全国旅行支援利用！マダムの避密の、暮らすように旅する福岡　10月編　4日目の2 ⑥　福岡市美術館「鳥獣戯画展」

2022/10/16 - 2022/10/16

　2022年10月13日（木）～18日（火）恒例の福岡旅をしました。6月以来4か月ぶりの福岡です。今回は成田空港からピーチを利用。数ケ月前のピーチセールの時、取りました。じゃらんのセールに合わせてホテルも。でもよくわからない全国旅行支援が10月11日から開始。エアチケットはキャンセル不可だけど、ホテルはキャンセルし、取り直さなければならないのか、そのままでよいのか？土日を含んだ旅行ですが、地域クーポンはいくらいただけるのか、誰からいただけるのか？自分は恩恵が受けられるのかなど、事前に一日中パソコンに張り付いて調べても、よくわからないまま、半信半疑のまま、とりあえず、博多のホテルはキャンセルして、取り直してから出発しました。間際にバタバタするのは嫌いです。でもお得になるならと頑張りました。
　久しぶりに、友達や従姉妹、親戚の方たちと会い、食事やお茶、会話を楽しみ、満足できた旅でした。その旅行記です。主な日程は下記の通りです。①②③・・は旅行記の番号です。これから全国旅行支援を利用する方たちの、少しでも参考になればと思いしたためます。最後までお読みいただければ幸いです。

旅行1日目　10月13日（木）自宅最寄りのバス停～成田空港、
　ピーチにて福岡空港①＝小倉　買い物　アーバンホテルかじまち3連泊②
２日目　14日（金）ホテル～友達とランチ　於：やすもり、
　従妹とディナー　於：小倉アミュ百菜③
3日目　15日（土）ホテル～小倉駅＝お寺＝親戚宅＝リバーウォーク④
4日目　16日（日）ホテル～小倉駅＝博多駅　マースガーデン博多2連泊⑤
　福岡市美術館　鳥獣戯画展鑑賞⑥＝買い物　ホテル⑦
5日目　17日（月）ホテル～天神　従姉とお茶　於：ロイヤルホスト⑧
6日目　18日（火）ホテル～福岡空港　ラウンジTime～成田空港　＝自宅最寄りのバス停～自宅⑨

エリア 福岡

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 4.5
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩

　2022年10月16日（日）旅行4日目の続き
　博多バスターミナルから、西鉄バス乗車、赤坂3丁目下車　240円。福岡市美術館はどちらかな？護国神社があるから、この先？

福岡県護国神社 寺・神社・教会

向かいに廣田弘毅像がありました。

　昔、日本史で学習したような気がします。福岡出身だったのね。
　第二次世界大戦前、入閣して、軍部の暴走阻止と日中戦争早期和平を図ったものの果たさず・・・文官であるのに、極東軍事裁判で絞首刑になった・・とあります。

　美術館入り口です。いつも地下鉄側から、大濠公園の前を通ってくるので、反対側から来るのは、初めてです。

福岡市美術館 美術館・博物館

　空飛ぶうさぎ？正式名称は「三日月と鐘の上を飛ぶ野うさぎ」だそうです。元気に飛んでますね。イギリス人彫刻家、バリー・フラナガン氏の作品だそうです。

　予約時刻までまだ時間があります。ランチにします。気温は25度くらい。好天で暖かいので、「カフェアクアム」のテラス席で頂きます。遠くに福岡タワーが見えます。
　先に売店を覗きました。一筆箋なども売っていて、地域クーポンが使えますが、まだ、いただいていません・・・

カフェ アクアム グルメ・レストラン

　大濠公園ではスワンボートに乗っている人たちもいます。気持ちよさそう。
　右側のカラフルなのは、ウィンド・スカルプチャー（風の彫刻）
インカ・ショニバレＣＢＥの作品

　カレーにします。カレーなら、当たり外れはなさそうだし、適量そうだし、935円とお手頃。地域クーポンが使えるけれど、まだいただいていません・・・
　お手ふきには、ホテルニューオータニとあります。あの、ニューオータニのカレーなのですね。小さなお肉が4個入っていました。中辛かな？ボンカレーや、ククレカレーの方が好きと思ってしまう私、どこまで庶民なんだか。
　少し早めだけれど、そろそろ入場してもいいかな？
　

カフェ アクアム グルメ・レストラン

　昨夜取ったチケットのスマホ画面。これを読み取ってもらいました。お値段は同じで、密かもしれない受付窓口に並ばなくて済むので、便利です。

　購入したスマホの画面を出して、読み取ってもらい、チケットと交換。
　鳥獣戯画は、「愛らしい絵巻」です。動物たちが表情豊かで、表現は簡潔で、ユーモアを持って描かれています。

