2008/08/10 - 2008/08/17
3273位(同エリア4268件中)
しるくんさん
くろねこツーリストのしるくんが2008年の夏休みに行った、チェコを8日間で満喫するツアー。
プラハ滞在1日目は、ホテルの立地を生かして早朝お散歩へ。
観光はプラハ城、カレル橋など一般的なところをまわった後、「プラハを深く知るこだわりの見どころ」ということでユダヤ人街をじっくり観光しました。ちょこっとフリータイムがあったので、グランドカフェオリエントで一休み。夜ごはんはクルーズしながら、夜景と食事を楽しみました。
くろねこツーリストは、おもにアールヌーボー建物を見にヨーロッパをウロウロしてま~す。添乗員のしるくんが案内するタビを楽しんでね♪
【日程】
8月10日 成田空港から直行便でウィーンへ行き、ウィーン泊
8月11日 テルチ、チェスケー・ブジェヨビツェをまわりチェスキー・クルムロフへ
8月12日 チェスキー・クルムロフの街歩き
8月13日 ホラショヴィツェとフルボカー城によってプラハへ
8月14日 プラハの街歩きでユダヤ人街をじっくり観光
8月15日 ちょっと郊外に行ったり、市民会館でコンサートを楽しんだり
8月16日 早朝のプラハをお散歩した後、プラハ空港発ウィーン経由
8月17日 成田空港着
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- ユーラシア旅行社
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朝5時半。お天気もいいので、早朝のお散歩に。
街中のホテルだと、ちょっと行ってこよっ♪と出かけられるのが便利です。
奥に見えるのは火薬塔ですね。 -
クラシカルな街灯がともる広場の向こうに見えるのは聖ハベル教会。なんだか、物語りの世界に迷い込んだような感じがします。
ソラの感じとしては逢魔が時と同じ気もするんですけど、夜から朝への時間なので、魔がいなくて安心して歩ける感じかな。 -
天文時計の前も誰もいな~い! ひとり占めだ~。
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旧市街広場を撮っていたら、街灯が消える時間に。
誰もいないかと思ったら、なにやら寝転がる、というか腹ばいになっているヒトが。日の出の瞬間を狙ってるのかな。
いい感じのソラ♪ -
「カレル橋もひとり占めにゃ♪」
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わ~、キレイな朝焼け♪
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肉眼ではもうちょっと明るく見えてたかな。
いや~、日中はヒトであふれているカレル橋もヒトがいな~い。
8月ですけど、朝は長袖に1枚羽織ってちょうどいい感じ。湿気もないし、気持ちいい朝です。 -
「お腹空いたのでホテルにも~どろっと」
同じ道を帰るのもつまらないので、カレル橋からブルタバ河沿いを南下します。 -
国民劇場のところで左折してナーロドニーへ。
6時半ぐらいなんですけど、車もまだ少ないですね。 -
アールデコ建物として紹介されることも多いアドリア宮は、チェコ独特のキュビズム建物が進化したロンド・キュビズムスタイルだそうで。半円や三角の装飾がちょっと分厚い感じがするかな。
1925年、Pavel Janákの設計です。
Jungmannova 31 -
ご近所だったので寄ってみたキュビズムの街灯。
1912年に、Emil Králíček設計で作られてるんですけど、なぜここにポツンと一つだけ…? -
台座部分は椅子になってるんですね。へ~
写真を撮っていて気が付いた。背景の建物の扉と窓がアールデコでカッコいい!ステキ♪
そして調べたら、この建物の反対側はヴァーツラフ広場8番地のアダム薬局で、そこもEmil Králíček設計で、1913年に完成したものだったのでした。えええ~、一体化してたんだ。
ヴァーツラフ広場の8番地は確実に前を通ってるのに、全然気が付いてなかった~~~。え~んキュビズムの街灯 建造物
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こちらはホテルのお向かいのペテルカハウス。Jan Kotěra設計で、1900年建設。
この当時はちょっと壁が剥れていたりもするんですけど、その後、キレイに修復され、男女の彫像の間の花も色が復元されています。いや~、華やかになった!
そして、樹で見えていない部分にも花の文様が付いてたんですね。夏は見えないんですよね…。
そして、この建物の隣りの隣りが8番地の薬局だ。えええ~、全然気付いてなかった。
Václavské nám. 12 -
ぐるぐるお散歩したので朝ごはんがおいしい!
