松山城と道後温泉

2021/06/25 - 2021/06/25

松山市駅前のコンフォートホテル松山に一泊し、翌日、松山城と道後温泉を観光しました。

エリア 愛媛

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩

堀を渡り広場を横切って山すその登城口へ。

松山城の黒門口登城道入口。

槻門跡の見事な石垣。

朝の8時半ごろだったので二之丸史跡庭園は開いてませんでした。

松山城二之丸史跡庭園 公園・植物園

登城道の途中で山道を見つけ、せっかくなので歩いてみることに。

石垣があるところも見かけました。

とりあえず行けるところまで行ってみようと、どんどん進みます。

結局10分くらい歩いたところで黒門口登城道に合流しました。

石段を登り切って本丸に到着。

戸無門（国重文）を通って

筒井門へ。ぱっと見では開口部はひとつですが…

門を裏から見ると開口部は二つあります。

隠門（国重文）の隠れた開口部から敵を攻撃する仕掛けです。

松山城 筒井門東続櫓 名所・史跡

続いて太鼓門を通ります。こちらもかなり堅固な門という印象。

山の頂上にある本丸からの眺めは絶景です。

標高130ｍの山上にこれだけ大規模な石垣の本丸を築くのは相当の難工事だったと思います。

天守閣の中に入る前に外側を一周してみました。

高い石垣の上に石落しを備えた塀と櫓が天守のまわりを囲んでいます。ここまで守りが厳重な天守閣は、ほかになかなかない気がします。

天守閣の裏のほうにあり本丸北西隅を守る野原櫓（国重文）。

同じく天守の裏のほうにある乾門と乾櫓（国重文）。古町口登城道がこちらに通じています。

乾門がある天守西側は左右に並ぶ二層の櫓（北隅櫓と南隅櫓）を渡櫓（十間廊下）で連結する重厚な構え。

乾門のある天守西側から紫竹門（国重文）を通って正面の南側に戻ってきました。正面は二層の小天守が前面に張り出してにらみをきかせています。もし敵が本丸の城門を突破して侵入してきても、天守閣が最後の砦として機能するようになっています。

松山城 小天守 名所・史跡

天守へは正面ではなく南東隅のほうにある坂道から入るようになっています。

一ノ門（国重文）

松山城 一ノ門 名所・史跡

ニノ門（国重文）

仕切門（国重文）

内門。内門を抜けると大天守、小天守、北隅櫓、十間廊下、南隅櫓に囲まれた中庭に出ます。

天守入口は中庭に面しています。三階建ての大天守（国重文）を支える土台の石垣内に設けられた穴蔵の入口です。このため古来、穴蔵は地下1階という扱いになっているそうです。

松山城 名所・史跡

本来の玄関口はこちら。大天守ではなく北隅櫓のほうにあります。

階段を上がると

刀剣、槍などいろんなものが展示されています。

こちらは鎧兜。大天守とつながっている櫓や小天守が展示スペースになっており、順路にしたがって見学しながらぐると回って大天守に戻ってくる形になっています。

窓から見た中庭。

さらに階段を上がって天守の最上階へ。

北隅櫓、乾櫓を見下ろす西側の眺め。

松山北高校グラウンドなどがある北側の眺め。

艮門、艮門東続櫓を見下ろす東側の眺め。

筒井門、太鼓櫓などを見下ろす南側の眺め。

艮門を出てしばらく本丸石垣の下の道を歩き東雲口登城道へ。石垣上に見えるのは巽櫓。

東雲口登城道は舗装されたゆるやか坂道です。

リフトの下をくぐります。

松山城山東雲登山口～長者ヶ平ロープウェイ 乗り物

坂を下りると東雲神社の入口があります。道後温泉へは東雲口が最も近く徒歩30分ほど。

東雲神社 寺・神社・教会

道後温泉に向かって石畳で整備された「にきたつの道」を通ります。

にきたつの道 名所・史跡

道後温泉別館 飛鳥乃湯で入浴（610円）。平日の昼前なので空いてました。

飛鳥乃湯泉 温泉

すぐ隣は椿の湯。

道後温泉椿の湯 温泉

道後温泉本館は少し離れたところにあります。このときは工事中でした（フロアを限定して営業はしてました）。

道後温泉本館 温泉

本館裏の高台に上って

空の散歩道へ

道後温泉 空の散歩道 名所・史跡

景色を眺めながら足湯に浸かれます。

同じ高台にある湯神社。

湯神社(四社明神) 寺・神社・教会

高台を下りて伊佐爾波神社へ。

江戸初期に石清水八幡宮を模して建てられたという社殿（国重文）

伊佐爾波神社 寺・神社・教会

正面の楼門からのびる長い回廊が本殿を囲む形になっています。

伊予鉄道・道後温泉駅前のからくり時計。近くに足湯もあります。

坊ちゃん列車。かつて伊予鉄道で実際に走っていたSLをディーゼル機関車で復元したものです。

道後温泉駅 駅

道後公園には睡蓮がたくさん咲いてました。

黄色の睡蓮

白い睡蓮

睡蓮の池になっているのは湯築城跡の内堀です。

道後公園の外周には外堀もちゃんと残っています。公園化に際して後から復元されたとかではありません。戦国時代の終わりとともに廃城になりながら内堀と外堀がともに残っているのは稀有な例だと思います。

丘の頂上にある展望台

道後公園展望台 公園・植物園

天然の岩がまるで石垣のよう。

外堀の内側につくられた土塁の断面を見学できるようになっています。

土塁の断面

城の西側の外堀と内堀の間にあった家臣団居住エリアには当時の様子を再現した展示施設（無料）があります。

湯築城資料館 美術館・博物館

当時の生活や

会議の様子などをマネキンで再現してます。
このほか出土品などを展示する湯築城資料館（無料）もあります。