2022/12/12 - 2022/12/13
2950位(同エリア3281件中)
ゆーちさん
この旅行記のスケジュール
2022/12/12
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電車での移動
浅草発13:00特急スペーシア「けごん」に乗車15:00東武ワールドスクエア駅着
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ホテルハーヴェストクラブ鬼怒川に到着 15:15チェックイン
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バスでの移動
ホテルのシャトルバスで鬼怒川温泉駅まで行きツーリストインフォメーションで翌日の旅情報を得て戻る
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この旅行記スケジュールを元に
ようやく念願の日光東照宮をゆっくり巡ることができた。
コロナ禍で控えてきた旅も5回目のワクチン接種を済ませたシニアにとっては「もういいでしょう!」と見切り発車。
ホテルの空室に合わせて計画したので初冬の閑散期。寒い時期ではあったが人ごみも少なく世界遺産日光の寺社巡りと鬼怒川の温泉三昧を楽しむ。
空港からのアクセス以外はのんびりとバスやローカル電車で十分楽しく回れた。ツーリストセンタースタッフの懇切丁寧かつ簡潔な資料説明にさすが日本屈指の観光地と感心する!
二日目
世界遺産めぐり手形で日光東照宮拝観。陽明門は平成の大改装直後で見事な色彩。それに比して徳川家光公の御廟「大猷院」がひときわシックな佇まいで良い印象! 初冬の時雨で大きな石畳みはかえって美しくその表情を見せていた。
日光二荒山神社→大猷院→ 東照宮→輪王寺とゆっくり見て歩き、近くにあったホテル清晃苑のレストランにて昼食をとる。湯波づくしの日光ならではのランチを味わった。
神橋にも足を運び、日光街道沿いに門前町を下り、宮前だんごを買ってホテルに帰る。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス JALグループ 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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13:00 浅草駅発 東武特急スペーシア「けごん025号」に乗る。
乗客はほとんどいない。14:40下今市駅着 -
下今市駅で鬼怒川温泉行の普通列車に乗り換えて「東武ワールドスクエア」駅で降車。
ホテルを探しながら徒歩10分で到着。15時15分チェックイン。 -
11階のデラックスツインに5泊する
pointでの宿泊なので、食事はすべて別途予約制だ。 -
窓側から室内入口を見る やや年季を感じるが清潔感あり広さは十分。やれやれ!
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鬼怒川温泉の駅舎。手前は鬼怒川のマスコット鬼怒太の像
ホテルで少し休んでからシャトルバスで鬼怒川温泉駅まで送ってもらい、ツーリストセンターで色々な情報取得。素晴らしい接客対応に大満足! -
明日からの予定マップ とても分かりやすい説明だった。今後このマップが活躍する。コンビニで買い物をして、シャトルバスで戻る。
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夕食はホテルの料理長の一品付きのブッフェ。こちらは洋食、栃木牛のステーキ。
レストランリビエールのフレンチコースをキャンセル待ちしていたが願いかなわずブッフェとなった。 -
こちらは和食 すでに箸を入れてから撮影したので蓮根のお饅頭が崩れている。 あとはブッフェでいただく。餃子はさすがに美味しくておかわりした。
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デザートが終って部屋にもどり、温泉へ。
この時、愛用の手帳がないことに気づき東武ツーリストインフォメーションに問い合わせる。すると間もなく「特急けごん」の車内に落ちていたとの連絡があり、翌日東武日光駅にて受け取る約束ができた。その対応のスピードと丁寧な応対に深く感謝したい。 -
翌二日目 ホテルからシャトルバスで鬼怒川温泉駅まで行き、日光・鬼怒川エリア鉄道一日乗り放題切符を買う。これで東武日光駅まで行く。
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東武日光駅に到着。ホームとホームの間に庭園があるなんて!初めての景色だった。
改札口で約束通り無事に手帳を受取り、安心して旅を続けられた。本当に感謝! -
小判型の「世界遺産めぐり手形」を買う。一日中乗り降り自由のバス券で優れもの。
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東武日光駅から出る「世界遺産めぐりバス」。細やかに止まり次がほどなく巡回して来るので観光するにはとても効率がいい。
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85番で降りて先ずは日光ニ荒山神社でお詣り。
1200年以上前、日光開山の祖・勝道上人が二荒山(現・男体山)に登拝し、建立したのが始まりと言われる古社。縁結びの神として知られている。それでカップルが多いのか? と思った。
