2日目、子連れでインド2人旅　デリー観光　12/24-1/8

2022/12/24 - 2023/01/08

2日目　2022年12月25日の予定　デリー泊　
デリー1日観光の日　
・マジュヌカティラ
・カーンマーケット


●2022年12月24日～2023年1月8日●
★　デリー3泊（日帰りタージマハル）home@f37
　✈️ケララ州コチへ　
　フォートコーチン地区5泊　ザフォートバンガロー
　アレッピー3泊　Kalappura HomeStay
　マラリビーチ1泊　Marari yoga homestay
　コチ　エルナクラム地区1泊　Niko hotel
　✈️デリー1泊　エアロシティホリディイン

最後のインドは10年前。。そろそろ子供を連れて大好きなインドへ行きたい！そんな気持ちからはじまった9歳の娘とのインド2人旅16日間　　

エリア デリー(インド)

12月25日　2日目
朝6時頃に起きる。　
スマホによると外は6度らしい。部屋の中はヒーターで暖かく、長袖1枚かプラスユニクロのダウンベストを羽織れば十分。

昨日の夜、空港からこのホテルに着いたのが深夜1時なので子供はまだ寝ている。朝8時頃、子供を「今、インドにいるよ～、朝ごはんたべよ～」と起こして朝ごはんへ。1階の部屋をでてフロントをぬけてすぐの場所が朝食を食べるところ。

こじんまりした綺麗なビュッフェで朝ご飯。たぶん外に通じているドアからすきま風が入り、部屋よりちょっとだけ寒かった。
　
私も子供も朝起きてすぐはあまり食べられないタイプ、少食で好き嫌いが多い子供にはビュッフェ、ありがたい。　

子供はシリアル少しとトーストにカレーをつけて食べていた。トーストは係りのお兄さんが作ってはこんでくれた。　

食べ終わると、お兄さんがチェックおねがいしますと宿泊者リストを持ってきたので、自分の名前の横にチェックする。これで、どの部屋の人が朝ごはんを食べにきたのかチェックしているみたい。

ここがデリーで3泊したホテル、home@f37

1日目にもかいたけれど、デリーのホテルを探す条件は、ホットシャワーあり、ルームヒーターあり（10年前の冬のデリー、ヒーターなしの安宿に泊まり本当に寒かった。。）メトロ駅近く、評価がいい。　

シゲタトラベル提携のホテルやサッパリ綺麗なブルースルームズ系列のホテルなどなどギリギリまで悩んだ。

ここに決めたのは、部屋のインテリアが可愛いのと、とにかくメールの返事がいつも早い（これ大事！安心感！）、メトロ駅に近い事が決め手で公式ホームページから直接予約した。　
またデリーに来たら泊まりたい良いホテル。
　
ホットシャワー用のお湯は25リットルまで。　
出なくなったら15分待って使ってねとの事。　
子供にはお湯がなくなるからいそいでー！とせかしながら、私と子供でシャワーのタイミングをずらして使ったからそう問題なかった。

朝ご飯のテーブルの上に。　
日替わりメニューやオーダーして作ってもらえるメニューもある。

今日は1日デリー観光をしよう～！
　
娘にとってはインド初日の今日、どこへ行こうかずいぶん悩んだ。ジャマーマスジッド、レッドフォート、クトゥブミナール、ショッピングモール、コンノートプレイス、色々検討したけど、遺跡系は色々見てもきっと一緒の印象になるだろうし明日のタージマハルだけで十分、買い物も来たばかりであまり、、と思って、チベット人地区のマジュヌカティラへ行くことに決めていた。顔が私達と似ている人々が住むエリア、娘も少しは落ち着くかな？と思って。

寒い冬のデリー、暖かい格好を子供にさせていざホテルの外へ。　　　　

子供にとって、はじめてのインドの街中。。
宿から歩いて5分もかからない近くのメトロ駅カイラシュコロニー駅へ向かって歩く。すぐに子供がこわい～、クルマこわい～、インドきらい～と言い出す。　　　


なにもかもが日本と違うインド。　
子供がこわいと思うのは当たり前だし、その気持ちはよく分かるので（ママが守るから大丈夫！）と事あるごとに伝え、わかる範囲で（あの人達は〇〇って言ってるんだよ、怒ってるんじゃないよ）と伝えていった。　
　
急に話しかけられる呼び込みの声や、車の隙をみて渡る道路、冬のデリーの朝のもやっとした雰囲気、、、子供は本当にびっくりしただろうな。

メトロステーションのトークンの自販機。すぐ隣に窓口があるので、そちらで購入。

メトロを降りて、声をかけてきたシェアオート（20ルピー×2人）みたいなのでマジュヌカティラの入り口へ。エレベーターをでてくる私たちを待ち構えて声をかけてきたシェアオートのお兄ちゃんと話しはじめる私。子供はその光景をみて、（え、誰？しりあい？）と驚いていた。

またまた子供にとってはじめての（シェア）オート、周りのクラクションの音は激しいし、風が入ってきて寒いし、エンジンの音は大きいし、後ろ向き乗車だし、しっかりつかまってないと危ないしで、子供の顔はかなり不安げ。。観覧車も乗れないほどの怖がりな子供は乗っている途中から怖くて目をつむってしまう。



