日本中・世界中が待っている！旅の祭典：ツーリズムEXPOジャパン2022

2022/09/25 - 2022/09/25

旅行の祭典：ツーリズムEXPOジャパンが2022年、東京ビックサイトに帰ってきた。
日本中のみならず、世界中の旅行産業関係者が一堂に会し、我々を歓迎してくれるこの展示会。
数多くの展示やイベントを満喫し、旅心が刺激されまくった記録をご紹介します。

エリア 築地(東京)

2022年9月24日から一般公開が始まった、
ツーリズムEXPOジャパン2022。
東京ビッグサイトでの開催は久しぶり。
待ってました。

コロナ禍や東京オリンピックを経て、どのように開催しているのだろうか。

しかし、前日2022年9月23日の大雨により、交通網が混乱。
中でも東海道新幹線が運休したため、9月24日は入場券購入者が会場のビッグサイトに向かえない状況に。

そのため、急遽ツーリズムEXPOジャパンの事務局による柔軟な対応策が発表された。

※画像は、ツーリズムEXPOジャパン2022のサイトのスクリーンショット

一般来場者だけでなく、出展者側である方々も影響を受けた模様。
さすがの忍者隊も、文明の力なしでは江戸にはたどり着けなかったらしい。

※画像はツーリズムEXPOジャパン2022年9月24日のTwitterのスクリーンショット

国際会議場駅に到着。
たくさんの人が向かう先はひとつ、

国際展示場駅 駅

東京ビッグサイト。

東京ビッグサイト (東京国際展示場) 名所・史跡

ビッグサイトの展示場に着く前からレーン分けが始まっていた。

1番右は、エキスポ関係者。
その隣は当日チケット購入レーン。
この列は、「国内エリア」を見たい人のための待機列。

開場まで時間があるが、待機列はホール入り口前まで誘導される。

会場まで4～8列ほどになって待つ。
バナーが気分を上げてくれる。

2日間、イベントが盛りだくさん。

※画像は、ツーリズムEXPOジャパン公式サイトのスクリーンショット

自分は「航空・運輸」や海外ブース狙いで、こちらから攻めることに。

ANAのブースへ。

人気アニメとのコラボレーションの展示や、

東京ーハワイをつなぐ路線に使われている「フライングホヌ」（エアバス380のANAオリジナル塗装）コーナーも。
模型だけど、既にデカかった件。

また、来場者が実際に体験できるコーナーでは、バーコードを読み取ると、まるで今から搭乗するかのようなANAアプリ画面が試せる。
これはおもしろい。
実際に乗るときのシミュレーションになるため宣伝にもなるなと感じた。

※画像は、ANAブースでの体験アプリana-checkin-demo-app.webのスクリーンショット

こんな感じで疑似体験は進む。

ANAのブースは毎年大人気で行列必至。

こちらは、日本航空さんのブース。

中東カタールの航空会社：カタール航空の出展はすごかった。
この年に行われたサッカーの世界大会のスポンサーであるカタール航空は、それを使ったPRコーナーを出展。
それは、

カタール航空 航空会社

大スクリーンでサッカーのネイマール選手とゲームができるというもの。
3種類のサッカーの技から1つ選び、チャレンジできる。
1人1人対戦させてくれるので時間はかかるが、これを企画し、出展してくれるなんて、カタール航空すごし。

※画像は、カタール航空の出展でのスクリーン映像を撮影したもの

ベトナム航空の出展も凝っていた。

ベトナム航空 航空会社

会場の一角が滑走路に？

こちらは航空会社ジェットスターのブース。

毎回、展示方法やイベント内容が工夫を凝らしていて感心する。
もちろんこちらも大人気で、このとき20分待ち。

ジェットスターのキャラクター：ジェッ太くんも。
マスクしている。

ジェットスター・ジャパン 航空会社

会場では、バーコードを読み取ってデジタルスタンプを集めるスタンプラリーも行われていた。

このスタンプラリー、以前はパンフレットにスタンプを押して巡る方法だったが、コロナ禍を経て今回は、スマホで読み取るスタイルに進化。

※画像はスタンプラリーのサイト(platinumaps.jp)のスクリーンショット

各ブースにあるコードを、右下のスキャンで読み込むとスタンプゲットできるというスタイル。

デジタルスタンプを集めたらゴールへ。
抽選で記念品をゲットできる、かも。

東京ビッグサイトでのツーリズムEXPOジャパンは、東西2会場に分けられている。
片方は海外や航空会社・旅行会社エリア、
もう一方は日本国内の観光エリア。
一度会場を出て、他方の会場へ。

