、という感じだったかなと思います。
私にとって、本格的なSTBともいえる駅寝の初体験となったのは、実は北海道の音威子府駅、なんです。サークルの仲間たちと一緒だったので、心細さは全くなかったですね。
今でこそ、この駅は駅構内に駅寝禁止などの貼り紙が見られるようになり、基本的にはSTBできなくなった駅といえるのですが、当時はまだまだ昭和の風情に包まれていて、普通に駅構内にある畳敷きのブースとかに寝させてもらっていましたね。
夜間に駅前にキタキツネが現れて、初めて北海道を感じた一夜でもありました。深川駅 駅
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54→40→54のリレー。
最近では貴重と言わざるを得ないな…。 -
で、前々日、前日に引き続いて、3日連続の留萌本線旅のスタートです。
まだ、廃線特需前、しかも翻車魚時期なので、車内は空いています。
これぞ、留萌本線の日常や~(誉められたことじゃないけど…。) -
キハ1って書いてあるな~( ´∀` )。
ホーローと共に記念撮影しておきましょう。 -
で、最初の駅が…。
-
北一已駅です。
きたいちゃん、でも、きたいちやん、でも変換して出てきますが、現在の正確な駅名は後者の方です。
因みに、漢字自体も、当初は己(おのれ)の文字を使っていましたが、誤用が判明して割と最近に已(い)に変更されています。
どっちも微妙過ぎて、あまり知られてないやろけど…。
<ビバークの思い出5>
20代の頃は、山旅&自転車旅における途上での”ワイルドな”ビバークが多かったように感じますが、30代になるとそれが一新します。
そもそも、この頃になると、リーズナブルに夜を明かす場所として、これまでにはなかったネットカフェや24時間営業のファストフード店舗などが普及するようになり、やはり、元来ヘタレのシティボーイ(?)だった私は、ワイルドなビバークよりも、満たされた環境で優雅に過ごせるビバークへと堕落していくようになります。
24時間営業店舗での初夜明かし、という意味では、上述した山陰・九州へのサイクリング旅を同行した悪友が、その後、東京のW大学に進学し、彼から教わった高田馬場駅傍にあった”白ゆり”という店舗だったと思いますが、1杯500円以上するようなコーヒーでも、それをオーダーするだけで夜通し過ごせる、ということを知り、凄い時代になったな(というか、東京は凄いな)と思ったものでした。
ネットカフェや24時間営業店舗が普及するようになってからは、基本的に都会でのビバーク(?)はこれ一択になってしまった感があり、それに田舎だと健康ランドビバーク(ビバークとは言わないか…)が、より多くの頻度で混じるようになった感じでしょうか。
あと、これは国内事情でのお話でしたが、2000年代に入ると、今度は国外逃亡の頻度が劇的に増えてしまい、いわゆるAPB(空港泊)が定期となり、30代のビバークの主流は、ほぼAPBが占めていたと思います。
因みに、今でこそ、日本国内でも、NRTやHND、KIX、NGOなどAPB対応(?)の空港も増えましたが、当時は成田ですらパブリックスペースでの夜明かしができなかったので、勿論、私のAPBデビューとしても海外の方が先ということになります。
元々、海外の空港で夜明かしなんて、治安的に大丈夫なのか不安になったものですが、実は治安面からは空港の方が安全、なんて国もあり、APBできることが前提ではありますが、こういう国では寧ろ、率先してAPBを選択肢に入れる方が良いのでは、と考えるようになりました。
初めてAPBしたのはどこだったか、振り返ってみるのですが、どうも記憶が曖昧で、アジアのHKG(香港)かSIN(シンガポール)か、はたまた米国のDTW(デトロイト)か、だったかなと思います。北一已駅 駅
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で、秩父別兄弟(?)を挟んで、もうすぐ数年限りの終点駅となってしまう石狩沼田へ。
まだ駅があるうちに、夜高あんどん祭りでも観に来たいものですな~。石狩沼田駅 駅
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で、ここからが3日連続の先行廃止区間となりますが…。
勿論、最初真布駅では、マップを見ます。
ただ、この日は従来の北海道地図を置いてきてしまいましたので、前日ゲットした留萌市街地のイラストマップでご容赦を。真布駅 駅
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この木造の味わい深い待合所。
廃止になってしまうのはホントに残念です…。 -
で、次は明日萌といえるだけの萌える明日が残されていない恵比島駅。
恵比島駅 駅
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この駅に再訪することはあるのだろうか?
