2020/09/01 - 2020/09/30
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ほわほわわかな。さん
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この旅行記スケジュールを元に
毎度おなじみのマイナー攻め。
今回は徳島市内のレトロ建築めぐり。
旅人よりも地元の人がやりそうな。
そんなノリのお散歩です♪
※ トップ画イラストは、早瀬ひろむ様、イラストAC様のご厚意で使用させていただいております(〃'▽'〃)
▽使用機材:CANON IXY 150
- 旅行の満足度
- 4.5
PR
-
まずは個人宅から攻めちゃおう!
ヾ(*´▽`)ノミ☆
また、いきなりディープな・・・
そんな声が聞こえてきそう?
いや、ココwikipediaにも載ってる有名ドコロだから! -
場所は徳島市の富田浜。
新町川沿いのトコ。
ココにどう見ても周りの街並みには馴染まない、あきらかに場違いな洋館が建ってるのです♪(≧▽≦)ノ
言い方~(¬д¬。) -
建物の名前は三河家住宅。
文字通り三河さんって方のお家です。
実はこのお家。
現役の住宅ながら国の重要文化財に指定されちゃってるとゆーすごい建物。 -
もともとはね。
お医者さまだった三河義行氏が建てたお家。
先生が海外に留学してた頃、留学先のドイツで関東大震災の報に触れて。
地震にも耐えうる家を日本でも建てなきゃいかん!
そーゆーコトで建てたのが、こちらのお家です。 -
建物の設計は木内豊次郎氏。
三河先生が留学先のドイツでたまたま出会って。
年も近くて、同じ徳島県出身とゆーコトで。
それで仲良くなって、設計を依頼したの。 -
あのコンクリの岩山はなんだろう。
オブジェなの?(;・ω・)
ホントは岩屋といってね。
コンクリート製の倉庫なのです。
ヨーロッパのバロック式庭園ではよくあるスタイルなんだって(*・`o´・*)ホ─ -
三越・・・?(≧m≦)
狛犬ではないはず(笑 -
残念ながら一般公開はされてなくって。
中に入れないのが残念。
重要文化財にもなってるしね。
早く公開してくれないかなぁ(*´▽`人) -
最後にもぅ1枚、その勇姿を・・・
p■qω・)パシャ☆
公開されたら、また来るね!
o(^◇^)/~ -
洋館ではないけれど。
近くに近代遺産があるとゆーコトで。
やってきたのは、新町川のほとり。
三河家住宅からはすぐ。 -
JR牟岐線の橋の下。
新町川橋梁といいます。
鉄道橋です (〃'▽'〃) -
サビサビでやつれ果てたプレート。
はっきりとはわからないけど。
浜の町陸閘・・・かな?
陸閘は、人の出入りのためにわざと開けた堤防部分のコト。
一個で橋桁と陸閘の役目をしてる?
アナタ二刀流っすか(*´艸`*) -
このレンガ積みの橋脚。
実は明治時代のプロダクト。
明治40年代に出来たといわれております。
かなり古いです(〃'▽'〃) -
列車が走ってくると、轟音で地響きがすると思われる橋の下。
怖いけどなんか面白そうだったので。
しばらく待ったけど、全然来ないです。
さすがはローカル線です(≧m≦) -
チャレンジャーだったら、あそこによじ登って写真を撮るかもしれない。
私も事実やろうかと ( *^艸^)
ま、やったところでアップなんてできないし?
事案になって大騒ぎになるのもイヤだし? -
よほど堅固な設計なのか。
それとも、路線があまりにローカルすぎて橋脚のほうがオーバースペックになっちゃったのか・・・ -
明治時代のプロダクトがね。
今も現役ってゆーのがビックリです。
だって100年以上前だよ!
フツーに壊れてもおかしくないよ!(;・ω・) -
これって産業遺産にならないのかな?
文化財指定もなし?
ま、言えるのはね。
観光客は絶対来ないよ、こんなトコ。
こんなトコゆーな(*´艸`)? -
次は洋館に行きますよ~♪
(≧▽≦)ノ
やってきたのは東船場。
銀行の支店が集中する、いわば『徳島のウォール街』。
都市銀のみずほの徳島支店もココ。 -
その外観はこんなカンジ。
ホテル?レストラン?
それとも結婚式場とか?
これ銀行の看板出てなかったら、何屋さんだかわかんない。
どう見てもカタギのお店には見えないっ。
言い方~(¬д¬。) -
改めまして、こちらの建物のご紹介。
みずほ銀行徳島支店です。
今も現役の店舗。
みずほ銀行が発足する前は、第一勧業銀行徳島支店として営業していました。 -
第一勧業銀行は第一銀行と勧業銀行が合体してできた銀行。
さらにその前は・・・
だんだん銀行史になってきて。
めんどくさくなってきた(笑 -
結局、初代はなんなのよ?
(¬з¬)σ
ホントは阿波農工銀行です。
その本店がこの建物だったの。 -
阿波農工銀行は、明治33年~昭和12年まで営業していた銀行で。
昭和12年に日本勧業銀行に吸収されました。
農工銀行はどんな銀行かってゆーと。
農工業の長期融資を目的に設立された銀行です。
日本全国、北海道以外の都府県に作られました。
阿波農工銀行はその中で一番最後につくられた、後発の農工銀行になります。 -
実は、同時期に同じ主旨で日本勧業銀行もできてたり。
農工銀行は事実上、勧銀の子会社。
勧銀への取次ぎ業務なんかもやってましたし。
1921年に勧銀と農工銀行が合併する法律が発布。
1944年までに全農工銀行が吸収され、その歴史に終止符を打ちました。 -
こちらの建物は昭和4年の竣工。
設計は國枝博とゆー建築家。
彼が手がけた作品は公共建築がほとんど。
滋賀県庁舎本館、島根県の旧八束銀行本店、みずほ銀行大分支店、旧大阪農工銀行なんかは今も残る彼の作品です (〃'▽'〃) -
東船場からひょいと角を曲がれば。
そこは斜陽の商店街。
シャッター通り上等!ってカンジ。
だから言い方~(¬з¬)東新町商店街 市場・商店街
-
いや、シャッター通り=廃業店舗の山だから。
美味しい物件があるんじゃないかと思って。
そしたら、ホントにあった!
下調べしてきたわけじゃなくって、ホントにあったの。
☆‐(●≧▽)人(▽≦●)‐☆いぇい♪ -
ロゴは取り払われて、すごい見づらいけど。
目を凝らして見ると・・・
百十四銀行徳島支店の文字!
この建物は銀行だった!
(*゚▽゚*)ワクワク -
百十四銀行は合併でも経営破綻でもなく。
今も元気に健在です。
たまたま徳島支店が移転して。
以前の店舗がそのまんま残ってるだけ。 -
でも、この物件はレトロな香りを漂わせてます。
少なくともココ10年20年のモノじゃないはず。
調べたら昭和29年にできたんだって。
今から70年ほど前の建物。
ヴィンテージまではいかなくても。
アンティーク感はたっぷり。 -
ただ場所が場所だから。
後のテナント見つかるかなぁ・・・
アニメなんかで登場すると、聖地めぐりなんかで人気出ると思います。
徳島はオタ文化をプッシュしてる街だから。
コラボなんかしたらいいんじゃない? (*^ヮ^*)
とゆーわけで、洋館めぐり。
これにて終了です。
地味でマイナーなトコばっか行ったけど。
いろいろ面白いモノあると思わない?
徳島は阿波踊りばっかじゃないぞ~(≧▽≦)ノ
おしまい。
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