2022/10/20 - 2022/10/23
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j-ryuさん
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☆秋本番を迎え、絶景の信州~飛騨~恵那を旅してきました。
予約前はGo to travelの第2弾を期待していたのですが
9月に入ってもコロナの新規感染者数に劇的な減少がみられず
実施の発表はありませんでした。
Go to travel実施の発表を待っていては紅葉の見頃が
終わってしまいそうなので9月上旬に通常予約をしました。
ところが出発の10日ほど前になって急遽、Go to travelに代わって
『全国旅行支援』が決まり、適用期間的には私の出発日も
ギリギリ含まれていました。でも適用が事前の予約も含まれるかは
催行会社によって対応がマチマチだったので適用はあきらめていました。
しかし、出発する直前に適用対象になり、16000円の補助金と
6000円分の電子クーポン助成が決定し気分は↑↑(^^♪。
半ば諦めていたので幸先よい旅のスタートになりました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 観光バス 船 新幹線 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
PR
-
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行 ルートマップ (※Google mapに加筆)
https://www.google.co.jp/maps/@36.8187107,139.4270017,179391m/data=!3m1!1e3?hl=ja
10/20(木)
郡山(新幹線)→宇都宮(北関東自動車道)→(上信越自動車道)→
松本(国道158号)→上高地→(安房トンネル)→飛騨高山(泊) -
☆上高地の天気予報 (tenki.jpより)
※https://tenki.jp/leisure/3/23/145/60940/1hour.html
郡山7:54発の新幹線に乗車するため我が家を6:50に出発。
出発直前に今日の目的地である上高地の天気を最終確認し、
予報通りなら終日晴天の絶好の行楽日和です。
今回は阪急交通の仙台発のツアーを利用。
2年前も似たようなツアーを利用しましたが
その時は郡山からバスでしたが、今回は参加者が少ないからか
仙台、福島、郡山と参加者がそれぞれの駅から乗車し
宇都宮で下車し、宇都宮からの参加者と合流し、
その後貸し切りバスで長野の上高地に向けて出発しました。 -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~上高地編:妙義山
仙台、福島、郡山、宇都宮からの参加者で合計30人くらい(覚えていない)。
上高地までのルートは宇都宮→北関東自動車道→上信越自動車道→松本→上高地
写真は群馬県の妙義山(車窓から)
このルートは前回も通ったルートなので目新しさはありませんが
途中の景色はほとんど見ませんでした。
実は、『全国旅行支援』で岐阜県が発行するクーポンは全て電子クーポンなので、
スマホで『ぎふ旅コインアプリ』をインストールしないと、クーポンは
1円も使えないと言うので、何が何でもインストールしなくてはなりませんでした。
アプリはGoogle PlayかApp Storeから。
私はアンドロイドなのでGoogle Playからアプリのダウンロードが必要で、
それにはGoogleのパスワードが必須事項、
でもパスワードなんて自宅に控えはあるものの
全然覚えていません(--〆)。
しかしこのパスワードを入力しないと先には進めないので、
結局最後の手段で新しいパスワードを発行し、なんとかインストールできました。
私はスマホは殆ど通話しか使わないので入力作業に四苦八苦(--〆)。
一連の作業を終えたら既に長野県に入っていました(^-^;。
『全国旅行支援』のクーポンは殆どの県では電子と紙クーポンの併用で
選択できますが岐阜県のような電子のみの県は少ないそうです。
たしかにスマホの普及率は高くなっていますが、
スマホを持っているのと、使いこなせるのは別問題。
私のようにNet関連は全てPCで作業している人間には
やたらハードルの高いクーポン発行でした(--〆)。 -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~上高地編:梓川サービスエリア
昼食は梓川サービスエリアで各自取ることになっているので
50分ほどの自由行動です。 -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~上高地編:梓川サービスエリア
梓川サービスエリア正面には常念岳(2877m)や横通岳(2767m)が
望めました。
この時期は雪が無いせいかあまり高く見えませんが
東北以北の最高峰、燧ケ岳(2,356 m)より断然高いです。 -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~上高地編:梓川サービスエリア
横通岳から右手にパンすると燕岳(2763m)や
富士山のような山容の有明山(2268m)が望めます。
よく知らない土地で山の名前が分かりますね?と
尋ねられますが、梓川サービスエリアには山座同定盤があったので
撮影しておいたので問題なく山座同定ができました。
山アプリもあるけれどスマホは老眼気味のオヤジには
画面や文字が小さすぎて見辛いです(^-^;。 -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~上高地編:梓川サービスエリア
昼食は直ぐに食べられるオヤキにしました。
長野では何度もオヤキを食べましたが
このように既に出来上がってパックされたオヤキは
正直あまり美味しくないです(--〆)。
でも、見るとつい食べたくなってしまいます。 -
☆上高地周辺Map (※環境省 日本の国立公園~中部山岳国立公園より)
http://www.env.go.jp/park/chubu/
梓川サービスエリアから松本インターで下り、
国道158号→長野県道24号上高地公園線で上高地の大正池まで進みます。 -
☆上高地Map (※上高地公式Webに加筆)
https://www.kamikochi.or.jp/
長野県道24号上高地公園線の大正池ホテル前で下車し
上高地散策路を歩き河童橋を経由し
上高地バスターミナルまで進みます。 -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~上高地編:大正池
車窓から上高地の入口、大正池や穂高連峰が見えてきました。 -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~上高地編:大正池&焼岳(2,455m)
長野県道24号上高地公園線の大正池ホテル前で下車し
少し下るとすぐ目の前に大正池&焼岳(2,455m)が見えてきます。
北アルプスの玄関口、上高地にずっしりと腰をすえる焼岳は、乗鞍火山帯で唯一の活火山として知られ、
山頂からわずかに白い蒸気を見せる鐘状のトロイデ火山です。
-
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~上高地編:大正池&穂高連峰
素晴らしい青空に絵に描いたような穂高連峰です。
2年前は穂高連峰どころか対岸の森もガスっていて見えませんでした。 -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~上高地編:大正池&穂高連峰
