2022年11月 どこかにマイルで福岡・長崎に2歳児と行ってきた③【長崎市内編】

2022/11/07 - 2022/11/07

2022年11月期限のマイルを有効に消化するため、どこかにマイルを利用した息子夫婦と旅行を計画。息子夫婦には2歳になったばかりの幼児がいるため、行先の四択は幼児も楽しめるスポットが条件になりました。複数の端末・ブラウザを駆使し数百回チャレンジして、最終的に「旭川（動物園）」「伊丹（USJ）」「福岡（アンパンマン）」「釧路（大人枠）」で申込み。翌日には「福岡」に決定とのメールが到着。私は昨年4月にもどこかにマイルで福岡に来ているので、長崎も訪れる2泊3日の旅行とすることにしました。

どこかにマイルを申し込んだ10月は国の旅行支援がスタートしていましたが、無事に博多と長崎のホテルは支援を受ける形で確保。（確保が2、3日遅かったら支援対象外）レンタカーは簡単に確保できましたが、羽田空港のパーキングを押さえることをことを失念していて、気づいた時には満車で予約不可状態。止む無く早朝スタートによる出たとこ勝負となりました。

昨年に続く孫との2度目の旅行は、体力を消費しましたが思い出深く満足度の高い旅行となりました。

旅行記は前・中・後編の3本立てとなっていて、こちらの後編は最終目の長崎市内での様子を中心に纏めています。よろしければお付き合いください。　

エリア 長崎市(長崎)

カンデオホテルズ長崎新地の朝食は6:30スタート。会場はフロントがある11階のレストランです。

カンデオホテルズ 長崎新地中華街 宿・ホテル

ほぼ6:30に会場に入りましたが、平日の月曜日でも中々の混雑です。

私のチョイスです。プレートの左側は自分で作るトルコライス。朝食の感想としては全体的に標準以上で、カレーがあったのは高評価でした。

ホテルをチェックアウト後、まず出島にやって来ました。

歴史の教科書でも有名な出島は1636年、徳川幕府がキリスト教の広がりを防ぎ、外国との交易を制限するために築造した人工島で、近年は復元事業に力が入っているようです。なお、写真の表門橋は2017年の開通だそうです。

出島 名所・史跡

入場料は大人520円。

なお、出島というと海に囲まれているイメージがありますが、周りが埋め立てられており、現在は「島」ではく陸の一部になっています。

復元された建物では、出島の発掘調査によって出土した食器などの考古資料が展示されていました。

左上は出土した西洋食器の破片。右上は同じく洋式銃。下段のミニ出島は1976年に制作された15分の1の模型。

ミニ出島のサイズ感は人と比べるとこんな感じ。

下段は出島の主要な輸出品である銅を保管していた銅蔵の様子を再現したもの。

上段は出島大火後の遺構。1798年の大きな火災後、火災前にあった池を埋め立てて造った蔵の礎石の一部が残されています。

上段左は9時を過ぎて修学旅行生が続々と詰め掛けてきた様子。右上は有名な解体新書のレプリカ。

上段はミュージアムショップの様子。上段右の黄色いカステラサイダーは人によって評価が分かれるようです。小一時間ほど見学して、出島を後にしました。

因みに、出島に一番近いでパーキングに停めて散策しましたが入口への往復で20分程度かかりました。工事によって他の出入口が利用できなかったためとはいえ時間をロスした印象です。