来年の干支ウサギのオブジェが鎮座していた。 -
次に向かったのは徳川家光公の霊廟 日光山輪王寺大猷院へ。かなりの石段を登った先にある唐門。拝殿の入り口にあたる。
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唐門の唐破風 二重構造の門
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大猷院拝殿へ入室。金の装飾があしらわれた階段足元のみ写した。内部は撮影禁止。拝殿の先、相の間をはさんで家光公の御尊像が祀られた本殿がある。内部も細部まで金箔飾りで覆われていた。
私たちが参拝を終えて出る頃中学生の団体がどっと入ってきた。 -
大猷院境内 静かな落ち着いた佇まい。
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拝観を終え、夜叉門をくぐる。霊廟に悪鬼が侵入しないように夜叉が東西南北を護り固めている。東 緑 阿跋摩羅(あばつまら)威圧感 白虎の腹巻
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夜叉門。白 西 健陀羅(けんだら) 右手に斧を持ち、水玉模様のブーツをはく。
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夜叉門。赤 南 毘陀羅 (びだら)一番派手な服装 膝当てはナマズ といわれる。
四体の後ろの壁面などには牡丹唐草の彫刻が多く別名「牡丹門」とも呼ばれている。 -
夜叉門。青 北 烏摩勒伽(うまろきゃ)左手には弓、右手には破魔矢の原点とも言われる矢を持つ。像の膝当て、素足。
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降りていく途中右手の建物「鐘楼」の裾の細工も見事に美しい。
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大猷院の参拝を終えて階段を下る。この辺りは展望台にもなっている。ここから上が天界となるといわれ、下には石灯籠がいくつも並ぶ人界庭園が一望できる。
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確かに階段より下には苔むした石灯籠が多くなっている。
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二天門。 持国天。風神。東を守る守護神。増長天とともに四天王の一人
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二天門。 増長天 雷神。西を守る守護神。天邪鬼(あまのじゃく)を踏みつけている。世界遺産「日光の社寺」で最大の楼門だという。
これら二つの複製像は2019年3月に完成、安置された。 -
仁王門。
左右に高さ3.2mの「阿(あ)」「吽(うん)」の金剛力士像。物事全てに始まりと終わりがあることを表現。 -
この大きな石畳の広がりには見惚れてしまった。雨に濡れて平らな石の表情が一層引き立つ。
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表参道への杉並木。道の反対側をふりかえると長い階段があり、奥の院の入り口にあたる「皇嘉門」という門と展望台があるらしいが、登るのは諦めた。
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杉並木の表参道が美しい。
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表参道の道沿いには小川が流れ、せせらぎが絶えず聞こえていた。
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いよいよ東照宮陽明門へ向かう。江戸城の真北にあり、北方の守りを固める重要な場所に位置している。
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平成の大改装を終えて輝きを増した陽明門。508体の彫刻が並ぶ。霊獣と呼ばれる不思議な形をした動物から中国の聖賢や仙人、唐子など、、、。
1617年2代将軍徳川秀忠公により建立され、初代将軍徳川家康公の御霊が久能山から遷座された。 -
回廊 陽明門から左右に延びる。花・植物・鳥 が彫られている。
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改装された一つ一つの彫刻が際立っていた。このカップルも結ばれますように、。
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飛び出しそうな獅子。
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いくら時間があっても鑑賞には時間が足りない。
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時折り雨もしとしと降り、階段を降りるときは辺りがしっとりと濡れていた。
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東照宮の唐門(国宝) 拝殿の入口にあたる門。彫刻は611体と陽明門より多い。国賓相当の参拝者しか通れないという。白い部分は貝をすりつぶした胡粉を使用