まだ、答えを出せていない2023年1月末現在…。
<ビバークの思い出6>
2000年頃から2008年頃までは、とにかく米国を中心とした”マイル中毒”に陥っていた時期だったので、この期間はとにかくAPBばかりでしたが、中でも米国でのAPB率は凄まじいものがあったかなと思います。
米国の空港におけるAPBの快適さ(そこらじゅうでPCの電源とか使えるし)を知ってしまってからは、マイルを貯めるためだけに米国に赴いていた日々においては、空港に到着してからもずっとAPBして、そのまま帰国する、なんていう、凡そ旅とは言えない行程も繰り返していたので、逆に飛んだ回数の割には、米国内では、あまり観光をした思い出がなく、マイル中毒の後半時期においては、これではいけない、と意図的に観光も取り入れるようになった、という本末転倒ぶりでした。
米国内でAPBをした頻度としては、各エアのハブ空港(SFO(UA)、ORD(UA/AA)、DFW(AA)、DTW(NW(DL))、ATL(DL)等)や人気都市(NY(JFK/EWR/LGA)、LA(LAX)、マイアミ(MIA/FLL/WPB)など)が多いかな、と思いますが、一番米国内で危険(?)なAPB先としては、LAS(ラスベガス)でしょう。あの空港は沢山のギャンブルマシーンが並んでいて、油断して遊んでいると一気に散財してしまいます。 -
で、3日続けての峠下駅へ。
-
あちゃ~、ちょっと雨が強くなってきましたよ。
雨粒で濡れたガラス越しに接近標識をゲット。 -
で、とうちゃこ~。
-
という訳で下車します。
さいなら~。
多分、復路も同じ子の折りカエルしに乗ることになるんだろうけど…。峠下駅 駅
-
で、1日経っていたので、なくなっていないかどうか不安だったヘッドライト(と、単4電池)。
無事、置き去りにした場所に発見することが出来ました~。
これがなくなっていたら、本日は丸1日無駄な旅程でしたので、取り敢えずは良かった良かった~。
それにしても、これ位なら諦めろよ、と言われそうですが、この時、買ったばかりの単4充電池に800円も投資していたので、それを無駄にすることは出来なかったのです。貧民ゆえのセコさ、どうかご容赦でござる。
ヘッドライトという暗闇での必需品は、明るくなると、雨上がりの傘と同様に忘れやすくなりますので、皆様もSTB明けの際などは、くれぐれもご注意下さい。
<ビバークの思い出7>
上述の通り、30代の頃のビバークは、マイル中毒罹患時期ということもあり、ほぼAPBの思い出ばかりで埋め尽くされてしまうのですが、2010年代に入り、国際線航空券における燃油サーチャージの開始や、低運賃利用におけるマイル積算率の大幅悪化などにより、マイル目的での旅が経済的にできなくなるにつれて、APBの頻度は落ちていきました。
と共に、意外と、若い頃のワイルドなビバークが楽しかったな、等と、回顧&懐古することも多くなり、案外同世代の人達と比較すると、この年代でのビバーク率は割と高くなったのかなと思っています。
最近は、APBもすっかり日本の空港がメインとなってしまい、旅のフィールドとしても米国やアジア各国のハブ空港に一切行かなくなってしまっていた中で、2020年代に入ると、コロナ騒ぎで、行きたくても行けない時代が暫く続くことになってしまいました。