わ~い鮭♪ 右のお皿の右のものは炒飯ですね。温かいおかずの一品として置いてありました。TOP ホテル アンバサダー ズラタ フーサ ホテル
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本日の観光はプラハ城から。
「お城の北側から行くにゃ」プラハ城 城・宮殿
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スリに注意してくださいね、と現地ガイドさんに念を押される聖ビート大聖堂。
そんなに混んではいなかったんですけど、やっぱり見るのに夢中になっちゃいますね。注意は怠らず!です。 -
ミュシャデザインの銀行がスポンサーのステンドグラス。
で、この向かいにあるのが保険会社がスポンサーのステンドグラスで、この銀行も保険会社も現存せず、なんですよね。ん~、こうやって寄進してもご加護があるとは限らないのか…、なんて思ったり。聖ヴィート大聖堂 寺院・教会
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お城の中に入るも、大好きなブラチスラブホールは、撮影するなら50コルナの撮影料が必要に。う~む
ということで、タダで撮れるバルコニーから見下ろすプラハの街を。
「まぶし~。目が細くにゃる~」 -
黄金小路もなかなかのヒト混み。
「水色の壁の家がカフカが借りてたとこにゃ」黄金小路 散歩・街歩き
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黄金小路から出て、お城の東の門の間でトンカントンカンやっていた鉄細工屋さん。
ロウソク立てぐらいなら買えるかなあ…と思ったりもしたんですけど、重そうなので断念。 -
お城からゆるゆる階段をおりていくと、とってもいい景色。マラー・ストラナ地区ですね。
「プラハ城って高いところにあるんだね」 -
てくてく歩いてカレル橋へ。
さすがに暑くなってきた~。 -
お~、なんだかベネチアみたい?
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橋のたもとのお店にはこれまでの洪水被害の写真が。
2002年はブルタバ河は8m増水したそうで、このあたりは1階の天井まで水没か。
あの夏に来ちゃったので、ど~も気になっちゃいます。
洪水から2週間後にプラハに来た時のようすはこちらから↓。
https://4travel.jp/travelogue/11706742 -
本日2度目のカレル橋。
お店も出ていて、そぞろ歩きにぴったり。この時はプラハ城側の一部が修復中で囲われていたので、その分人口密度が高まっていた気も。カレル橋 建造物
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早朝とはまた違うステキなプラハのソラ♪
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午前の観光を終えお昼ごはん。
カレル橋の旧市街側、橋のたもとがすぐの河に張り出した感じのレストラン「Restaurace Kamenný Most」で。 -
前菜のキノコのクリームスープに続いてこちらのメインはターキー=七面鳥のスパイシーな煮込み。やはりビールが進む味って感じですかね。デザートは上にベリーを寒天で固めたものがのったケーキにエスプレッソコーヒー付き。
こちらのお店は現在は閉店してしまったようです。
Smetanovo nábř. 195 -
クレメンティヌムをずんずん抜けて、ヨゼホフへ。
クレメンティヌムって、ガイドブックの地図だと一つの大きな建物に見えちゃうんですけど、いくつも建物が建っていて、間をすり抜けて(?)行けるんですね。へ~ -
出口(?)はプラハ市役所前。
プラハ市役所って、自動でず~っと動いているエレベーターがあるんですよね。乗ってみたい!
こちらも1911年にできたOsvald Polívka設計のアールヌーボー建物ですけど、ツアーじゃ寄らないんだよな~。 -
国立マリオネット劇場の前を通り…
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ヨゼホフ、ユダヤ人街へ。
お、カプロヴァ通りの、鯉のレリーフに囲まれたヒトが付いてる建物だ!
今回のツアーは「プラハを深く知るこだわりの見どころ」ということでユダヤ人街をまわるのがツアーのポイント(たぶん)。 -
とはいうものの、やっぱり目が行くのはアールヌーボー建物♪
ここはちょっとアールデコかな~。
1910年にVáclav VejrychとVojtěch Picklの設計で建てられたもの。2階分の入り口なんてゴーカだなあ。
Žatecká 10 -
訪れたのはスペインシナゴーグや旧新シナゴーグ、ピンカスシナゴーグ、旧ユダヤ人墓地。
スペインシナゴーグはちょっとアルハンブラ宮殿ぽくて、好きかも。ではあったのですが、正直なところ、ちょっと飽きた…。のでした。祭祀の道具コレクションって、信徒でないと猫に小判…でして。
こちらは儀式の家ですね。
U Starého Hřbitova 3A儀式の家 史跡・遺跡
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なので、やっぱり目は途中のアールヌーボー建物へ♪
わあ♪ 手すりの鉄細工がステキ、ステキ。ボウウィンドウも魅惑的。
こちらは、1911年にAntonin Engel設計で建てられています。
?建物をぐるりと囲むボーダーのこの柄は…? -
ジジジジジジジジジ
と聞こえてきそうなセミ、セミ、セミ!