写真は、マジュヌカティラへの歩道橋からみた、古着（たぶん）市場。子供に見にいく？と聞くといやだと。

歩道橋の上では、裸足の小さい子が野菜を売っていたり、物乞いをする方がいたり。子供はなにかあげる？と言う。

マジュヌカティラの入り口

細い小道で、バイクは通るけど比較的ゆったり歩けた。　
ここは比較的穏やかな場所。　

まだ昼前で宿からここまで来ただけだけど、インド初日のいろんな刺激をうけて子供の機嫌があまりよくないので、きれいなお店でゆっくりしようとさそった。

人気のAMAカフェは50分待ちで、一度はリストに名前をのせてもらったけどキャンセルし、お手洗いだけ借りました。トイレもペーパーつきでとっても綺麗。

お昼ご飯は次に行きたかった　TeeDee cafe
子供も食べやすいかなと思い、私の好きなタントゥクとモモを頼んだ。子供は野菜を気にしてあんまり食べなかったので、私が美味しくほぼ食べる。　　
モモはお腹がいっぱいになって食べられず、パーセルにしてもらう。
途中からのりのりのクリスマスソングが流れてきて、その音楽と甘いコーヒーシェイクで子供は元気になった。　

ここで10年前のインド旅行でもらった少し破れた古い50ルピー札をここで受け取ってもらえるか聞いてみる。
（マダム、ソーリー、これはここでは受け取れないけど、ローカルマーケットなら大丈夫だよ）とのこと。

小さな商店で5ルピーのチョコレートを買って気分をあげて、、

帰りはバイクオートで。後ろむきじゃない～と子供は喜んだが、乗ったとたんバイクオートは逆走しだし、またまた子供が怖がりはじめた。インドでは珍しいことじゃないよ、後ろを見てごらん～と私達に続いて次々に逆走する人をみせて安心させようとする私。　

そして、デコボコ道の端っこを行くので左右に揺れる、揺れる。絶対あのドブには落ちたくない～。
　
大通りにでて揺れが収まると、怖くて目をつむっていた子供も少しずつ開けられるようになってきた。　
　
私が、道路に洗濯物が干してあるよ～　
あそこに牛がいるよ～　
などと指さししながら教えると（ほんとだ～）と見れるように。　

帰りのメトロでは駅構内でトイレに挑戦。　
お金を払って入るトイレで清掃の方もいたけれど、まぁまぁ汚くて、裾をまくって地面につかないよう頑張って使う。　
　
（今回の子連れ旅では、除菌ウエットティッシュ、トイレットペーパーと使用後のペーパーを入れるビニール袋は常に持ち歩いた。）

子供も笑顔で写真がとれた。

この身長まではトークン不要。　
子供は年齢の割に身長が大きいので、インドでも年上に見られる事が多かったな。

宿で休憩してシャワーをした後、子供もOKしてくれたのでカーンマーケットへ。
メトロと迷ったけれど、なんとなくオートと交渉して乗っていく。
　
　
途中の信号待ちでとまった場所が、ちょうどシク教の人々のお祝い場所の真ん前で、ぐいっとビリヤニ的なご飯を渡されてつい自然に3人分受け取る。オートのおじちゃんが（たべてこか～）と近くにオートを停めたのでまず食べる事に。結構辛かったけれど、子供は美味しい！といって野菜以外を食べた。

ボロボロの緑のバスの後ろの鉄板が動くたびにバタンバタンとなってて面白い。子供もそれをみれる余裕がでてきた様子。

オートに乗って信号待ちをしていると、お花売りが子供のためにどう？と売りにきたり、小さい赤ちゃんを連れた母親や小さい子が物乞いにくる。
私が何もあげないせいか（ママはホームレスの人を助けたいとは思わないの？）と子供はいう。今度、小さな子がきたら、お菓子や食べ物をあげようかとわが子とはなす。インドの人でも人それぞれで物乞いの方にあげる人はあげるし、あげない人はあげていない。

カーンマーケットはおしゃれな人達でにぎわっている。全体がクリスマスムードで、クリスマス飾りのカチューシャをしている人や、短いスカートの女性。

anokhiとfabindiaへ。　
アノーキーは可愛いけれど、まだ旅の初日で荷物を増やしたくないので見るだけ。ファブインディアでタージマハルに来ていく子供のサルワールカミーズ3点セットを購入した。　

　
チキンロールをテイクアウトして、帰りはメトロでカイラシュコロニーへ帰ることにする。　
　
トークンを買う前に荷物検査をしてしまい、中の窓口は機械の故障で人が殺到しているし、トークンどこで買うの～？あ、自販機は外だ！と本来、出てはダメそうな柵を押して外にでてしまう。その瞬間、目が合った迷彩服の方に（マダム～、そこからは出てはいけないよ～）と注意される。　

トークン買いたくて。。と説明しようとすると、ささっと親切なおじさまが来てくれて、私たちをトークン自販機に並んでいる若者の先頭に連れて行ってくれ、ちょっとごめんね～と私たちのトークンを買い、付き添ってメトロのレディース専用乗り場まで案内してくれた。感謝。お礼をいって別れる。
　

帰りの電車はすごく混んでいて、日本でもめったに電車に乗らない生活をしている子供は（これが満員電車っていうんだね～）と実感していた。　

　
日本に帰ってから改めて振り返ってみて、深夜にインドについた次の日のデリー観光、いろいろ詰め込みすぎて怖がりの子供には刺激的すぎたかなぁとちょっと思ったり。　


　
でも、はじめはインドの全てに驚いて怖いと感じていた子供も、日本に帰る頃にはインド大好き！日本に帰りたくない～！になるのだから、やっぱりインドは凄い。　

明日は日帰りタージマハル。しっかり休まないと。