2022/10/16 - 2022/10/16
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どこかにマイルで行く飛行機旅の2日目です。
以前から強く興味を持っていた軍艦島上陸ツアーに参加してきました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 船 徒歩
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おはよーございます。
旅行2日目、10/16(日)の朝8時です。
ホテルをC.O.し、大波止へ向かいます。エスペリアホテル長崎 宿・ホテル
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長崎港ターミナルが見えてきました。
長崎港ターミナル 乗り物
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やまさ海運さんの軍艦島クルーズを事前予約して行ったので、受付を行います。
https://www.gunkan-jima.net/ -
「早割 10」を利用したので大人1人\3,800-と、長崎市施設使用料・軍艦島上陸料\310-で\4,110-です。
軍艦島上陸周遊クルーズ(マルベージャ) 乗り物
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そしてこのシールは、軍艦島に乗客がイッキに大挙上陸するので、ガイドを受ける際のチーム分けのものです。
シールあり/なしチームに分かれて行動します。軍艦島上陸周遊クルーズ(マルベージャ) 乗り物
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9時。
定刻に出港します。 -
三菱長崎造船所のジャイアント カンチレバークレーンです。
1909年に導入され、現在も現役で稼働しているという産業革命遺産です。 -
同造船所のドックです。
まだ艤装されていない自衛艦がいます。
"3"の番号が与えられているところから、最新のもがみ型護衛艦の1番艦「もがみ」、2番艦「くまの」に続く、3番艦「のしろ」になるのではないかと思います。
※追記:2022/12/15 護衛艦「のしろ」の引渡式・自衛艦旗授与式が行われました。
https://www.youtube.com/watch?v=7gFWsz8YIFg三菱長崎造船所 名所・史跡
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向こうには"4"の番号が与えられている、4番艦「みくま」になるのでは?と思われる艦もいます。
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こちらは護衛艦「あきづき」。
日本の安全を守っていただき、ありがとうございます! -
少し離れた所にある、NTT-Weマリン 長崎事務所。
そこに停泊中の海底ケーブル敷設船「きずな」です。
https://www.nttwem.co.jp/ship/kizuna/ -
ファンネルマークとしてNTTのロゴが入っております。
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その後、九州商船のジェットフォイル「ぺがさす」とすれ違いました。
初めて浮上翼走状態を見ました。
当初、ボーイング社が設計製造(現在は川崎重工業が保守・製造)していただけあって、エンジン音は正にジェット機のようでしたよ。
今度はあっちに乗ってみたいっす!長崎~五島航路 (九州商船) 乗り物
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ちなみにこちらはよく見る艇走状態の「ぺがさす」。
九州商船はジェットフォイルを2隻保有・運行していますが、客室1F前部の屋根に赤い三角のペイントが入っているのが「ぺがさす」。
同部がグリーンなのが「ぺがさす2」です。
https://kyusho.co.jp/publics/index/41/ -
軍艦島に向けて順調に進んで行きます。
さすが長崎県。
教会がたくさんあります。
神ノ島教会です。神ノ島教会 寺・神社・教会
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こちらは伊王島の馬込教会です。
聖ミカエル天主堂 寺・神社・教会
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そうこうするうちに、目の前に軍艦島が迫ってきました。
端島 名所・史跡
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接岸します。
軍艦島の上陸条件が結構厳しくて…
・風速が秒速5m超
・波高が0.5メートル超
・視程が500メートル以下
…だとダメな他に、船長が不適と判断すると上陸できないのです。
今回は海と天候が非常に穏やかだったので、無事に上陸できることになりました。 -
先に作業員の方々が上陸し、マイク・スピーカー等のPA機材を各見学広場へ搬送・設置します。
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その後、一般客も上陸します。
接岸したクルーズ船「マルベージャ」。軍艦島上陸周遊クルーズ(マルベージャ) 乗り物
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ざっと見ただけでも建物の朽ち方が激しいです。
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ドルフィン桟橋を渡って軍艦島へ。
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擁護壁をくぐって島内に入ります。
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大きな建造物だったであろう、コンクリ片やレンガ積の塊がゴロゴロ転がっています。
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こっちは粉々になっています。
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我々シールあり組は第2見学広場へ誘われます。
おそらく元島民だった方と思われるガイドさんが、詳しく説明してくれています。