う~む。アールヌーボーは昆虫文様が好きだからなあ。
日本だと全然珍しくないセミも、ヨーロッパだと寒いので南仏ぐらいまでいかないといないんだそうで、人気ものですよね。びっくり! -
入り口の鉄細工の扉もステキ♪ モチーフは壁面と同じかな。いや~、豪華です。
Maiselova 19 -
お隣りの建物は確か「ユダヤ人のための家」だったな~と思い、資料を調べたら裕福なユダヤ人が1910年に建てたもので、設計したのはRichard KlenkaとFrantišek Weyr。
六芒星が付いてたりもするので、ほかのモチーフもユダヤ的な何かなのかなあ。
Maiselova 21 -
旧新シナゴーグのお隣りのこちらは、1907年にFrantišek WeyrとRichard Klenka設計で建てられたもので、地の色と金を多用した装飾が「ユダヤ人の家」に似てるな~と思ったら、同じ設計者でした。
ほほう
Pařížská 17 -
ユダヤ人街の観光を終えて、旧市街広場に戻る途中のパジージュスカー通りは街路樹がわさわさ繁っていて、ちょっと建物が見えづらい通り。むむむ
こちらは、1902年にMatěj Blecha設計で建てられた、シンプルな白一色の装飾が際立つ店舗兼住宅。壁の文言は「過去を知るものは未来により強くなる」といった内容らしい。ふむふむ
下の方が見えにくいので、入り口のタイルがすごいステキだったのを見逃してしまいました…。
Pařížská 5 -
こちらも本日2度目の旧市街広場。
「いいお天気にゃ♪」旧市街広場 広場・公園
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4時の天文時計のからくりを見に。
からくり、というとすんごい期待しちゃうんですけど、上の方の円盤・プラネタリウムの上に見える2つの窓に十二使徒が現れる、というもの。
「飛び出したりしにゃいの?」しませんねえ。天文時計 建造物
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火薬塔&市民会館まで行って、ツアーはいったん解散。
ツアーのみなさんは明日のスメタナホールでのコンサートチケットを買ったりしておりましたが、どうするかな~ととりあえず様子見。市民会館のナイトツアーもあるし。火薬塔 (火薬門) 建造物
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ここまで(?)来たので、黒い聖母の家の2階にあるグランドカフェオリエントへ♪
黒い聖母の家は1912年にJosef Gočár設計で建てられた元百貨店。社会主義時代には事務所などなどに使われていたらしい。 -
お~、ピアノ生演奏付きだ♪
窓際の席はちょっとファミレス風かも。広くていい感じです。 -
頼んだKubistický věnečekという名のケーキは、翻訳ソフトに見せると「キュビズムの花輪」。英語の説明はtraditional little Czech cake。なんだろ~伝統的なケーキって…、と思っていたら菱形のシュークリームというかエクレアでした。
ちなみに、ケーキは32コルナで一緒に頼んだカプチーノは55コルナ。1コルナ7~8円だったので、かなりステキな価格です♪
Ovocný trh 19グランド カフェ オリエント カフェ
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おやつタイムの後に一度ホテルに戻り、ひとっ風呂浴びてから7時過ぎに再出発。
「船に乗って夜ごはんにゃ」 -
船はチェコ橋のたもとから。
チェコ橋もアールヌーボーなんですよね♪ Jan KoulaとJiří Soukupの設計で1908年建設。欄干は蝶のイメージなんですけど、橋の橋脚の松明を持った女性像も見どころです。もう薄暗くてそこまでは見づらいんですけど。チェフーフ橋 建造物
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「クルーズは8時からだよ~」
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夜8時でも残照の時間。ごはんそっちのけで、外を見ていたい!んですけど、まあ、そうもいかず…。
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食事はビュッフェスタイル。テーブルとテーブルの間が狭いので、奥の席に座るとなかなか動けません。
ということで、適当にいろいろとって、同じテーブルのヒトたちでシェアすることに。
お飲み物は別料金だったので、大好きなガス入りミネラルウォーター50コルナを頼みました♪ -
船はチェコ橋から南下。まずは上流に向かいます。
満月がキレイな夜でございました♪ 月の横で光る塔はヴィシェフラドですね。
途中で長く停まっているな~と思ったらブルタバ河って段差があるんだ~。ちょっとびっくり
ガイドブックだと「子供の島」、グーグルマップだと「ジェツキー島」の西側に閘門があるんですね。へ~ -
当時のデジカメではなかなか夜景がボケずにキレイに撮れなかったので、何撮ったんだかな~とわからなくなってるんですけど、これはカンパ博物館のところに立ってる「Yellow Penguins」だ!
グーグルマップにも載ってるんですけど、当時からあったんですね。いや~、忘れてた! -
ごはん後には「サンデッキ」へ。夜風が気持ちよかった~♪
これは橋の下かな。長時間露出っぽい写真になってますね。いや~、偶然の産物だ。 -
ヴィシェフラドの先あたりで折り返す片道2.5Kmぐらいの船旅。
10時半には船を降り、ちょこっとだけ夜のプラハの街をドライブ。といっても、旧市街にはバスが入れないのであまり夜景を楽しむ♪にはならないんですけどね。
11時にホテル着。長い一日だった~。
(-_-)zzz
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旅行記グループ しるくんとチェコでアールヌーボー探しのタビ 2008夏
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