-
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~上高地編:大正池&穂高連峰
近隣の県ならともかく遠路からの旅は当日の天気を見てから
出かける訳にも行かないので当日の天気は運しだい。
2020年の上高地はガス&小雨でしたが
今回はご覧のようなスカッ晴れ。
中には何回訪れても快晴に恵まれない人もいるでしょうから
2度目の訪問で快晴になったのはまずまずの運かもね。 -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~上高地編:大正池&穂高連峰
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◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~上高地編:穂高連峰
山座の同定はNet情報などを総合的に考慮して書き込みましたが
西穂高のように幾つものピークが連なると
同定の正確性は微妙なのでお含みおきをお願いします(^-^;。 -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~上高地編:大正池&穂高連峰
-
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~上高地編:穂高連峰
上記の穂高連峰を右手にパンして
明神岳や前穂高岳をズームUPした構図です。
上高地の中心地の『河童橋』辺りまで行くと
前穂高岳は明神岳に隠れほんの一部しか見えなくなってしまいます。 -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~上高地編:大正池&穂高連峰
上高地は標高1500m、飛騨山脈(北アルプス)の谷間(梓川)にあり、
大正池から横尾までの前後約10km、幅最大約1kmの堆積平野。
かつて岐阜県側に流れていた梓川が焼岳火山群の白谷山の噴火活動によって
せき止められ池が生じ、そこに土砂が堆積して生まれたと考えられています。
狭義にはこの平野のうち、観光名所として知られる河童橋の周辺だけを
指す場合もあります。
この高度(1500m)でこれほどの広さの平坦地は、
日本では他に例が少ないそうです。 -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~上高地編:大正池&穂高連峰
数少なくなっつた立ち枯れ水没樹。
昔の写真を見ると水没樹が林立していました。 -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~上高地編:大正池&穂高連峰
上大正池は活火山である焼岳が1915年(大正4年)に噴火し、
泥流によって梓川が堰き止められて池ができ、
立ち枯れの木々のある景観は、1928年(昭和3年)に
「上高地」が史蹟名勝天然紀念物保存法による「名勝及ビ天然紀念物」に
指定される際の理由の一つでした。
しかし現在は立ち枯れ木は朽ちたり風化してかなり少なくなり、
できた当初の景色ではありません。 -
◆秋霖の上高地大正池 (※2020/10/5 撮影)
2年前に訪れた時は朝9時頃でまだ雨は降っていなかったものの
穂高連峰はガスっていて全く見えませんでした(--〆)。
大正池は光線の関係なのか今回より青っぽく見えました。 -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~上高地編:大正池&穂高連峰
-
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~上高地編:上高地自然研究路
一旦大正池に別れを告げ森の中の遊歩道を進みます。
上高地園地内の遊歩道『上高地自然研究路』は全長約4km、片道約80分。 -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~上高地編:上高地自然研究路
木々の間から大正池と焼岳が見えています。 -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~上高地編:上高地自然研究路
森の中のコースに入ると雄大な景色は見えなくなりますが、
快晴の日はぜひ空を見上げてみましょう。
ダケカンバの白い枝と青空のコラボが美しいです。 -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~上高地編:上高地自然研究路
白い木と言えば直ぐに思いつくのはシラカバ(白樺)の木ですが
上高地で見られるのは殆どダケカンバです。
◎シラカバ(白樺)とダケカンバ(岳樺)の見分け方①
シラカバは温帯から亜寒帯地方に多く見られるカバノキ科の落葉樹で、
樹皮が白いことからシラカバと呼ばれています。
ダケカンバもカバノキ科ですが
シラカバよりも標高が高い場所に分布し
おおよその目安は標高1500mくらいが境界のようです。
上高地の標高は1500mほどなので
シラカバもダケカンバも自生していても不思議ではありません。 -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~上高地編:上高地自然研究路
◎シラカバ(白樺)とダケカンバ(岳樺)の見分け方②
それでなくても遠目では見分けにくいダケカンバとシラカバなので、
混在する場所では尚更難しいです。
芽吹きの時に白樺の方が早く芽吹くので見分け易いかも。
またダケカンバの樹皮は赤茶色がかっていて、紙のようにペラリと剥け
葉にやや光沢があります。
シラカバはダケカンバのような樹皮の剥け方はせず
樹皮色はペンキを塗ったようなにベッタリした白です。 -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~上高地編:大正池&焼岳(2,455m)
『中千丈の押し出し』から望む大正池&焼岳です。
焼岳の噴火の歴史は古く、歴史に残っている初めは天正13年(1585)、
近いところでは大正4年(1915)6月6日の大爆発で、
1日で梓川を大正池に変えてしいました。
直近は昭和37年(1962)で、今度は泥流で大正池を埋め、
浅い幅広の川のように変えてしいました。
それ以来、長い間登山禁止でしたが、最近全面的に解除され
多くの登山者が山頂を目指します。
頂上には溶岩円頂丘には珍しい噴火口があり池があります。 -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~上高地編:大正池
水深が浅いので水の透明度が際立ちます。 -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~上高地編:大正池
この立ち枯れ水没樹はまだ枝が残っているので大正4年の噴火で
水没した木ではなく、昭和37年の泥流で枯れた木かも知れませんね。 -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~上高地編:大正池
透明感あるターコイズブルーの水面がとてもキレイです。
大正池(=梓川)の水が部分的にターコイズブルーに見えるのは
水の透明度と水底の地質が影響していると思われます。
おそらく水底が白っぽいのは周囲の山々が花崗岩が多く
その花崗岩が雨や雪などで浸食され梓川に流れ込み
堆積したとのだと思います。
花崗岩の土砂は細かくなると白っぽく見え
それに加え水が太陽光線の影響で透明なターコイズブルーに見えるんです。 -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~六百山&霞沢岳
