7・9歳児連れ、夏の長期ノルウェー帰省⑧ベルゲンと西ノルウェー編

2022/08/17 - 2022/08/21

この夏休みはノルウェーに5週間滞在することに。終業式の日の夜に渡航し、始業式の前夜に帰国で、がっつり夏のノルウェーを楽しみます。私とQPは半分リモートワークで半分休暇。

スウェーデン旅行から戻ったのち、義母の出身地である西ノルウェーへオスロベルゲン鉄道で3泊4日で行ってきました。親戚にあったり、ハイキングしたり、久しぶりにベルゲン観光も。

エリア ベルゲン(ノルウェー)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 乳幼児連れ家族旅行
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 鉄道
• 旅行の手配内容: 個別手配

スウェーデンからノルウェーに戻った日、この日は変な天気で、急に大雨が降ったり晴れたり。湿度も高く、霧が幻想的だった。

この日の晩御飯はChowchowという豚肉とマッシュルームのクリーム煮込みとご飯。

スウェーデンから戻った翌日、リモートワークの日。仕事の後、義母が子供たちに靴を買ってあげたいというので、ショッピングセンターへ。靴のみならずサンダルも買ってもらってしまった。その後、森へブルーベリー狩りに。

先日はまだ時期が早かったけど、今回はたくさんブルーベリーが。無心になって取りまくる。ブルーベリーを取りたいというのもあるけど、とる行為自体がなんだかすごくリラックスできて好き。

美しい森にも癒される。行きは義母に車で連れてきてもらったけど、帰りは下りなので歩くことに。

馬がいた。

2㎞強のいいお散歩。

4人で1.3㎏とってきた。

これを煮てジャムにします。

3瓶出来上がり。日本に持って帰る予定。

ブルーベリー狩りの後プールへ。その後私はポケモン狩りｗ晩御飯はポークチョップ。スモークしてあってとてもおいしい。ポテトサラダも市販のだけど、おいしいのだ。しかしどちらも味濃いめなので後でのどが渇く。

デザートはもちろんブルーベリー。

朝食に自家製ブルーベリージャムを。おいしい＆贅沢。

今日から義母と一緒に西ノルウェーの親戚を訪問しに、3泊4日の旅行に行く。まずは地元の駅まで。今日はお天気いまいちだけど、霧がかった景色も美しい。

Drammenにチボリ（移動遊園地）ができていた。

Drammenで乗り継ぎ時間あったので、新しくできたというstreet foodのフードホールを物色。ファストフードなのに。ギロス（ギリシャ版ケバブ）が2000円以上すると聞き驚愕する。

もちろんそこではなく、私の大好きなSnappy'sのケバブを買うことに。

20年以上通っているけれど、20年間で値段倍に。小さいサイズのピタに入ったケバブが98kr（約1400円）。車内でケバブを食べる。小サイズとありながらもかなりでかく、食べ応えあり。安い肉のクズを使ってるぽいのだけど、このソースやサラダ、コーンとの組み合わせが絶妙で癖になる。本場のとは別物だけど好き。

11時発のベルゲン行き列車に乗車。ベルゲンまでは6時間強となかなかの長丁場。事前に買って片道1万4千円くらい。

義母が買ってきたピスタチオのロールも味見。ピスタチオよりもカルダモンがきいていたけどおいしかった。こちらの菓子パンはよくカルダモンを使う。

今まで乗ったノルウェーの列車はWiFi完備なのだけど、まさかのこの列車はWiFiがなかった。6時間もないの辛い！まあモバイルWiFiがあるのだけど。それもトンネルでぶちぶち切れるので、あきらめて車窓を楽しむことに。

ノルウェーの真ん中を走る山脈越えルート。といってもせいぜい1000mくらいだけど。この辺りはスキーリゾート。

まるでホビットでも出てきそうな美しい風景に心を奪われる。

この辺り歩いてみたいなあ。

万年雪や氷河も見える。

美しすぎる。

駅にはレンタルサイクルがたくさんあり、サイクリングのメッカとなっているみたい。いいなあ。

いつかサイクリングに来てみたい。

雪＆防風除けのトンネルが多いのが残念。まあでもよくこんなところに鉄道を通したものだ。

小さな滝があったり。

世界の車窓からな風景。

湿原ぽい感じ。

食堂車からも素晴らしい眺め。

高級水で有名なVoss。

よくこんなところに住もうと思ったよなあ。

6時間は長いようでアッという間にすぎた。

夕方ベルゲン到着。ベルゲンに来るのはもう4回目くらいかな。

ここからさらに1時間バスに揺られ、義母の実家へ。もう義母の母（102歳まで大往生）はいなくて、だれも住んでいないのだけど、親戚が良く泊まりに来ているらしく、よく手入れされている。ここに3泊します。