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御本社から徳川家康公が眠る奥宮に通じる東回廊の上部に境内唯一の「眠り猫」の彫刻がある。
見る角度で表情が変わる 江戸時代の伝説の名工・左甚五郎作と伝わる。 -
陽明門の左右に居座する随身像、膝に明智家の桔梗の花に似た紋があり、東照宮の造営を勧めた天海大僧正は光秀では?との説あり。
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神厩舎。
長押しの上に彫られた有名な彫刻「見ざる聞かざる言わざる」はここにあった。
昔から猿は馬の守り神とされた。8枚の彫刻は人間の一生を風刺しているという。
境内唯一の漆が塗られていない素木造り。 -
上神庫
軒下には狩野探幽が象を知らず、想像で下絵を描いたと伝わる2頭の象の彫刻がある(創造の像) -
左は御水舎、神様にお参りする前に手と口を清める場所。独立した御水舎はここが始まりと言われる。
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杉の巨木が連なる表参道を下って輪王寺へ向かう。東照宮の表玄関、石鳥居が見える。15個の石でできている。高さ9m、柱の太さ3.6m。江戸時代では最大規模。九州筑前の黒田長政が奉納したもの。
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五重塔。
1650年 初代若狭小浜藩主の酒井忠勝公によって奉納された。
現在の搭は文政元年(1818年)江戸後期に再建されたもので高さ36m。地震でも倒れぬように内部に心柱が釣り下がっており礎石からは10cm浮いているそう。初層軒下に十二支の彫刻あり。 -
表参道から日光山輪王寺入り口を望む。輪王寺は日光市街に一番近い。
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輪王寺黒門
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輪王寺は標高634m、東京スカイツリーと同じ標高だという。
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輪王寺三仏堂の近くのお庭、逍遥園とは反対側にあった。宝物殿の近くにある逍遥園は江戸期の池泉回遊式庭園。小堀遠州の作とも伝わる。
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輪王寺三仏堂の中は撮影禁止。日光山内で最大の仏様が三体(馬頭観音、阿弥陀如来、千手観音)金色に輝いていた。
奥に見えているのは「相輪搭」1643年家光公の発案で建てられた。世界平和、国家安泰を願い、天下泰平の祈りが込められている。13.2m青銅の搭。
その奥は「大護摩堂」で毎日火を焚き祈祷が行われている。 -
拝観を終えて三仏堂の外回りを散策中。766年勝道上人が開山した天台密教形式の大本堂。このお堂前の金剛桜は樹齢約500年だそう。
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歩き疲れて、東照宮東参道入り口にあるホテル清晃苑に入る。バス停81番、東照宮東参道入口・ホテル清晃苑前。お腹がすいたと思ったら、午後2時を過ぎていた。
日光湯波づくしの湯波御膳をいただく。 -
こちらは湯波懐石。
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西洋料理 明治の館がホテルの向かい側にあった。米国人F・Wホーンの別荘を利用したrestaurantだそう。18世紀に英・米で流行したジョージアン様式の建物。
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二荒山神橋神社に立ち寄る。縁結びの神らしく若いカップルが訪れていた。全体が漆塗りで高蘭や飾り金具がついている全国でも珍しい橋。
奈良時代末期、勝道上人が大谷川を渡る際、深沙大王が放った蛇から山菅が生えて橋になったという伝説を持つ。 -
反り橋で橋脚は石造り。特に両岸の岩盤に埋め込まれたケヤキ材の橋桁が構造上の特徴だという。中禅寺湖から華厳の滝を落ちて流れる大谷川に架けられ、長さ28m幅7.4m、水面からの高さ10.6mという。
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東武日光駅方面へと日光街道沿いの門前町をぶらぶら歩く。「宮前だんご」発見。創業300年の歴史を誇る老舗。お醤油のいい香りがたまらなくお団子を買う。3本450円。抹茶とセットだと2本で600円、あまりにおいしいので焼き立てが食べたいと翌日もその翌日も寄ってみたが、店は閉まっていた。
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鬼怒川温泉駅に戻ったら日が暮れていた。駅の灯りが綺麗。柵の中はSL大樹の転車台。ここからはホテルの最終便シャトルバスで戻った。
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初冬、閑散期の日光・鬼怒川温泉の旅
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