梓川を挟んで穂高連峰と反対側に連なる
六百山(2450m)&霞沢岳(2646m)山系の山並み。 -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~中千丈沢&穂高連峰
霞沢岳から流れ込む「中千丈沢」が運んできた土石のたまり場で
「中千丈の押し出し」とか「霞沢押し出し」などと呼ばれています。 -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~中千丈沢&穂高連峰
霞沢岳方面から大量の土石が梓川に流れ込み
まるで賽の河原状態になっています。 -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~中千丈沢&穂高連峰
梓川は3000m級の山々に囲まれ年々土砂が大量に堆積するので
浚渫(河浚い)をしないと大正池は消滅してしまう恐れがあります。
それが自然の摂理だとは思いますが、
景観が悪くなったり、発電用のダム湖(大正池)が埋まってしまうので
浚渫は欠かせないようです。 -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~中千丈沢
霞沢岳(2646m)山系の山並み -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~上高地自然研究路
林間からも時折穂高連峰が見え隠れします。 -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~田代湿原&六百山方面
六百山の山並みの手前に田代湿原が見えてきました。
◎シラカバ(白樺)とダケカンバ(岳樺)の見分け方③
私がいつも見分けの目安にしているのは成木の枝です。
ダケカンバの成木は細かい枝の先端近くまで白ですが
シラカバの枝は黒ずんでいます。
でも実際は近づいてみないと判別は難しいです(^^;)。 -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~サルオガセ(猿尾枷、猿麻?蓄)
森林の枝にサルオガセがありました。
サルオガセ(猿尾枷、猿麻?蓄)とは、「樹皮に付着して懸垂する糸状の地衣」。
霧藻、蘿衣ともいう。植物学上では、サルオガセ科サルオガセ属(Usnea)の地衣類の総称。
ブナ林など落葉広葉樹林の霧のかかるような森林の樹上に着生する。
その形は木の枝のように枝分かれし、下垂する。
しかし樹木のない南極に自生するナンキョクサルオガセ(インモウゴケ)は例外で、岩石に着生する。
日本ではヨコワサルオガセやアカサルオガセをはじめ、およそ40種類確認されており、世界では600種以上と言われる。
主に亜高山帯の霧の出やすい森林に生育します。 -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~田代湿原&六百山方面
まさに抜けるような青空が広がっています。 -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~田代湿原&六百山方面
針葉樹の多くはカラマツ(唐松)です。
常緑が多い針葉樹にあってカラマツは秋に黄葉した後落葉します。 -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~田代湿原&穂高連峰
木道の丁字路の正面に田代湿原と穂高連峰が見えてきました。 -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~田代湿原&穂高連峰
-
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~田代湿原&穂高連峰
写真には写っていませんが私が撮影しているポイントが木道の丁字路で
左に進めば田代橋方面、右手が田代池です。 -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~田代湿原&穂高連峰
穂高連峰は大正池辺りから比べると
大分近づいてきたので雄大に見えてきます。 -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~田代湿原&穂高連峰
湿原の植物は既に冬枯れ状態です。 -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~田代湿原&六百山
木道の丁字路を右に進み田代池に向かいます。
50mほどで池が見えてきます。 -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~田代池&霞沢岳(2646m)
田代湿原を広範囲に潤いている田代池に到着しました。
池の向こうには霞沢岳の山並みが連なっています。 -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~田代池&霞沢岳(2646m)
カラマツこそ黄葉していますが、
意外に赤系の紅葉が少なく紅葉的には少し期待外れです。 -
☆秋霖の上高地田代池 (※2020/10/5 撮影)
前回の訪問時は小雨だし山はガスっているし
紅葉には早いし、機会があれば是非リベンジしたいと思っていました。
でもコロナが終息すればまた海外に行きたくなるので
上高地の再訪リベンジは当分無いだろと思っていたのですが
コロナが全く終息せず、まさか2年後に再訪するとは
夢にも思いませんでした。 -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~田代池
2年前はたしかに紅葉には若干早かったと思いますが、
上高地は私が勝手に思い描いていた赤系の紅葉ではなく
カラマツ中心の黄葉で、どつらかと言えばシックな玄人好みの黄葉です。 -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~田代池&霞沢岳
赤系の紅葉を期待しなければカラマツの黄葉も美しいですが
少し期待外れ感は否めないかも。 -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~田代池&霞沢岳
池と名前がついていますが、この辺りは結構流れがあり
池と言うよりは幅広の清流と言った感じです。 -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~田代池
霞沢岳とは反対側、下流方面の眺めです。 -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~田代池
前回は午前9時頃の訪問だったので田代池は明るく見えましたが
今回は午後3時頃で陽が大分傾き
田代池は日陰に入りだいぶ暗く見えています。 -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~田代池
-
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~田代池→霞沢岳(2646m)
上高地の梓川を挟んで穂高連峰側は3000m級の山々が連なり
高木が生えない岩の峰々ですが、
反対側の霞沢岳&六百山の山々は2400~2600mで
山頂まで樹木が茂り見た目の印象が全く違います。 -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~田代池→霞沢岳
高木が生きていけないような標高を森林限界と言い、