家からの眺め。周辺に民家はぽつぽつあるけど、近くの商店までは10㎞。

決して大きくはないけれどコージーな家。

WiFiもないので、ボードゲーム等をしたり、のんびりする。キッチンも使え、基本的な調味料等もあるので自炊。

夜近所をラン。

家の外観。

途中ラズベリーを取って食べたり。3㎞だけ軽く運動。

今日はこれといった予定もなく、のんびり西ノルウェーの義母実家で過ごす。朝、子供たちが起きる前に軽くハイキングに行ってきた。

往復2㎞くらいのトレイル。足場がぬかるんでいててこずる。

そして眺望はいまいち。途中雨も降りだしたので、急いで家に戻る。西ノルウェーの天気は不安定で、雨が多い。

近所に住む親せきが、朝カニを捕まえてきてくれて、茹でて持ってきてくれた。なんと30匹も！！このおじさんの車に乗せてもらい、スーパーに買い出しに。

りっぱな爪のブラウンクラブ。ストーンクラブのように殻が固い。爪以外の身入りはいまいちなのだけど、味噌もたっぷりでおいしい。

こんな感じでパンに乗せてマヨネーズでいただきます。白ワインも進む、食べて食べて食べまくった。

晴れてきたので、テラスでコーヒータイム。食べてばかりなのでお散歩へ。でもやっぱりラズベリーとって食べて、食べてばかり。

穏やかな海。冷たいし、気温もこちらは15－17度くらいで寒く、泳ぐのは辛いけど水はきれい。

この辺りは入り江がたくさん。子供たちと一緒だとあまり運動にならないけど、子供たちも散歩を楽しんでくれてよかった。

途中私だけ離脱して、さらに遠くまで行ってみる。

羊に遭遇。

晩御飯もまたカニ。子供たちもカニ大好きなのでたくさん食べたけど、それでもまだ食べきれない。娘の夏休み絵日記。

今日は午前中ハイキングへ。家から歩いて1㎞のところから始まる2.2㎞のトレイル。距離は大したことないけれど、山の頂上まで行くので、なかなかハードだった。景色は抜群。

道しるべ。

海抜ほぼ0ｍのところから登ったので結構高くまで来た。

頂上に到着！360度見渡せて素晴らしい眺め。

最初は森の中、細くてぬかるんでいる道だったり、大変だったけど、上のほうに来ると岩場も多く、歩きやすかった。

池があって、泳ぎたくなる。

頂上は風も強く、雨が降るかもということであまり長いはせず、下山。帰りは景色を見ながら歩けていい。

途中こんな険しい道も。登りより下りのが大変だね。

休憩。

大きな船が見えた。

途中一時停止して再開するの忘れていた区間もあったので、7㎞くらいは歩いたのかな。子供たちと一緒なのでゆっくりペースだけど、子供たちもよく歩きました。

お昼ごろ家に戻ると、義母がスパゲティミートソースを作ってくれていたのでランチ（写真撮り忘れ）。午後は近所の親戚が10人ほどやってきた。

いろんなケーキを持ってきてくれて、コーヒーを飲みながら談笑。といっても、最後にあったのが6年前とか10年前とかの人たちばかりだし、QPのおじさん＆おばさんはまだしも、QPの従姉妹とか話すことないし、西ノルウェーは方言強くてわかりにくいし、あまり話していない。英語もみんな大体通じるんだけどね。ということで、私は基本的にケーキ食べて子供たちと遊ぶだけ。

ハイキングの後大雨が降ったのだけど、また晴れてきて、お庭でも遊べた。典型的西ノルウェーの天気。晩御飯は残りのカニを食べ、私は天ぷらそばを作るはずだったけど、あまりにみんなおなか一杯だったので、天ぷらだけ作った。