正面のレンガ象造りの建物は、炭鉱の総合事務所だったものです。端島炭坑 名所・史跡
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ここ数年は長崎市が保存のために工事を施してくれているので、各所が足場で補強されています。
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当時の最先端技術を駆使した建物だったそうで、鉄筋も数多く入っていたのですが、コンクリート(←セメント+砂+砂利等の骨材)を造る際に、この島の立地的条件で山砂や川砂が使えず、海砂を使用したそうです。
その際、真水が貴重だったのであまり洗浄できず、非常に塩分濃度の高い海砂を使用したコンクリートだったため、内部の鉄筋から錆が発生し、一般的なコンクリートよりも朽ちるのが早いそうです。 -
説明を聞き終え、第3見学広場へ移動します。
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この通路脇の建造物、何でしょう?
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25mプールだったそうですよ。
底面にコースガイドの白タイルが残っていますね。
当然、真水ではなく海水プールだったようですが。 -
第3見学広場へ来ました。
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「当時は島内にもパチンコ店があったんですよ」と、写真を交えてガイドさんが色々解説してくださいます。
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付近の擁壁です。
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石積で粘土で固めてたものの上から、さらにコンクリートで覆っているのが分かります。
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目の前にそびえ立つ建物。
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ズームすると激しい劣化と、当時の内装の一部が確認できます。
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地下に広がる炭鉱への入り口、竪坑です。
端島炭坑 名所・史跡
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第1見学広場へ移動してきました。
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元々この地山部分が、本来の軍艦島(端島)の大きさで、炭鉱拡大→作業員増強→人口爆増&産出量増大で、島の面積を拡張に次ぐ拡張で あの大きさ&形状になっていったのだとか。
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一番の高台に建つ「3号棟」。
三菱の幹部職員用の住宅です。 -
外海にポツンとある島なので、台風や強風・荒波にモロに晒されて、屋根が崩れてしまっています。
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サッシ類は金属だと錆びてしまうので、全て木製だそうです。
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ガイドさんの説明を聞き終え、上陸ツアーも終わりです。
船に戻る途中に取った写真です。
画面右側には石炭を運ぶベルトコンベアの桁部分だけが残っています。 -
短かったですが、非常に意義のある時間でした。
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船に乗り込み、離岸します。
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この後、島を一周してくれるそうで非常に楽しみです。
まずは接岸した東側から北へ向かって進みます。
画像中央に見えるのが端島神社です。 -
ズームしてみます。
左から鳥居・慰霊碑・本殿が見えます。 -
島の北側からの眺めです。
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この白っぽい建物は、端島小中学校だったものです。
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内部を超ズームで。
なるほど。
確かに学校っぽい感じですね。 -
北から西側へ進みます。
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隣りの建物に行く際に、わざわざ下まで降りなくて済むように連絡橋があったらしいです。
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岸壁が白い部分は、台風で壊れた個所を補修した跡です。
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かつてここに泉福寺というお寺があったのですが、現在は全く形跡を残しておらず、木くずの山と化しています。
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一番南側に来ました。
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端島灯台と、その後ろには長崎市から海底配管経由で貯蔵していた真水貯水槽です。
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軍艦島の全景を眺めた後、長崎港へ帰ります。
長崎港ターミナル 乗り物
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11時半。
出発場所へ戻ってきました。
下船時に軍艦島上陸証明書を頂きました。
記念になります。
日々朽ちていく軍艦島。
上陸&外周を周遊できて大変良かったです!
<#3 https://4travel.jp/travelogue/11791429 へ続く>
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