その標高は様々要因が複雑にからみあうので一律ではありません。 -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~田代池→霞沢岳
日本では特に主に夏の温度・積算温度の影響が大きく、
日本アルプス中央部や富士山では約2500 - 2800 mほどです。
東北地方で約1600 m、北海道の大雪山や日高山脈で約1000 - 1500 m、
北海道の利尻島で標高約500 m、
千島列島では標高300 m程度にまで下がっています。
一方、九州や四国、 屋久島の宮之浦岳など
標高が2000 m程度で森林限界が見らますが、
これは岩石地質や地形的な影響が大きいようです。 -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~田代池→霞沢岳
-
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~田代湿原カラマツ林
カラマツ林が逆光に照らされ黄金色に輝いています。 -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~田代湿原&穂高連峰
穂高連峰が青空に映えているから素敵だけど
もし穂高連峰が見えていなかったらかなり地味な眺めかも(^-^;。 -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~田代湿原&穂高連峰
日本の森林限界より手前(亜高山帯)における植生は、
主にモミ属・トウヒ属・コメツガなどの常緑針葉樹林ですが、
森林限界の境界線付近では落葉広葉樹のダケカンバの比率が高くなる場合が多い。森林限界より上(高山帯)では、ハイマツなどの小低木が多い。
高木の先端部がそれ以上伸びることができなくなる高度を高木限界と呼びます。 -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~田代湿原&六百山
山並みの左奥が六百山(2450m)で
右側は霞沢岳(2646m)から続く山並み。 -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~上高地自然研究路&穂高連峰
上高地は紅葉が鮮やかな落葉広葉樹より
常緑の針葉樹や黄葉樹のカラマツなどが多く
錦秋とは言い難い色付きかも。 -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~上高地自然研究路&六百山
木々の狭間から見え隠れする六百山&霞沢岳山系 -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~上高地自然研究路→梓川
上高地自然研究路は林間コースから梓川に沿う研究路に入ってきました。
川向うに穂高連峰が少し見えています。 -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~上高地自然研究路→梓川
梓川(あずさがわ)は、長野県松本市を流れる信濃川水系犀川の上流域を示す
河川名です。 -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~上高地自然研究路→梓川
梓川は長野県松本市の北西に位置する飛騨山脈(北アルプス)槍ヶ岳に
源を発し南流する。上高地で大正池を形成し、梓湖(奈川渡ダム)に注ぐ。
島々で東に向きを変え、新淵橋を過ぎてまもなくから下流には
右岸の波田と左岸の梓に河岸段丘をつくっています。
松本市大字島内で奈良井川と合流し犀川と名を変えます。 -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~上高地自然研究路→霞沢岳
梓川と反対側には木々の間から霞沢岳の山並みが見え隠れしています。 -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~上高地自然研究路→霞沢岳&三本槍
霞沢岳山系の名勝『三本槍』がかすかに見えています。
三本槍は名前のように尖峰が3つ林立したことによりますが、
1998年8月以降の上高地-槍ヶ岳群発地震の際に、
真ん中の尖峰が半分程崩落したため少々短い槍になってしまったそうです。 -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~上高地自然研究路→霞沢岳
知識が無い頃はこの浸食されたデコボコの山並みが多いので
六百山と呼ばれているのかと勝手に想像していましたが
由来はまったく違っていました(^-^;。 -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~上高地自然研究路→梓川
田代橋の少し下流の川色がミントブルーのとても美しいポイントです。
太陽の光が水面に当たると、クリアな水は透明なので
そのまま水中に入っていきます。
人間の目に見える光は赤・橙・黄・緑・青・藍・紫の7色。
水中に入った光分子は、赤系の光から順番に吸収されていきます。
この時、赤や橙は紫に比べて1000倍も吸収されると言われています。
青系の光は吸収されにくいので下の方まで通過し
水底の白い地質と相まって反射し本来は透明なはずの水が
青く見えるからです。
珊瑚礁の場合は水底の白いサンゴ砂が大きく影響しています。 -
☆上高地 自然研究路:梓川&田代橋 (※2020/10/5 撮影)
2年前は途中から小雨が降りだし傘を差しながらの撮影になってしまいましたが、
この田代橋下流の川色が美しい淀みは今回と変わらぬ
とても美しいミントブルーでした。 -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~上高地自然研究路→梓川
川底の砂が白っぽいほど水はクリアなミントブルーに見えています。
川底が全部黒系だったらいくら水が透明でもブルーには見えないと思います。 -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~上高地自然研究路→田代橋
田代橋が見えてきました。
ここは梓川が中州で2筋になり田代橋と穂高橋が連続して架かっています。 -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~田代橋→穂高連峰
田代橋の橋上から望んだ穂高連峰 -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~穂高橋→穂高連峰(前穂高岳&明神岳)
こちらは穂高橋から望んだ穂高連峰の
前穂高(3090m)と明神岳主峰(2931m)&明神岳5峰(2726m) -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~穂高橋→穂高連峰(前穂高岳&明神岳)
-
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~上高地自然研究路梓川右岸→梓川左岸
米国のヨセミテU字渓谷を子規模にしたような
上高地梓川沿いの堆積平野は長さ約10km、幅最大約1kmもあります。 -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~上高地自然研究路梓川右岸→霞沢岳
六百山と霞沢岳の間に連なる2400m級のボコボコした山並み。 -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~上高地自然研究路梓川右岸→六百山&霞沢岳
-
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~上高地自然研究路梓川右岸→穂高連峰