2022年後半位から、少しずつ状況が変化しているようにも思いますが、少なくとも私としては、航空券やサーチャージが高いうちは、更には、ワクチン接種証明やPCR検査が必須なうちは、海外に行くつもりは一切ないですし、こんな時代となってしまった以上、安く自由に飛び回れたあの時代が懐かしいな、と振り返るばかりです。 -
で、今来たのはこの11時42分の子で、これから折りカエルすのは12時43分の子です。
丁度一時間位ありますね。 -
という訳で、前日はせわしなく出発してしまった峠下駅を、じっくりと堪能します。
-
と言いたいところですが、何やら駅前に胡散臭い業者みたいなのが、屯していて落ち着かないので、取り敢えず、昨日は自転車で走らなかった逆方向に歩いてみることにしました。
小雨がシトシトと降り続いております。 -
先程は車内から眺めた接近標。
今度は道路の際から。 -
この1キロ、という表示は、恐らく、昨日通った、国道233号との分岐が起点になっているのでしょうね。
<ビバークの思い出8>
ここからは、地域別のビバーク体験・ビバーク内訳を振り返ってみましょう。
まずは、現在の居住地である北海道から。
この地域におけるビバークの特性としては、他地域と比較して、BSB(バス停寝)の比率が高いことが挙げられるかなと思います。
ちゃんと数えた訳ではないですが、特に道内の自転車旅の途上においては、かなりの頻度でBSBをしてきましたし、現在でも時々しているレベルです。
北海道のバス停って、特に冬場の避難小屋的な意味合いでもしっかりとした造りの所が多くて、鉄道駅でSTBするよりも快適だったりすることもありますし、実際、広い北海道では、鉄道がない所も多いので、消去法的にもBSBに頼らざるを得ない、という現実的な問題もあります。
今後、廃線が増えれば、ますます道内でSTB出来る場所は少なくなっていくことでしょうね。だからこそ、BSB研究は今後の課題として続けておくことが重要です(←何のこっちゃ…。)。
北海道内では沢山の空港があるにも拘わらず、APB出来る所は基本的にはない(無理をすれば、実はCTSで可能だけど…)ので、STBやBSB、或いは函館や苫小牧のフェリーターミナルでのFTBなどが軸になるかと思います。
逆に本質的な意味での道内でのワイルドなビバークは、熊さんとの出会いの恐れがあるので、なかなかお勧めはし辛いですね…。 -
特に何もなさそうだったので、そのまま沼田まで歩いてしまわないよう(?)、そろそろヒキガエル(引き返し)ましょう。
-
途中、向日葵が綺麗に咲いている箇所がありました。
そういや、この近くにある北竜町は向日葵の町として有名ですよね。 -
で、そんなに暑くもないのに、クーラーがんがん付けまくって、低周波音だけをばら撒き続けている業者連中の下へと戻っています。
駅を我が物顔に(乗車もしないのに)過ごしよって!
気温じゃなく面の皮だけは暑(厚)そうだけどな‥。 -
静かな時間を過ごしたくて、遠方からやって来る旅人もいらっしゃるので、その旨を刻々と説教し、おっさん達と喧嘩別れ。
最後に、そんな嫌な思い出を留萌本線に残して欲しくないですからね。
これだから、お車族の道民は大嫌いじゃ!