出島から約15分、稲佐山展望台にやってきました。写真は山頂駐車場。

駐車場から直ぐのところからの長崎市街の眺め。写真中央の白く細長いところがＪＲ長崎駅です。

2012年に長崎の夜景が香港、モナコと並び、「世界新三大夜景」に認定されたことを記念したモニュメントがありました。

こちらが標高333ｍの山頂にある稲佐山展望台。

稲佐山 名所・史跡

展望台の内部。入いると直ぐにカフェスペースがあります。

内部は階段でなくらせん状のスロープで上に登ります。その際、全面ガラス張りなので景色を見ながら登ることが出来ます。

一番上のフロア、屋上にやって来ました

長崎市街の様子。写真の中心あたりが出島です。その左手前の丸い網目の建物は長崎港ターミナルで五島などへの定期船が発着しています。

市街地と反対側の景色。薄っすらと五島列島が見えました。

世界新三大夜景というくらいですので夜景は素晴らしいのでしょうが、昼間の稲佐山もとても良かったです。もちろん好天に恵まれたというのもありましたが…。

この後は市街地に戻り、グラバー園に向かいます。

グラバー園にほど近い民間パーキングにクルマを停め、最寄りの大浦天主堂電停から1区間だけ終点の石橋電停まで路面電車で移動します（大人140円）。

石橋で下車します。

石橋電停 (長崎県) 駅

長い坂道を登ってグラバー園を正面から行くのではなく、奥から降りてくるルートを選択。まず、写真中央のグラバースカイロードの乗り場に向かいます。

石橋電停からゆっくり歩いて3分、乗り場にやって来ました。

グラバースカイロード 乗り物

見た目はエレベーター乗り場のようですが、2002年に完成した「グラバースカイロード」は、日本で初めて「道路」として位置づけられた斜めに動くエレベータです。

スカイロードを登り切ったところからの長崎市街地の風景。この後は垂直エレベーターでグラバー園の第2ゲートに向かいます。

グラバー園にやって来ました。真ん中の派手な衣装の女性は、たくさんのレトロ衣装からお気に入りの１着を選んで写真撮影する「レトロ写真館」という有料体験をされている方です。

先ほど訪れた稲佐山が見えます。

稲佐山と長崎港をバックにピースサインが決まってます！2歳という意味かもしれませんが…。

第2ゲート脇にある旧三菱第2ドックハウス。園内の一番高い場所にあります。なおドックハウスとは船の修理中に乗組員が宿泊した施設とのこと。

旧三菱第2ドックハウス内部の様子。

旧三菱第2ドックハウス2階のテラスからの眺め。

旧三菱第2ドックハウスの前には池があり、そこを泳ぐ鯉に餌をあげること出来ます。

旧三菱第2ドックハウスから旧グラバー住宅方向に向かいます。

石橋電停から歩きっぱなしだったので、こちらで小休憩。

奥に見えるのは旧ウォーカー住宅。もともとこちらにあったのではなく、移設したようです。

右手奥にはグラバーカフェがあるようですが、時間の関係でスルー。

旧グラバー住宅の近くにあった1つの目のハートの石。

旧グラバー住宅にやって来ました。旧グラバー住宅は現存する最古の洋風木造建築であると同時に、最初の和洋折衷建築といわれています。

このアングルの方が見覚えがあります。私は3度目の旧グラバー住宅です。

グラバー園 名所・史跡

正面から見て左手奥の様子。

旧グラバー住宅内部の様子。

トーマス・ブレーク・グラバーさんの胸像。ウキペディア先生によると、グラバーさんは武器商人として幕末の日本で活躍。日本で商業鉄道が開始されるよりも前に蒸気機関車の試走を行い、長崎に西洋式ドックを建設し造船の街としての礎を築くなど、日本の近代化に大きな役割を果たしたそうです。

時間も押してきたので、出口方向に向かいます。

第1ゲートから旧グラバー住宅近くに行ける動く歩道。前回はグラバー通りから坂道を登り、この動く歩道で旧グラバー住宅などに向かいました。

まだ眠くないようで頑張って歩いていました。

無事2つめのハートの石を発見。良いことがありますように。

大浦天主堂。国宝ですが時間とコスパの問題で記念撮影のみでスルー。

大浦天主堂 寺・神社・教会

ショップが並ぶグラバー通り。写真では分かりづらいですが、勾配がそこそこあります。ここを登るルートでなくて良かった。

こちらから見るとそれなりに勾配があることが分かります。

ランチのため四海楼にやって来ました。

中華料理 佐世保 四海楼 グルメ・レストラン

到着は月曜日の12:15頃でしたが満席の表示。とりあえず店員の指示に従い名前を書いて待つことに。

我々の前に待ち客は約20組ありました。諦めて他の店に行くことも検討しましたが、20数年前の美味しさの感激を確認することも今回の長崎観光の目的の一つにしていたので、粘り強く待つことにしました。

