鎌倉妙本寺（鎌倉市大町1）－2022年秋

2022/11/18 - 2022/11/18

　鎌倉の町はNHK大河ドラマ「鎌倉殿の１３人」特需で賑わっている。コロナの規制が緩み、平日だというのに江ノ電は満員で、その半分は外国人であろうか。土日にはどれほどの混雑になるのであろうか？
　コロナ禍前なら、市内の主な寺社は大賑わいであったが、それでも鎌倉駅から近い妙本寺はそうした雑踏から逃れられる身近なお寺であった。
　しかし、それも一変してしまった。
　源よし子の墓をお参りしに来たのであるが、妙本寺の境内には年配者が小旗を掲げて、1ダース前後のシニア層を中心とした人たちを引き連れて、各所を説明しているグループで溢れ返っていた。何とその数は10グループほどだったので驚いてしまった。
　もちろん、源よし子の墓前も訪れている。これまでなら、檀家の人が墓掃除や墓参りでしか訪れない場所だったのに…。
　また、境内で結婚写真を撮っている2組の新郎新婦にもお目に掛かった。しかし、撮影場所は二天門か祖師堂前に限られ、明らかにバッティングしている。鶴岡八幡宮ならこうした新郎新婦を多く見掛けて来ているが、ここ妙本寺では初めてのことだ。
　大河ドラマでは悲劇の舞台にもなった比企ヶ谷で結婚写真を撮るなどということは全くのところ想像できなかったことだ。
（表紙写真は妙本寺祖師堂）

エリア 鎌倉(神奈川)

　妙本寺参道の木立。

二天門。

二天門の彩色して修復した彫刻も色褪せている。

二天門横のもみじ。紅葉が始まっている。

日蓮上人像。

妙本寺祖師堂。工事している。

妙本寺祖師堂の木鼻。

妙本寺祖師堂の木鼻。

妙本寺祖師堂の横。

妙本寺祖師堂の横には池。

妙本寺祖師堂の横には池。

「万葉集研究遺跡」（昭和5年（1930年）銘）。

鐘楼。

妙本寺本堂。

妙本寺本堂の唐破風には源氏の笹竜胆の紋。

唐破風の懸魚に猪目。

飾り金具にも猪目。

飾り金具にも猪目。

「鎌倉殿の１３人　比企能員ゆかりの地　鎌倉市」の幟。

境内に飾られた鬼瓦にも笹竜胆の紋。

社務所。

石段下に冠木門。