錦秋の南東北（５）仙台から観光列車「こけしの快速（快速湯けむり）」に乗って山形県新庄へ。

2022/11/12 - 2022/11/12

★未発表旅行記のバックログがたまっているのでハイペースでの更新となっています。すみません。★
★いちいち見に行ってられない、と思われるのはごもっともです。お気兼ねなくスルーしてくださいませ★

今年３回目の秋旅は福島、宮城、山形の南東北３県へ。
最高気温20度前後の小春日和が続き立冬を過ぎたとは思えない陽気に恵まれました。
土地土地のおいしいものを食べ、観光列車に乗り、美しい紅葉を愛で楽しんできました。
そして、仙台在住トラベラーさんとの「初めまして」のご縁も頂いて！

（その５）
旅の4日目。仙台から陸羽東線の観光列車「快速湯けむり」に乗って山形県の新庄へ。
行楽気分の溢れる車内にワクワクしながら3時間20分の旅。
美しい景色を楽しみ、途中の鳴子温泉駅での停車時間駅前散策を楽しみ。
快速列車なのに車内販売も乗務していて「ｽｺﾞｲｶﾀｲｱｲｽ」を楽しんじゃいます。

旅行日：2022年11月9日～11月12日
投降日：2022年12月13日

エリア 鳴子温泉(宮城)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: 一休.com

11月12日午前6時。
ホテルメトロポリタン仙台イーストのお部屋から眺める仙台駅。

ホテルメトロポリタン仙台イースト 宿・ホテル

ホテルのラウンジでドリンク。
朝5時からオープンなので便利。

午前9時前。
ホテルをチェックアウト。

仙台駅ナカホテルなので便利！
駅弁屋祭で駅弁を買ってホームへ向かいます。

駅弁屋 祭 仙台駅店 グルメ・レストラン

仙台空港線の電車がいたけど、乗りません。

仙台空港アクセス鉄道 乗り物

4番線に快速湯けむり号
レトロラッピング車両の2両編成。

仙台駅 (JR) 駅

全席指定席で運転。

先頭2号車です。
この列車も仙台在住のAkrさんの旅行記で見て乗ってみたいなと思ってました。
今回の旅でのキラーコンテンツはこの列車だったんです。
「この列車に乗りに行く」がきっかけで色々と膨らませた今回の旅でした。
ご紹介くださったAkrさんの快速湯けむり旅行記のリンクを付けておきますね。
https://4travel.jp/travelogue/11781240

2号車車端部のボックスシートは車販基地になっていました。

ホームでは駅係員さんによるお見送り
「ハイ、行ってきまーす。また来月仙台におじゃましまーす。」

まだ出発前だけど
さっそく買って来た駅弁を開いてあさごはん　ルンルン（出た～古語ｗ）
だっておなかすいたんだもん。
今日は銀鮭のはらこめし　こばやし謹製
おおぶりの鮭の身がうまし。

定刻9時7分。仙台駅を出発。
「この列車は　こけしの快速　大親分　行きでございます」
じゃなくって
「快速湯けむり　新庄　行きでございます」
きつねダンスのお見送りはありませんｗ
てか、ここはイーグルスの本拠地でファイターズじゃないんだけど。って。
ごめんなさい。

さっそく車掌さんによる車内改札。
最近紙の切符の車内改札に出会う機会、めっきり少なくなりましたね。

さらにアテンダントさんが一人一人に記念乗車票を配ってくれました。
こういうのって観光気分をめっちゃ盛り上げてくれるね。

今日は「小さなホリデーパス」を使ってフリーキッパーになっちゃいます。
指定席券を別に購入すれば快速湯けむり号にも乗れちゃうんです。
そして、さっきもらった硬券の記念乗車票
こんなん窓際に並べて景色と共に写真撮るだけでとってもご機嫌(＞▽＜*)

JR東北本線 乗り物

しばらく東北本線を北上します。
塩釜駅、通過。

塩釜駅 駅

車内案内放送があって徐行
松島湾が見えていました。
嬉しいサービス。

松島湾 自然・景勝地

そして楽しみにしていた車内販売の「ｽｺﾞｲｶﾀｲｱｲｽ」
溶けるまでに時間がかかります。
蓋がへこんでいるのは写真を撮るために安定させたかったからで、決して歪んだまま売ってたわけではありませんので念のため。

松島駅9時34分発。
この駅に降り立ったのはもう、40年くらい前。
当時の国鉄で発売していた「松島・仙台ミニ周遊券」で急行列車自由席乗車可の特典を活かして松島観光をした後、「急行いわて」に乗って仙台駅までのチョイ乗り。
あの時買った松島駅の硬券入場券。どっかいっちゃったなぁ。もったいな！
どれもこれも懐かしい思い出です。