呼出し時に店内にいる必要があるため、店内は順番待ちの人で更に混雑していました。

名前を書いてから着席に50分、料理が揃うのに追加で10分かかりました。

こちらはチャンポン（1,100円）。

チャーハン（1,100円）。

皿うどん・細麺（1,100円）。

ちゃんぽんと皿うどんについて昨晩のそれとの比較の話になりましたが、大人4人の感想はそれぞれで意見は揃いませんでした。私個人はどちらも前日の江山楼のポイントが高く、四海楼は20年前の思い出が美化されていたかなあ、という感想でした。

長崎市から約2時間、博多に戻って来ました。営業所にレンタカーを返却して博多駅から福岡空港に向かいます。

四海楼での待ち時間などにより、博多到着は当初の想定より1時間遅れていました。

博多駅 駅

地下鉄で福岡空港に到着。1時間遅れとはいえ、予定ではお土産購入とラウンジで1時間見ていたので、遅れは吸収できると考えていました。

出発エリアまでエスカレーターで上がります。お土産購入を手短に済ませ保安検査に20分チョイ前に並びましたが、検査場が混雑していたため制限区域の売店でビールすら買えず、バタバタしながら帰りの飛行機に乗り込むことになりました。

福岡空港 空港

帰りも行きと同じ機内エンタメでしたが、孫はアンパンマンを繰り返し見てくれました。

2歳0か月の孫と初めての飛行機旅行となりましたが、行きも帰りも機内では他の客に迷惑かけることなく、概ね大人しくしていました。約2時間問題なかったので、国内はどこでも行けそうです。座席が必要となる3歳までに、また行けると良いのですが…。

まだ会話は出来ませんが、こちらの言うことは結構わかるのでコミュニケーションが成立し、その上でしっかり意思表示をする等、改めて孫の成長と可愛さを確認できた旅行となりました。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

この旅行記へのコメント （3）

• チーママ散歩さん 2022/11/23 07:05:34

  はじめまして

  polnpolnさん　おはようございます。
  初めてコメントさせていただきます。
  ご家族で回られた福岡長崎旅を楽しませて
  いただきました。
  
  お孫ちゃまがご一緒ということでひとしお
  楽しかったことと思います。
  かわいいですねピースV　　2歳写真
  そして寝落ち写真(o^^o)
  お子様がメインの旅でアンパンマン。
  バイキンマンの宇宙船のようなものに乗車
  している写真がたまらなくかわいいですね。
  ハウステンボスも行きたいところの1つです。
  展望台の夜景もきれいなのでしょうね。
  鶴？の口で♡を描き、恋人の聖地みたいですね。
  
  景色もお食事も楽しまれ、なによりかわいい
  王子様との旅がさらに楽しい思い出になった
  ことと思います。
  
  お邪魔しました。

  polnpolnさん からの返信 2022/11/23 15:31:31

  RE: はじめまして

  チーママ散歩さん
  
  コメントありがとうございます。
  孫との旅行はホントに楽しかったです。
  改めてですが、旅行はどこに行くかも大事ですが
  誰と行くかも大事だなあとしみじみ思いました。
  
  同じ様に幼いころは可愛くて、
  大人になるに連れ生意気で可愛くなくなった息子の
  父親の顔を多く見ることができたのも良かったです。
  
  あと何回行けるかわかりませんが、
  孫を可愛く感じる間は
  何度も旅行に行きたいと思っています。
  
  

• チーママ散歩さん 2022/11/23 07:05:33

  はじめまして

  polnpolnさん　おはようございます。
  初めてコメントさせていただきます。
  ご家族で回られた福岡長崎旅を楽しませて
  いただきました。
  
  お孫ちゃまがご一緒ということでひとしお
  楽しかったことと思います。
  かわいいですねピースV　　2歳写真
  そして寝落ち写真(o^^o)
  お子様がメインの旅でアンパンマン。
  バイキンマンの宇宙船のようなものに乗車
  している写真がたまらなくかわいいですね。
  ハウステンボスも行きたいところの1つです。
  展望台の夜景もきれいなのでしょうね。
  鶴？の口で♡を描き、恋人の聖地みたいですね。
  
  景色もお食事も楽しまれ、なによりかわいい
  王子様との旅がさらに楽しい思い出になった
  ことと思います。
  
  お邪魔しました。