(業者はJR北海道の請負で仕事をしている訳で、そのJR北海道様のお客様に嫌な思いをさせる、というのは本末転倒である、ということを理解せよ。) -
という訳で、留萌本線との惜別も、後味悪さを引き摺りながらとなりました。
まあ、こういう別れ方の方が良いよ。晩年の留萌本線を見てる限りでは…。
<ビバークの思い出9>
日本国内でのビバーク回顧。続いては東北地方で。
この地方は、とにかく大学時代に自転車旅&山旅で動き回った関係上、恐らく、STBの回数としては全国一、だと思います。
今は無き山田線の浅岸駅でのSTBなど、思い返すだけで色々なSTBが脳裏に蘇ってきますが、東北ではテント泊と同様に、特に悪天候時に重宝する避難小屋泊、という山旅も多かったように思います。
東北の山って、山域が深くない割には、意外としっかりとした造りで道路を通じて簡単にアクセスできる避難小屋が多くて、自転車旅の途上における、本質的な意味合いでのビバークも、沢山経験しました(特に1990年代~2000年代前半)。
ただ、APBに関しては、流石に24時間運用の空港がない以上は、ちょっと厳しいでしょうね。最大都市仙台の空港などで、APBする方法をご存じの方は、是非、ご教示下さい( ´∀` )。 -
では、留萌から折りカエルしてきた、先程と同じ子に再乗車しましょう。
-
そういや、峠下駅から乗車するのはこれが初めて、なので、整理券を頂くのも初めてですね。
-
昼の使いやすい時間帯の便、ということもあって、車内は比較的混雑しておりましたので、撮影にはやる気ありません。
まあ、まだ石狩沼田以降は、数年の余命が残されていますからね…。石狩沼田駅 駅
-
車内の様子。
今はもっと混雑しているんだろうか。
てか、冬だとすぐに運休しちゃうけどね(;´Д`)。 -
北一已駅もやる気ないアングルで撮った後…。
<ビバークの思い出10>
地域別ビバーク。続いては関東地方に関して。
恐らく、ビバークの範疇に入る夜明かし経験としては、一番乏しい経験しかないのがこのエリアかなと思います。
まあ、一番の理由として、人が多いので、ビバークし辛い、それに尽きますが、このエリアに関しては、わざわざワイルドなビバークしなくても、ネットカフェや24時間営業店舗が腐る程あるので、必要性に迫られることも少ない、ということでしょうね。
ただ、成田や羽田がある関係で、APBに関しては、日本一経験豊富(?)なエリアだと言えるでしょう。この2つの空港で夜を明かした回数は、これまでに20回は超えるかなと思います。でも、何れの空港も2000年代後半までは夜明かしが難しい空港でしたよね…。北一已駅 駅
-
深川にとうちゃこ。
本日の短い留萌本線旅はこれにて終了です。
3日連続で留萌本線に乗車したこの夏のことを、きっと忘れないでしょう。深川駅 駅
-
因みに、この時点においても、既に留萌本線では春からの減便が始まっておりましたね。
こんな掲示も見られました。 -
既に、留萌本線の現状なんて、スクールバスの延長みたいなもんです。
一般のお客さんが乗らない(鉄道マニアだけ)、こんな路線を残しておくこと自体無理だったのです。 -
この日は時間がありますので、深川で寄り道。
-
久しぶりにここを訪問してみましょう。
<ビバークの思い出11>
地域別ビバークについて、続いては中部地方で。
実家が愛知県ということもあり、若い頃から色々と馴染みのあるエリアでしたが、STBの経験としては案外少ないかもしれないですね。その中では長野県が一番多いかな~。県内で貴重な、大糸線沿いのJR西日本管轄の各駅におけるSTBなどは、今後できなくなる可能性もあるので、未体験の方にも是非お勧めしたいものです。
あと、中部地方最大の空港としては2005年に開港した中部国際空港があるのですが、実家が名古屋にある関係で、実はこの空港でのAPBは2018年まで未体験でした。そもそもできることも知らなかったし~(^^;)。
あと、この地方において記憶に残るビバークとしては、DTB(身障者用トイレビバーク)でしょうか。あまり積極的に勧められるビバークではないのですが、北陸・富山の魚津付近を自転車旅していた際、大雨に降られたことがあり、ビバークを余儀なくされた時に逃げ込んだのが、埋没林博物館(?)か何かの駐車場脇に設置されていた身障者用トイレでした。
トイレでビバークって汚ね~、って言われそうですが、基本、バリアフリー対応が叫ばれる世の中で、義務的に造られた身障者用トイレって、使用頻度が少ないところが多く、案外きれいなんですよね。しかも、用を足したくなってもすぐに出来るし…(^^;)。
