県指定有形文化財「旧松倉家住宅」の工事現場を行く

2022/09/13 - 2022/09/13

通勤経路を久しぶりに、旭南を通るルートにした。

旧松倉家の修繕が　来年3月末の公開を目指して　ある程度できて来たらしい。

エリア 秋田市(秋田)

• 旅行の満足度: 3.5

まだまだ修繕中だが、外観はある程度できたのでは？

松倉家は、寛延2年(1749)頃に始まる商家で、当初、油屋を営んでいたが、明治 18年(1885)頃に田を購入して地主となった。住宅のうち主屋は、明治37年(1904) の大火で類焼し、明治39年(1906)に再建された。
主屋は妻入の大型町家で、片土間二列型の間取りに鍵型に張り出した上座敷が付く。 ひさし表側にコミセの名残である前土間に 庇 をつけ、続いて引き大戸の奥に通り土間を蔵前 まで通す。通り土間に面して店座敷、中の間、オエを並べ、その背後に下座敷と二部 屋を配置して、最奥に台所を置く。
米蔵と文庫蔵は土間を挟んで、主屋の背後に並ぶ。両蔵の規模はほぼ同じであり、 棟札によれば米蔵が天保10年(1839)6月18日、文庫蔵は慶応2年(1866)7月の上 棟である。土蔵2棟とその周囲の土間には、主屋に接続する覆屋をかける。
主屋は、正面外観及び片土間二列型間取りのよく整った配置となっており、江戸時 代後期以来の久保田外町の伝統的町家の特徴を継承している。また、県内に現存する 伝統的町家の中では大型で改変が少なく保存状態がよい。江戸時代末期の土蔵2棟は、 建築年代が明らかであり、他の土蔵建築の年代を比定する指標となる。

以上　県のHP

内蔵も見えた。

指定管理者が決まったようだが、イベントも開催でき、飲食も提供できる条件となっているようだ。

すぐ近くは、味噌、麹を販売している商店

レトロなコーヒー屋

カセットとかレコードで音楽を流しているらしい

駐車場マップ発見。