長さ約10km、幅最大約1kmにも及ぶ上高地の堆積平野は
数千年にも渡り穂高連峰など周囲の山々を少しずつ削りながら
V字の谷を次第に埋めていったのでしょう。 -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~上高地自然研究路梓川右岸→穂高連峰&六百山
私の想像ですが、おそらく上高地も数千年も前は黒部峡谷のような
V字谷だったと思われますが
下流の大正池下周辺や釜ヶ渕辺りが自然に狭窄していて
目詰まりを起こし、上高地辺りで次第に土砂が堆積したのしょう。 -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~上高地自然研究路梓川右岸→穂高連峰
上高地堆積平野の成り立ち
https://www.shinshu-u.ac.jp/institution/ims/special/from-formation-of-the-old-kamikochi-lake-to-its-extinction.html
※信州大学、地形地質・防災研究部門によれば
信州大学が2008年度に行った上高地での300m深ボーリングにより、
巨大せき止め湖の存在が明かとなりました。せき止めが生じたのは12,000年前、全地球的な急激温暖化が進行する時期でした。
焼岳火山群が大噴火を起こし、岐阜県の高原川(神通川水系)に
流下していた古梓川をせき止め、巨大な堰止め湖-古上高地湖が誕生したのです。この湖が5000年以上かけてゆっくりと埋め立てられたことによって、
現在の平坦な上高地の原型が作られたのです。
-
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~上高地自然研究路梓川右岸→穂高連峰
堰止め湖の堆積層に含まれる花粉の分析により、
5000年の間に森林のない荒涼とした草原から針葉樹林帯の形成を経て、
落葉広葉樹林帯へと変化する山岳地帯の温暖化が明らかとなったのです。
およそ5000年前、梓川筋に沿って延びている境峠断層が地震を引き起こし、
古上高地湖を決壊させます。
この決壊を機に湖にたまっていた大量の砂礫が大洪水流とともに梓川を流下し、
梓川の北側の松本市丸田から安曇野市豊科に広がる
最低位段丘-丸田面を形成したのです。
学術ボーリングとそれに続く研究によって、
北アルプスの河川系・地形の大変化、最終氷期以降の山岳環境の変化、
地震をきっかけとする松本盆地への巨大洪水の襲来が明らかとなってきたのです。
https://www.shinshu-u.ac.jp/institution/ims/special/from-formation-of-the-old-kamikochi-lake-to-its-extinction.html
※信州大学、地形地質・防災研究部門より -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~上高地自然研究路梓川右岸
梓川右岸の上高地自然研究路沿いにはシラカバが並木状に植栽されています。
ダケカンバと混生していると判別が難しいですが、
シラカンバの樹皮はほぼ真っ白だが、所々に「目」「へ」の字形をした
黒っぽい枝痕がついているが、ダケカンバの樹皮には「
へ」の字模様はないので区別できる。
葉は、ダケカンバの方が少し細長く、基部が湾曲していることが多い。 -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~上高地自然研究路梓川右岸→六百山&霞沢岳
梓川の向こうに六百山&霞沢岳の山並みが良く見えます。
山座同定は富士山のような単独峰なら同定は簡単ですが
連山や連峰は見る角度によってはそれぞれの山頂が
見えたり見えなかったりすることもあるので
私のような一見さんが見分けるのはけっこう難しいです。 -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~上高地自然研究路梓川右岸→六百山
「六百山」とは変わった名前であるが、モノの本によれば、上高地
近辺は江戸時代の木材産出地になっていて、六百山からは600玉(ホダ)ほどの木材が産出されたことに由来して
いるらしい。 -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~上高地自然研究路梓川周辺Map
※Google mapに加筆
https://www.google.co.jp/maps/@36.2462792,137.6274412,485m/data=!3m1!1e3?hl=ja -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~上高地自然研究路梓川右岸
ウォルター・ウェストン碑近くの梓川が大きく蛇行しているポイントは
シャンパンブルーの川色がとてもキレイです。
(※上記地図の青丸地点) -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~上高地自然研究路梓川右岸
太陽の光が水面に当たると、クリアな水は透明なので
そのまま水中に入っていきます。
人間の目に見える光は赤・橙・黄・緑・青・藍・紫の7色。
水中に入った光分子は、赤系の光から順番に吸収されていきます。
青系の光は吸収されにくいので下の方まで通過し
水底の地質と相まって反射し本来は透明なはずの水が
青く見えます。 -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~上高地自然研究路梓川右岸
珊瑚礁の浅い海がライトブルーに見えるのは
基本的には同じ原理です。
川の色はおおよそ下記の要因で決まります。
①川の表面で反射した光
(山や木が映って緑に見える、赤い橋が反射して赤く見える)など
②川の中で散乱して戻ってくる光
③川の中に含まれる銅イオン(コバルトブルー)鉄イオン(赤、黒)酸化アルミニューム(白)
④岩石・砂・泥の色(茶色、白、赤、黄色)
⑤川底の色
⑥その他(タンニン、泥炭など) -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~上高地自然研究路梓川右岸
きれいな海や川の色は②の「川の中で散乱して戻ってくる光」が
大きく影響します。
光は、赤 橙 黄 緑 青となるにしたがって光の波長が短くなります。
短い波長の光ほど水中に含まれる物質の影響によって散乱され、
その色が見えます。
つまり不純物がほとんど含まれない外洋の海の水は、
散乱が少なく青い色だけが見えます。 -
☆黒部峡谷鉄道・トロッコ列車 うなづき湖 (※2020/10/15 撮影)
ターコイズブルーが美しい富山県の黒部峡谷のうなづき湖。
こちらも目の覚めるような青ですが梓川のクリアな青とは
見え方が明らかに違います。
黒部川の水は、元々は底まで透けて見えるほどきれいな水です。
純粋な水は元来無色透明ですが、微粒子を含まない水はほとんどありません。
わずかな微粒子が溶け込んだ非常にきれいな水の場合には、
微粒子の影響で波長の短い青い光だけが反射され、波長の長い赤い光が吸収されるという現象が起こります。これが「チンダル現象」です。
黒部湖は両側を急峻な立山連峰と後ろ立山連峰に挟まれています。
風化した花崗岩質の岩石が氷河や雨などで削られシルト(沈泥)となって
黒部川に流れ込みそのシルトの微粒子(石英)が「チンダル現象」を起こし
青く見えるのです。
チンダル現象の青は透明感のある青ではなく
乳白色が混じったような青(ターコイズブルー)に見えます。
南の珊瑚礁の海ではサンゴ砂などの微粒子が影響し