　後期は乙・丙巻。最終日なので、混んでいることを想定してました。でも、希望する時間の予約が取れたので、さほどでもないのか、やはりねと思いながら、重要文化財の子犬などを見て歩きました。確かに途中までは、空いているとさえ思いました。

　そして、メインの鳥獣戯画のコーナー。30人ほどがずらりと横に並び、最前列で見ていて、それが3列、ぞろぞろと繋がっています。私の目の前に90人いるということです・・・まあゴッホ展の時は入場するまで90分くらいは待ったから、少ない方よね。係りの方が少しずつ動いて鑑賞するように言っていますが、なかなか進まず・・・私の前はＡ（中１くらいの男の子）と、Ｂ（小4くらいの女の子）と、Ｃ（その父）やけに立ち止まっています。よほど、美術が好きなのかしら？この年頃の子が、親と一緒に美術鑑賞なんて珍しいこと、美術好きお父さんに無理やり連れてこられたのかしら？と思っていると、Ａ「二度と見ることはないかもしれないから、じっくり見る」いやいや、鳥獣戯画展は、けっこうあちこちでやってますよ。この10年ほどの間に3度くらいは見たかなあ？それに、君の人生あと、70年はあるだろうから、その気になれば、10回以上は見られると思うよ。と私は心の中でつぶやきながら、追い抜きました。Ｃはそれに対してのコメントはせず、「前進しないと」と。親としてみれば、大人一人1800円ですから、じっくり見てもらいたいけれど、速く動いてと言う後ろからの視線を浴びて、つらいなと言ったところでしょうか？

　仙厓さんの絵画も展示してありました。単純な線ですが、ユーモアのある作品がいろいろ。

　この右中心部の、猿が2匹ぶら下がっている「猿こう捕月図」は福岡市美術館蔵だそう。以前どこかで見たような気がします。福岡市美術館は、素晴らしい作品も、収集しているのね。高山寺の所有物だけの展覧会ではなかったのね。

　出品作品リスト
　よく見ると、題字の両側に、鳥獣戯画が小さく描かれています。

　リストの文字は小さいですが、絵まで付いているリストは珍しいですね。
　せっかくなら文字も絵も、もう一回り大きくしてくれればよいのに。シニアからのお願いです。1枚両面に入りきるサイズでとなると、美的にはこれくらいの割合がよいのかもしれませんが。美よりも実用・・・

　この入場チケットでは、他の部屋の展示作品も見られます。裏面は英語表示でした。10月末までの展示。

　通年展示作品も見られます。裏面は英語表示でした。

　ほとんどの作品が、写真撮影不可ですが、これは可でした。
「桜を放つ女性」
地球儀の頭部を持つ女性がライフルを構え、銃口からは満開の桜が放たれています。

インカ・ショニバレＣＢＥの作品
　ショニバレのトレードマークである色鮮やかな布。西洋社会から求められる「アフリカらしさ」の固定観念を揺るがし、現在も続く権力構造や格差の問題、豊かな文化の混合を示す媒体になったとあります。
　頭部の地球儀には、19世紀から現在までに不平等と戦い、権利獲得に寄与した女性たちの名前が記されているそうです。

　外のウィンド・スカルプチャーも、インカ・ショニバレＣＢＥの作品です。
　多様性と交流の歴史を体現し、風を受け、未来に向かって進む私たちの姿を祝福しているようです。

　これも写真撮影可の作品
　ＫＹＮＥの作品　福岡の作家です。
　壁いっぱいに描かれています。

「公共性と自由」というテーマだそうです。

2階屋外　エミリオ・グレコ氏　「スケートをする女」

　2階で入り口の屋外　草間彌生氏の「南瓜」
　これは作品名を見なくても、分かりました。

　鳥獣戯画展会場から出た所に、臨時ショップが営業中。鳥獣戯画のかわいい絵葉書とか、ガーゼタオルとか、マスキングテープとか、いろいろ売っていて、地域クーポンが使えるようでした。でも、未だ頂いてません・・・チェックインしないといただけない？？？

　鑑賞を終え、立ちくたびれて、戻ります。鑑賞時間より、立ちながら順番を待っている時間の方が長かったです。美術館も体力勝負ですね。
　護国神社の鳥居、上の方が縛られています。木製で、高さ13m、柱の直径は1.6ｍあるそうです。台湾の檜だそうです。

　睡蓮が咲いています。

　福岡城址のお堀です。石垣が見えます。
　ここの前のバス停が「ＮＨＫ前」確かに赤坂3丁目よりも、市美術館に近いです。
1時間に2本程度と、本数は少ないですが、ちょうどよいのがあったので、240円で博多駅まで座って戻ります。20分ほどでした。