全国民が利用できる奈良県民割「いまなら。キャンペーン2022プラス」は、とってもお得でした（和歌山編）

2022/08/28 - 2022/08/29

奈良県が、全国を対象にしている「いまなら。キャンペーン2022プラス」を利用して、和歌山と奈良を旅してきました。
ホテル50％割引に加えてクーポン券（3000円/泊）がついたので、2人で使い切れない程の12000円分のクーポンを利用しました。（喜）
8月28日（日）：名古屋→那智の滝→熊野本宮大社→（五條市内泊）
8月29日（月）：高野山（金剛峯寺）→吉野山（金峯山寺）→（奈良市内泊）
8月30日（火）：薬師寺→平城京跡→興福寺→名古屋
走行距離が800km超/移動時間12時間超の、結構ハードな旅になりました。

本編は、8月28日から29日の午前中までの和歌山県編（一部奈良）です。

エリア 熊野本宮・湯の峰温泉(和歌山)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: レンタカー
• 旅行の手配内容: 個別手配

【8月28日（日）】
名古屋市内のバジェットレンタカーで2泊3日（14200円）で、トヨタ　やリスを借りました。

名古屋高速→東名阪自動車道→伊勢自動車道→熊野尾鷲道路→国道42号線（200km）を2時間30分程かけて、「花の窟神社」に着きました。
「道の駅 熊野・花の窟」の駐車場に車を停めて、神社に向かいます。

道の駅 熊野 花の窟 道の駅

当時の道標です。
海沿いの浜街道と山へ向かう本宮道の分岐点だったそうです。

口有馬道標 名所・史跡

花窟神社（花の窟神社）は日本書紀にも記されている日本最古の神社といわれているそうです。

花の窟神社 寺・神社・教会

社殿はなく、高さ約45ｍの巨岩を御神体としていました。
花の窟では年2回例大祭が行われ、日本一長いといわれている約１７０メートルの大綱を岩窟上の御神体から境内南隅の松の御神木に渡すそうです。

御神石でしょうか？

12時近かったので、お綱茶屋（おつなちゃや）で昼食です。
古代米（イザナミ米）のうどんとめはり寿司のセットは、650円位でした。
こしのない柔らかいうどんは、伊勢うどんに通じるところがあるかもしれません。

お綱茶屋 グルメ・レストラン

40km程離れた「那智の滝」に向かいます。
道路沿いには400円から500円/回程度の飲食店の駐車場が、いくつもありました。
おばちゃんに誘われるままに、400円の駐車場に車を停めました。

那智の滝(那智大滝) 自然・景勝地

日光の「華厳の滝」、茨城県「袋田の滝」と並ぶ日本3名瀑の那智の滝（高さ133m）です。
参入料：300円で、もう少し近くまで行くことができます。

飛瀧神社（熊野那智大社別宮）に、日本一のおみくじがありました

飛瀧神社 寺・神社・教会

那智の滝から那智大社まで、那智山 裏参道を上がります。
結構な急坂（石段）で、5分位でバテバテです。

古人（いにしえびと）も、この坂を上がったのでしょうか。
感慨深いものがあります。

徒歩10分程歩くと、青岸渡寺 三重塔に着きました。
拝観料（200円）だったので、内部見学しませんでした。

那智山青岸渡寺三重塔 名所・史跡

青岸渡寺です。
西国三十三所巡礼の1番札所でもあり、お遍路姿の人もいました。
すぐ隣は熊野那智大社で、神社とお寺が隣り合っています。

那智山青岸渡寺 寺・神社・教会

那智大社です。
魔除けの意味があるとも言われる朱塗りの建物です。

熊野那智大社 寺・神社・教会

サッカー日本代表のエンブレムとして有名な、「八咫烏」です。
日本にサッカーを広めた中村覚之助が和歌山出身だったことに、由来する様です。

下りは表参道を下ります。
休日でしたが、多くのお店が閉まっていました。

50km程離れた熊野本宮大社へ、1時間程で向かいます。

熊野本宮大社 寺・神社・教会

またまた、階段です。
腿が上がらなくなってきました。

本殿内は、撮影禁止でした。

ここにも八咫烏が、

ここにも八咫烏が、・・・・。

熊野古道？を下ります。

明治時代の吉野川の氾濫で水没した「熊野本宮大社大鳥居」が望めます。
周辺では早稲を刈り入れしていました。

旧社地 (大斎原) 名所・史跡

日本一の大鳥居（高さ約34m、幅約42m）が見えます。
京都の平安神宮の大鳥居は24mなので、その大きさが分かります。
2000年に竣工（鉄鋼製）したそうです。

大斎原参道を進むと、何もない「熊野本宮大社旧社地」が広がります。

熊野川の中州に建つ大社だった様で、明治の大洪水で本宮を山上に移築した様です。
逆に明治までの間によく洪水が起こらなかったと思います。

国道168号線を北上して、奈良県五條市に辿り着きました。（90Km/2時間弱）

本日の宿は吉野川の支流（寿命川）に建つ「リバーサイドホテル」です。
五條市は、以前は漫画家「楳図かずお」の出身地として、今は巨人の「岡本和真」の出身地として有名です。
全国民が利用できる奈良県民割を利用しました。
1泊2食9,250 円(消費税込)が、50％引きの4,625円でした。

リバーサイドホテル＜奈良県＞ 宿・ホテル

ちょっと大きめのビジネスホテル風の部屋でしたが、バス/トイレは普通でした。

晩ご飯は、大ぶりエビフライ定食でした。
近くの席では、鍋を食する家族やステーキを食するご夫婦等、様々でした。

隣接の日帰り天然温泉「金剛の湯（700円）」と、奈良県内で利用できる3,000円/泊のクーポン券がついていました。
日帰り温泉施設（金剛の湯）は露天/ジェットバス/サウナ等の浴槽はありましたが、一時代前の趣でした。

金剛の湯 温泉

【8月29日（月）】
朝食は、和定食でした。
実質、925円の支払いで、ホテル/朝晩の食事/日帰り温泉/翌日のお昼とお土産（お酒）に利用しました。

山間の道を走り、再度、和歌山県に戻ります。
本日1番目の目的地は「高野山奥の院」です。

数千を超える様々な墓石が並びます。

高野山奥の院 寺・神社・教会

戦国武将（織田信長）、豊臣秀吉、明智光秀、伊達政宗、武田信玄等様々な武将の墓所もあります。
弘法大師御廟もあり、歴史を感じさせる場所です。

親鸞聖人の墓所もありました。

お墓のテーマパークと言っても過言ではないかもしれません。

深い歴史を持つ高野山真言宗総本山（金剛峯寺）です。
金剛峯寺参拝料1,000円、金堂500円で、どうしても弘法大師様とお会いしたい願いもなかったので、事務的に参拝を済ませました。

金剛峯寺 寺・神社・教会

壇上伽藍に続く路地（蛇腹路）を歩きます。
少し紅葉が始まっている様な、色付きです。

蛇腹路 寺・神社・教会

寺院内にある高さ 50 m の朱色の大塔です。
内部には仏像が設置され、柱には華麗な塗装が施されていますが、拝観料が・・・だったので、外部見学のみです。

壇上伽藍 寺・神社・教会