勿論、トイレでのビバークは、本当に緊急事態の時のみ、他に使用者がいないと想定される時にのみ黙認される行為、だと思いますので、敢え。それを想定して、というのは止めましょう。(まあ、したいと思う人もいないだろうけど…。)アートホール東洲館 美術館・博物館
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市民ギャラリー的な立ち位置の美術館ですが、ふと立ち寄って美術鑑賞したくなる、深川駅傍の名所と言えますね。
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色々な絵画を鑑賞した後…。
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図書コーナーで、色々と文献(画集)を探していると…。
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その昔、札幌の近代美術館で開催されていたルミタージュ美術館展の画集を発見。
しばし、ロシアンテイストに浸りましょう。 -
エルミタージュ美術館、行ってみたいな~。
てか、サンクトペテルブルク自体行ったことないけど…(;´Д`)。
<ビバークの思い出12>
地域別ビバークに関して、続いては近畿地方で。
近畿も京阪神を主体とする人口密集地帯の印象が大きく、あまり目立ったSTBの思い出はないのですが、三重県を近畿の範疇とすると、人生初ビバークをしたのがこのエリアですし、夜間徘徊を含めると、結構怪しげな夜明かしをした、という頻度では高いエリアだと思います。
最近の近畿地方におけるSTBとしては、和歌山県の紀勢本線沿いの某駅にて過ごした夜のことが記憶に残っていますね。巨大なゴキブリが出て来て驚かされたのよ~。まあ、基本的に夏のビバークというのは、虫との戦いでもありますが、南の方に来ると、虫の迫力が違うな、と、北の住民は強く思っています。 -
という訳で、留萌本線の余韻の中、数年前のシベリア鉄道・ナホトカ支線乗車のことを思い出しつつ、ロシア時間を堪能させて頂きました。
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入口に掲げられているこの中には…。
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こちらのカエルさんもいらっしゃるのだケロ~。
ここに来た時の楽しみの一つでもあります。
では、またお逢いする日まで、さいなら~。 -
時刻は14時を回りましたが、本日は、他に用事もなく、せっかくなので、タイムスケジュール的には逆方向に乗れるなと、敢えて、滝川行きに乗車します。
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この時点では、滝川から根室本線・富良野線経由で、なんてこともちょっとはかんガエルていたんですが、もう色々と疲れてしまっていたので…。
<ビバークの思い出13>
地域別ビバークの思い出、続いては中国地方。
このエリアに関しては、STBの経験が殆どなく、せいぜい山旅や自転車旅におけるテント泊や避難小屋泊位なのですが、そもそも訪問頻度が少ないのも一因かと思います。寧ろ、2010年代以降になってからは、よく行くようにはなっていますが、それでも、この地域は、案外安く泊まれる宿が多かったり、山陽側だとネットカフェも多いので、わざわざビバーク、という気持ちにもならないのでしょう。
それだけに、上述の通り、高卒のタイミングで体験した米子駅前でのTBBは、強烈な記憶として残っているのです…。
あと、この地域では公共交通利用派の立場としてはなかなかレアな体験として、高速道路のサービスエリアでの夜明かし(HWB=HighWayBivouac?)がありますね。お車族の方にとっては別になんて事のない選択肢だと思うのですが、公共交通利用の場合は、まずそのサービス(パーキング)エリア傍にバス停や鉄道駅があることが重要なので、案外、タイミングを計るのは難しいものです。まあ、刺激には乏しいし、わざわざ他の選択肢がある中で、敢えてHWBしようという気には、なかなかならないというのはありますね。 -
そんな車内の様子。
この見慣れた光景も、そのうちお別れなのかな…。 -
深川=滝川間の貴重な途中駅、妹背牛。