まだコロナの緩和がないこの年、混雑を避けるため、出入り口を分けていた。
なお、再入場も可能。

国内エリアへ、いざ！

旅行会社の展示がしゃれている。
ここから、日本国内の観光業界の様々なおもてなしや、アピールを目の当たりにすることに。

ただのフライヤーにあらず。
キンメダイの形で注目を得るとは、さすが。

こちらは、福島市をアピールするブース。
このときは、福島のモモを格安で販売していた。

会場で特に目立っていたのは、登別温泉のPRブース。
もはや、アミューズメントパークのアトラクションレベルだろ。

一方、こちらには足湯も。
湯気まで出ているなんて、アピールの気合が違う。

愛媛のゆるキャラ：みきゃんの法被を発見。
とにかく、どの県・街もアピールがすごい。

日本酒の試飲体験も。

一方こちらは、歴史的武将が数多く滞在した愛知の展示。
2023年の大河ドラマで登場しているこれらの甲冑が、一度に見られるなんてすごい。

福井はもちろん恐竜推し。
2024年には、いよいよ北陸新幹線も延伸されますな。

魚のぬいぐるみがもらえるくじや、地域限定のガチャガチャをやらせてくれる所も。

個人的に一番驚いたのは、教科書でしか見たことのない「火縄銃」を展示していたこと@種子島ブース。
博物館のように手の届かないところではなく、「触ってもいい」とか「着てもいい」とか、そんな体験ができるのも、このEXPOのすごいところ。

種子島観光大使のお姉さんの前で、何だか気恥ずかしくて言い出せなかったが、「火縄銃を触らせてもらえばよかった」と後悔。

2023年のツーリズムEXPOジャパンに、果たして火縄銃は伝来するのか？

兜着用体験をやっているブースも。
コロナ禍を経て、直接体験ができる所が増えている証拠。

写真を撮ってる場合ではない。
なぜあのとき、「兜を身につけてみたい」と言えなかったんだ、自分。
火縄銃に続き、切腹レベルの痛恨　その２。

淡路島の玉ねぎとまさかのつながり。
このキャラクターって、ベースは玉ねぎだったのか？

北海道のブース、さすがの規模。
LOVEの度合いが半端ない。
中では、道内の各市町村がコーナーを設けていた。

これは！
カーリングのストーン・ブラシ、そしてユニフォームではないか。
その節はお世話になってます。

北海道でカーリング体験をした拙著の旅行記：
https://4travel.jp/travelogue/11774066
https://4travel.jp/travelogue/11745572

JR東日本のブースも。
2022年のこの年、JR東日本管内の新幹線のアニバーサリーがいくつも行われていた。
極めつけは、この年発売されたJR東日本管内乗り放題きっぷ。

JR東日本きっぷ乗り放題で旅したときの拙著の旅行記：
https://4travel.jp/travelogue/11784893
https://4travel.jp/travelogue/11786012
https://4travel.jp/travelogue/11786905
https://4travel.jp/travelogue/11788241
https://4travel.jp/travelogue/11788527
https://4travel.jp/travelogue/11788498
https://4travel.jp/travelogue/11815528
https://4travel.jp/travelogue/11816288
https://4travel.jp/travelogue/11788494
https://4travel.jp/travelogue/11820236

日本国内エリアでよく見かけた、きぐるみの面々。
これって「日本ならでは」なんだ。

かわいらしいそなたは？

そなたは岩手のそばっちか。

後ろ姿がかわいらしい。
君はどこの誰？

レアさではこちら、
外務省ブースのパスポートの着ぐるみ。
ICチップのシルクハットがシブい。

着ぐるみたちが入って行った、「きぐるみのおうち」？

日本中・世界中の観光関係者が、会場や旅先で我々を待ってくれている。
おかげで、旅心が刺激されまくったこの1年。

このツーリズムEXPOジャパン、2023年も10月26日から開催される。
今回の会場は、大阪のインテックス大阪。

火縄銃や各武将の甲冑が、江戸ではなく「大坂」に届くことを願っている。

今年はどんな出展があるか、楽しみである。

インテックス大阪 名所・史跡