福島県裏磐梯の五色沼などではケイ酸アルミニウムの
極めて微細な粒子(アロフェン)が影響していると言われています。 -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~上高地自然研究路梓川右岸
◎ウォルター・ウェストン碑
ウォルター・ウェストンは日本アルプスを世界に紹介した
英国人宣教師。
明治21年に来日以来、槍ヶ岳や穂高岳、立山など各地の山を登り
日本に近代登山を広めた先駆者です。
明治38年にはイギリス山岳会をお手本に
日本山岳会が創設されました。 -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~上高地自然研究路梓川右岸
カラマツの黄葉が青空に映えます。 -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~上高地自然研究路梓川右岸
ダケカンバも負けずに映えています。 -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~上高地自然研究路梓川右岸
上高地自然研究路梓川右岸のウォルター・ウェストン碑の傍に
小さな広場と湿地がありウェストン園地と呼ぶようですが
取り立ててフォトジェニックなスポットとは言い難いかな(^-^;。 -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~上高地自然研究路梓川右岸
梓川右岸を六百山や霞沢岳の山並みを眺めながら河童橋に向かいます。 -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~上高地自然研究路梓川右岸
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◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~上高地自然研究路梓川右岸
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◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~上高地自然研究路梓川右岸
梓川沿いに植えられている白い木は枝跡がへの字や目の形なので
ダケカンバではなくシラカバだと思います。 -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~上高地自然研究路梓川右岸
ダケカンバは細い枝や枝先まで白っぽいですが
シラカバは白くありません。 -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~上高地自然研究路梓川右岸
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◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~上高地自然研究路梓川右岸
梓川左岸(対岸)のカラマツバヤシの向こうに上高地バスターミナルがあり、
自由行動後はそのバスターミナルで集合です。 -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~上高地自然研究路梓川右岸→穂高連峰
梓川右岸の西糸谷山荘の屋根越し穂高連峰が迫るように見えてきました。 -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~上高地:河童橋
上高地観光のシンボルでもある河童橋が見えてきました。
大正池から河童橋まで写真を撮りながらゆっくり歩いて約1時間。
(Wikiより)
1891年(明治24年)に初めて橋が架けられた。全長37m、幅3.1m、長さ36.6mのカラマツ製の橋。中部山岳国立公園内の標高約1,500mに位置する。この橋から穂高岳、焼岳などの山々を望むことができる。上高地を象徴するのシンボルの一つである。毎年4月27日にアルペンホルンの演奏と共に橋の袂で『上高地開山祭』が開催されている[2]。11月15日には、『上高地閉山祭』が開催されている。ケショウヤナギの巨木が周辺の河畔に群生している。
橋は過去に4回架け替えられており、それぞれ1代目、2代目、3代目、4代目、5代目(現在)とある。 -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~上高地:河童橋橋上→穂高連峰
河童橋の橋上からは上高地を象徴するような
梓川と穂高連峰の大パノラマが望めます。 -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~上高地:河童橋橋上→穂高連峰
午後3時半を過ぎ陽がだいぶ傾いてきたので
残念ながら梓川は日陰に入り、
美しいミントブルーの川色は見られませんでしたが
この青空と穂高連峰が見えただけでも大満足です。 -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~上高地:河童橋橋上→穂高連峰
名だたる名峰ですが、さすがにこれだけ林立すると
どれがどれやら。
やはり山座を同定してあればありがたいと思うので
勉強を兼ね分かりやすいように書き込みました。 -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~上高地:河童橋橋上→穂高連峰
吊り橋のメンケーブルを撮りこんで
河童橋から撮りました感を出そうとしましたが
白いケーブルだからか、額縁効果は感じらせませんね(^-^;。 -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~上高地:河童橋橋上→穂高連峰
-
☆秋霖の河童橋から望んだ梓川とガスに煙る穂高連峰(※2020/10/5撮影)
2020年は上高地自然研究路を散策中は小雨に降られました。
河童橋では雨は上がったものの肝心の穂高連峰はガスの中。
今回は運良くリベンジできましたが、
同じ眺めでもスカッ晴れとでは雲泥の差です。
ほんと天気に恵まれ最高でした(^^♪。 -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~上高地:河童橋橋上→穂高連峰
正に秋晴れ、スカっ晴れですが
到着したときから360度まったく雲がありません。
こんな青空っておそらく1年で1回あるか無いかだと思います。 -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~上高地:河童橋橋上→穂高連峰
今年の6月、礼文利尻島旅行の時も現地ガイドさんが
今年一番の晴天ですって言ってましたが
上高地でも今年一番の晴天に恵まれるなんて
今年はなんて幸運なんでしょう。
今年もあとわずか、上高地で運を使い切ったなどと
揶揄されないよう気を付けなければ・・・・ -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~上高地:河童橋橋上→穂高連峰
この位置からでは分かりませんが
明神岳は1峰(主峰)から5峰までピークがあります。 -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~上高地:河童橋橋上→穂高連峰
-
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~上高地:河童橋橋上→穂高連峰
