2022 晩夏 尾張の栄光を訪ねて

2022/09/02 - 2022/09/02

2022早春に京都/犬山/遠州を旅行し、意外と奥深さを感じたので、木曽路をメインに計画。
主目的は「木曽路 宿場町巡り」ですが、名古屋から入って塩尻まで抜けるルートで。

初日は仕事で来ることはあっても、なかなか観光する機会がない街の代表格「名古屋」。
現在の愛知県は 尾張地方と三河地方の連邦県のため、文化も違い 実は結構一緒にされるのはお互いにストレスがあるとのこと。
今回は"名古屋エリア"に絞ったので、尾張文化を堪能です。

とは言いながらも初日で夕方は別件もあるので時間的には少し制約ある中で、歴史を感じられるスポットを厳選しての観光です。

エリア 愛知

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

まずはいつものように、全行程をグーグルマップでご紹介。
約835kmのドライブとなりました。
木曽路は高速ではなく、一般道となったので意外と高速代は押さえられました(笑)。

2022は春に京都で約1000km, GWに福島で600kmだったので、ちょうど中間の距離ですね。

自宅出発はバカ早く3:30で高速も深夜割利用で約30%オフ！

熱田神宮南門(正門)駐車場に なんと8:30に到着！

熱田神宮 寺・神社・教会

熱田神宮境内全図。
明治神宮よりは小さいかもしれないけど、結構広いですね。

早朝のため、まだほとんど人はいません。
9月に入っても猛暑が続いている状況でしたが、この日は朝は湿気も少なく気持ちよく参拝スタートできました。

とても大きな灯篭がありました。
看板によると、「日本三大灯篭」のひとつと言われているようですね。
まあ、「日本三大XX」って言ったもん勝ちの感が強いですけど。。。(笑)。

熱田神宮の歴史について詳しく説明されています。
まだきれいなので、比較的最近造られたのでしょう。

本宮前広場から本宮を。
うーん、清々しい！

本宮授与所。
お札、お守り、御朱印受付などはこちらでしています。
まだ新しい建物のようで、とてもきれいです。

参拝記念に買った土鈴。
毎年5/1の神事の時の舞楽装束をかたどったものだそうです。
しっかりとした造りでご利益ありそうです(笑)。

神楽殿。

たしか再館。よく覚えてない。。。

信長塀。
こちらの看板にも「日本三大土塀」って書いてあります。
確かにそれなりの大きさで残っていますが、同じ2022年の春に参拝した「石清水八幡宮」にも立派な信長塀は残ってましたけどね。

一通り参拝を済ませて、伺ったのは「きよめ餅総本家」さん。
なかなか歴史を感じさせる店構えです。

「きよめ餅」自体を頂いたのは翌日ですが、羽二重餅の柔らかさに甘みを押さえたこし餡がしっかりとマッチしていて、とても美味しかったです。

きよめ餅総本家 専門店

朝食は せっかくなので名古屋の喫茶店でモーニングセットをと決めていたので、熱田神宮にほど近い「ICメイツ」さんに。

かなり昭和感の強い喫茶店で、ヨーグルトが売りのようですね。
モーニング自体は厚切りトーストが半切れでしたので、正直ちょっと期待外れでした。。。

I・Cメイツ グルメ・レストラン

もう一度 神宮内に戻っての「くさなぎ広場」。
R3年にできたばかりの参拝者の憩いの場です。
東海道五十三次の宮宿を意識して帆船なども造られていて気持ち良い場所です。

くさなぎ広場に隣接している「宮きしめん」さん。
オープンテラス形式で気持ちよさそうなので、冷やしきしめんを一杯だけ頼みました。

出汁が効いた汁ときし麺の相性も抜群ですね。モーニングが控えめだったので、丁度良く頂けました。

二十五丁橋。

南門近くにある「上知我麻神社(かみちかまじんじゃ)」。

別宮「八剣宮(はっけんぐう)」。

最後に熱田神宮内で見つけた不思議な像を。
眼鏡をかけた土偶の像です。
青森で発掘された土偶をデザインしてこちらに祀られています。不思議ですよね。
参拝される方は、ぜひ探してみてください(笑)。