この町に関しては、函館本線沿線上ということで、無鉄道町になる心配はなさそうですね。秩父別と似た立地だけに、両者の運命の違いに涙してしまうよ…。妹背牛駅 駅
-
で、滝川で下車。
てか、Uシート連結だったことに、下車時点で気付く。
こっちに乗っておけば良かったな~(;´Д`)。 -
で、色々かんガエルた挙句、富良野回りだとかなり帰宅が遅くなってしまうので、そのまま函館本線を折りカエルして、旭川に向かうことにします。
滝川駅 駅
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滝川といえば、この一般人が通れない跨線橋と…。
<ビバークの思い出14>
地域別ビバークの思い出、続いては四国地方。
四国に関しては、幼い頃住んでいたという縁もあり、色々と思い入れもあるエリアなのですが、お遍路さんの文化が根付いている地域ということもあり、ビバークしやすさという意味では日本一じゃないかな、と個人的には思っています。
四国を旅された方ならご存じかと思いますが、島内の随所に、お遍路さん向けの休憩スポットなどがあり、ここで仮眠とかも出来るんですよね。。私も遍路じゃないけど、似非遍路的に、こういう所でビバークさせて頂いたことは何度かあります。てか、将来的には本格的なお遍路として、巡りたいという願望もあるのですが…。
STBという意味では、最近では牟岐線上の鯖瀬駅での経験を思い出します。牟岐線も突き当りの阿佐海岸鉄道が色々と変わっちゃったみたいなので、また調査に行かないとな、と強く思っているエリアでもありますし、四国でのSTBとしては、反対側の予土線上のどこかの駅でやりたいな、という夢もあります。 -
この、昭和ノスタルジーな「いい日旅立ち」よね~♪
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で、たったそれだけ、の滝川をしゅっぱと~♪
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旭川行きの方向幕。
これはこれで、絶滅危惧種といえそう…(;´Д`)。 -
車内の様子。
流石にガラガラ。 -
近文駅を横目に…。
<ビバークの思い出15>
地域別ビバークの思い出、続いては九州地方。
九州に関しては、特に大学時代の自転車旅で数多くSTBした経験がありますが、その一番最初の段階として、19歳の時に、”二十歳になる前に全都道府県制覇”を目論んで、46都道府県目だった大分県の豊後荻駅でのSTBをまず思い出します。
12月のことでしたが、九州は暖かいと勝手に思い込んでいたため、寒さのあまり一睡もすることが出来ず、2時間おき位に駅前の自販機にホットコーヒーなどを買いに行ったり、という、まだSTBビギナーとしての未熟さを有していた時代でした。
結局、翌日は豊肥本線沿いに越境して、人生47都道府県目となる熊本県入りを果たしたのですが、この時は、寒さと眠気でやる気もなく、滝水駅を踏んだだけで折り返すという、熊本県民の方々には失礼極まりない初熊本、となったのが良い(悪い?)思い出でもあります。近文駅 駅
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旭川にとうちゃこ。
後は、宗谷本線に乗り継いで、和寒にカエルだけ、ですが…。旭川駅 駅
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将来、赤い航空会社様に乗るためのマイルを貯めるため、駅前イオンで色々と購入していきましょう。
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で、最後は特急大雪でも見送っていこうかな、と思ったけど、もうやる気もなくなった状態なので、普通に16時38分発の名寄行きでカエルります。
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最後は、こやつで。
あー、乗りたくない~(;´Д`)。 -
でも日よけのないH100に乗車する際は、天気が悪い方が良いのよね~。
なんで、この車両。日よけをつけなかったのか、いまだに残念過ぎるわ。
<ビバークの思い出16>
地域別ビバークの思い出、最後は勿論、沖縄ということになります。
このエリアに関しては、勿論、ゆいレール以外の現存する鉄道がなく、ゆいレール各駅の改札外側にあるベンチ傍で夜明かしする位しか、STBは物理的に不可能なのですが、その分、ワイルドビバークは色々と経験しました。