松島駅 駅

小牛田駅の手前で
「遠くの方に奥羽山脈が見えています。奥羽山脈は・・・」
と案内放送。
観光列車感がさらに盛り上がる案内放送。この先何度も♪

「カラフルなディーゼルカーが・・・」の案内放送があって

小牛田駅9時51分着。2分停車。
隣には「あの」オールロングシート701系。普通電車仙台行きがかなりの立ち客を乗せて出発待ち。
小牛田駅始発なのにあの混みよう！
来月の旅で盛岡から仙台まで普通電車で移動することも検討してたけど、考え直すことにしよっと
こうやって術中にはまって高い新幹線を使っちゃう。
長年、首都圏の通勤電車でイヤっていうほど押し鮨にされたトラウマと恨みは簡単には消えないんだから！

小牛田駅 駅

小牛田駅からは陸羽東線に入りました。

JR陸羽東線 (奥の細道湯けむりライン) 乗り物

鳥がいっぱい！

東北新幹線の立派な駅が見えて来て

東北新幹線 乗り物

古川駅10時3分着。12分間停車します。
ホームではかわいい一日駅長さんが出発式やってくれてました。

古川駅 駅

10時15分古川駅を出発。
駅員さんたちもお見送り。

岩出山駅10時30分着。2分停車。
鉄道資料館があるとAkrさんの情報で知ってましたが、今回は乗り通すのでまたの機会に。

岩出山駅 駅

上り普通列車の小牛田行きと行き違い。
陸羽東線は全線非電化単線区間です。

素敵なお名前の有備館駅10時35分着。
かつての仙台藩家臣、岩出山伊達家が開設した学問所で、「旧有備館および庭園」の名称で国の史跡および名勝に指定されているそうです。

有備館駅 駅

川

いいお天気♪
この旅は毎日小春日和に恵まれました。
車内は行楽客が多いと見えてどことなく華やいだ明るさ。
そのお陰もあって気分がワクワク・ウキウキ♪
半分くらいの席が埋まった程度のゆったり車内で恐怖のトナラーも乗って来ない(＞▽＜*)

池月駅、通過。

池月駅 駅

紅葉

民家の庭先にもさりげなく紅葉

紅葉
目が覚めるような赤

川渡温泉駅10時51分着

川渡温泉駅 駅

県道253号線を跨ぎ越し

江合川を再びわたって
遠くに見える山々も美しい

鳴子御殿湯駅10時56分着。

鳴子御殿湯駅 駅

鳴子温泉駅11時1分着。
上りホームには列車を待つ人々。

鳴子温泉駅 駅

この駅で25分間の大休止。
停車時間を利用して外に出てみる。
この駅で下車する人とちょっと降りてみる人がドアの方へ向かう。

以前この駅に訪れたのは30年以上も前。
あの時の駅名は鳴子と書いて（なるご）と濁ったように覚えている。
今は鳴子温泉駅（なるこおんせん）と濁らない上に駅名に温泉が付いた。

駅前

ちょっとした足湯があった。
25分もあれば十分足を浸けることもできけど
靴、靴下を脱いでパンツ（ズボンだよｗ）の裾をまくるのが面倒だからやめた。

駅前にはこけし隊

駅舎内には劇場型待合室？
30年以上前に来た時に座ったことを思い出した。
こけしや地酒の展示もあった。

上り普通列車と並んだ快速湯けむり号
本当はもう少しホームの前の方から狙いたかったんだけど、この先立ち入り禁止と書かれていたのでガマン。
撮り鉄絡みのマナーが問題視されている昨今ですから色々と気を付けませう。

チョコレート列車に再び乗り込みます。

窓からは上り普通列車に、ロゴ。ん！？
「Yumiken Line」？
って。とフォローしてるトラベラーさんの名前かと思ったら
「Yukemuri Line」でしたｗ
yumikenさん、勝手に名前を出してすみません((*_ _))ﾍﾟｺﾘ
だって列車に広告？ラッピングするなんてすごい！って一瞬思っちゃったんですもの。

鳴子温泉駅をしゅっぱつー

車内放送が鳴子峡で一瞬徐行することを告げる、ワーイ！
トンネルとトンネルの間のわずかな区間なのでシャッターチャンスを逃さぬよう。
一瞬橋が見えた。

鳴子峡 紅葉

断崖絶壁
観光列車って楽しいなぁ

中山平温泉駅11時35分着。

中山平温泉駅 駅

徐々に景色がひらけてきました。

美しい紅葉

アテンダントさんが車内販売でこまめに回ってくれます。
新幹線でも車販がない列車がある昨今、なのに快速列車で車販♪
観光需要喚起に力入れるＪＲ東日本仙台支社の心意気に拍手！ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ

山形県に入って最初の駅。堺田駅、通過。
時折見える真っ赤な葉っぱがすてき。

堺田駅 駅

田畑も増えてきました。

途中赤倉温泉駅にも停車したあと
最上駅11時57分着。
少し前の駅あたりから観光客だけでなく地元の一般客もチラホラと乗り込んできます。
本数の少ない普通列車の補完にもなってる様子。

最上駅 駅

瀬見温泉駅12時8分着。
このあたり温泉の付く駅名が多いね。

瀬見温泉駅 駅

小国川
芋煮食べたい！

小国川を何度か渡り越します。

山形新幹線（奥羽本線）の線路と寄り添って

JR奥羽本線 乗り物

つばさがいた。

普通電車がいた
ここも７０１系か

終点新庄駅12時27分着。
仙台から3時間20分の楽しい観光列車の旅でした。
ビッグボスもきつねダンスもいませんでした、あたりまえｗ

新庄駅 駅

新庄駅では階段を上らずに改札口へ出られるのはいいね！

山形新幹線新庄延伸に伴って
元々秋田方面へつながっていた線路を埋めてホームにしたのかな？

豪壮な展示

案内マップ

新庄駅前

（つづく）

この旅行記へのコメント （4）

• yumikenさん 2022/12/14 12:49:04

  (⌒▽⌒)アハハ!

  こんにちわ～HAPPINさん♪
  
  たしかにパッと見は私のyumikenぽいですね(^▽^;)
  おんなじアルファベットが並んでいるからですかね(笑)
  私は結構早とちりなので、読み間違いや思い込み読みしちゃいます。。
  それにしてもお天気が良くて青空がメチャ綺麗～
  で・・また・・はらこ飯食べてるし～(￣д￣)良いな～
  
  yumiken

  HAPPINさん からの返信 2022/12/14 13:02:30

  Re: (⌒▽⌒)アハハ!

  yukemuriさん、じゃなかったyumikenさん、こんにちは。
  コメントありがとうございます。
  
  カメラに気を取られてる中でのパッと見だったので、思わず「おっ」ってなっちゃいました笑
  
  鮭はらこ飯。今日から3日前の郡山駅（新幹線改札内Newdays）でも売ってましたよ。米沢駅松川弁当店のお弁当だったので同じ福島県内の駅でも売ってたみたいです（同じ弁当を仙台でも売ってました）
  
  「錦秋の南東北」。ここまではよかったのですが・・・
  この後は最終回「無限列車編」？へと続きます。
  
  ありがとうございました。
  
  Happin
  

• Akrさん 2022/12/14 08:55:30

  快速湯けむり。楽しまれたようで何よりです。

  HAPPINさま
  
  おはようございます。
  私の拙い旅行記までご紹介いただき、恐縮です。
  
  ついに念願の快速湯けむりに乗れましたか。ちょうどこの１週間前の湯けむり号の発車を眺めていましたが、自由席車を１両増結するほどの盛況で指定席も満席のようでした。HAPPINさまが乗られた時はゆったりとした車内で、紅葉もまだ見ごろで良い時期に乗られたと思います。
  
  湯けむり号は、「リゾートみのり」の後継として登場しましたが、当初はボックスシートの一般車両だったので不評でした。おまけに車端部のロングシートは自由席扱い。車販もなし。がっかりしました。盛モリから現在のリクライニング車が転属して盛り返して来ました。(盛りだけに　笑）車販も復活しましたし。あの車販の方はよく見かけます。後ろ姿でも分かってしまうほど何回もご一緒しました。
  
  鳴子駅のバカ停は途中下車不可の短距離きっぷでも出してくれます。
  みんなとりあえず降りてみますね　笑
  
  新庄駅の平面「工型」レイアウト(私は１面５線と呼んでいます）は新幹線延伸時に今の姿になりました。昔はローカルな雰囲気の駅でしたが新幹線開業で垢抜けました。
  
  Akr

  HAPPINさん からの返信 2022/12/14 12:53:07

  Re: 快速湯けむり。楽しまれたようで何よりです。

  こんにちは、Akrさん
  コメントありがとうございます。
  
  お陰様で快速湯けむり楽しませていただきました。
  混雑もなくゆったりとした気分で。
  
  車販の方、お見知りなんですね。さすが何度も乗られてるのですね。
  今回は事前のAkrさんからの情報があったので、楽しみ処もある程度把握できていたのでよい時間を過ごすことができました。
  
  リクライニングシートとは言っても古くは急行陸中、そして先日乗った快速はまゆりとあんまり変わらない（「盛モリ」からの車両だから当然）ですね。リゾートみのりの方が座席もよかったようで。
  
  コロナ禍でのシュリンクからそろそろ脱却して観光列車も「盛り」返してもらいたいものですね。
  
  このあとは最終回「無限列車編」？へと続きます。
  
  楽しい旅をありがとうございました。
  
  Happin