続いてやってきたのは「徳川美術館」。写真は登録有形文化財の「黒門」です。

入ると奥に「徳川美術館本館」右手には美術館の保管庫にあたる「蓬左文庫」があります。

「徳川美術館 本館」
意外とさっぱりとした建物です。

徳川美術館 美術館・博物館

美術館内は撮影禁止なので、写真はロビーのみで。
企画展が二つ開催されていたのですが、文庫の方も見学エリアが思いのほか広く、そちらの企画展が面白かったので、トータル2時間近くかかりました。

続いて併設されている日本庭園の「徳川園」も見学することに。
いわゆる回遊式庭園です。

入るとすぐに橋があり、緑豊かな小道が続きます。

徳川園 名所・史跡

「大曾根の瀧」や「虎の尾」と名付けられた小川沿いを散策。

すると、突然目の前が大きく開け「龍仙湖」と名付けられた大きな池が現れます。天気もよいので気持ち良いですね。

池の反対側から。

徳川園自体は美術館とは別料金(美術館見学者は200円、それ以外は300円)となりますが、時間的に余裕があり 天気が良ければ立寄る価値はあると思います。

美味しいひつまぶしを食べれるところはないか？と探してヒットしたのがこちら「西本」。
ランチタイム終了直前に滑り込みで入店し、ひつまぶし6切れをオーダーしました。

濃い目のたれで、関西風の炭火の直焼きらしくパリッとした食感。
私的には"関東の蒸し"よりも"関西の焼き"派なのでうれし限り！
たれが少し濃くて甘みが強いので、もう少しあっさり系でもよいのかな？という感じ。

ここの特徴は最後に出てくる"出汁"がとろみがある独特のスタイル。
正直これは好みが分かれるところかなと思いました。私的には、たれも濃いのでもう少しあっさり系の出汁で食べたいですね。

しかし、飛び込みで入った割には、人気の老舗店らしく行列もできるようですね。駐車場も結構広くて人気のほどが伺えます。

西本 グルメ・レストラン

初日の宿泊は "ニッコースタイル名古屋"。
「コーヒーと音楽にこだわったホテル」というコンセプトのスタイリッシュなホテルです。

ニッコースタイル名古屋 宿・ホテル

部屋全体はこんな雰囲気。洗面台などの水回りが独立しておらず、部屋と一体なのでっても広く感じます。
また洗面台後ろの部分はスライドドア的な作りとなっているため、浴室利用時などは目隠しできます。

とても居心地の良い部屋で、部屋も浴室も広く快適でした。
次回も名古屋に来た時には利用したいホテルですね。

惜しむらくは、駐車場代が別に掛かる(1800円/台)こと＆駐車台数が少なく満車の場合は近所のコインパーク利用となってしまうことですね。

夕食は 名古屋飯をを味わいたくて、いろいろと検討した結果、いろいろなものが頼める居酒屋「かりんとう はなれ」に決定。
二階席に案内されましたが、広くて快適な空間。

名古屋名物の手羽先などを中心に料理もいろいろとありました。いずれの料理もきれいな盛り付けで良い感じです。
味は、ホタテサラダ、手羽先などは気に入りましたが、おでんやアサリの酒蒸しは、悪くはないのですが 少し独特の味付け(名古屋風？)で想像とは違っていました。
価格も比較的良心的で、居心地も良いお店でした。

かりんとう はなれ グルメ・レストラン

初日の「尾張」はここまで。
写真は熱田神宮内にいた雄鶏です。神様のお使いでしょうかね？

明日は東濃エリアに！
台風の影響が少し心配ですが、どうかな？
お休みなさいませ。