信州の秋旅～安曇野～大町　温泉と囲炉裏の宿　旅せよ乙女編

2022/11/16 - 2022/11/17

高校時代の友人と初めての二人旅。
選んだ旅先は、信州の秋旅。
新そばを食べて、温泉と、アルプスの雪景色を眺めるドライブ旅です。
安曇野から大町を巡り白馬まで巡ります。

選んだ宿は「界　アルプス」
温泉養生しながら、ゆっくり日頃のストレスを癒します。

旅せよ、乙女～（かなり昔の乙女ですが！）

エリア 大町(長野)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: 友人
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

ドライブ中のおしゃべりは尽きなく、安曇野へgo！
安曇野は美術館が多く、立ち寄る予定でしたが水曜日は休館日のところが多く、
まずはお昼ご飯。

この時期は新そばが食べられるので、お蕎麦一択。

「そば処上条」という安曇野の人気店へ。

上條 グルメ・レストラン

外観はおしゃれなカフェのようなたたずまい。
名前を書いて少し待ちました。

季節限定の「とうじそば」1,400円
鶏団子や野菜の入った汁の中に、そばを投げ入れる、という意味からきています。
寒さの厳しい信州のお蕎麦の食べ方で、体が温まりました。
とてもおいしくいただきました。

安曇野といえば、ワサビが有名です。
ここは外せない、「大王わさび農場」へ。

駐車場も入場料も無料です。
北アルプスの水が豊富な安曇野、ここの大王わさび農場は南北におよそ１kmにわたり広がる日本一広いわさび農場なんだそうです。

紅葉も見頃で、広がるわさび田と紅葉の景観に癒されました。

大王わさび農場 公園・植物園

水車がある蓼川は湧き水が豊富な安曇野の清水で、水草が見えるとても綺麗な川です。

水車は黒澤明監督の映画「夢」のロケ地として使用されたものです。

見渡す限りの水田で作業している人が見えます。

暑い時期は黒い日除けをかけるので、今の時期は広大な景観が見られました。

作業している人が見えます。

並んだ影。

大王わさび農場の神社。

坂上田村麻呂によって倒された魏石鬼八面大王は、あまりの強さだったために、蘇られないようにあちこちに埋葬されたと言われています。

この大きな草鞋は大男だったという八面大王にちなんで奉納されたものです。

安曇野の守り神として祀られているそうです。

神社から奥に進むと、わさび田が広がります。

橋から神社を振り返ると、もみじとイチョウの紅葉がとてもきれい。

橋から見たわさび田。

春には桜、秋には紅葉が見事で、日本の情景の美しさを感じる風景です。

こちらの祠も八面大王が祀られています。

丘一面がもみじの紅葉に染まるようです。

紅葉は諦めていたので、間に合って良かったです。

葉っぱなんか拾って見たりして。

わさびとわさび田。

ここに腰掛けて記念写真も撮れますが、昔の乙女たちは遠慮しましょう～

わさびのソフトクリームが気になりましたが、寒いのでまた今度にします。

本日のお宿。

星野リゾート「界アルプス」です。

信州の秋を囲炉裏とご飯と温泉でゆっくり楽しむ、が今回の旅の目的です。

界 アルプス 宿・ホテル

界アルプスの奥にお寺があります。てっきり界の施設の一部かと思いました。

両側の施設の間の道が「泉獄寺」の参道です。

界アルプスは、雪国のアーケードの雁木造りという建築で、どこか懐かしさを感じさせる建物です。

界シリーズのアメニティが入った風呂敷。

色が施設ごとに違うので、集めたくなります。

まずは「温泉いろは」に参加。
施設のご近所を巡り大町温泉の歴史や、道祖神の案内をしてくれました。
30分くらい。
参加した後は…

囲炉裏へ。

この時間はおやきのサービスがあります。

まるで田舎に帰ってきたかのような、ほっこりとした時間です。

お部屋のお茶。
地元の作家の湯呑みやコーヒーカップがあり、
お茶やドリップコーヒー、生姜湯などが置いてありました。

嬉しいサービスです。

トラベルライブラリーでは、コーヒーやハーブティーや紅茶などが自由に飲めます。

ずっといられる。この空間、好きだわ。

夕食前に、温泉へ。

アルプスの山々の描かれた暖簾が素敵。

温泉棟のの前には落ち葉が、風情たっぷり。

中庭の紅葉。

雁木に吊るされた大根。

ホテルに大根が吊るされているなんて！
また帰ってきたくなる場所でほっこりします。

夕食は17:30
早いけれど、ゆっくり食事をするからこれくらいがちょうどいい。

先付けが来るまで、わさびをすりおろしながら待ちます。
だんだん期待感が上がります。

わさびの葉の形の器に盛られた、ローストビーフの先付け。

お椀
小さな柿をイメージしているのが可愛い。

信州の田舎をイメージしている八寸。

揚げ物
量がちょうど良かったです。

煮物

小豆が入っていたかな。
上品なお味

ご飯
炊き込みご飯

デザート

アイスと信州らしくリンゴが乗っています。

夕食後に、囲炉裏に少し寄りました。

この時間は、お燗と漬物でおもてなし。

昼と夜でまったく雰囲気が変わります。
気軽にちょっと立ち寄れて、火を囲んで静かに過ごす時間。

私も友人もお酒が弱いので、一杯ごちそうになってお部屋に戻りました。

この後、温泉に入り、常設されているアイスキャンディーを食べて、
お部屋でおしゃべり。

翌日

朝お風呂に入って、朝食へ。

お鍋の味噌汁が美味しかったです。
新潟を結んだ塩の道のイメージの朝食だそうです。

温泉棟の前に小さなわさび園がありました。

小さな看板も手作り感があってかわいい。

雁木のアーケード。

チェックアウトします。
楽しかったな。

スタッフの方がみんな気さくな方で親切でした。
入り口のところで、写真撮影をしてくれました。

また来たい場所になりました。

大町から車で30分ほどの白馬へ。

ここはSnow Peakが営業しているおしゃれスポット。
白馬駅から車で5分くらいのところにあります。

スターバックス、レストラン、ショップ、ホテルや野遊びエリアがあり、
アウトドア好きにはたまらないスポットです。

Snow Peak LAND STATION HAKUBA テーマパーク

隈研吾氏設計の建物は圧巻です。

木の枝と雪の結晶がモチーフの木組みです。

目の前に白馬の山並みが見えます。
オリンピックで使用された、白馬のジャンプ台が見えます。

白馬の山を眺めながらのコーヒータイムは格別です！
幸せな珈琲時間でした。

友人と久しぶりに会い、美味しいものを食べ、温泉に入り、
おしゃべりを楽しんだ晩秋の信州旅。
明日から、また頑張ろうね、と元気をチャージした旅でした。