やはり額縁効果は黒枠じゃないと効果は薄いようです。 -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~上高地:河童橋橋上→穂高連峰
同じよう標高の山々が連なる立山連峰は
黒部ダム側の紅葉が素晴らしかったのですが
河童橋から望む穂高連峰周辺の紅葉は正直イマイチかな。
植生の違いによるのだと思いますが
どうしてこちらはナナカマドやカエデなど色彩が鮮やかな
落葉広葉樹が少ないんだろう? -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~上高地:河童橋橋上→穂高連峰
どちらかと言えば同じ立山でも室堂側から見る
紅葉と似ているかも。 -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~上高地:河童橋橋上→穂高連峰
日が傾くと谷筋が日陰になり尾根筋がくっきりしてきます。 -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~上高地:河童橋橋上→穂高連峰
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◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~上高地:河童橋橋上→穂高連峰
河童橋の左岸を少し上流側から撮影しました。
前穂高岳は完全に明神岳の陰に隠れてしまいました。 -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~上高地:河童橋橋上→穂高連峰
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◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~上高地:梓川左岸→河童橋&穂高連峰
今度は河童橋の少し下流側から河童橋を撮りこんで撮影しました。
最高の紅葉狩り日和の割には平日だからか
思ったほど観光客は多くないかも。 -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~上高地:梓川左岸→河童橋&穂高連峰
外人観光客で一番目についたのはタイ人観光客です。
私が初めてタイを訪れたのは1986年だったと思いますが
その頃はタイ人が観光で日本を訪れるなんて
ごくごくわずかだったと思いますが
今やどこの観光地でもタイ人を見かけるようになりました。 -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~上高地:梓川左岸→河童橋&穂高連峰
近年はそれだけタイが豊かになった証しなんでしょうね。
これに中国が中国人の海外旅行を全面解禁したら
日本の名だたる観光地はオーバーツーリズムになってしまうかも。 -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~上高地:梓川左岸→河童橋&穂高連峰
-
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~上高地:梓川左岸→河童橋&穂高連峰
穂高連峰の斜面に瓦礫が堆積した岳沢が見えていますが
その岳沢の下の梓川右岸に岳沢湿原があります。
河童橋から徒歩15分くらのようですが
今回も自由時間内では往復できそうにないのであきらめました。
他にも明神池とか見たいスポットがたくさんあるのに
てんこ盛りツアーなので上高地の滞在時間が2時間と
けして長くはありません。
他を一部端折ってでも最低3時間くらいは滞在したいです。 -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~上高地:梓川左岸→河童橋&穂高連峰
右手の建物は五千尺ホテルです。
良く知られた童謡に『アルプス一万尺』がありますが、
このアルプスはヨーロッパアルプスではなく
日本の北アルプス(飛騨山脈)のことで,
長さの単位「一尺(いっしゃく)」は約30.3cmで、
その一万倍である一万尺は3,030mとなり、
穂高岳や槍ヶ岳の標高とほぼ一致します。
で、上高地の標高は約1500mだから五千尺になります。
つまりアルプス一万尺の半分の標高にあるホテルだから
五千尺ホテルってわけなのかな? -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~上高地:梓川左岸→河童橋&穂高連峰
『アルプス一万尺』の歌詞の中に
♪小槍の上でアルペン踊りをさあ踊りましょ♪とあります。
ここからは槍ヶ岳は見えませんが小槍とは
その槍ヶ岳に付属する尖峰のことで
そんな尖峰で踊りなど踊れそうも無いし
そもそもアルペン踊りなるものも無いそうです。 -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~上高地:梓川左岸→河童橋&穂高連峰
「アルプス一万尺」は
曲: 作曲者不明(アメリカ民謡)で
詞: 作詞者不明だそうです。
歌詞は短いながらもなんと24番まであるそうな。 -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~上高地:梓川左岸→河童橋&穂高連峰
24番の」歌詞は長いので
一部を抜粋すると
♪9:蝶々でさえも 二匹でいるのに なぜに僕だけ 一人ぽち
♪10:トントン拍子に 話が進み キスする時に 目が覚めた
♪11:山のこだまは 帰ってくるけど 僕のラブレター 返ってこない
なんじゃそれ!って歌詞のオンパレードです(^^ゞ。 -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~上高地:梓川左岸→河童橋&穂高連峰
-
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~上高地:梓川左岸→河童橋&穂高連峰
上高地からみの歌ついでにもう1曲 ♪『あずさ2号』
「あずさ2号」は、1977年に発売された狩人のデビューシングル。
都会での愛する人との暮らしに終止符を打ち、
新しい恋人と新宿駅で特急「あずさ2号」に乗って信州へ旅立とうとするヒロインの複雑な心の内を歌った曲です。
シングル売上は累計80万の大ヒットになりました。
で、その特急『あずさ』は上高地を流れる「梓川」からの
命名です。 -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~上高地:梓川左岸→穂高連峰
本日の観光は上高地のみ、
この後は一路岐阜県の飛騨高山に向かい
旧市街に宿泊します。 -
◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~上高地:梓川左岸→穂高連峰
これで◆秋の信州&飛騨・絶景紀行Part1~上高地編はお仕舞です。
いつも最後までご覧下さりありがとうございます。
そして“いいね”もいつもありがとうございます。
サッカーW杯の日本の戦いがたくさんの感動を残し終わってしまいました。
大会前は世界のBIG2相手にまさか2勝もできるとは
正直思ってもいませんでした。
少々寝不足気味ですが、こういう心地よい寝不足なら大歓迎です。
選手のみなさん大きな感動をありがとうございました。
そして大変お疲れ様でした。
十分休息をとられたらまた4年後を目指し頑張って下さい。
ではまた。 j-ryu
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この旅行記へのコメント (4)
-
- yamayuri2001さん 2022/12/12 15:54:47
- 絶景の数々!
