美ヶ原高原王ヶ頭ホテル

2022/08/17 - 2022/08/17

猛夏の折、涼を求めて長野への旅
目的地は標高2000mの美ヶ原高原
有名な御射鹿池にも寄った

エリア 美ヶ原高原(長野)

涼しい美ヶ原高原へ
その前に御射鹿池に立ち寄る
中央高速 諏訪ICから車で40分ほど
その途中にひまわり畑が出現

ひまわり、背丈より高く、花は顔より大きい

御射鹿池（みしゃかいけ）に到着
長野の標高1,500mの山の中にある小さな池
駐車場は整備され広々して観光に便利
奥に駐車場、右手に池
この小さな池がなぜ人気なのか

御射鹿池 自然・景勝地

それは東山魁夷の有名な絵画「緑響く」のモチーフにもなった場所で有名だから
鏡のような水面に山々や木々の風景が映り込む
秋の紅葉も有名だ

東山魁夷　「緑響く」1982年

AQUOSのCMで使われたことで一躍有名になった
一頭の白い馬が現れるところがより幻想的な感覚になる

東山魁夷は大人気、日本の画家の中では１番好きなの画家で、展覧会があれば必ず足を運ぶ

白馬はこのあたりにいたのかな？
白馬はいなかったけど、よく見ると白い花が咲いている

白馬のかわりに白花

この風光明媚な池は、意外なことに人工池
農業用のため池で、冷たすぎる八ヶ岳の水をお日様に当てて稲作に利用するために、昭和の初めにつくられたものだそう

木々の垂直の線を断ち切るように、水鳥が行く

このあとビーナスラインを通って、美ヶ原高原へ
このあたりは標高2000m以上ある
すっかり雲の中に入ってしまい、電波塔も煙って見える
それにしても、涼しいを通り越して、風もあり寒いくらい
気温34，5度の世界から13度の世界へワープ

美ヶ原高原 自然・景勝地

ホテルエントランス前
ピンクのヤナギランがきれいに咲いている

ロビーのフラワーアレンジメント
ここではもうホオズキの季節か

王ヶ頭ホテル 宿・ホテル

展望デッキに通じるラウンジ
雲の中なので展望は、ただただ白い
雲の中で住む体験をすると前向きにとらえよう

このラウンジにあるレモン水はセルフサービス
熱い笹の葉茶もロビーで自由にいただける

wifiは共用部で使えるけど、めちゃおっそ
でも忘れてはいけない、ここは標高2000m

ナチュラルなインテリア

和室14畳の部屋
標高2000mにあるので、天気予報どおりにはならないところが、来てのお楽しみ
結構な勢いで天気は変化するし
ここには４回来ているけど、天気が良いのは半分ぐらいの確率かな

景色が白いだけでは何なんで
何年か前、天気が良かった時の眺望も載せよう
東側の部屋から

八ヶ岳方面がばっちり見える
この時は360度きれいに見えた

露天風呂からの眺望もすごい

リラックスルームから

屋上から電波塔をパチリ

部屋の洗面所
水は3キロ先の湧き水から引いてきているので、大切に使おう
トイレはウオッシュレットもついて何も不便はない

夕食
和洋合わせたフルコース
標高2000mでも、さすがは快適、贅沢な山岳リゾート

前菜

鱧真丈

イワナ炭火焼
このメニューだけは昔から変わらないね

サーモンのサラダ

エディブルフラワーもあしらいお花畑のよう
まわりをパッッションフルーツやザクロで彩るのも面白い

トラウトのしゃぶしゃぶ
半生で旨味がさらに乗ったように感じた
雲丹仕立てのたれ

お口直しの柑橘のソルベ
果実感が濃厚に残り美味しい♪

牛ヒレステーキ
信州味噌ソース
ここまで来るともうお腹いっぱい

生姜ご飯は少な目に

デザート

こちらは和風朝食
ボリュームいっぱい
しかしこれで終わりではない

希望者にはミニデニッシュとコーヒーが、デザート感覚で食べられる
毎回これが楽しみ

雨雲が去り明るくなってきた

雲の動きがとても早く、生き物のようだ
安定した良い天気もいいけど、天気の変わり目は特に劇的な光景を目にする
想像できないようなパフォーマンスを見せてくれるような・・・

露天風呂の一角
身体を乗り出すと見えちゃうということか
乗り出す人もいないだろうけど

夏は一面緑のじゅうたん

NHKなどの電波塔の向こうは松本市方面

美ヶ原自然保護センターが左手に見える

駐車場方向の斜面にハクサンフウロの群落

露に濡れてはかない感じ

ヤマハハコやアキノキリンソウも

たなびく雲海
刻々と変化する空

雲が流れ、ドラマティックな光景に言葉が出ない

眼下には松本市

ホテルまで一般車の乗入れは通年できない
車は山本小屋ふる里館に置いてきた
ホテルのシャトルバスで戻る
振り返るとホテルと電波塔

バスからの車窓
南西方面

塩尻市のあたりかな

美しの塔が見えてきた

今日は、やけに牛さんがいると思った

業者さんが連れてきたのかな
夏の間、この涼しい美ヶ原で牛たちは快適に過ごす

ホテルの方向を振り返ると、もう雲の中に隠れてしまった
晴れたり曇ったり忙しい、だから目が離せない
15分ほどで車を置いた山本小屋 ふる里館前に到着

この後は日本最古の温泉宿、山梨県の西山温泉へ
日本最古の温泉宿　西山温泉 慶雲館と身延山久遠寺
https://4travel.jp/travelogue/11775647

山本小屋 ふる里館 グルメ・レストラン