ただ、このエリアに関しては、日本国内他地域と違って、普通の宿の平均価格が劇的に安く、逆に離島などにおいては、テント泊に対する規制があったりして、2006年に宮古島・与那国島の某所でワイルドビバークして以来は、普通の安宿に泊まってばかりかなと思います。
逆に沖縄に関しては、普通の宿(それでも一般人の感覚からするとワイルドだろうけど…)が安い分、ネットカフェに割高感があるし、特に那覇などは24時間営業店舗なんて幾らでもあるし、冬でも暖かいし、で、普通の宿を取っていない時でも、夜間徘徊で誤魔化せる、そんな東南アジア的な緩さがありますので、ビバークというカテゴリーで、この地域の夜明かしを考えるのは難しいのかもしれません。蘭留駅 駅
-
この春から、ある意味”和寒町営”となった塩狩駅。
町から見捨てられると、この駅も廃駅にされてしまう恐れがあります。塩狩駅 駅
-
そして、見慣れた風景が展開されるようになり…。
-
和寒にとうちゃこ。
和寒駅 駅
-
この日は、駅まではケロアメちゃんで来ておりました。
という訳で、旅の終わりを記念して、最後に記念撮影。
まあ、この旅においては、ケロアメちゃんは殆ど活躍してないけど…(^^;)。 -
冒頭でも記させて頂いた通り、この日は和寒神社のお祭りの日でもあります。
コロナ禍の翻車魚状態の中、あまり盛り上がらない夏でもありましたね。
てか、翌年夏も稚内に逃亡してしまったので、お祭りの様子はわカワズ。
<ビバークの思い出17>
これまで、日本国内の地域別ビバークを振り返って来ましたが、最後に海外をちょっとだけ。基本的に海外のビバークとしてはAPBが殆ど、なのですが、米国だとNYのポートオーソリティでのBTB(バスターミナルね。)、韓国だと案外STBっぽいっことはよくやっている方だと思います。
ただ、NYのバスターミナルだと、チケットを保持していないと追い出されるとか、韓国のSTBだと、野犬とか酔っ払いのおじさんに絡まれたりするのが結構面倒臭いですね。
欧州ではドーバー海峡を渡ってから、フランス側のカレーという町のフェリーターミナルっぽい(?)場所でFTBしたことがありましたが、この時は薬物中毒者みたいな人に奇声を上げられながら絡まれたり、色々と大変でした…。
あと、上海では人民広場(って名前だったと思う)というところで、地元の人々と同じように雑魚寝していたら、どうやら自分は”お金を持っている人”と判断されてしまったようで、身ぐるみ剥がされそうになる危険を冒したり、台湾の台中のBTでBTBしようとしたら、野犬に絡まれて死にそうになったり、と、基本的にろくな思い出はありません。
危険を冒さない、という意味でも、海外では、基本的にAPBが出来る国や地域であれば、それを最優先にビバークをお考えになることをお勧めします。
てか、もう今の御時世じゃ、そもそも富裕層しか海外旅行できなくなってるから、そのレベルの人は海外来るな、ってことかもしれないですね~。
という訳で、色々と”何のこっちゃ…。"なことを記させて頂いたこの項は、これにて終了となります。
万が一、最後までご閲覧下さった方がいらっしゃいましたら、反面教師にでもして頂けましたら幸いです。本当はビバークに頼らなくても良い人生を歩むことが一番かと思います…(;´Д`)。和寒神社 寺・神社・教会
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という訳で、これを記している2023年1月末現在では、ようやくコロナの5類移行や、マスク着用義務撤廃など、コロナ終焉の兆しが見られるようになってきました。
くれぐれも今回のコロナ騒ぎは、陰謀論とかでなく、”造られた”イベントであった可能性が高いことを、末筆ながら記させて頂きます。
そして、コロナ禍以上に、胡散臭い同調圧力の中推し進められたワクチン接種による後遺症に苦しんでいらっしゃる方々が、1日も早くご回復されますように…。
そして皆様、そろそろマスクは外しましょうね。感染予防効果ないばかりか、汚いばい菌ばっかりなんだよ~。子供さんの成育にも悪影響なんだよ~。
この国の人々が、胡散臭い同調圧力や、非科学的で、世界中から笑い物となっているマスク教の呪縛から解き放たれることを願いつつ…。
という訳で、本旅に関する一連の旅行記はこれにて終了となります。
最後までご閲覧下さり、どうも有難うございました。
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