2022/09/03 - 2022/09/03
11288位(同エリア13498件中)
TravelJackさん
- TravelJackさんTOP
- 旅行記118冊
- クチコミ867件
- Q&A回答21件
- 247,266アクセス
- フォロワー26人
この旅行記スケジュールを元に
2022早春に京都/犬山/遠州を旅行し、意外と奥深さを感じたので、木曽路をメインに計画。主目的は「木曽路 宿場町巡り」ですが、名古屋から入って塩尻市まで抜けるルートで。
二日目は、東濃(とうのう)エリア。
具体的には 岐阜県多治見市から中津川市辺りとなりますが、関東ではあまり知られていないですが、国宝指定の臨済宗寺院やタイルの街としても有名な多治見市、更にこの日のメインは"最高の山城"と称されている苗木城跡。
なかなか大手メディアでは取り上げられる回数は少ないエリアですが、歴史好き、旅行好きには人気がある?エリアです。
宿泊は、今回の旅で唯一の温泉宿です。それも楽しみ!
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
二日目の朝食は ホテルニッコースタイル名古屋内のレストラン「Style Kitchen」で。
ホテルのコンセプト通りのオープンキッチンのスタイリッシュなレストランです。
メインは和食系一種類、洋食系二種類から選び、サラダやスープ、ドリンク、パン(またはごはん)などはバッフェスタイルです。
ドリンク類もきちんとしたブランドの物が並んでおり、サラダの野菜も新鮮でした。パンも手作りのようで、美味しかったです。かなり満足度高しでした。Style Kitchen グルメ・レストラン
-
二日目のルートが、こちら。
岐阜県多治見市と中津川市を中心とした美濃の東濃エリアです。
約120kmほどの移動となります。 -
最初の訪問先は「虎渓山 永保寺(こけいざん えいほうじ)」です。
JR中央本線の踏切手前の参拝者専用駐車場(無料)に車を停めて、5分ほど歩いての参拝となります。 -
途中にあった永保寺の塔頭「続芳院」。こちらも立派なお寺でした。
-
どうってことない住宅街っぽい坂道を下って行きます。
-
ところが、境内に入ると全くの別世界となります。
まさに極楽浄土を形にしたような素晴らしい庭園が目の前に広がります。虎渓山永保寺 寺・神社・教会
-
大きな池に観音堂。
-
観音堂前の橋「無際橋(むさいきょう)」
-
少しわかりにくいですが、崖には小さな滝も流れています。
観音堂も無際橋も素晴らしいのですが、この崖の雰囲気がものすごく素敵です。 -
改めての「観音堂」、こちらは国宝指定です。
朝に参拝すると御開帳されていて、我々が到着した10時に丁度閉じるところでしたので、ちらっと拝観できました。 -
観音堂横にあった石堀の観音様。
-
お寺の裏手を流れている「土岐川」。
ここ数日雨が多いので、結構な水量です。 -
あっ、こちらにも立派な「信長塀」ありました。
日本三大って微妙ですね(笑). -
こちらの建物はなんだろう?
-
突然のスコール!結構な雨量です。
実はこの旅行の日程中に 大型台風が沖縄付近に接近しており、その影響で本州も全体的にかなり不安定な天気。
スマホアプリの雨雲レーダーでは20分ほどのスコールとのことなので、雨宿りすることに。
でも、空は全体的明るく、確かに一時雨と言う感じです。
一枚目で、実際の雨足の強さがわかると思いますが、あまり面白くないのでシャッタースピードを遅くして、茅葺屋根から滴り落ちる雨を撮ってみました。
よい雰囲気の一枚となりました。 -
雨上がりの石仏様二点。
雨に打たれて後のしっとりとした感じが雰囲気あります。
なんとなく、臨済宗の修行の厳しさが伝わってきますよね。 -
まさに通り雨でした。もう青空も見えてます。
ちなみに 京都の寺院などとは違い、修行の場ですので参拝料などはかかりません。 -
いやー、素晴らしいお寺でした。
過去京都、奈良はじめとして全国各地のお寺を参拝してきましたが、過去一番と言っても過言ではないくらい印象的でした。
全く知らなかったけど、全国には まだまだ素晴らしいところは沢山ありそうですね。 -
次に向かったのはモザイクタイルミュージアム。
こちらは建築家の藤森照信氏設計です。
何とも言えないほっこりとした丸みのあるシルエットの建物ですね。
大人310円です。多治見市 モザイクタイルミュージアム 美術館・博物館
-
実は以前に 滋賀県の和洋菓子企業の「たねや」さんの本店「ラ コリーナ近江八幡」に伺い、とても印象的だったのでこちらも来訪した次第です。
こちらの二枚は その時に撮った写真です。雰囲気が良く似ているのがよくわかりますよね。 -
最上階は屋根に大きな円窓が開いています。ガラスはないので雨も入ってきますが、展示物はタイルなので問題ないようです。
-
その昔、実際に使用されていたタイルのトイレや洗面台も移築され展示されています。
-
フロアを下がると、住宅展示場の内部のような雰囲気で、内装用のタイルの展示がされています。
なかなかスタイリッシュなものも多く、チャンスがあれば これを使った家を建ててみたいと思いました。 -
こちらはミュージアムショップで売っていたオーナメント。
タイルの歴史などを学べる博物館ですが、この施設を楽しむにはタイルでのモザイク体験などを絡めた方が良いかもしれません。
基本的には、家族連れで子供たちが楽しめそうな感じですね。
もちろん 建築家の藤森照信氏のファンであれば、建物を見るだけでも価値あると思います。 -
すぐ近くにある文具屋さんキューピーが経営母体のお店「養羊軒」です。
かなり地味な店構え。昭和の海水浴場近くにあるかき氷屋さん的な雰囲気です。
店主に誘われるままに店内に。
と言っても案内されたのは文具屋店内の一角にあるテーブルとイスのイートインコーナー。正直「大丈夫か?」って感じでした。
待つこと5-6分でまず、ソフトクリームが登場(写真1)。なかなかのボリュームで冷凍ものですがイチゴもたくさん。一口食べてビックリ!かなり濃厚で美味しい!