- j-ryuさん、こんにちは。
滝を撮影したら、右に出る者は無いj-ryuさんですが、
やはり景色も凄い!
そして、吸い込まれそうな青空に、本当に
上高地の山々と川が映えますね!
映えると言うのは、こう言う写真を言うのだよと
教えてあげたい・・・
上高地は、夏しか行ったことが無いのですが
秋の方が風情を感じます。
ツアーでの 時間が限られている中、
これ程豊富な 素晴らしい写真が撮影できる方・・・
写真家さん?なのでしょうか・・・
カラマツ、ダケカンバ、白樺、どれを撮っても
本当にため息が出るくらい美しいですね。
自然が持つ癒しの力を存分に味わいながら
拝見しました。
ありがとうございます。
yamayuri2001
- j-ryuさん からの返信 2022/12/12 23:00:38
- Re: 絶景の数々!
- yamayuri2001さん,こんばんは。
いつもご来訪&コメント&いいね、ありがとうございます。
>滝を撮影したら、右に出る者は無いj-ryuさんですが、
やはり景色も凄い!
≫いつもながら過分なお褒め恐縮至極です(^-^;。
>そして、吸い込まれそうな青空に、本当に
上高地の山々と川が映えますね!
映えると言うのは、こう言う写真を言うのだよと
教えてあげたい・・・
≫全て天気が与えてくれた賜物です。
こんな素晴らしい天気なら誰だってこの程度の写真は撮れますよ。
>ツアーでの 時間が限られている中、
これ程豊富な 素晴らしい写真が撮影できる方・・・
≫たしかに時間は限られていますが、
このコースは2020年に次いで2回目なので
ある程度時間配分は把握できていました。
>写真家さん?なのでしょうか・・・
≫天に誓って絶対ありえません(^-^;。
それが証拠に3日目は曇天だったので
全部没にしたいような写真ばかりです(--〆)。
>自然が持つ癒しの力を存分に味わいながら
拝見しました。
≫そうおっしゃって頂けるのはお世辞でも嬉しいです。
今回は珍しく飛騨高山の街歩きもしましたが
私的には1回見れば十分で、
やはり大自然の方が性に合っているようです。
j-ryu
-
- クリント東木さん 2022/12/10 14:12:14
- 上高地!
- j-ryuさんへ
こんにちは。何と上高地にいらしてたのですね。j-ryuさんの思い描いていた紅葉とは少し違うかもしれませんが、焼岳の中腹や霞沢岳にも少し赤や黄の紅葉が残り、田代池の黄葉は鮮やかでまさに見頃。上高地の紅葉という事ではまさにピークだったのではないでしょうか。私達が見た時はカラマツ以外はもう終盤だったので、それより随分綺麗です。またほぼ同じポジションで撮っている写真があるので、10日違うと少しずつではありますが紅葉も進むという事を改めて実感します。ありがとうございました。
クリント東木
- j-ryuさん からの返信 2022/12/10 21:43:02
- Re: 上高地!
- クリント東木さん、こんばんは。
いつもご来訪&いいね&コメントありがとうございます。
>何と上高地にいらしてたのですね。
≫そうなんです。
本当は新穂高ロープウェイ山頂から北アルプスを見たかたったのですが、
仙台や福島発着のツアーが無くて、御岳ロープウェイと飛騨高山に
行くツアーがあったのでそちらを選びました。
そのツアーに上高地観光も付いていたって感じです。
上高地は2年前にも行きましたが、その時は天気が悪かったので
再訪リベンジできたらな~と期待もあり、
その通りになったので大満足です。
10日違いで穂高連峰の雪景色が見られるなら10日遅くても
良かったくらいです。
私もできるなら上高地に1泊し岳沢湿原や明神池にも行きたかっのですが
なぜか上高地泊のツアーはありませんでした。
宿泊費が高いからかもね。
理想的にはもっと自由度の高い旅の方がいいのですが
なんせ福島から長野や飛騨へはアクセスが悪いので
短期旅行はツアーに頼らざるえないのが現実です。
でもコロナが無ければまだまだ海外に行きたい派だったので
災い転じてディスカバーJapanができたのは良かったかも知れません。。
ではまた。 j-ryu
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