今日は午後の列車でベルゲンから実家に帰る。私と子供たちは朝9時過ぎのバスに乗って先にベルゲンに行き、観光することに。QPと義母は家を掃除して、荷物をもって2時間後のバスに乗り、ベルゲンの駅で待ち合わせ。バスは40kr均一。事前にappで買っておいたけど、運転手から買うと60kr（840円）と激高になる。

約1時間でベルゲンに到着。歩いて10分くらいのところにあるフロイエンのケーブルカー乗り場へ。チケット売り場混んでるから事前にネットで買っておいたほうがいいよ、と昨日親戚からアドバイスを受け、そうしておいて正解だった。案の定チケット売り場は長蛇の列。でも実際の乗り場はそうでもなく、次の便に乗り込めた。

頂上もさすがに混んでるけどね。もうノルウェーは先週から学校も始まって、夏休みも終了なのだけど、ヨーロッパや世界のほかの国はまだ夏休みらしく、観光客も多かった。アジア系はほとんど見かけないし、日本人も会わなかったけど。前はここ来たら絶対日本人いたのにね。

お天気にも恵まれ、絶景！

最近新しくなったケーブルカー。

大きなクルーズ船や魚市場、ブリッゲンなども一望。

森のトロール。

トロールと。ここにちょっとした遊具もある。

頂上で持参したソーセージのロンペ（ジャガイモクレープ）巻きを食べる。

天気は一変して大雨が。傘も持ってきてよかった。

雨が弱くなってきたところで下山。帰りは3㎞歩くことに。ちゃんとトレイルが整備されていて、わかりやすい。この辺り、他にもたくさんトレイルがあったので、またベルゲンに来ることがあればもっとハイキングしたいなあ。

ブリッゲンにつくころにはまた晴天に。

絵になる建物が並ぶ。

フォトジェニックな街並み。

写真右山の上が先ほどいたフロイエン山頂上。結構な急斜面。

魚市場を冷やかす。前からそうだけど、ここで働いている人たちはほぼみな外国人。アジア系の人も多いけど何人なのかなあ。白人はイタリア人が多かった。

昨日一昨日と食べたカニの爪も売っている。どれもシーフードは高い。けど、お店はどこも混んでいてすごいなあ。こういうのを見ると、ほんとこちらはコロナ終了してるなと思う。

ゆっくりとシティセンターを歩き、駅へ。ベルゲンの駅で義母とQPと合流し、午後の列車でDrammenまで。

また6時間の長旅。だけど景色が素晴らしいので飽きさせない。

世界の車窓から。

雪の残るエリアに突入。この辺りが一番きれい。

次回は絶対ここでサイクリングするぞ！

電車には自転車を持ち込むことも可能。

景色がいいので食堂車に移動。氷河に乾杯！缶ビール119kr（1650円）。氷河のせいで財布の紐が緩くなってる。おいしいペールエールだった。

全てが絵になる。

氷河の色なのかな？湖の色がきれい。

低地に戻ってきたけど、川が鏡のようできれい。

ぱーっと雨が降ったかと思ったら、虹が出現！

しかもダブルレインボー。神秘的だった。夜、無事Drammenに到着、義妹が車で迎えに来てくれていて、実家へ。

この旅行記へのコメント （2）

• gontaraさん 2022/09/07 19:14:22

  ベリー

  あのブルーベリーはひょっとして天然もの？
  ベリーのジャム作り、昔何処かでやったなぁ。
  ベルゲンの景色はホント最高！
  ノルウェーを次に訪れるのはいつの事やら・・
  水とのコントラストが素敵すぎる♡
  やっと日本も開国したようなので特典航空券を使おうと検索するもハードル高いです。
  GONTARA

  wakabunさん からの返信 2022/09/08 00:15:45

  天然ものです

  GONTARAさん、こんばんは。
  
  ブルーベリー、そうなんです。野生の天然ものです！スーパーで売っているような大粒にものとは違うようです。ノルウェーではその辺の森に自生していて、誰でも勝手にとって食べてOKなんです。それを知っちゃうと日本でお金払ってブルーベリー狩りする気にならない…
  
  ベルゲンや西ノルウェー、観光客がこぞって行くのも納得の美しさですね。個人的にもオスロあたりよりあの辺のほうがおすすめです。
  
  
  特典航空券、燃油がネックですよね。なんとか燃油払わずに済まそうと、UAマイルを使ったり、ANAでもシンガポール発券や、SQを利用したりで凌いでいます。GONTARAさんは次はどちらへ？
  
  Wakabun