その後、しばらくしてから登場したのがイチゴシェーク(写真2)。これもかなりのボリュームで、かつイチゴの量が半端ない!「イチゴの風味を味わってもらうために甘み抑えてます」とのこと。確かに旨し!
価格はどちらかが500円で、もう一方が600円。テイクアウトとしては少し高めですが、CP的にはお得感ありです。
本当はヤギ乳のソフトクリーム目当てでしたが、売り切れでしたけど、結果的には大満足でした。 -
こちら「市之倉さかづき美術館」。
本当は見学したかったのですが、意外と天気が持ちそうだったので明朝朝一に予定していた「苗木城跡」に行くことにしたので、またの機会に伺うことに!
ちなみに 陶磁器の町多治見市の中で市之倉エリアは "さかずき"で有名との事。
それを堪能できるのが "市之倉さかづき美術館"とのことでした。市之倉さかづき美術館 美術館・博物館
-
ランチは、市之倉さかづき美術館のすぐ横にあり、建物も美術館の一部と同化しているカジュアルイタリアンレストラン 「moon」。
店内雰囲気は古民家風と言うか蔵の雰囲気もあり、落ち着きます。
ランチタイムはシンプルセットがコスパ良しですね。
内容は、ピザ(またはパスタ)にサラダとドリンクバーが付いています。
我々は三人なので、シンプルセットを三つオーダーし、ピザ二種類とパスタを一種類頼みシェアしました。いろいろ味わえて満足でした。
石窯が売りで生地の薄いパリッとしたピザなので意外とパクパクと食べられます。
ドリンクバーも結構種類が充実していて、梨ジュースなどちょっと変わったものありました。 -
ランチ後は「苗木城跡」に向かうことに。
途中で雨が強く降ったりで、不安定な天気でしたが、近づくと晴れ間も。
遠くに山城見えているのわかりますか? -
もう少しアップ。
更にぐっと近づくと、ハッキリとわかりますよね。
なんか、ゲームの世界に出てきそうな雰囲気です。 -
"苗木城跡第一駐車場"(無料)に停め、こんな感じの比較的緩い登り坂を10分足らずで山城跡のふもとに到着。
-
夏場なので、草木が生い茂っていて、まだ全貌がよくわからない。。。
ここからは、少しきつい階段が続きますが、足場は悪くないのでスニーカーであれば問題なしです。苗木城跡 名所・史跡
-
登り始めてしばらくして振り返ると、城郭跡も残っているのが良くわかります。
-
おっ、やっと少し見えてきました。
-
そうです。天守閣跡地に木組みの展望台が建てられています。
下の写真は 展望台からの景色の解説。 -
中津川市街の向こうに見えるは恵那山です。
山城らしく、まさに絶景ですね。 -
苗木城跡から西手になります。たぶんクライミングの聖地とも言われている"笠置山"かな(?)。
下は"城山大橋"。これを渡って来ました。
最初の写真はこの橋の上から、車をゆっくりと走らせて後部座席から撮りました。 -
苗木城は、巨石を利用した山城として有名ですが、確かに巨石です。
-
奇跡的にも雨にも降られず、夕陽に照らされる美しい苗木城跡を見学できて大満足。
ここの良さは、なかなか写真では伝わらないですねー。
廃墟感はありますが、石垣や石段はかなりリアルに残っていて、ここに立ち当時を想像すると凄さを感じることができます。 -
ホテルチェックイン前に中津川市街で夕食を済ませることにして、伺ったのは"ケイちゃん専門店"「チキンハウス」。
"ケイちゃん"自体を知らなかったのですが、この地方の郷土料理とのこと。
鶏肉とキャベツの炒め物なのですが、これがなかなかの美味!
しかも なんとここでは"ケイちゃんセット"が、ドリンク二杯とケイちゃんで1,000円ポッキリ!ばか安です。 -
二日目の宿はオーソドックスな温泉付き大箱系観光ホテル「ホテル花更紗」。
ホテルチェックイン直前に激しい夕立となり、バタバタとしてしまい、ちゃんと写真を撮るのを忘れましたので、HPより拝借。 -
実際に撮ったのは、ロビーと廊下だけ。。。。
正直、部屋や館内設備はこれと言って魅力的な所はなかったのですが、温泉は泉質は素晴らしく、するっというかぬるっとした柔らかい感じのお湯で、まさに肌がすべすべになります。温泉は、本当に旅の疲れは癒されますねー。温泉の泉質と料理が美味しい! by TravelJackさんホテル花更紗 宿・ホテル
-
ということで、二日目も無事終了。
しかし永保寺は本当に良いお寺でしたし、苗木城跡も戦国時代を想像できる素晴らしい遺産でした。
明日はメインイベントの「木曽路 宿場町巡り」です。楽しみー!
おやすみなさい!
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
この旅行で行ったスポット
この旅行で行ったグルメ・レストラン
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 2022 晩夏 尾張/東濃/木曽路
0
42